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Oracle Business Intelligence インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.1.2)for AIX 5L Based Systems (64-bit)
B25640-01
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Oracle Business Intelligenceの要件

Oracle Business Intelligenceをインストールする前に、使用しているコンピュータが次の各項で説明している要件を満たしていることを確認してください。

Reports Servicesのインストールの詳細は、第3章「Reports Servicesの詳細な要件」を参照してください。

2.1 ハードウェア要件

表2-1に、中間層をホスティングするコンピュータに対するシステム要件を示します。

ハードウェア要件の最新情報は、OracleMetaLinkサイト(http://metalink.oracle.com)を確認してください。

表2-1    システム要件 
項目  要件 

ネットワーク 

Oracle Application Serverは、ネットワークに接続されているコンピュータにも、ネットワークに接続されていないスタンドアロン・コンピュータにもインストールできます。

スタンドアロン・コンピュータにOracle Application Serverをインストールする場合、インストール後にそのコンピュータをネットワークに接続できます。ネットワークに接続する際に、いくつかの構成作業を実行する必要があります。

詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

インストーラによるチェック: なし 

ホスト名 

ホスト名が、255文字以内であることを確認してください。 

プロセッサ・タイプ 

すべてのAIX Common Hardware Reference Platformプロセッサ(64ビット)

プロセッサが64ビットの場合、次のコマンドにより値64が返されます。

# /usr/bin/getconf HARDWARE_BITMODE

プロセッサがCommon Hardware Reference Platformプロセッサであることを確認するには、rootユーザーで次のコマンドを実行し、値chrpが返されることを確認します。

# bootinfo -p

 

ディスク領域 

OracleAS Infrastructure: 4.12GB

Oracle Application Server中間層:

  • J2EE and Web Cache: 1.7GB

  • Portal and Wireless: 3.1GB

  • Business Intelligence and Forms: 3.99GB

OracleAS Developer Kits: 2.2GB

インストーラが示す必要なディスク領域は不正な場合があります。前述のディスク領域要件に示された数値を参照してください。

空きディスク領域を確認するには、bdfコマンドを使用します。

prompt> bdf dir

dirは、Oracleホーム・ディレクトリ、またはOracleホーム・ディレクトリが存在しない場合はその親ディレクトリに置き換えます。たとえば、Oracle Application Serverを/opt/oracle/infraにインストールする場合は、dirを/opt/oracleまたは/opt/oracle/infraに置換できます。

インストーラによるチェック: なし 

オペレーティング・システム 

AIX 5L Based Systems 

IP 

コンピュータのIPアドレスは静的である必要があります。Oracle Application Serverでは、DHCPを使用するAIXシステムはサポートされていません。 

メモリー 

各種のインストール・タイプに示されている物理メモリーは、Oracle Application Serverのインストールと実行に十分な量です。しかし、ほとんどの本番サイトでは1GB以上の物理メモリーが必要です。通信量の多いサイトでは、メモリーをさらに増やすことによってパフォーマンスを向上させることができます。Javaアプリケーションで増量したメモリーを活用するには、OC4Jプロセスに割り当てられた最大ヒープを増やすか、OC4Jプロセスを追加構成する必要があります。詳細は、『Oracle Application Serverパフォーマンス・ガイド』を参照してください。

インストールに最適なメモリー量を決定するには、サイトの負荷をテストするのが最良です。必要なリソースは、アプリケーションおよび使用方法によって大幅に異なります。また、一部のオペレーティング・システムで使用されるメモリー監視用のユーティリティでは、(共有メモリーが示されることなどが原因で)メモリーの使用率を実際よりも多く示します。メモリー要件を決定するには、負荷テストの際に、物理メモリーの追加によるパフォーマンスの向上を監視することをお薦めします。メモリーおよびプロセッサ・リソースをテスト目的で構成する方法の詳細は、プラットフォーム・ベンダーのドキュメントを参照してください。

OracleAS Infrastructure 10g:

  • OracleAS Metadata RepositoryとIdentity Management: 1GB

  • Identity Managementのみ: 512MB

  • OracleAS Metadata Repositoryのみ: 750MB

Oracle Application Server中間層:

  • J2EE and Web Cache: 512MB

  • Portal and Wireless: 1GB

  • Business Intelligence and Forms: 1GB

OracleAS Developer Kits 10g: 256MB(ただし、512MBを推奨)

メモリー容量を確認するには、次のコマンドを入力します。

# /usr/sbin/lsattr -E -l sys0 -a realmem

 

/tmpディレクトリ領域 

400MB

/tmpディレクトリの空きディスク領域を確認するには、次のコマンドを入力します。

prompt> df -k /tmp

/tmpディレクトリに十分な空き領域がない場合は、環境変数TMPを設定することで別のディレクトリを指定できます。 

スワップ領域 

1.5GBの使用可能スワップ領域

使用可能なスワップ領域の大きさを確認するには、次のコマンドを入力します。

# /usr/sbin/lsps -a

必要な場合は、追加のスワップ領域の構成方法について、使用しているオペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。 

モニター 

256色表示

モニターの表示機能を確認するには、次のコマンドを実行します。

prompt> /usr/X11R6/bin/xdpyinfo

「depths」の行を検索します。最低8(ピクセル当たりのビット数)の深さが必要です。 

2.1.1 同一コンピュータで複数のインスタンスを実行する場合のメモリー要件

OracleAS Infrastructureと中間層を同じコンピュータで実行する場合は、そのコンピュータが表2-2に示すメモリー要件を満たしていることを確認します。

表に示されている値は、少人数のユーザー環境でテストされたものです。ユーザー数が多い場合は、さらに多くのメモリーが必要となる場合があります。

表2-2    同一コンピュータで複数のインスタンスを実行する場合のメモリー要件 
説明  メモリー 

OracleAS InfrastructureとJ2EE and Web Cache 

1GB 

OracleAS InfrastructureとPortal and Wireless 

1.5GB 

OracleAS InfrastructureとBusiness Intelligence and Forms 

1.5GB 

2.1.2 コンソールまたはX Windowsからのインストール

コンソールまたはX Windowsからインストールを実行する場合、/etc/pamd.d/xdmファイルに次の行を追加します。

session required pam_limits.so

2.1.3 メモリー使用量を減らすためのヒント

メモリー消費量を減らす必要がある場合は、次の方法をお薦めします。

2.2 ソフトウェア要件

対応するソフトウェア要件については、使用しているAIXのバージョンに応じて、次のいずれかの項を参照してください。

2.2.1 AIX 5Lバージョン5.2のソフトウェア要件

表2-3は、AIX 5Lバージョン5.2のソフトウェア要件を示しています。

表2-3    AIX 5Lバージョン5.2のソフトウェア要件 
項目  要件 

Maintenance Level 

04以上 

ファイルセット 

bos.adt.base
bos.adt.lib
bos.adt.libm
bos.perf.libperfstat
bos.perf.perfstat
bos.perf.proctools
X11.motif.lib
 

パッチ(すべてのファイルセット) 

IY65001 ストライプ化されたlvでmklvcopyを実行すると、lvcbを更新できないIY64978 名前の変更とリンクの解除を同時に行うとデッドロックが発生するIY64737 knotlockが正常に解放されないIY64691 chvg -bを実行すると、破損およびクラッシュを引き起こす場合があるIY63366 dlsymを実行すると、有効なシンボルにもNULLが返されるIY63133 CPUおよびボリューム・グループが多数あるとパフォーマンスが低下するIY69518 chvg -L / extendvgの不具合IY75901 IY69518の適用後にextendvgを実行すると、データが破損する場合があるIY59082 JFS2および過大負荷によってシステムがハングする 

AIX 5Lバージョン5.2を実行するAIXベースのシステムをインストールする前に、次の手順を実行します。

  1. 次の例のように、oslevel -rコマンドを入力して、AIX 5Lバージョン5.2、Maintenance Level 04以上がインストールされていることを確認します。

