リリース ノート

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リリース ノートとサポート対象のコンフィグレーション

BEA AquaLogic Data Services Platform、バージョン 2.5

最新版 : 2006 年 11 月 13 日

 


BEA AquaLogic Data Services Platform について

AquaLogic Data Services Platform™ は、リレーショナル データベース、Web サービス、Java 関数、XML ファイル、文字区切り形式ファイル、およびその他のタイプの異種データの情報への読み取りおよび書き込みのアクセスを提供します。

アプリケーション開発者は、一度開発すれば、AquaLogic Data Services Platform Mediator API、JDBC、SQL、または AquaLogic Data Services Platform コントロールなどのアクセス技術を使用して、企業の統合された更新可能なデータへのアクセスをアプリケーションに提供する手段として、AquaLogic Data Services Platform 関数を呼び出すことができます。

メタデータ、セキュリティ、およびキャッシュ管理機能は Data Services Platform Console (ldconsole) から利用できます。

注意 : AquaLogic Data Services Platform の旧製品名は Liquid Data for WebLogic® です。 製品、パス、およびその他のアーティファクトには、元の名前が残っているものもあります。

改訂ポリシー

リリース ノートは次のリリースまでに改訂されることがあります。 最新版は常に以下の URL に掲載されます。

http://edocs.bea.com/aldsp/docs25/relnotes/index.html

以降のリリースで変更または追加された項目については、その旨が記載されます。

このドキュメントの内容は以下のとおりです。

 


AquaLogic Data Services Platform 2.5 の新機能

AquaLogic Data Services Platform バージョン 2.5 では多数の新機能が追加されています。表 1 に、さまざまな新機能を示します。

表 1 AquaLogic Data Services Platform バージョン 2.5 の新機能と改良点
機能
詳細
AquaLogic Service Bus との統合
AquaLogic Service Bus のユーザが AquaLogic Data Services Platform を活用して、データベースの読み取り/書き込みや他のデータ ソースへの接続を行えるように、統合機能が提供されている。 次のような機能がある。
  • カスタムの AquaLogic Service Bus 転送がデータ サービスを直接呼び出せる。
  • RMI を使用してデータ サービスを呼び出せる (したがって、Web サービス通信の問題が回避される)。
  • サービス間の通信中にセキュリティ コンテキストを保持する。
9.2 クライアントのサポート
以下の 2 つの領域で WebLogic 9.2 クライアントのサポートが追加された。
  • Workshop コントロール
  • Mediator API
Excel アドイン
オンデマンド クエリ サービスを提供しており、中程度のサイズのデータ セットに対する Excel レポート機能が含まれている。 特に次のような機能がある。
  • AquaLogic Data Services Platform で生成された Web サービスを Microsoft Excel 内で呼び出す機能。
  • データ サービスのデータの後処理。
  • Web サービスの呼び出しの保護。
  • レポート更新のスケジューリング機能。
JDBC ドライバの拡張
AquaLogic Data Services Platform JDBC ドライバおよび関連するツールが強化された。 具体的には以下のとおり。
  • ドライバは 3.0 JDBC 仕様に完全に準拠している。
  • SQL-92 構文が完全にサポートされている。
  • 大きな結果セットに対して、JDBC ドライバを介したデータ ストリーミングが完全にサポートされている。
  • Crystal Reports、BusinessObjects、Hyperion などの主要なレポート ツールの最新バージョンが正常にテストされた。
SQL をサポートするツールの拡張
主に次の 2 つの領域で、SQL のサポートを強化するためにいくつかのツール機能の拡張が行われた。
  • データ サービスを介した SQL へのアクセス。
  • SQL レポート ツールがデータ サービスの管理下にある情報により効果的にアクセスできるようにする。
次のような新機能がある。
  • データ サービスを JDBC アーティファクトとして発行する機能。リファクタリングのサポートあり。
  • 生成された SQL 文の置換を作成する機能。 この機能によって、管理者は、データ ベース ヒントの提供などの特定の目的で、生成された SQL を後で編集することができる。
  • XQuery と SQL の両方をサポートするスタンドアロンのクエリ プラン ビューア。
JDBC メタデータ アクセス制御
AquaLogic Data Services Platform Console を使用して、以下のもののメタデータを保護できる。
  • SQL オブジェクト。JDBC ドライバから認識できないようにすることができる。
  • データの隠蔽。フィールドは認識できるが、許可のないユーザに対してデータが隠される。

 


サポート対象のコンフィグレーション

WebLogic Workshop アプリケーションと同様に、AquaLogic Data Services Platform は通常、サポートされるサーバと同じプラットフォーム、オペレーティング システム、プロセッサ アーキテクチャ、SDK、および RDBMS システムをサポートします。「WebLogic Server およびクライアントのサポート」を参照してください。

注意 : 他のオペレーティング システム、SQL データベース、JDBC ドライバ、および Web サービスに関するリリース後のテストの詳細については、以下の『リリース ノート』のオンライン版を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/aldsp/docs25/relnotes/relnotes.html
注意 : 最小 RAM 推奨容量は、1 つの WebLogic Server インスタンスで AquaLogic Data Services Platform を実行する場合に適用されます。 2 つ以上の WebLogic Server インスタンスまたは AquaLogic Data Services Platform を実行する場合、さらにメモリが必要になる場合があります。 システムによってはディスク スペースを仮想 RAM として使用します。 仮想 RAM での実行パフォーマンスは、物理的な RAM より大幅に低下する場合があります。

この節では、以下の略語を使用します。

表 2 テストに関する分類
分類
意味
テスト済み
テスト済み。
サポート対象
特にテストは行われていないが、動作する。
NS
サポートされていない。

WebLogic Server およびクライアントのサポート

開発には、サポートされているバージョンの WebLogic Platform 8.1 が必要です。 次の表 (表 3) に、WebLogic Server およびクライアントのサポートの詳細を示します。

表 3 AquaLogic Data Services Platform 2.5 の WebLogic Platform およびクライアントのサポート
コンポーネント
プラットフォーム
JDK
テストのステータス
Platform Server
WebLogic 8.1 SP4
Java HotSpot VM 1.4
サポート対象
 
JRockit 1.4
サポート対象
 
WebLogic 8.1 SP5
Java HotSpot VM 1.4
テスト済み
 
JRockit 1.4
テスト済み
 
Weblogic 8.1 SP6
Java HotSpot VM 1.4
テスト済み (10/2006)
 
JRockit 1.4
テスト済み (10/2006)
 
WebLogic 9.x
Java HotSpot VM 1.5
NS
 
Jrockit R26.0.0
NS
クライアント
WebLogic 8.1 SP4
Sun JDK 1.4
サポート対象
 
JRockit 1.4
サポート対象
 
WebLogic 8.1 SP5
Sun JDK 1.4
テスト済み
 
JRockit 1.4
テスト済み
 
Weblogic 8.1 SP6
Java HotSpot VM 1.4
テスト済み (10/2006)
 
JRockit 1.4
テスト済み (10/2006)
 
WebLogic 9.x
Sun HotSpot VM 1.5
テスト済み
 
JRockit R26.0.0
テスト済み

サポートされるオペレーティング システムおよびハードウェア

以下の (Table 4) に、このリリースでサポートされるオペレーティング システムおよびハードウェアを示します。 テストのステータスは、いつテストが行われたかを示します。 テスト基準は、表 2 に定義されています。

太字で表示されたプラットフォームおよびバージョン (PDFページ上ではグレーの背景) は、設計時 (WebLogic Workshop IDE を使用したデータ サービス開発) と実行時の両方をサポートします。 それ以外のプラットフォームとバージョンは、実行時のみサポートします。

ここにないプラットフォームはサポートされません。

表 4 AquaLogic Data Services Platform で提供されるプラットフォームおよびバージョンのサポート
オペレーティング システム
プラットフォーム
バージョン
ハードウェア
テストのステータス
Microsoft Windows
Windows Server 2000
2000, 2003
x86
テスト済み
 
Windows XP
XP
x86
テスト済み
UNIX
HP-UX
HP-UX 11i
PA-RISC
テスト済み
 
Sun Solaris
8, 9, 10
SPARC64
テスト済み
   
10
x86
テスト済み (10/2006)
 
IBM AIX
5.2, 5.3
pSeries
テスト済み (10/2006)
Linux
Red Hat Enterprise Linux
3.0, 4.0
x86
テスト済み
   
4.0
EM64T, AMD64 (32-bit JVM)
テスト済み
 
Novell SuSE Linux Enterprise Server
9
x86, EM64T, AMD64 (32-bit JVM)
テスト済み (10/2006)

リレーショナル データベース管理システムのサポート

通常、スレッドセーフでトランザクションに対応し、JDBC を介してアクセス可能なリレーショナル データベース管理システム (RDBMS) であれば、AquaLogic Data Services Platform で利用できます。

