Oracle Application Server クイック・インストレーション・ガイド 10gリリース2(10.1.2) for AIX 5L Based Systems (64-bit) B50674-01 |
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10gリリース2(10.1.2) for AIX 5L Based Systems(64-bit)
B50674-01
2008年9月
原本名: Oracle Application Server Quick Installation Guide 10g Release 2 (10.1.2) for AIX 5L Based Systems (64-Bit)
原本部品番号: B25202-01
Copyright © 2008 Oracle. All rights reserved.
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このプログラムは、第三者のWebサイトへリンクし、第三者のコンテンツ、製品、サービスへアクセスすることがあります。オラクル社およびその関連会社は第三者のWebサイトで提供されるコンテンツについては、一切の責任を負いかねます。当該コンテンツの利用は、お客様の責任になります。第三者の製品またはサービスを購入する場合は、第三者と直接の取引となります。オラクル社およびその関連会社は、第三者の製品およびサービスの品質、契約の履行(製品またはサービスの提供、保証義務を含む)に関しては責任を負いかねます。また、第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。
このマニュアルで説明されている各種サービスは日本オラクル社から提供されるサービスです。サービスは、製品をご購入された日本オラクル正規代理店各社から提供される場合もありますが、サービス内容はこのマニュアルの説明と異なることがあります。
このマニュアルでは、次に示すOracle Application Serverのインストール・タイプのインストール方法について説明します。
メディア・パック受領後、ただちに同梱のPacking Listをもとにパッケージ内容物を確認してください。破損、欠品、不明な点などのお問合せは、本製品をご購入された日本オラクル正規代理店、もしくはOracle Directまでお寄せください。
メディア・パックには、このマニュアルの他に次の製品が同梱されています。
製品メディアには、製品をインストールするためのソフトウェアおよびREADMEファイルが含まれています。
Start Here CDには、インストール・マニュアル、リリース・ノート、お役に立つインターネット・リンクおよびメディア・パックに関する情報が含まれています。
Oracle Application Server JP Documentation Libraryには、オラクル製品のオンライン・ドキュメントが含まれています。
このマニュアルでは、次に示す構成でOracle Application Serverをインストールするユーザーを対象にしています。
より複雑なトポロジが必要な場合の詳細なインストール手順については、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。
Oracle Application Serverをインストールする前に、最新情報について、Oracle Application Serverのリリース・ノートを参照してください。
ご使用のコンピュータが、次の最小要件を満たしていることを確認してください。
次の要件を満たしている必要があります。
次の表に、その他のシステム要件を示します。
注意:
(1)Business Intelligence and FormsまたはPortal and WirelessをOracleAS Infrastructureと同一のコンピュータにインストールする場合は、1.5GB以上のメモリーが必要です。
(2)OracleAS Infrastructureのインストール先ディスクとは異なるディスクにOracleAS Metadata Repositoryデータベースのデータ・ファイルをインストールできます。この場合は、データ・ファイル用に1.3GB以上の空きディスク領域を確保してください。
ご使用のAIXのバージョンに応じて、該当するソフトウェア要件を次の項で参照してください。
表2に、AIX 5Lバージョン5.2のソフトウェア要件を示します。
AIX 5Lバージョン5.2を実行するAIXベース・システムをインストールする前に、次の手順を完了します。
# oslevel -r 5200-04
この例では、AIXのバージョンは5.2で、メンテナンス・レベルは4です。
オペレーティング・システムのバージョンがAIX 5.2.0.0メンテナンス・レベル4(5200-04)未満の場合は、ご使用のオペレーティング・システムをこのレベルまでアップグレードする必要があります。AIX 5Lバージョン5.2のメンテナンス・パッケージは、次のWebサイトから入手できます。
https://techsupport.services.ibm.com/server/aix.fdc
# lslpp -l bos.adt.base bos.adt.lib bos.adt.libm ¥ bos.perf.perfstat bos.perf.libperfstat X11.motif.lib
AIX 5Lバージョン5.2に必要なファイルセットの一覧は、表2を参照してください。
ファイルセットがインストールおよびコミットされていない場合は、インストールします。ファイルセットのインストール方法の詳細は、該当するオペレーティング・システムまたはソフトウェアのドキュメントを参照してください。
