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Format Builder

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操作方法

メッセージ フォーマットの作成

グループの作成

フィールドの作成

コメントの作成

参照の作成

ドキュメントの保存

Format Tester の使用

フォーマット定義のデバッグ

値の検索

オフセットの検索

デバッグ ログの使用

区切り記号の指定

 


メッセージ フォーマットの作成

メッセージ フォーマット定義ファイルを作成するには、まず、メッセージ フォーマット (メッセージ フォーマット ファイルのルート ノード) を作成します。

メッセージ フォーマットを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. [File|New] を選択します。メッセージ フォーマットの詳細ウィンドウが右ペインに表示されます。
  2. フィールドに適切なデータを入力します。フィールドの定義については、「メッセージ フォーマットの詳細ウィンドウ」を参照してください。

 


グループの作成

グループは、何らかの関連がある複数のフィールドを定義します (たとえば、PAYDATE フィールド、HOURS フィールド、RATE フィールドを PAYINFO グループに入れることができます)。グループを、メッセージ フォーマット項目の子、別のグループの子、あるいはグループまたはフィールドの兄弟として作成できます。

グループを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 左ペインのツリー ビューで項目を選択します。
  2. メッセージ フォーマットまたは別のグループの子としてグループを作成する場合、[Insert|Group|As Child] を選択します。別のグループまたはフィールドの兄弟としてグループを作成する場合、[Insert|Group|As Sibling] を選択します。グループの詳細ウィンドウが右ペインに表示されます。
  3. フィールドに適切なデータを入力します。フィールドの定義については、「グループの詳細ウィンドウ」を参照してください。
  4. [Apply] をクリックしてメッセージ フォーマット ファイルへの変更を保存するか、[Reset] をクリックして詳細ウィンドウへの変更を破棄し、すべてのフィールドを最後に保存された値にリセットします。
  5. 注意 : [Apply] ボタンと [Reset] ボタンは、詳細パネルのコンポーネントを変更するまで使用できません。

 


フィールドの作成

フィールドとは、アプリケーションにとって何らかの意味を持つバイト シーケンスです (たとえば、フィールド EMPNAME には、従業員名が入力されます)。フィールドは、メッセージ フォーマット項目の子、グループの子、あるいはグループまたは別のフィールドの兄弟として作成できます。

フィールドを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 左ペインのツリー ビューで項目を選択します。
  2. メッセージ フォーマットまたはグループの子としてフィールドを作成する場合、[Insert|Field|As Child] を選択します。別のグループまたはフィールドの兄弟としてグループを作成する場合、[Insert|Field|As Sibling] を選択します。フィールドの詳細ウィンドウが右ペインに表示されます。
  3. フィールドに適切なデータを入力します。フィールドの定義については、「フィールドの詳細ウィンドウ」を参照してください。
  4. [Apply] をクリックしてメッセージ フォーマット ファイルへの変更を保存するか、[Reset] をクリックして詳細ウィンドウへの変更を破棄し、すべてのフィールドを最後に保存された値にリセットします。
  5. 注意 : [Apply] ボタンと [Reset] ボタンは、詳細パネルのコンポーネントを変更するまで使用できません。

 


コメントの作成

コメントは、メッセージ フォーマットまたはメッセージ フォーマットによって変換されるデータについてのメモです。コメントはメッセージ フォーマット定義に含まれますが、情報提供のみを目的とします。コメントは、任意のメッセージ フォーマット、グループ、またはフィールドの子または兄弟として作成できます。

コメントを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 左ペインのツリー ビューで項目を選択します。
  2. 選択した項目の子としてコメントを作成する場合、[Insert|Comment|As Child] を選択します。選択した項目の兄弟としてコメントを作成する場合、[Insert|Comment|As Sibling] を選択します。コメントの詳細ウィンドウが右ペインに表示されます。
  3. 必要なコメント テキストを入力します。詳細については、「コメントの詳細ウィンドウ」を参照してください。
  4. [Apply] をクリックしてメッセージ フォーマット ファイルへの変更を保存するか、[Reset] をクリックして詳細ウィンドウへの変更を破棄し、すべてのフィールドを最後に保存された値にリセットします。
  5. 注意 : [Apply] ボタンと [Reset] ボタンは、詳細パネルのコンポーネントを変更するまで使用できません。

 


参照の作成

参照では、データを再入力しないで、事前に定義したフィールドまたはグループ フォーマットの記述を再使用することを指定します。参照フィールドまたは参照グループのフォーマットは元のフィールドまたはグループと同じですが、参照フィールドまたは参照グループの Optional 設定と Occurrence 設定だけは変更できます。たとえば、「請求先」住所と「届け先」住所がデータに含まれ、その住所フォーマットが同じである場合、住所フォーマットの定義は 1 回で済みます。「請求先」住所定義を作成し、「届け先」住所には参照を作成します。

注意 : 参照には、元の項目と同じ名前が付けられます。たとえば、「請求先」住所定義と「届け先」住所定義には同じ名前が付けられます。グループ定義を再使用する場合、汎用的なグループを作成し、そのグループを特定のグループに埋め込みます。たとえば、前の例では、「請求先」グループ内に「住所」グループを作成し、「届け先」グループ内で「住所」グループを参照します。