A カラム

表 5 に示すように、ベンダ固有のレベルのサポートがいくつか用意されています。

表 5 RDBMS サポートのベンダ固有のレベル
サポート レベル
説明
拡張
特定のデータベース バージョンがテスト済みで、AquaLogic Data Services Platform との互換性が確認されている。 拡張サポートは、ストアド プロシージャと一部のデータベース関数がサポートされていることを意味する。 ベンダとバージョンのサポートの詳細については、表 6 を参照。
テスト済み
特定のデータベース バージョンがテスト済みで、AquaLogic Data Services Platform との互換性が確認されている。 一部の処理はデータベース レベルにプッシュダウンされる場合がある。 テスト済みサポートは、Informix、MySQL、Microsoft Access などのベンダに提供される。
一般
特定のデータベース バージョンはテストされていないが、データベースが JDBC 標準をサポートしている場合、基本的な SQL の読み取り/書き込みの呼び出しは動作する。 一般サポートは「基本サポート」と呼ばれる場合もある。

AquaLogic Data Services Platform 2.5 でテストされたデータベースを 表 6 に示します。 特定の DBMS システム以降のバージョンでは同レベルのサポートができるはずですが、このことが検証されているわけではありません。

表 6 AquaLogic Data Services Platform 2.5 における RDBMS のサポート
データベース
バージョン
RDBMS Support Level
テスト
サポートの有無
ベンダの
キャッシング
サポート
Oracle
10g
9i
8.1.7
RAC
EXTENDED
EXTENDED
EXTENDED
EXTENDED
実施済
実施済
実施済
未実施
あり
あり
あり
あり
あり
IBM DB2
8.1
EXTENDED
実施済
実施済
あり
Sybase
12.5.2 以前
12.5.2 以降
EXTENDED
EXTENDED
実施済
実施済
実施済
実施済
あり
Microsoft SQL Server
SQL Server 7
2000
SQL Server 2005
EXTENDED
EXTENDED
EXTENDED
未実施
実施済
未実施
あり
あり
あり
あり
Informix
IDS with Universal Data Option (9.2 以降)
IDS 9.3
IDS 9.4
GENERIC

GENERIC
GENERIC


未実施
実施済
未実施


あり
あり
あり
なし
Teradata
V2r4.1.3、
v2r5.1.x
v2r6.0
GENERIC
GENERIC
GENERIC
   
なし
MS Access
2000
GENERIC
実施済
あり
なし
MySQL
4.1.14
5
GENERIC
GENERIC
実施済
実施済
あり
あり
なし
他の DBMS システム
全バージョン
GENERIC
未実施
なし
なし
PointBase
4.41
EXTENDED
実施済
あり1
なし

1PointBase Server は、評価のみを目的として WebLogic Platform 8.1 配布キットに含まれている all-Java の DBMS 製品。カスタム トライアル アプリケーション、または WebLogic Platform に含まれているサンプル アプリケーションの形で提供されている。 PointBase Server を評価以外の開発やその他の目的で使用する場合は、別の PointBase Server ライセンスを DataMirror から直接取得する必要がある。 AquaLogic Data Services Platform は、プロダクション サーバ デプロイメントでは PointBase をサポートしていない。

サポートされるデータベースと JDBC ドライバの一覧

次の表 (表 7) では、さまざまな JDBC ドライバを使用して各種のデータベースに対して AquaLogic Data Services Platform をテストした結果を示します。 BEA ドライバとネイティブ ドライバの両方とも、XA モードと非 XA モードでテストされました。 確認された制限事項は「コメント」列に CR 番号として記載されています。

表 7 AquaLogic Data Services Platform でサポートされるデータベースと JDBC ドライバの一覧
データベース
JDBC ドライバのタイプ
データ ソースのタイプ
コメント
Oracle
BEA 非 XA
テーブル
CR199675
   
ストアド プロシージャ
CR202963 CR212515
 
BEA XA
テーブル
CR199675
   
ストアド プロシージャ
CR202963 CR212515
 
Oracle 非 XA
テーブル
CR265965
   
ストアド プロシージャ
CR212515 CR202962
 
Oracle XA
テーブル
 
IBM DB2
BEA 非 XA
テーブル
 
   
ストアド プロシージャ
CR227440
 
BEA XA
テーブル
 
   
ストアド プロシージャ
CR227440
 
DB2 非 XA
テーブル
 
   
ストアド プロシージャ
CR227440
 
DB2 XA
テーブル
CR227486
   
ストアド プロシージャ
CR227440
Sybase
BEA 非 XA
テーブル
 
   
ストアド プロシージャ
 
 
BEA XA
テーブル
 
   
ストアド プロシージャ
 
 
Sybase 非 XA
テーブル
CR223429
   
ストアド プロシージャ
 
 
Sybase XA
テーブル
CR223429
   
ストアド プロシージャ
 
Informix
BEA 非 XA
テーブル
CR211701
   
ストアド プロシージャ
サポートされていない
 
BEA XA
テーブル
 
   
ストアド プロシージャ
サポートされていない
 
ネイティブ非 XA
テーブル
CR223486 CR226171
   
ストアド プロシージャ
サポートされていない
 
ネイティブ XA
テーブル
 
   
ストアド プロシージャ
サポートされていない
MS-SQL Server
BEA XA
テーブル
 
   
ストアド プロシージャ
 
 
MS-SQL Server 非 XA
テーブル
CR214730
   
ストアド プロシージャ
CR202041
 
MS-SQL Server XA
テーブル
 
   
ストアド プロシージャ
 

上記の CR 番号に関する詳細については、「製品の制限事項と回避策」を参照してください。

レポート ツールに対応する AquaLogic Data Services Platform JDBC ドライバのコンフィグレーション

次の表 (表 8) では、サポートされるレポート アプリケーションに対応する AquaLogic Data Services Platform JDBC ドライバのコンフィグレーションに関する一覧を示します。

注意 : レポート ツールが JDBC 接続をサポートしている場合は、AquaLogic Data Services Platform JDBC ドライバを使用してください。
表 8 AquaLogic Data Services Platform JDBC ドライバでサポートされるレポート アプリケーションに必要な接続ソフトウェアの一覧
アプリケーションおよびバージョン
JDBC ネイティブ
OpenLink ODBC/JDBC Lite ブリッジ
Crystal Reports XI
テスト済み
 
Business Objects XI、Release 2
 
テスト済み
Hyperion BI 9+、Interactive Reporting
 
テスト済み
MS Access 2000
 
テスト済み
MS Excel
 
テスト済み

サポートされる Web サービス標準

次の表 (表 9) では、AquaLogic Data Services Platform 2.5 でサポートされる Web サービス標準を示します。

表 9 サポートされる Web サービス標準
Web サービス標準
バージョン
SOAP
1.1
WSDL
1.1
JAX-RPC
1.0

 


製品の制限事項と回避策

この節には、現在の BEA AquaLogic Data Services Platform 2.5 リリースに関連した、発生する可能性のある確認済みの制限事項の一覧表 (表 10) があります。 制限事項に関する情報としては、各問題の CR (変更要求) 番号、該当するプラットフォーム、問題の詳細、回避策 (ある場合) などがあります。