# /usr/sbin/instfix -i -k "IY22854 IY26778 ..."
APARがインストールされていない場合は、次のWebサイトからダウンロードしてインストールします。
https://techsupport.services.ibm.com/server/aix.fdc
表3に、AIX 5Lバージョン5.3のソフトウェア要件を示します。
項目 | 要件 |
---|---|
メンテナンス・レベル |
02以上 |
ファイルセット |
bos.adt.base |
パッチ |
IY68989: mmappedされた領域への書込みが停止する |
表3に示された各項目がシステムにインストールされているかどうかを確認するには、次の手順を実行します。
oslevel -r
コマンドを入力して、AIX 5.3のメンテナンス・レベル2以上がインストールされていることを確認します。
# oslevel -r 5300-02
この例では、AIXのバージョンは5.3で、メンテナンス・レベルは2です。
オペレーティング・システムのバージョンがAIX 5.3.0.0メンテナンス・レベル2(5300-02)未満の場合は、ご使用のオペレーティング・システムをこのレベルまでアップグレードする必要があります。AIX 5Lバージョン5.3のメンテナンス・パッケージは、次のWebサイトから入手できます。
https://techsupport.services.ibm.com/server/aix.fdc
# lslpp -l bos.adt.base bos.adt.lib bos.adt.libm ¥ bos.perf.perfstat bos.perf.libperfstat X11.motif.lib
AIX 5Lバージョン5.3に必要なファイルセットの一覧は、表3を参照してください。
ファイルセットがインストールおよびコミットされていない場合は、インストールします。ファイルセットのインストール方法の詳細は、該当するオペレーティング・システムまたはソフトウェアのドキュメントを参照してください。
# /usr/sbin/instfix -i -k "IY66513 IY70159 IY66513 IY60930 IY59386"
APARまたはそのファイルセットの一部がインストールされていない場合は、次のWebサイトからダウンロードしてインストールします。
https://techsupport.services.ibm.com/server/aix.fdc
次の表に、AIXで設定が必要なシェル制限を示します。表の後の手順では、各値の確認方法と設定方法について説明します。
シェル制限(smitで表示される) | 推奨値 |
---|---|
Soft FILE size |
-1(制限なし) |
Soft CPU time |
-1(制限なし) |
Soft DATA segment |
-1(制限なし) |
Soft STACK size |
-1(制限なし) |
これらのシェル制限に対して指定されている現行値を表示および変更する手順は次のとおりです。
# smit chuser
oracle
などのOracleソフトウェア所有者のユーザー名を入力します。
必要な場合は、既存の値を編集します。
ユーザー当たりの最大許容プロセス数が2048以上に設定されていることを確認します。次の手順では、この値の確認方法と設定方法について説明します。
# smit chgsys
必要な場合は、既存の値を編集します。
ARG_MAX
設定が、AIX 5Lに対して最大値に設定されていることを確認します。
ARG_MAX
値の設定を確認します。
prompt> getconf ARG_MAX
root
ユーザーとして次のコマンドを実行します。
# chdev -l sys0 -a ncargs=128
コンピュータに初めてOracle製品をインストールする場合は、インベントリ・ディレクトリにオペレーティング・システム・グループを作成します。インストーラによってインベントリ・ディレクトリにファイルが作成され、コンピュータにインストールされたOracle製品が追跡されます。
このマニュアルでは、このグループの名前にoinstall
を使用します。
第3.7項「オペレーティング・システム・ユーザーの作成」で、オペレーティング・システム・ユーザーを作成し、oinstall
グループをユーザーのプライマリ・グループに設定します。
インベントリ・ディレクトリ用に別のグループを用意することによって、様々なユーザーがコンピュータにOracle製品をインストールできるようにします。ユーザーは、インベントリ・ディレクトリへの書込み権限が必要です。この権限を持つには、oinstall
グループに所属します。
インベントリ・ディレクトリのデフォルトの名前はoraInventory
です。
コンピュータにインベントリ・ディレクトリがすでにあるかどうかが不明な場合は、/etc/oraInst.loc
ファイルを参照します。このファイルには、インベントリ・ディレクトリの場所と、それを所有するグループが一覧表示されます。ファイルがない場合は、そのコンピュータにはOracle製品がインストールされていません。
前述の項と同じ手順で、dba
と呼ばれるオペレーティング・システム・グループを作成します。次の手順でオペレーティング・システム・ユーザーを作成すると、このdba
グループはユーザーのセカンダリ・グループに設定されます。
Oracle製品のインストールとアップグレードを行うオペレーティング・システム・ユーザーを作成します。このマニュアルでは、このユーザーをoracle
と呼びます。
Oracle Application Serverをインストールするオペレーティング・システム・ユーザーは、次の環境変数を設定(または設定解除)する必要があります。
この項では、環境変数を設定する方法を説明します。
Cシェルの場合:
% setenv variable_name value
例(Cシェル):
% setenv DISPLAY test.mycompany.com:0.0
BourneまたはKornシェルの場合:
$ variable_name=value; export variable_name
例(BourneまたはKornシェル):
$ DISPLAY=test.mydomain.com:0.0; export DISPLAY
この項では、環境変数を設定する場合の注意事項を説明します。
.profile
ファイルに設定すると、変数が読み取られない場合があります。環境変数に正しい値が設定されていることを確認するには、インストーラを実行するシェル内で値を確認します。
env
コマンドを使用します。これにより、現在定義されているすべての環境変数とそれらの値が表示されます。
% env
su
コマンドを使用してユーザーを切り替える(たとえば、rootユーザーからoracle
ユーザーへ切り替える)場合、新しいユーザーは環境変数を確認します。環境変数は、新しいユーザーには渡されない場合があるからです。これは、su
に、-
パラメータを付けて(su -
user
)実行した場合でも発生する可能性があります。
# /* root user */ #su - oracle
%env
この項の内容は、OracleAS Infrastructureをインストールする場合にのみ該当します。