    # oslevel -r
    5200-04
    
    

    この例では、AIXのバージョンは5.2、Maintenance Levelは04です。

    オペレーティング・システムのバージョンがAIX 5.2.0.0 Maintenance Level 04(5200-04)未満の場合は、このレベルまでアップグレードします。AIX 5Lバージョン5.2のメンテナンス・パッケージは、次のWebサイトから入手できます。

    https://techsupport.services.ibm.com/server/aix.fdc
    
    
  2. 必要なファイルセットがインストールされ、コミットされているかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # lslpp -l bos.adt.base bos.adt.lib bos.adt.libm ¥
    bos.perf.perfstat bos.perf.libperfstat X11.motif.lib
    
    

    AIX 5Lバージョン5.2に必要なファイルセットの一覧は、表2-3を参照してください。

    ファイルセットがインストールおよびコミットされていない場合は、インストールします。ファイルセットのインストールの詳細は、使用しているオペレーティング・システムまたはソフトウェアのドキュメントを参照してください。

  3. 表2-3に記載されているパッチがインストールされていることを確認してください。プログラム診断依頼書(APAR)がインストールされているかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # /usr/sbin/instfix -i -k "IY22854 IY26778 ..."
    
    

    APARがインストールされていない場合は、次のWebサイトからダウンロードしてインストールします。

    https://techsupport.services.ibm.com/server/aix.fdc
    

2.2.2 AIX 5Lバージョン5.3のソフトウェア要件

表2-4は、AIX 5Lバージョン5.3のソフトウェア要件を示しています。

表2-4    AIX 5Lバージョン5.3のソフトウェア要件 
項目  要件 

Maintenance Level 

02以上 

ファイルセット 

bos.adt.base
bos.adt.lib
bos.adt.libm
bos.perf.libperfstat
bos.perf.perfstat
bos.perf.proctools
X11.motif.lib
 

パッチ 

IY70159 : KRTL再配置の問題

IY66513 : LDR_CNTRLの値の解析が失敗する

IY68989 : マップされた領域に書き込むとハングする 

次に、表2-4に記載されているパラメータがシステムにインストールされているかどうかを確認する手順を示します。

  1. 次の例のように、oslevel -rコマンドを入力して、AIX 5.3、Maintenance Level 02以上がインストールされていることを確認します。

    # oslevel -r
    5300-02
    
    

    この例では、AIXのバージョンは5.3、Maintenance Levelは02です。

    オペレーティング・システムのバージョンがAIX 5.3.0.0 Maintenance Level 2(5300-02)未満の場合は、このレベルまでアップグレードします。AIX 5Lバージョン5.3のメンテナンス・パッケージは、次のWebサイトから入手できます。

    https://techsupport.services.ibm.com/server/aix.fdc
    
    
  2. 必要なファイルセットがインストールされ、コミットされているかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # lslpp -l bos.adt.base bos.adt.lib bos.adt.libm ¥
    bos.perf.perfstat bos.perf.libperfstat X11.motif.lib
    
    

    AIX 5Lバージョン5.3に必要なファイルセットの一覧は、表2-4を参照してください。

    ファイルセットがインストールおよびコミットされていない場合は、インストールします。ファイルセットのインストールの詳細は、オペレーティング・システムまたはソフトウェアのドキュメントを参照してください。

  3. 表2-4に記載されているパッチがインストールされていることを確認してください。プログラム診断依頼書(APAR)がインストールされているかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # /usr/sbin/instfix -i -k "IY66513 IY70159 IY66513 IY60930 IY59386"
    
    

    APAR、またはそのファイルセットのいずれか1つがインストールされていない場合は、次のWebサイトからダウンロードしてインストールします。

    https://techsupport.services.ibm.com/server/aix.fdc
    

2.3 データベース要件

Oracle Business Intelligence 10gリリース2(10.1.2)は、次のデータベース・バージョンでサポートされています。

サポートされているバージョンの最新情報は、http://metalink.oracle.comのアプリケーションの動作保証に関する項で確認できます。

2.3.1 最新のOLAPパッチのダウンロード

マルチディメンション・データソースをクエリーするときは、特定のデータベース・リリースとパッチのみがサポートされます。最新のOLAPパッチにアクセスする手順は次のとおりです。