この一般リリース後の利用可能性リストに付加された制限事項は、日付と CR 番号で特定されます。

解決されていない問題を追跡する場合は、


http://support.bea.com

上記の BEA カスタマ サポートにお問い合せください。

表 10 確認済みの製品の制限事項と可能性のある回避策
トピック
詳細
CR294861
(2006年 10月 22日)
LONG_RAW より前にタイムゾーンを指定したタイムスタンプが取得された場合、例外が発生する。
プラットフォーム
Oracle を使用するすべてのプラットフォーム。
説明
Oracle 使用時に、タイムゾーンを指定したタイムスタンプが LONG_RAW "... Stream has already been closed" の前に取得されると、例外が発生する。 これは、blob と clob の前に取得された LONG_RAW を Oracle が処理する方法と一致している。
回避策
Oracle 使用時には、タイムゾーンを指定したタイムスタンプと LONG_RAW の取得順を逆にする。
CR293244
(2006年 9月 30日)
AquaLogic Data Services Platform JDBC ドライバを介して単一パラメータが含まれる SQL クエリーを実行すると、"wrong parameter type" が発生する。
プラットフォーム
すべて。
説明
SQL クエリーを実行すると、唯一のパラメータが含まれるパラメータ リストが正常なパラメータに代わってテーブル パラメータとして処理され、例外が返される。
回避策
単一行にパラメータ値を持つ SQL テーブルを生成し、このテーブルをクエリに渡す。 テーブル パラメータおよび TableParameter クラス オブジェクトの作成の詳細については、『アプリケーション開発者ガイド』の「SQL を使用したデータ サービスへのアクセス」の章の「テーブル パラメータサポート」を参照。
CR292297
同じ戻り値の型を持つ 2 つ以上のプロシージャを既存のデータ サービスにインポートすると、正常に処理されない可能性がある。
プラットフォーム
すべて。
説明
2 つ以上のプロシージャが同じ戻り値の型を持つ場合、複数のデータ サービス プロシージャをインポートすると例外が発生する可能性がある。
回避策
同じ戻り値の型を持つプロシージャは別々のインポート操作を使用してインポートする。
CR292585
AquaLogic Data Services Platform から生成された WSDL を AquaLogic Service Registry にパブリッシュする場合に、同じ WSDL に対する複数のエントリが出現することがある。
同様に、Excel アドインを通じて AquaLogic Service Registry から Web サービスをコンフィグレーションする場合に、同じ WSDL に対する複数のエントリが表示されることがある。
プラットフォーム
すべて。
説明
JWS の生成時に、デフォルトで、form-get および form-post フラグが True に設定される。 この設定およびソース ディレクティブがないこと (CR268183) が原因で、複数のエントリが表示される。
回避策
WebLogic Workshop のプロパティ エディタを使用して、form-get および form-post フラグを False に設定する。 次に、Excel アドインを使用して WSDL を生成する場合は、JWS ソース ファイルのコメントの冒頭で、次のエントリを最初に置く。
* @editor-info:link autogen-style="stateless" source="<jcxfilename>.jcx" autogen="true"
CR286359
Oracle データベースでメタデータをインポートまたは同期化するときに、フロート要素のネイティブの幅が不適切に計算される可能性がある。
プラットフォーム
BEA Oracle JDBC ドライバを使用するすべてのプラットフォーム。
説明
Oracle データ ソースでメタデータをインポートまたは同期するときに、フロート要素の幅が不適切に (6 または 9 の代わりに 15 で) 表示される可能性がある。 この問題は WebLogic JDBC Oracle ドライバ (バージョン 3.0.5.0) を使用する場合に確認された。
回避策
Oracle のネイティブ JDBC ドライバ (Oracle.jdbc.driver.OracleDriver) を使用したメタデータの同期化ではこの問題は見られなかった。 したがって、ネイティブのフロート要素の幅が問題となる場合は、Oracle JDBC ドライバを使用する。
CR292429
マルチバイト文字セット (日本語など) を使用している場合に AquaLogic Service Bus Console で DSP 転送を操作すると、編集フィールドに予期しない文字が表示される可能性がある。
プラットフォーム
すべて。
説明
AquaLogic Service Bus Console と DSP 転送コンフィグレーションを一緒に使用するときに、[要求エンコーディング] フィールドまたは [応答エンコーディング] フィールドが utf-8 (デフォルト値) に設定されている場合、マルチバイト文字を使用すると予期しない文字が表示される可能性がある。
回避策
DSP 転送ビジネス サービス コンフィグレーションのフィールドを編集する場合、要求エンコーディングまたは応答エンコーディングがデフォルト (utf-8) 以外の値だった場合は、コンフィグレーションを保存する前に設定を正しい値にリセットする必要がある。
CR288104
Java Web サービスを介して、9.2 レベルのデータ サービス コントロール経由で AquaLogic Data Services Platform 関数にアクセスすると、関数が正常に実行されない場合がある。
プラットフォーム
すべて。
説明
この問題は、WebLogic 8.1 と Weblogic 9.2 では Web サービス テンプレートの生成方法に違いがあることが原因で発生する可能性がある。WebLogic Server 9.2 テスト ブラウザによって生成されるテンプレートは、完全修飾スキーマを想定しているため、スキーマのすべての要素にネームスペースのプレフィックスを追加する。 詳細については、「CR288104 の詳細」を参照。
一方、WebLogic 8.1 レベルのデータ サービスに関連付けられたスキーマでは elementFormDefault が設定されていないため、デフォルトでは完全修飾されない。 しかし、WebLogic 9.2 Web サービスは完全修飾の xml フラグメントを送信するため、WebLogic 8.1 下で動作する AquaLogic Data Services Platform サーバにスキーマが渡されるとエラーが発生する。
回避策
WebLogic 9.2 レベルの Web サービスを扱う場合は、WebLogic 8.1 テスト ブラウザによって生成されたテンプレートを、WebLogic 9.2 テスト ブラウザで生成されたテンプレートで置き換える。 または、生成されたコードを編集して、AquaLogic Data Services Platform のコントロール メソッドに渡す前にメソッド内に XMLBean 値が含まれるようにすることもできる。
CR292257
メタデータのインポート中、ストアド プロシージャをデータ サービスにマップするときに、重複した名前が許容される。
プラットフォーム
すべて。
説明
SQL ネーム マッピング ユーザ インタフェースで、同じスキーマにおいて同じ名前の複数のストアド プロシージャをコンフィグレーションできるようになっている可能性がある。 しかし、同じ名前の複数のストアド プロシージャをコンフィグレーションした場合、JDBC メタデータ API で JDBC を介したプロシージャを実行すると、予期しない結果が発生する。
回避策
[SQL 使用のためのデータ サービスのパブリッシュ] ウィザードで、名前が重複しないように、ストアド プロシージャの名前を手動で変更する。
CR269337
Workshop アプリケーションにおける未検出のクラス名の衝突が原因でコンパイル エラーが発生する可能性がある。
プラットフォーム
すべて。
説明
この問題は、AquaLogic Data Services Platform を使用して、スキーマ ファイルを SDO にコンパイルするときに発生する可能性がある。 要素または属性が SDO の予約メソッド (「getSequence( )」など) と同じ名前 (「sequence」など) である場合、SDO は XMLBean Java コード ジェネレータを介して、たとえば「getSequence2」などを生成し、メソッドをユニークにしようとする。
そのような名前の衝突の原因となり得る SDO キーワードのリストは次のとおり。
  • getBoolean, getByte, getChar, getDouble, getFloat, getInt, getLong, getShort, getBytes, getBigDecimal, getBigInteger, getDataObject, getDate, getString, getList, getSequence
  • setBoolean, setByte, setChar, setDouble, setFloat, setInt, setLong, setShort, setBytes, setBigDecimal, setBigInteger, setDataObject, setDate, setString, setList, setSequence
回避策
ユニークでない名前を使用するには、次の手順に従う。
  • sdo.xsdconfig のコピーをスキーマ プロジェクトに追加する。
  • Java ファイルで、たとえば addrLine.setSequence2(1); などで、ユニークでない名前になるようにエントリを修正する。
CR291781
同じポートでホストされているすべての Web サービスに関して、Excel アドインは最初に HTTP 基本認証ログイン資格を再利用しようとする。
プラットフォーム
すべて。
説明
1 つの Excel ワークシートで複数の Web サービスがコンフィグレーションされていて、これらの Web サービスが同じホスト マシンとポート番号によってホストされている場合、Excel アドインは最初に、これらのサービスの以前に受け付けたユーザ名/パスワードを再利用しようとする。
ユーザ名/パスワードが特定の Web サービスで有効でない場合は、ログイン ダイアログが表示される。 同じ Excel セッション中の以降の Web サービス呼び出しでは、各サービスの正しいログイン情報が使用される。
回避策
Web サービス呼び出しを最初に誤った資格で認証することが望ましくない場合でない限り、対策は必要ない。