OracleAS Infrastructureでは、Oracleデータベースがインストールされ、デフォルトでポート1521が使用されます。ポート1521が使用されているかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。
prompt> netstat -an | grep 1521
ポート1521がサード・パーティのアプリケーションによって使用されている場合は、別のポートを使用するようにアプリケーションを構成する必要があります。
ポート1521が既存のOracleデータベース・リスナーで使用されている場合は、OracleAS Infrastructureをインストールする前にリスナーを停止する必要があります。
詳細は、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。
インストーラを起動するには、次の手順を実行します。
CD-ROMの場合: Oracle Application Server Disk 1を挿入します。
DVDの場合: Oracle Application Server DVDを挿入します。
AIXシステムに初めてOracleソフトウェアをインストールする場合は、rootpre.shスクリプトを実行します。
# mount_point/rootpre/rootpre.sh
このトポロジによって、J2EE and Web Cache中間層がインストールされ、次のコンポーネントが提供されます。
J2EE and Web Cache中間層をインストールするには、次の手順を実行します。
「次へ」をクリックします。
「インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください」: インベントリ・ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリは、製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なります。
例: /opt/oracle/oraInventory
「オペレーティング・システム・グループ名の指定」: インベントリ・ディレクトリへの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループを選択します。
例: oinstall
「次へ」をクリックします。
プロンプトが表示されたら、異なるシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.sh
スクリプトを実行します。このスクリプトは、インベントリ・ディレクトリにあります。
スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。
「名前」: このOracleホームを識別する名前を入力します。
例: OH_J2EE
「パス」: インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。インストール先ディレクトリが存在しない場合は、インストーラによって作成されます。
例: /opt/ora_j2ee
「次へ」をクリックします。
「Oracle Application Server」を選択し、「次へ」をクリックします。
「J2EE and Web Cache」を選択し、「次へ」をクリックします。
この画面に表示される要件を満たしていることを確認して、すべてのチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
このOracle Application Serverインスタンスでキャッシュ機能を使用する場合は、「OracleAS Web Cache」を選択します。
「Identity Management Access」は選択しないでください。
「OracleAS Farm Repository」は選択しないでください。
「次へ」をクリックします。
「自動」を選択し、「次へ」をクリックします。
「インスタンス名」: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。
例: J2EE
「ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを入力して、確認します。これは、このインスタンスの管理ユーザーです。
パスワードは5文字以上で、そのうちの1文字は数字にする必要があります。
「次へ」をクリックします。
選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。インストーラによって、ファイルがインストールされます。
注意: このスクリプトは、ダイアログが表示されるまで実行しないでください。
別のウィンドウでrootユーザーとしてログインし、root.sh
スクリプトを実行します。スクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。
root.sh
スクリプトを実行した後で、「OK」をクリックします。
この画面には、Oracle Application Serverコンポーネントを構成するConfiguration Assistantsの進捗状況が表示されます。
「終了」をクリックして、インストーラを終了します。
これらのトポロジによって、OracleAS Portal、Oracle Application Server WirelessおよびOracleBI Discovererなどのコンポーネントを使用するアプリケーションをデプロイできるようになります。
Portal and Wireless開発者トポロジを設定するには、次のものをインストールする必要があります。
Business Intelligence and Forms開発者トポロジを設定するには、次のものをインストールする必要があります。
Portal and WirelessおよびBusiness Intelligence and Forms中間層は、OracleAS Infrastructureのサービスを使用するため、最初にOracleAS Infrastructureをインストールする必要があります。
新しいデータベースと新しいOracle Internet Directoryを使用してOracleAS Infrastructureをインストールするには、次の手順を実行します。
「次へ」をクリックします。
「インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください」: インベントリ・ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリは、製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なります。
例: /opt/oracle/oraInventory
「オペレーティング・システム・グループ名の指定」: インベントリ・ディレクトリへの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループを選択します。
例: oinstall