  1. OracleMetalink(http://metalink.oracle.com)にログインします。

  2. Patches」をクリックします。

  3. Advanced Search」をクリックします。

  4. 「Advanced Search」画面で、各フィールドを次のように入力します。

    • Product or Product Family: 「Search」アイコンをクリックして、「Search In」フィールドで「Database」と「Tools」を選択します。「View All」をクリックします。表示されるリストから、「Oracle OLAP」をクリックします。

    • Release: ドロップダウン・リストから適切なリリース番号を選択します。

    • Patch Type: 「Any」を選択します。

    • Platform or Language: サイト用のプラットフォームを選択します。

    • 残りのフィールドは空白のままにします。

    Go」をクリックするとパッチのリストが表示されます。パッチ名にOLAPが付いているのがOLAPパッチです。

2.3.2 OPTIMIZER_FEATURES_ENABLEパラメータのデフォルトの設定の受入れ

Oracleデータベースを最近アップグレードした場合は、OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE初期化パラメータを、以前のリリースのオプティマイザの動作のメンテナンスが可能な値に設定している場合があります。

OracleBI Discoverer Plus OLAPでは、最適なパフォーマンスを得るために、最新のデータベース機能を利用しています。OracleBI Discoverer Plus OLAPでは、OPTIMIZER_FEATURES_ENABLEパラメータを、それぞれのデータベース・リリースのデフォルト値のままにする必要があります(デフォルト値は、9.2.0など、データベースのリリース番号)。設定を変更すると、予期しない動作を引き起こす場合があります。

OPTIMIZER_FEATURES_ENABLEパラメータを明示的に以前のリリースに設定しないでください。実行計画やクエリーのパフォーマンスの問題は、ケース・バイ・ケースで対応してください。

2.4 ブラウザ要件

クライアント・コンピュータでのOracle Business Intelligenceには、次のブラウザ要件があります。

表2-5    ブラウザ要件 
項目  要件 

Microsoft Internet Explorer 

5.5、6.0およびそれ以上 

Netscape 

7.1、7.2 

Mozilla 

1.5以上 

Safari 

1.3以上 

サポートされるブラウザの最新情報は、OracleMetaLinkサイト(http://metalink.oracle.com)を確認してください。

2.5 その他のソフトウェア要件

Oracle Business Intelligenceには、前述されている以外にも次のソフトウェア要件があります。

表2-6    その他の要件 
項目  要件 

Discoverer Viewer 

クライアント・マシンでDiscoverer Viewerを実行するには、ブラウザでJavaScriptおよびCookieが有効になっている必要があります。 

Microsoft Excel 

Discoverer Plus Relationalを使用してMicrosoft Excelにエクスポートするには、Excel 97(またはそれ以上)が必要です。ワークシートをMicrosoft ExcelのWebクエリー・フォーマットにエクスポートする場合は、Excel 2000(またはそれ以上)が必要です。

Discoverer Plus OLAPを使用してMicrosoft Excelにエクスポートするには、Excel 2000(またはそれ以上)が必要です。 

JRE 

Discoverer Plusを実行するには、次のJREのいずれか1つを使用する必要があります。

  • Sun Java Plug-in 1.4.2_06(推奨)

  • Oracle JInitiator 1.3.1.22

 

/etc/servicesファイルを確認して、次のポート範囲がシステムで利用可能であることを確認します。

必要に応じて、/etc/servicesファイルからエントリを削除してシステムを再起動します。エントリを削除するには、パッチ3167528に格納されているperlスクリプトを使用できます。このパッチは、次のサイトから入手できます。

http://metalink.oracle.com

これらのポートを使用できない場合は、関連するConfiguration Assistantがインストール中に失敗します。


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