Web サービスが異なる資格を必要とする場合は、Web サービスを別々のサーバでグループ化する。または、Web サービスが同じホスト/ポートによってホストされていて、別々の資格を必要とする場合は、各 Web サービスを別々の Excel ワークシート上で使用する。
CR291062
AquaLogic Data Services Platform と AquaLogic Services Bus を一緒に使用している場合、着信転送で「dsp」がサポートされない。
プラットフォーム
すべて。
説明
AquaLogic Service Bus でプロキシ サービスを作成するときに dsp 型を選択すると、null ポインタ例外が発生する。これは、この種の処理で使用できる転送の種類のリストに、データ サービス オプションが誤って表示されることが原因である。
回避策
AquaLogic Service Bus でプロキシ サービスを作成するときに、使用可能なオプションから dsp 型を選択しない。
CR290239
いくつかの基底の WSDL 要素定義の属性と属性定義の属性が、AquaLogic Data Services Platform の Excel アドインで現在サポートされていない。
プラットフォーム
すべて。
説明
以下の要素定義の属性は現在サポートされていない。
  • substitutionGroup
  • default
  • fixed
  • form
  • abstract
  • block
  • final
以下の属性定義の属性は現在サポートされていない。
  • default
  • fixed
  • form
  • abstract
  • block
  • final
回避策
上記の定義属性を含む WSDL は想定どおりに機能しない可能性がある。 問題が発生した場合は、WSDL からこれらの定義属性を削除する。
CR290041
データ サービス ファイルのサイズが大きくてコンパイルが遅くなる場合は、ソースの編集時に、応答時間を改善するために compiler.delay フラグを調整する必要があることがある。
ソース編集中の連続したキー ストロークは 1 つのコンパイル イベントにまとめられる。 ファイルのコンパイルが遅い場合は、コンパイル用のキー ストロークをまとめるために時間ウィンドウを調整する必要があることがある。
プラットフォーム
すべて。
説明
ソース ビューで大きなファイルを編集する場合、コンパイル中に編集を行うと複数のコンパイルが行われる可能性がある。
回避策
compiler.delay 環境変数 (ミリ秒単位) を調整して、編集を行っている場合のコンパイルの間隔を大きくする。 このプロパティは workshop.cfg ファイルで「-D」パラメータとして指定する。
CR285121
WebLogic 9.2 でデータ サービス コントロールを作成する場合、サーバ ビューのエディタが同時に開いていると、ときどきエラーが発生する可能性がある。
プラットフォーム
すべて。
説明
WebLogic 9.2 でデータ サービス コントロールを生成または編集するときは、サーバ ビューのエディタを開かないことを推奨。
回避策
データ サービス コントロールを生成または編集しているときに JWS をテストする必要がある場合は、右クリック メニューで、
実行|サーバーで実行
オプションを使用する。 このオプションによってユーザ コンポーネントがデプロイまたはアンデプロイされる。
まれではあるが、コントロールのアンデプロイが失敗した場合は、Web ベースの WebLogic 管理コンソールにアクセスして、そこから必要な操作を行う。
前述のエディタがすでに開いていて、データ サービス コントロールを編集または生成する場合は、最初にエディタを閉じてから、WebLogic Workshop を再起動する。
CR284995
基底のスキーマで targetNamespace が定義されていない場合に、データ サービスから WSDL をパブリッシュするときの例外。
プラットフォーム
すべて。
説明
有効なデータ サービスから WSDL ファイルを生成しようとしたときに、ネームスペースが存在しない場合はプレフィックスをマップできないことを示す例外が発生することがある。
これは、データ サービスが依存している 1 つまたは複数のスキーマで targetNamespace が定義されていないことが原因である。
回避策
データ サービスの基底のすべてのスキーマで正しい targetNnamespace が定義されていることを確認する。
CR284834
Informix のデータにアクセスする場合、可能であれば Informix ネイティブ JDBC ドライバを使用する。
プラットフォーム
Informix データベース システムを使用するすべてのプラットフォーム。
説明
AquaLogic Data Services Platform 経由でデータにアクセスする場合、WebLogic Informix JDBC ドライバはネイティブ Informix JDBC ドライバよりもパフォーマンスが低い。
回避策
必要な回避策はないが、Informix データで最適なパフォーマンスを得るには、ネイティブ JDBC ドライバを使用する。
CR284534
WebLogic 9.2 でデータ サービス コントロールを使用する場合の不明な例外。
プラットフォーム
すべて。
説明
WebLogic 9.2 でデータ サービス コントロールを使用するときに、AquaLogic Data Services Platform の最上位レベルに置かれている必要のある wls90interop.jar が正しく使用されない場合、実行時エラーが発生する可能性がある。 次のような例外が表示される。
weblogic.rjvm.PeerGoneException: ; nested exception is: java.io.EOFException
回避策
このような例外が発生した場合は、ALDSP 2.x サーバ ログを確認する。 次のようなエラーがある場合、
java.io.InvalidClassException: javax.xml.namespace.QName; local class
incompatible: stream classdesc serialVersionUID = 4418622981026545151, local class serial VersionUID = -9120448754896609940
このエラーの原因はおそらく、ALDSP 2.x サーバのクラスパスに wls90interop.jar ファイルがないことである。
CR279492
実行時に Web サービスに基づいたデータ サービスを使用する場合、form または elementFormDefault が一致しないと、検証エラーが発生する可能性がある。 この問題は、「Form」属性の再定義がサポートされていないことが原因で発生する。
プラットフォーム
すべて。
説明
設計時に次のいずれかに該当する場合は、
  • 主要なスキーマの elementFormDefault 属性がインポートまたはインクルードされるスキーマの elementFormDefault 属性に一致していない。
  • 要素の form 属性が主要なスキーマの elementFormDefault 要素に一致していない。
実行時に、Web サービス ベースのデータ サービスにアクセスするときに検証エラーが発生する。
回避策
コンパイルの前に、主要なスキーマとインポートまたはインクルードされるスキーマの elementFormDefault を一致させる。 また、要素の form 属性を主要なスキーマの elementFormDefault に一致させる。
CR288384
AquaLogic Data Services Platform Administration Console のデータ系統機能には、Linux および UNIX 環境で X11 グラフィカル環境が必要。
プラットフォーム
UNIX および Linux。
説明
次のようなエラーが、
"java.lang.NoClassDefFoundError: sun/awt/X11GraphicsEnvironment"
AquaLogic Data Services Platform Administration Console のデータ系統機能にアクセスするときに、発生することがある。 この状況は、AquaLogic Data Services Platform Administration Console をホストする管理サーバが Linux または UNIX ホスト上で実行されていて、次のいずれかの条件 (完全なリストではない) に該当する場合に発生する。
  1. ヘッドレス環境を使用している場合 (たとえば、モニタまたは X サーバのない場合)。
  2. モニタはあるが、管理サーバを実行するユーザがモニタからログインするユーザと同じでないため、デフォルト表示への表示パーミッションがない場合 (:0.0)。
回避策
この問題を解決するには、headless プロパティを true に設定する。
-Djava.awt.headless=true
この行は、WebLogic Server 起動スクリプト (startWeblogic.sh) 内のサーバを起動するスクリプト部分で指定する。
CR283262
MS Excel と EasySoft または OpenLink を一緒に使用する場合、SQL に条件を追加できない。
プラットフォーム
すべて。
説明
Microsoft Query で [抽出条件の追加] ウィンドウを使用してクエリ条件を追加すると ([条件|抽出条件の追加])、AquaLogic Data Services Platform データ ソースにアクセスするときにエラー メッセージが送出される。
回避策
この問題を回避するには、次の手順に従う。
  1. [Microsoft Query] ウィンドウで、[レコード] メニュー オプションを選択する。 [クエリの自動実行] オプションがチェックされている場合は、このオプションのチェックをはずす。
  2. [表示条件] をクリックする。 これで [条件] ウィンドウがクエリ ウィンドウに追加され、適当な条件を入力できる。
  3. 追加した条件でクエリを実行するには、[レコードクエリの実行] をクリックする。
CR270188
WLS Administration Console を使用して、AquaLogic Data Services Platform Console にアクセスするためのセキュリティ ポリシーを定義できない。
説明
AquaLogic Data Services Platform Console (ldconsole.ear) に対するセキュリティ ポリシーを WebLogic Administration Console で定義した場合は、Administrator ロールのユーザのみが AquaLogic Data Services Platform Console にアクセスおよびログインできる。 他の読み取り専用ロール (Operator、Monitor、Deployer) は AquaLogic Data Services Platform Console にアクセスできず、代わりに次のエラーが返される。