「次へ」をクリックします。
プロンプトが表示されたら、異なるシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.sh
スクリプトを実行します。このスクリプトは、インベントリ・ディレクトリにあります。
スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。
「名前」: このOracleホームを識別する名前を入力します。
例: OH_INFRA
「パス」: インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。インストール先ディレクトリが存在しない場合は、Oracle Universal Installerによって作成されます。
例: /opt/oracle/oraInfra
「次へ」をクリックします。
「OracleAS Infrastructure」を選択し、「次へ」をクリックします。
「Identity Management and OracleAS Metadata Repository」を選択し、「次へ」をクリックします。
この画面に表示される要件を満たしていることを確認して、すべてのチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
「Oracle Internet Directory」を選択します。
「OracleAS Single Sign-On」を選択します。
「OracleAS Delegated Administration Service」を選択します。
「OracleAS Directory Integration and Provisioning」を選択します。
「OracleAS Certificate Authority」は選択しないでください。
「高可用性およびレプリケーション」は選択しないでください。
「次へ」をクリックします。
「自動」を選択し、「次へ」をクリックします。
「推奨ネームスペース」を選択し、「次へ」をクリックします。
「グローバル・データベース名」: OracleAS Metadata Repositoryデータベースの名前を入力し、ドメイン名をデータベース名に追加します。
グローバル・データベース名のデータベース名の部分は、次のように指定します。
グローバル・データベース名のドメイン名の部分は、次のように指定します。
例: orcl.yourcompany.com
「SID」: OracleAS Metadata Repository データベースのシステム識別子を入力します。通常、これはグローバル・データベース名ですが、ドメイン名は含めません。SIDは、すべてのデータベースで一意である必要があります。
このSID名には、前述したグローバル・データベース名のデータベース名の部分と同じ制限事項があります。
例: orcl
「データベース・キャラクタ・セットの選択」: データベースに使用するキャラクタ・セットを選択します。
「データベース・ファイルの場所」: データ・ファイル・ディレクトリの親ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリはすでに存在している必要があり、このディレクトリへの書込み権限を所有している必要があります。
インストーラによって、指定したパスのサブディレクトリにデータ・ファイルがインストールされます。インストーラは、サブディレクトリの名前にデータベース名を使用します。たとえば、グローバル・データベース名にorcl.yourcompany.com
と指定し、データベース・ファイルの場所に/data/dbfiles
と指定すると、インストーラは、次のディレクトリにデータベース・ファイルを格納します。/data/dbfiles/orcl
ディレクトリを配置するファイル・システムには、1.3GB以上の空きディスク領域が必要です。格納するデータ量に応じて、本番データベース用に追加のディスク領域が必要です。
「次へ」をクリックします。
データベース管理ユーザーのパスワードを設定します。これは、データベース管理に使用する権限付きアカウントです。すべてのユーザーに同じパスワードを使用することも、ユーザーごとに異なるパスワードを使用することもできます。
「次へ」をクリックします。
「インスタンス名」: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。
例: infra
「ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを入力して、確認します。これは、このインスタンスの管理ユーザーです。
パスワードは5文字以上で、そのうちの1文字は数字にする必要があります。
例: welcome99
「次へ」をクリックします。
選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。インストーラによって、ファイルがインストールされます。
注意: このスクリプトは、ダイアログが表示されるまで実行しないでください。
別のウィンドウでrootユーザーとしてログインし、root.sh
スクリプトを実行します。スクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。
root.sh
スクリプトを実行した後で、「OK」をクリックします。
この画面には、Oracle Application Serverコンポーネントを構成するConfiguration Assistantsの進捗状況が表示されます。
「終了」をクリックして、インストーラを終了します。
次の手順を実行すると、Portal and WirelessまたはBusiness Intelligence and Forms中間層がインストールされ、第6.1項「OracleAS Infrastructureのインストール」でインストールしたOracleAS Infrastructureを使用するように構成されます。
「次へ」をクリックします。
「インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください」: インベントリ・ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリは、製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なります。
例: /opt/oracle/oraInventory
「オペレーティング・システム・グループ名の指定」: インベントリ・ディレクトリへの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループを選択します。
例: oinstall
「次へ」をクリックします。
プロンプトが表示されたら、異なるシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.sh
スクリプトを実行します。このスクリプトは、インベントリ・ディレクトリにあります。
スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。
「名前」: このOracleホームを識別する名前を入力します。
