可能な限り、ロギング レベルを「警告」に設定する。ロギング レベルは WebLogic Server Administration Console で設定します。詳細については、WebLogic Server Administration Console のオンライン ヘルプの「サーバ : ロギング : 全般」を参照してください。次のコードは、ロギング レベルを警告に設定した場合の出力サーバの config.xml
ファイルを示しています。ロギングの詳細については、AquaLogic Service Bus Console のオンライン ヘルプの「プロキシ サービス」で「アクションの追加」のロギング アクションの説明を参照してください。
<server>
<name>AdminServer</name>
<log>
<file-min-size>5000</file-min-size>
<log-file-severity>Warning</log-file-severity>
<log-file-filter xsi:nil="true"></log-file-filter>
<stdout-severity>Off</stdout-severity>
<stdout-filter xsi:nil="true"></stdout-filter>
<domain-log-broadcast-severity>Error</domain-log-broadcast-severity>
<domain-log-broadcast-filter xsi:nil="true"></domain-log-broadcast-filter>
<memory-buffer-severity>Error</memory-buffer-severity>
<memory-buffer-filter xsi:nil="true"></memory-buffer-filter>
</log>
</server>
メッセージの負荷に基づいて、各種 JMS サーバの JMS キューをグループ化する。JMS サーバの種類によって使用されるファイル ストアは異なり、これらのファイル ストアを異なるディスク ボリュームに分散させることができます。詳細については、AquaLogic Service Bus Console のオンライン ヘルプの「プロキシ サービス」で「アクションの追加」の JMS コンフィグレーションの説明を参照してください。
Oracle データベースを JMS の永続ストアとして使用している場合は、必要な JDBC 接続を備えた 10g データベースを使用することが推奨される。JDBC ストアを別のスキーマに作成し、使用するテーブルスペースも別にします。
プロキシ サービスまたはビジネス サービスのモニタが不要な場合は、モニタ機能を無効にする。詳細については、AquaLogic Service Bus Console のオンライン ヘルプの「モニタ」で「モニタの概要」を参照してください。
可能な限り、JMS メッセージ プロパティのルーティング データを設定する。AquaLogic Service Bus では、メッセージ コンテンツは、パイプラインで明示的にアクセスしないかぎりデシリアライズされません。たとえば、メッセージ コンテンツが XML ドキュメントの場合、パイプラインで XQuery または XLST の操作が行われない限り、XML は解析されません。メッセージ フロー内のメッセージ コンテキストの詳細については、AquaLogic Service Bus Console のオンライン ヘルプの「メッセージ コンテキスト」を参照してください。
処理対象となる着信ヘッダ要素の一部を抽出する場合は、すべての要素ではなく、特定のヘッダ要素を取得するように AquaLogic Service Bus に指定する。
可能な限り、割り当てアクションではなく、挿入アクションを使用する。挿入アクションでは、同位置変更セマンティクスが使用されるため、割り当てアクションよりも高いパフォーマンスを得ることができます。アクションのコンフィグレーションについては、AquaLogic Service Bus Console のオンライン ヘルプの「プロキシ サービス」で「アクションの追加」を参照してください。
スケーラビリティを実現するには、AquaLogic Service Bus クラスタ化および WebSphere MQ クラスタ化を使用する。
フロントエンド アプリケーションで AquaLogic Service Bus を同期的に起動する場合、同期/非同期機能を使って WebSphere MQ と同期通信することができる。WebSphere MQ 側で、要求および応答キューが設定されます。AquaLogic Service Bus から要求キューに要求を送信し、応答キューからの応答を待機します。パフォーマンスを向上させるには、応答メッセージ駆動型 Bean 専用のワーク マネージャを使用します。専用ワーク マネージャのコンフィグレーションは WebLogic Server Administration Console で行います。詳細については、WebLogic Server Administration Console のオンライン ヘルプの「ワーク マネージャ」を参照してください。次のコードは、専用ワーク マネージャをコンフィグレーションした後の出力サーバの config.xml
ファイルを示しています。
<self-tuning>
<min-threads-constraint>
<name>minThreadsConstraint</name>
<target>AdminServer</target>
<count>20</count>
</min-threads-constraint>
<work-manager>
<name>MQWorkManager</name>
<target>AdminServer</target>
<min-threads-constraint> minThreadsConstraint </min-threads-constraint>
<ignore-stuck-threads>false</ignore-stuck-threads>
</work-manager>
</self-tuning>