Authentication Denied
The username or password has been refused by WebLogic Server.

プラットフォーム
すべて。
回避策
デフォルトでは、ldconsole は管理者グループにのみアクセスを許可している。 セキュリティ ポリシーを定義した場合にのみ、定義されたセキュリティ ポリシーに基づいて他のユーザが許可される。
この操作は次のような手順で行うことができる。
  1. 管理者の資格を使用して WLS コンソールにログインする。
  2. 新しいユーザ (JACK_BLACK など) を作成する
  3. そのユーザを Monitors グループに割り当てる。
  4. WLS コンソールからログアウトする。
  5. ldconsole に Admin ロールでログインする。
  6. AquaLogic Data Services Platform メタデータ ブラウザでセキュリティ設定を編集して、「Monitors」グループのユーザに読み取りアクセスを許可するセキュリティ ポリシーを追加する。
  7. JACK_BLACK ユーザ資格を使用して ldconsole にログインする。
CR233032
ある条件下で、データ サービス プロジェクトのデプロイメントが次のようなエラーで失敗する。

Deployment failed, Last Message from the server ...

説明
ある条件下で、AquaLogic Data Services Platform に対応したアプリケーションをデプロイするときに weblogic-application.xml が破損する可能性があり、その結果、AquaLogic Data Services Platform のデプロイメント エラーが発生する。
プラットフォーム
すべて。
回避策
次の場所にソフトウェア パッチが用意されている。
<weblogic_home>/liquiddata/platform_patches/81SP4/CR233032
または、プロジェクトをビルドする前にクリーンアップ処理を実行すると、以下のファイルは自動的に修復される。

weblogic-application.xml

CR267820
メタデータ同期化の更新プレビューで「Problem in parsing XML fragment」エラーが表示される。
説明
プロジェクトに XMLBean を参照する Java 関数シグネチャが含まれている場合、メタデータの更新を行うときに誤った結果が報告される可能性がある。
プラットフォーム
すべて。
回避策
最後にプロジェクトをビルドしたときに作成されたアプリケーションのライブラリ フォルダにある <project.jar> ファイルを削除する。 その後、同期化と再ビルドを行う。
CR264597
MS-SQL が関与する文字列比較演算で、比較演算が MS-SQL によって計算されるときに、誤った結果が返される場合がある。
説明
CR264597 の詳細」を参照。
プラットフォーム
すべて。
回避策
CR264597 の詳細」を参照。
CR253530
AquaLogic Data Services Platform プロジェクトを Workshop にインポートするときに、[アプリケーション ディレクトリにコピーする] オプションが選択されていない場合、まだアプリケーション内に配置されていないプロジェクトをインポートすると、「resource not found」エラーが発生する。
説明
AquaLogic Data Services Platform では、プロジェクトはアプリケーション フォルダに含まれている必要がある。 Workshop の [アプリケーション ディレクトリにコピーする] オプションが選択されている場合、この点は自動的に処理される。
プラットフォーム
すべて。
回避策
AquaLogic Data Services Platform Console プロジェクトをインポートするときに [アプリケーション ディレクトリにコピーする] オプションを選択する。
CR204243
xs:integer または xs:long から xs:decimal にキャストした場合、生成される値が正しくないことがある。
説明
上記のとおり。
プラットフォーム
すべて。
回避策
不正な結果の可能性を回避するには、xs:integer リテラルの代わりに文字列リテラルを使用する。 たとえば、次のような場合は、
xs:decimal( 9223372036854775807 )
代わりに次のようにする。
xs:decimal( "9223372036854775807" )
CR260587
クライアントの DiffGram で要素の順序が変更されていて、検証オプションが有効である場合、SDO の更新処理中に例外が発生する可能性がある。
説明
DiffGram 内の要素の順序は変わることがあり、その結果 DataGraph の検証が失敗する可能性がある。
プラットフォーム
ADO.NET クライアントを使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
可能な場合は、この処理に対する検証を無効にする。
CR268183
AquaLogic Data Services Platform コントロールで生成された JWS ファイルを編集しているときに、Workshop によって必要な行が削除される。
説明
AquaLogic Data Services Platform コントロールを作成した後で、生成された JWS ファイルを編集する必要がある場合がある。 たとえば、Web サービス セキュリティを有効にする場合は、Web サービス セキュリティ ファイルを指定する JWS プロパティを変更する必要がある。
Workshop で JWS を編集するときに、次のように始まる行がある場合、
* @editor-info:link autogen-style ...
その行は自動的に削除される。 ADO.NET に対応する WSDL ファイルを生成するには、この行が必要となる。

注意 : この問題は Excel アドインにも影響を与える。

プラットフォーム
すべて。
回避策
Workshop で生成された JWS ファイルを編集する前に、ファイルをテキスト エディタで開いて、次のように始まる行をコピーする。
* @editor-info:link autogen-style ...
その後、Workshop でファイルを編集するときに、JWS ファイルでこの行を回復する。
CR245418
SDO は要素名とスキーマのパスでピリオド [ . ] をサポートしていない。
説明
SDO は 0 から始まるインデックスをサポートする XPath に依存している。たとえば、SDO の Customer.0 は XPath の Customer[1] に相当する。 このタイプの表記法ではピリオドがすでに使用されているため、要素名でピリオドを使用できない。
この問題をより一般的に説明すると、SDO はスキーマのパス (リーフ要素も含む) でピリオドをサポートしていない。
プラットフォーム
すべて。
回避策
要素名とスキーマのパスではピリオドの使用を避ける。
CR265706
挿入処理中に値が渡されない場合、生成されるクエリに null が含まれるため、データベース側で例外が発生する可能性がある。
説明
SDO プロパティのデフォルト値は常に null である。 挿入処理中に値が渡されない場合、生成される SQL insert (文) には null が含まれる。 その結果、データベース側で次のような形式の例外が発生する可能性がある。
java.sql.SQLException: ORA-01400: cannot insert NULL into ("COMMON"."CASE"."CREATE_USERNM")
この例外が発生する理由は、データベース テーブルのメタデータが生成されるときに、データベース設定のデフォルト値が SDO に取り込まれないことである。 そのため、たとえば、データベースでカラムの値が「not null」であり、SDO DataGraph からデータベースへ null 値が渡されると、例外が発生する。
プラットフォーム
すべて。
回避策
SDO クライアントでデフォルト値を設定する。
CR265950
ドキュメント スタイルの Web サービスのオペレーションでエンド ポイント名の変更が有効にならない。
説明
ドキュメント スタイルの Web サービスは入力 (呼び出しパラメータ) 型を使用して呼び出す Web サービス オペレーションを決定する。 オペレーション名は SOAP 要求に含まれていない。 このため、ドキュメント スタイルの Web サービスで、エンド ポイントの変更の際にオペレーション名が上書きされても機能しない。
プラットフォーム
すべて。
回避策
なし。
CR259356
Web サービスのエンド ポイント設定を変更するときに、誤ったオペレーション名が使用された場合の不明瞭なエラー メッセージ。
説明
次のようなメッセージは、
"javax.xml.rpc.JAXRPCException: Unable to find operation 'null' in port 'AVP2Port'. Please check the WSDL"
ほとんどの場合、無効なオペレーション名が選択されたことを意味する。
プラットフォーム
すべて。
回避策
正しいオペレーション名を見つけて、それに応じてエンド ポイント設定を変更する。
CR258884
セキュリティの決定が監査されない。
説明
セキュリティをサポートする XQuery 関数が、監査フレームワークによって追跡されない。
プラットフォーム
すべて。
回避策
なし。
CR257878
スキーマ要素とネームスペースで Java キーワードを使用すると名前の衝突が起きることがある。
説明
スキーマ要素とネームスペースは、スキーマのコンパイル プロセス中に Java のクラスとパッケージに変換される。 そのため、Java のキーワードや構文と名前の衝突が起きる可能性が出てくる。
プラットフォーム
すべて。
回避策
必要に応じて、JVM が予約語や構文として認識する可能性のある構文は使わないようにする。
CR256214
一部の DBMS システムが「プッシュダウン」された定数を適切に処理しないことがある。
説明
基本の (特別にサポートされていない) データベース プラットフォームに送信された SQL 文で、文字列リテラルの構文に関して「推定 (best guess)」が使用されている。 そのような形式は機能しない場合もある。
例として、バックスラッシュ [ \ ] を別のバックスラッシュでエスケープする必要がある MySQL が挙げられる。
そのような場合は SQL 生成コードによって処理されず、無効な SQL が生成される可能性がある。
プラットフォーム
一般サポートのみが提供されているデータベース プラットフォーム。
回避策
この問題には次のような 2 つの回避策がある。
  • 定数の代わりに外部変数を使用して、定数をパラメータに変換する。 次に例を示す。
  • where $customer_id eq fn-bea:fence("CUSTOMER001")

  • 基底のデータベースの規則に従って、XQuery 文字列リテラルを適切にエスケープする。
CR253085
fn:lower-case() または fn:upper-case() が使用される場合に、生成される SQL 文が MS Access では無効となる。
説明
fn:lower-case() および fn:upper-case() 関数に対する SQL 生成で、MS Access データベースに対して実行すると失敗する SQL 文が生成される。
fn:lower-case() は LOWER() に、fn:upper-case() は UPPER() に変換される。
問題は、MS Access がこれらの関数 (LOWER() および UPPER()) をサポートしていないため、生成された SQL 文を実行できないことである。
例 :
 for $i in CUSTOMER()
 where lower-case(data($i/FIRST_NAME)) eq "john"
 return $i/CUSTOMER_ID
上記のコードが次のように変換される。
 SELECT t1."CUSTOMER_ID" AS c1
 FROM "CUSTOMER" t1
 WHERE LOWER(t1."FIRST_NAME") = 'john'
プラットフォーム
MS Access を実行するすべてのプラットフォーム
回避策
fn:lower-case() または fn:upper-case() 関数のパラメータに fn-bea:fence() を適用して、SQL プッシュダウンをブロックし、エンジンによる評価を強制する。
例 :
 for $i in CUSTOMER()
 where lower-case(fn-bea:fence(data($i/FIRST_NAME))) eq "john"
 return $i/CUSTOMER_ID
上記のコードが次のように変換される。
 SELECT t1."CUSTOMER" AS c1, t1."FIRST_NAME"
 FROM "CUSTOMER" t1
関数は MS Access によって正常に実行されるようになる。
CR248407
メタデータ インポート ウィザードが入出力パラメータの検出に失敗する。
説明
MSSQL および Sybase のストアド プロシージャに関連したある状況で、自動的に検出されない結果セットが返される。
プラットフォーム
すべて。
回避策
まず、結果セットの出力にマップされているスキーマを手動でビルドする。 次に、メタデータをインポートするときにウィザードを使用し、ROWSET を追加して、以前に作成されたスキーマにリンクさせる。
CR247416
データ サービス コントロールから派生した Web サービスをリモート マシンから実行すると、次のような例外が生成される。