例: OH_PORTAL
「パス」: インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。インストール先ディレクトリが存在しない場合は、Oracle Universal Installerによって作成されます。
例: /opt/oracle/oraPortal
「次へ」をクリックします。
「Oracle Application Server」を選択し、「次へ」をクリックします。
「Portal and Wireless」または「Business Intelligence and Forms」を選択し、「次へ」をクリックします。
この画面に表示される要件を満たしていることを確認して、すべてのチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
Portal and Wirelessの場合は、次のオプションを選択します。
Business Intelligence and Formsの場合は、次のオプションを選択します。
「次へ」をクリックします。
「自動」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ホスト名」: Oracle Internet Directoryを実行しているコンピュータの名前を入力します。
「ポート」: Oracle Internet Directoryがリスニングしているポートのポート番号を入力します。Oracle Internet Directoryのポート番号は、ORACLE_HOME/install/portlist.ini
ファイルを確認します。ORACLE_HOME
は、OracleAS Infrastructureのインストール先です。
「Oracle Internet DirectoryにはSSL接続のみ使用」を選択した場合は、portlist.ini
ファイル内のOracle Internet Directory(SSL)パラメータからポート番号を取得する必要があります。
「次へ」をクリックします。
「ユーザー名」: orcladmin
と入力します。これは、Oracle Internet Directory管理者の名前です。
「パスワード」: orcladminユーザーのパスワードは、インフラストラクチャのias_adminユーザーのパスワードと同じです。このパスワードは、インフラストラクチャをインストールしたときに入力したものです(第6.1項「OracleAS Infrastructureのインストール」の手順13を参照)。
「次へ」をクリックします。
「リポジトリ」: この中間層インスタンスで使用するOracleAS Metadata Repositoryを選択し、「次へ」をクリックします。
この画面は、Business Intelligence and Formsインストールを選択した場合にのみ表示されます。
OracleAS Reports Servicesで使用する送信メール(SMTP)サーバーの名前を入力します。空白のままにしておいて、後で設定することもできます。「次へ」をクリックします。
「インスタンス名」: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。
例: PORTAL
「ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを入力して、確認します。これは、このインスタンスの管理ユーザーです。
パスワードは5文字以上で、そのうちの1文字は数字にする必要があります。
例: welcome99
「次へ」をクリックします。
選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。インストーラによって、ファイルがインストールされます。
注意: このスクリプトは、ダイアログが表示されるまで実行しないでください。
別のウィンドウでrootユーザーとしてログインし、root.sh
スクリプトを実行します。スクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。
root.sh
スクリプトを実行した後で、「OK」をクリックします。
この画面には、Oracle Application Serverコンポーネントを構成するConfiguration Assistantsの進捗状況が表示されます。
「終了」をクリックして、インストーラを終了します。
インストールの後にOracle Application Serverの「ようこそ」ページにアクセスして、インストールに成功したことを確認します。「ようこそ」ページのURLは、次のとおりです。
http://hostname.domainname:http_port
ORACLE_HOME/install/portlist.ini
ファイルを確認して、http_portを特定します。このポートは、「Oracle HTTP Server listen port
」行に表示されます。
「ようこそ」ページには、次のような役立つページへのリンクが含まれています。
OracleAS Metadata Repositoryを既存のOracleデータベースにインストールする場合は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantと呼ばれるツールを実行します。
Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantは、「OracleAS Metadata Repository Creation Assistant」CD-ROMに格納されています。
このツールの使用方法の詳細は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantのユーザーズ・ガイドを参照してください。
この項では、次の内容について説明します。
このメディア・パックに含まれている製品は、トライアル・ライセンス契約に基づき、30日間、インストールおよび評価できます。 ただし、30日間の評価期間後もいずれかの製品の使用を継続する場合、プログラム・ライセンスをご購入いただく必要があります。
Oracle製品サポートをご購入いただいた場合、Oracle Supportに、年中無休で24時間いつでも、お問い合せいただけます。 Oracle製品サポートの購入方法、またはOracle Supportへの連絡方法の詳細は、Oracle SupportのWebサイトを参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/support/
Oracle製品のマニュアルは、HTMLおよびAdobe社PDF形式で提供されており、入手方法がいくつかあります。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/
PDFドキュメントを表示するには、必要に応じて、Adobe社のWebサイトから、無料のAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください。
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