参照を作成するには、以下の手順を実行します。

  1. ツリー ペインでフィールドまたはグループを選択します。
  2. [Edit|Copy] を選択します。
  3. ツリーで正しい兄弟を選択します。
  4. [Edit|Paste|As Reference] を選択します。
  5. フィールドに適切なデータを入力します。フィールドの定義については、「参照の詳細ウィンドウ」を参照してください。
  6. [Apply] をクリックしてメッセージ フォーマット ファイルへの変更を保存するか、[Reset] をクリックして詳細ウィンドウへの変更を破棄し、すべてのフィールドを最後に保存された値にリセットします。
  7. 注意 : [Apply] ボタンと [Reset] ボタンは、詳細パネルのコンポーネントを変更するまで使用できません。

 


ドキュメントの保存

メッセージ フォーマット ファイルを初めて保存する場合は、以下の手順を実行します。

  1. [FileSave As] を選択します。[Save As] ダイアログが表示されます。
  2. ファイルの保存先のディレクトリに移動します。
  3. [ファイル名] テキスト ボックスに、ファイルに割り当てる名前を入力します。
  4. 拡張子が指定されていない場合、Format Builder によって自動的に拡張子 .MFL がメッセージ フォーマット ファイルに割り当てられます。
  5. [Save As] をクリックして、ファイルを指定した場所に指定した名前と拡張子で保存します。

同じ名前でメッセージ フォーマット ファイルを保存する場合、[FileSave] を選択します。ファイルは同じ場所に同じ名前と拡張子で保存されます。

別の名前でメッセージ フォーマット ファイルを保存する場合、[FileSave As] を選択して上記の手順 1 から 5 に従います。

 


Format Tester の使用

Format Tester では、データを解析して再フォーマットする検証テストを行います。Format Tester を使用して、Format Builder で構築中のメッセージのフォーマットに問題がないことを確認します。

Format Tester は Format Builder から使用できます。

Format Tester を起動するには、以下の手順を実行します。

  1. Format Builder でメッセージ フォーマット ドキュメント (MFL ファイル) を開きます。
  2. 注意 : Format Tester を実行するには、Format Builder でメッセージ フォーマット ドキュメントが開いている必要があります。

  3. Format Builder のメニュー バーで [ ToolsTest] を選択します。
  4. [Format Tester] ダイアログ ボックスが表示されます。
  5. 注意 : Format Tester では、現在ロードされているメッセージ定義ドキュメントが使用されます。

    詳細については、「Format Tester」を参照してください。

 


フォーマット定義のデバッグ

値の検索

オフセットの検索

デバッグ ログの使用

 


値の検索

検索機能を使用して、非 XML データ内の 16 進値やテキスト値を検索できます。

値を検索するには、以下の手順を実行します。

  1. Format Tester 内で [File|Open Non-XML] を選択して、検索する非 XML データ ファイルを開きます。
  2. [Edit|Find] を選択します。[Find] ダイアログが開きます。
  3. フィールドに適切なデータを入力します (詳細については、「値の検索」を参照してください)。
  4. [OK] をクリックして検索操作を開始します。

 


オフセットの検索

移動機能を使用して、[Non-XML] エディタのカーソルを指定したバイト オフセットに移動できます。

指定したオフセットに移動するには、以下の手順を実行します。

  1. [EditGo To] を選択します。[Go To] ダイアログが開きます。
  2. フィールドに適切なデータを入力します (詳細については、「オフセットの検索」を参照してください)。
  3. [OK] をクリックして検索操作を開始します。

 


デバッグ ログの使用

デバッグ ログでは、デバッグ情報をテキスト ファイルに保存できます。

デバッグ ログを使用するには、[File|Debug Log] を選択します。表示されたダイアログで、デバッグ情報の保存先として新しいパスとファイル名を入力するか、既存のファイルを選択できます。

注意 : 既存ファイルを選択した場合は、新しいデバッグ情報は、ファイルの最後に追加されます。

 


区切り記号の指定

Format Builder で正しい構文を入力して、区切り記号を指定できます。たとえば、タブ文字 (`\u009') を区切り記号として指定する場合、これに一致する構文 \t を入力します。

表 13-1 文字列の区切り記号

構文

一致する文字

x

文字 x

\\

バックスラッシュ

\0n

8 進値 0n (<= n <= 7) を含む文字

\0nn

8 進値 0nn (0 <= n <= 7) を含む文字

\0mnn

8 進値 0mnn (0 <= m <= 3、0 <= n <= 7) を含む文字

\xhh

16 進値 0xhh を含む文字

\uhhhh

16 進値 0xhhhh を含む文字

\t

タブ文字 ('\u0009')

\n

改行 (ライン フィード) 文字 ('\u000A')

\r

キャリッジ リターン文字 ('\u000D')

\f

改ページ文字 ('\u000C')

\a

アラート (ベル) 文字 ('\u0007')

\e

エスケープ文字 ('\u001B')

\cx

x に対応する制御文字


 

詳細については、以下の URL を参照してください。

http://java.sun.com/j2se/1.4/docs/api/java/util/regex/Pattern.html

 

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