"Current server is the coordinator and transaction is not found."
説明
WebLogic Server 8.1SP4 と 8.1SP5 の間のドメイン間トランザクションでは、あるコマンドラインを渡す必要がある。
プラットフォーム
すべて。
回避策
8.1 SP4 と 8.5 SP5 の間のドメイン間トランザクションを使用する場合は、8.1 SP5 ドメインに次のコマンドライン引数を渡す必要がある。
 -Dweblogic.transaction.SecurityInteropMode=compatibility
JTA トランザクションの詳細については、以下を参照
CR242938
多次元 SOAP 配列は RPC モードではサポートされていない。
説明
AquaLogic Data Services Platform で提供される Web サービス ラッパーは、RPC スタイルの Web サービスで 1 次元配列のみをサポートしている。
プラットフォーム
すべて。
回避策
なし。
CR224815
アプリケーション サーバからの Web サービスの最初の呼び出しは、通常、以降の呼び出しよりも時間がかかる。 最初の呼び出しに必要な時間よりもタイムアウト値が小さい場合、代わりの式 (通常はタイムアウト エラー) が評価される。
説明
Web サービスを最初に呼び出すときに「起動のオーバーヘッド」がある。 オーバーヘッドがタイムアウトしきい値を超えた結果、指定されたタイムアウト エラーが発生する可能性がある。
プラットフォーム
すべて。
回避策
Web サービス呼び出しを含む式に対してタイムアウトを設定する場合は、タイムアウト値を、最初の呼び出しに必要な測定された時間よりも大きい値に設定する。
CR239369
XQuery は UPPER および LOWER (SQL-92) をサポートしていないデータベースに対して無効な SQL を生成する可能性がある。

また、UPPER(null) または LOWER(null) がデータベース レベルにプッシュダウンされる場合、基本のデータベース (特別にサポートされていないデータベース) および Oracle に関する空の入力の処理が、XQuery 仕様から逸脱する。
説明
この問題には次のような 2 つの側面がある。
  1. upper-case() または lower-case() 関数を含む XQuery は、データベース処理用に UPPER または LOWER としてプッシュダウンされる。 しかし、データベースによっては、これらの SQL-92 キーワードをサポートしていない場合もある。 その場合、生成された SQL は無効となり、実行に失敗する。
  2. 同様に、基本のデータベース (および Oracle データベース) による入力処理が XQuery 仕様に適合しない場合がある。 XQuery 仕様では、入力が空のシーケンスである場合、関数に空の文字列を返すように求めているためである。 しかし、これらの関数がプッシュダウンされると、関数は代わりに空のシーケンスを返す。 SQL では LOWER (NULL) は NULL になるからである。
プラットフォーム
基本のデータベースおよび Oracle データベースを実行するすべてのプラットフォーム。
回避策
fn-bea:Fence() 関数を使用して、upper-case() または lower-case() 関数がデータベースへプッシュダウンされないようにする。 例 :
 lower-case(fn-bea:fence(...))
CR237186
SDO 更新シーケンスが保持されない。
説明
SDO 更新では更新オブジェクトのシーケンスは保持されない。代わりにアルファベット順で (例 : address、credit card、customer) 更新する。 挿入順序は自動的なものであるため、更新の要素がアルファベット順に一致しない限り、更新は失敗する。
プラットフォーム
すべて。
回避策
依存順序がアルファベット順に一致する場合、更新は成功する。
CR207637
xs:decimal を含む Microsoft SQL Server ストアド プロシージャから派生したメタデータにアクセスする XQuery 関数において、例外が発生する。
説明
Microsoft SQL Server からストアド プロシージャをインポートするときに、BEA JDBC ドライバが SQL decimal 型をスキーマの integer (xs:int) 型に誤ってマップする。
プラットフォーム
すべて。
回避策
ストアド プロシージャをインポートするときに、データ型を xs:int から xs:decimal に変更する。 または、インポートされたデータ サービスのメタデータを変更して、影響を受けるカラムのスキーマ型を xs:decimal に指定する。
CR203394
ストアド プロシージャからデータ サービスを作成するときに、ROWTYPE 入力カーソルがサポートされない。
説明
メタデータのインポートでは、IN および INOUT カーソルに ROWID を含むストアド プロシージャは、現在サポートされていない。
プラットフォーム
すべて。
回避策
IN または INOUT ROWID パラメータを使用する必要があるストアド プロシージャについては、メタデータのインポートを避ける。
CR221145
複数のサービスを含む WSDL はサポートされていない。
説明
WebLogic Web サービス スタックの制限により、複数のデータ サービスが含まれる WSDL ファイルを処理する機能が影響を受ける。
プラットフォーム
すべて。
回避策
複数のデータ サービスを含む WSDL を分割して、データ サービスを 1 つずつ含む複数の WSDL ファイルにする。
CR214585
キャレット (^) を含む正規表現と一緒に fn:matches() を使用すると、誤った結果になる場合がある。
説明
正規表現の行の先頭のマッチ演算子 (^) を fn:matches() と一緒に使用すると、誤った結果が生成される。
プラットフォーム
すべて。
回避策
なし。
CR215251
DBMS で許容される最大長より 2 文字以内短い識別子がエラーになる場合がある。
説明
一部の DBMS システムでは、識別子の長さに制限を設けている (Sybase の場合は 30)。 AquaLogic Data Services Platform はデータベースにプッシュされるクエリを一重引用符で囲むため、実際には、識別子の最大長は 2 文字少なくなる (Sybase の場合は 28)。
プラットフォーム
Sybase (あるいは他の) データベースを実行するすべてのプラットフォーム。
回避策
テーブルの名前を変更するか、より短い名前でビューを作成する。
CR203174
メタデータをインポートするときに、データ ソースが表示されない場合がある。
説明
メタデータのインポート中、JDBC データ ソースと接続プールを管理する機能は、BEA Workshop で提供される機能と同じレベルに制限される ([ツール|WebLogic Server|データソース ビューア])。
プラットフォーム
すべて。
回避策
完全な機能を利用するには、WebLogic Administration Console を使用して JDBC データ ソースと接続プールを管理する。
CR209659
Web サービス ランタイムで SOAP 1.2 がサポートされない。
説明
SOAP 1.2 ベースの Web サービスがサポートされない。
プラットフォーム
すべて。
回避策
可能な場合はサポートされる SOAP のバージョンを使用する。
CR222822
Workshop でビルドされた Linux アプリケーションが失敗し、「Error creating temporary file」というメッセージが表示される。
説明
Linux において Workshop 内でアプリケーションをビルドすると、次のような場合に「Error creating temporary file」というメッセージが表示される可能性がある。1) アプリケーションに多数のスキーマ ファイルが含まれている。2) プラットフォームのインストールが Workshop を実行するユーザとは異なるユーザ名で行われている。
プラットフォーム
Linux。
回避策
Workshop インスタンスがプラットフォームのインストールで使用された名前と同じ名前で実行されるようにする。
CR226019
データ サービス関数のパラメータ数が変更されると、その関数に関連付けられているアクセス制御ポリシーが失われる可能性がある。
説明
データ サービス関数のシグネチャとは、その QName と関数のパラメータの数 (アリティ) である。 関数に対してセキュリティ ポリシーを設定した後で、関数のパラメータの数を変更すると、その関数は新しいものとして扱われ、以前に設定されたポリシーは無効になる。
プラットフォーム
すべて。
回避策
関数のアリティを変更した場合は、その関数にセキュリティ ポリシーを再適用する。
CR227486
ローカル トランザクションの読み取りに続いてグローバル トランザクションの読み取りが行われた場合、DB2 用の BEA JDBC XA ドライバが XAER_RMERR を返す。
説明
BEA CR229071 で説明された確認済みの JDBC ドライバの問題に関連している。
プラットフォーム
すべて。
回避策
3.4 JDBC ドライバの場合は、ドライバのプロパティを次のように設定する。

AllowImplicitResultSetCloseForXA=false

CR229758
元の Web サービスが Workshop で作成された場合、AquaLogic Data Services Platform で Web サービスの生成が失敗する可能性がある。
説明
Workshop で生成された Web サービスから作成したデータ サービスがあり、AquaLogic Data Services Platform コントロールを介してそのデータ サービスから Web サービスを生成すると、スキーマ要素の重複エラーが原因でプロジェクトのビルドが失敗する。
プラットフォーム
すべて。
回避策
CR229758 の詳細」を参照。
CR213916
BEA Informix JDBC ドライバが null の可能性に関する情報を返さない。
説明
BEA Informix ドライバはテーブル カラムの null の可能性 (不明としてマークされるかどうか) についての情報を返さない。 メターデータのインポート中、生成される XML スキーマでは、そのカラムに相当する要素の minOccurs が 0 に設定される。
プラットフォーム
Informix を実行するすべてのプラットフォーム。
回避策
インポートされたメタデータ ファイルを修正して、null が可能なカラムの minoccurs 値を 0 から 1 に変更する。
CR214983、CR211701、CR201821
MSSQL VARIANT データ型のサポートが限定されている。
説明
この MSSQL VARIANT データ型 (sql_variant) には次の 2 つの制限がある。
  1. SQL_VARIANT データ型の場合、更新が失敗する。
  2. SQL_VARIANT データ型の null 値は読み取ることができない。
プラットフォーム
すべて。
回避策
なし。
CR221015
メターデータのインポート中、BEA Sybase JDBC ドライバは、ユーザがアクセスを許可されているすべてのテーブルを表示しないことがある。
説明
メターデータのインポート中、BEA Sybase JDBC ドライバは、ユーザにアクセス権を付与しているすべてのテーブルを表示しないことがある。
プラットフォーム
BEA Sybase JDBC ドライバ経由で Sybase にアクセスするすべてのプラットフォーム。
回避策
これは BEA Sybase ドライバの制限である。 インポートを目的とする場合、「dbo user」に移動すると、使用可能なテーブルのすべてを参照できる。
CR202963
BEA Oracle JDBC ドライバで TIMESTAMP 値を使用すると、ストアド プロシージャが切り捨てられる。
説明
BEA の Oracle JDBC ドライバを使用している場合、ストアド プロシージャが TIMESTAMP 値を返すと、その値はミリ秒レベルで切り捨てられる。 たとえば、値が 1997-01-31 09:26:50.124 である場合、ストアド プロシージャは 1997-01-31 09:26:50.0 という値を返す。
プラットフォーム
Oracle と BEA Oracle JDBC ドライバを一緒に使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
TIMESTAMP 値を返す Oracle JDBC ドライバのストアドプロシージャを使用する。
CR223429、CR228802
Sybase JDBC ドライバが getBlob() 呼び出しをサポートしていない。
説明
コンフィグレーション実装では JDBC ドライバの getBlob() 呼び出しを使用しているため、Sybase JDBC ドライバを使用する場合は AquaLogic Data Services Platform キャッシュ コンフィグレーションが機能しない。 Sybase JDBC ドライバは getBlob() をサポートしていない。
プラットフォーム
Sybase と Sybase JDBC ドライバを一緒に使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
AquaLogic Data Services Platform のキャッシュ データ ソースとして Sybase を使用する場合は、Sybase データベース用の BEA JDBC ドライバを使用する。
CR214730
SQL Server JDBC ドライバが tinyint 型の最大値を不適切に表示する。
説明
SQL Server の tinyint 型の最大値 255 が、Microsoft SQL Server JDBC ドライバによって 1 と解釈される。
プラットフォーム
SQL Server と SQL Server JDBC ドライバを一緒に使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
SQL Server 用の BEA JDBC ドライバを使用する。
CR223486、CR226239、CR226171
Informix JDBC ドライバは、TIMESTAMP 値を指定するための標準の JDBC 構文をサポートしていない。
説明
Informix ネイティブ ドライバは、TIMESTAMP 値を指定するための標準の JDBC 構文をサポートしていない。 たとえば、1979-03-01 00:00:00.0 はサポートされない。
プラットフォーム
Informix と Informix JDBC ドライバを一緒に使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
Informix 用の BEA JDBC ドライバを使用する。
CR199675
Oracle 用の BEA JDBC ドライバは、データ検索で UROWID カラム型をサポートしていない。
説明
Oracle 用の BEA JDBC ドライバを使用する場合、UROWID を検索すると、次のようなメッセージのエラーが返される。
[BEA][Oracle JDBC Driver]Internal error: Net8 protocol error
プラットフォーム
Oracle と BEA JDBC ドライバを一緒に使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
データに UROWID カラム型が含まれている場合は、Oracle JDBC ドライバを使用する。
CR212515
PL/SQL RECORD、BOOLEAN、または非スカラ要素型をもつテーブルを返す Oracle ストアド プロシージャはサポートされていない。
説明
Oracle ストアド プロシージャの制限の詳細については、現在公開されている以下のドキュメントを参照。
http://www.stanford.edu/dept/itss/docs/oracle/9i/java.920/a96654/ref.htm#1007714
プラットフォーム
Oracle を使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
なし。
CR202041
CURSOR 出力を返す SQL Server ストアド プロシージャのメタデータを作成できない。
説明
SQL Server からメタデータをインポートする場合、CURSOR 出力を返すストアド プロシージャはサポートされていない。
プラットフォーム
SQL Server を使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
インポートされたデータ サービス ファイルを変更して、カーソルの正しいデータ型を指定する。
CR227440
CLOB データを返す DB2 ストアド プロシージャのメタデータを作成できない。
説明
DB2 からメタデータをインポートする場合、CLOB データを返すストアド プロシージャはサポートされていない。
プラットフォーム
DB2 を使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
なし。
CR265965
Oracle JDBC ドライバを使用して、末尾に空白のある Oracle の CHAR/NCHAR を更新または削除すると、オプティミスティック ロック エラー メッセージが表示されて失敗する。
説明
Oracle の非 XA JDBC ドライバを使用している場合は、文字数が 1024 文字以下の場合にのみ、CHAR および NCHAR カラムを更新できる。
プラットフォーム
Oracle の非 XA JDBC ドライバを使用するすべてのプラットフォーム。
回避策
可能な場合は BEA の Oracle JDBC ドライバ (Type 4) を使用する。
CR202962
入力として CHAR または NCHAR を含む Oracle ストアド プロシージャが原因でサーバ エラーが発生する。
プラットフォーム
すべて。
説明
INOUT パラメータを使用する Oracle ストアド プロシージャがある場合、AquaLogic Data Services Platform を使用してストアド プロシージャを実行するとエラーが発生する可能性がある。 エラーは次のように表示される。
java.lang.RuntimeException: ORA-01460: unimplemented or unreasonable conversion requested
ORA-06512: at "WIRELESS.SP_CHAR", line 17
回避策
TRIM を使用して INOUT パラメータのサイズを減らすことで、ストアド プロシージャの呼び出しを変更する。 コード リスト 1 の「CR202962 に関連するサンプル コード」を参照。

リリース ノート ドキュメントの補足

この節には、前述のリリース ノートに関連するコードとその他の追加情報があります。

CR229758 の詳細

概要

元の Web サービスが Workshop で作成された場合、AquaLogic Data Services Platform で Web サービスの生成が失敗する可能性があります。

シナリオと回避策

getCustomerOrderByCustomerID という名前の、Workshop で生成された Web サービスがあると仮定してみましょう。 この Web サービスの WSDL にデフォルトの targetnamespace が含まれている場合、次のようなスキーマ要素が作成されます。

{http://www.openuri.org/}getCustomerOrderByCustomerID

および

{http://www.openuri.org/}getCustomerOrderByCustomerIDResponse

この WSDL をインポートした場合、同じスキーマ要素が、インポートされたスキーマ ファイルに含まれていて、データ サービスの読み取り関数に関連付けられています。 この読み取り関数に対するデータ サービス コントロールをビルドして、そのコントロールから Web サービスを生成すると、次のような Web サービス関数が作成されます。

org.openuri.GetCustomerOrderByCustomerIDResponseDocument getCustomerOrderByCustomerID(org.openuri.GetCustomerOrderByCustomerIDDocument p0)

この Web サービス ファイルをコンパイルすると、WebLogic Workshop はそれぞれに対応する次のようなスキーマ要素を生成します。

{http://www.openuri.org/}getCustomerOrderByCustomerID

and

{http://www.openuri.org/}getCustomerOrderByCustomerIDResponse

ユーザがこの最終的な JWS のターゲット ネームスペースを変更するか、関数名を次のような別の名前に変更した場合は、

org.openuri.GetCustomerOrderByCustomerIDResponseDocument getCustomerOrderByCustomerIDNEW(org.openuri.GetCustomerOrderByCustomerIDDocument p0)

次のように生成されます。

および

したがって、スキーマの衝突は回避されます。

CR264597 の詳細

概要

MSSQL が関与する文字列比較演算で、比較演算が MSSQL によって計算されるときに、誤った結果が返される場合があります。

説明

データベースやサーバのコンフィグレーションに応じて、MSSQL Server は、文字列比較演算で大文字/小文字を区別しない照合を使用する可能性があります (これはデフォルトのコンフィグレーションです)。

SQL を生成するときに AquaLogic Data Services Platform はデータベース文字列の照合を考慮しません。 したがって、XQuery エンジンによる評価結果と比較すると、MSSQL データベースに「プッシュダウン」された式では異なる結果が生成される可能性があります。

次のような種類の式が影響を受けます。

たとえば、次のような 2 つの行と 2 つのカラムをもつテーブルを考えてみます。

CUSTOMER(ID, FIRST_NAME)
                       
ID
FIRST_NAME
1
John
2
john

次の XQuery は、データベースによって評価されるかどうかに応じて異なる結果を返します。

for $c in CUSTOMER()
where $c/FIRST_NAME eq "john"
return $c/ID

XQuery セマンティクスに従うと、クエリは次のように返します。

<ID>2</ID> 

この場合、2 番目のレコードのみが選択条件に一致します。

一方、AquaLogic Data Services Platform が基底の MSSQL データベースにクエリをプッシュダウンした場合は、次のような SQL が生成されます。

SELECT t1."C_ID" AS c1 
FROM "CUSTOMER" t1
WHERE t1."FIRST_NAME" = "john"

この場合、両方のレコードが MSSQL データベースによって返されます (大文字/小文字を区別しない文字列照合が設定される)。

<ID>1</ID>
<ID>2</ID>
回避策

計算が MSSQL にプッシュダウンされる場合、文字列照合に関する XQuery セマンティクスに従うための、いくつかの回避策があります。

オプション 1

データベースが文字列比較に使用する照合設定の変更を検討します。 以下の「SQL Server Collation Fundamentals」ドキュメントを参照してください。


http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/architec/8_ar_da_1pwz.asp

照合は、サーバ、データベース、またはカラム レベルで変更できます。

オプション 2

fn-bea:fence() 関数を使用してプッシュダウンをブロックします。 上記の例の場合は、次のようになります。

for $c in CUSTOMER()
where fn-bea:fence(data($c/FIRST_NAME)) eq "john"
return $c/ID

ただし、この方法では、AquaLogic Data Services Platform エンジンがテーブル全体を取得して処理する必要があるため、パフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。

パフォーマンスを最適化するには、比較演算を複製して、1 つのコピーをプッシュダウンしてデータベースに評価されるようにし、もう 1 つのコピーを AquaLogic Data Services Platform エンジンに保持しておきます。 次のクエリはこのような方法を例示したものです。

for $c in CUSTOMER()
where $c/FIRST_NAME eq "john"
where fn-bea:fence(data($c/FIRST_NAME)) eq "john"
return $c/ID

このクエリでは、最初に、XQuery エンジンが処理する必要のある結果の数を制限し、次に、2 番目の選択内容を適用して、正しい XQuery セマンティクスを得ています。

CR202962 のコード リスト

コード リスト 1 には CR202962 のサンプル コードがあります。

コード リスト 1 CR202962 に関連するサンプル コード
CREATE OR REPLACE PROCEDURE WIRELESS.SP_CHAR 
(P_CHAR_IN IN CHAR,
P_CHAR_OUT OUT CHAR,
P_CHAR_INOUT IN OUT CHAR,
P_ID_OUT OUT VARCHAR2 )
IS
TEMP VARCHAR2(10);
BEGIN
SELECT C_ID INTO P_ID_OUT
FROM WIRELESS.ALL_DATATYPES
WHERE C_CHAR = P_CHAR_IN;

SELECT C_CHAR INTO P_CHAR_OUT
FROM WIRELESS.ALL_DATATYPES
WHERE C_ID = '2';

SELECT C_ID INTO TEMP
FROM WIRELESS.ALL_DATATYPES
WHERE C_CHAR = P_CHAR_INOUT;

SELECT 'WORK' INTO P_CHAR_INOUT
FROM WIRELESS.ALL_DATATYPES
WHERE C_ID = TEMP;
END;
/

TRIM を使用して PCHAR_INOUT のサイズを調整すると、次のようになります (太字のコードを参照)。

CREATE OR REPLACE PROCEDURE WIRELESS.SP_CHAR 
(P_CHAR_IN IN CHAR,
P_CHAR_OUT OUT CHAR,
P_CHAR_INOUT IN OUT CHAR,
P_ID_OUT OUT VARCHAR2 )
IS
TEMP VARCHAR2(10);
ACHAR CHAR(500);

BEGIN
ACHAR := trim(P_CHAR_INOUT);

SELECT C_ID INTO P_ID_OUT
FROM WIRELESS.ALL_DATATYPES
WHERE C_CHAR = P_CHAR_IN;

SELECT C_CHAR INTO P_CHAR_OUT
FROM WIRELESS.ALL_DATATYPES
WHERE C_ID = '2';

SELECT C_ID INTO TEMP
FROM WIRELESS.ALL_DATATYPES
WHERE C_CHAR = ACHAR; // ここでエラーが発生していた

SELECT 'WORK' INTO P_CHAR_INOUT
FROM WIRELESS.ALL_DATATYPES
WHERE C_ID = TEMP;

END;
/

CR288104 の詳細

WebLogic 9.2 で生成された Java Web サービス スキーマと、WebLogic 8.1 で生成された同じスキーマを示します。

最初に WebLogic 9.2 で生成された Web サービス スキーマを示します。 スキーマのネームスペースは完全修飾されています。

<soapenv:Envelope xmlns:soapenv="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/"; 
xmlns="http://a/b/c/d/e"; xmlns:m1="ld:DataServices/CustomerDB/CUSTOMER">
<soapenv:Body>
<hello>
<m1:CUSTOMER>
<m1:CUSTOMER_ID>s</m1:CUSTOMER_ID>
<m1:FIRST_NAME>s</m1:FIRST_NAME>
<m1:LAST_NAME>s</m1:LAST_NAME>
<m1:CUSTOMER_SINCE>2001-01-01</m1:CUSTOMER_SINCE>
<m1:EMAIL_ADDRESS>s</m1:EMAIL_ADDRESS>
<m1:TELEPHONE_NUMBER>s</m1:TELEPHONE_NUMBER>
<m1:SSN>s</m1:SSN>
<m1:BIRTH_DAY>2001-01-01</m1:BIRTH_DAY>
<m1:DEFAULT_SHIP_METHOD>s</m1:DEFAULT_SHIP_METHOD>
<m1:EMAIL_NOTIFICATION>1</m1:EMAIL_NOTIFICATION>
<m1:NEWS_LETTTER>1</m1:NEWS_LETTTER>
<m1:ONLINE_STATEMENT>1</m1:ONLINE_STATEMENT>
<m1:LOGIN_ID>s</m1:LOGIN_ID>
</m1:CUSTOMER>
</hello>

次に WebLogic 8.1 で生成された Web サービス スキーマを示します。

<getADDRESS xmlns="http://www.openuri.org/"; 
xmlns:cus="ld:DataServices/CustomerDB/CUSTOMER">
<cus:CUSTOMER>
<CUSTOMER_ID xmlns="">string</CUSTOMER_ID>
<FIRST_NAME xmlns="">string</FIRST_NAME>
<LAST_NAME xmlns="">string</LAST_NAME>
<CUSTOMER_SINCE xmlns="">2008-09-29</CUSTOMER_SINCE>
<EMAIL_ADDRESS xmlns="">string</EMAIL_ADDRESS>
<TELEPHONE_NUMBER xmlns="">string</TELEPHONE_NUMBER>
<!--Optional:-->
<SSN xmlns="">string</SSN>
<!--Optional:-->
<BIRTH_DAY xmlns="">2014-09-19</BIRTH_DAY>
<!--Optional:-->
<DEFAULT_SHIP_METHOD xmlns="">string</DEFAULT_SHIP_METHOD>
<!--Optional:-->
<EMAIL_NOTIFICATION xmlns="">1</EMAIL_NOTIFICATION>
<!--Optional:-->
<NEWS_LETTTER xmlns="">1</NEWS_LETTTER>
<!--Optional:-->
<ONLINE_STATEMENT xmlns="">1</ONLINE_STATEMENT>
<!--Optional:-->
<LOGIN_ID xmlns="">string</LOGIN_ID>
</cus:CUSTOMER>
</getADDRESS>

 


リファレンス

最新の製品ドキュメントは、以下の BEA edocs ドキュメント Web サイトから利用できます。


http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/aldsp/docs25/index.html

Web ブラウザで、AquaLogic Data Services Platform ドキュメントのホーム ページから PDF ドキュメントにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. [PDF ドキュメント] をクリックします。
  2. 表示または印刷するドキュメントを選択します。

または、HTML ドキュメントで、上部のナビゲーション バーの [view as PDF] をクリックして、現在表示しているドキュメントの PDF 版を開きます。

AquaLogic Data Services Platform を含む BEA Products に関する情報は以下のサイトにあります。


http://www.beasys.co.jp/dev2dev/index.html

すべての BEA Products のドキュメント (PDF および HTML 形式) は以下のサイトにあります。


http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/index.html

Adobe Acrobat Reader がない場合は、以下の Adobe Web サイトから入手できます。


http://www.adobe.com/jp/

サンプル ドメイン

サンプル、例、サンプル チュートリアル、および RTLApp サンプル アプリケーションは、以下の場所にある ldplatform ドメインで実行されるように設計されています。

 <weblogic81>/samples/domains

ldplatform ドメインには、これらのサンプルの開発と実行に必要なデータが含まれています。


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