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Oracle Internet Directory 管理者ガイド
10gリリース2(10.1.2)
B15775-02
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ディレクトリ管理ツール

この章では、Oracle Internet Directoryの様々な管理ツールについて説明します。Oracle Directory Managerと呼ばれるオンライン管理ツールの起動方法とナビゲート方法、およびこのツールでディレクトリ・サーバーに接続する方法を説明します。また、LDAP、バルクおよびカタログの各操作に関するコマンドライン・ツールについても説明します。

この章では、次の項目について説明します。

Oracle Delegated Administration Servicesは、ユーザーのかわりにディレクトリ操作を実行するために事前定義されたWebベースのユニットのセットであり、これもディレクトリ管理に利用できます。これにより、ディレクトリ管理者は他の管理者やエンド・ユーザーに対して特定の機能を委任でき、ディレクトリ管理の日常的な作業から解放されます。たとえば、エンド・ユーザーが管理者の介入を必要とせずに自分の個人プロファイル情報(Oracle Application Server Single Sign-Onパスワードなど)を変更できるようにするために使用できます。

Oracle Internet Directoryセルフ・サービス・コンソールは、Oracle Delegated Administration Servicesを使用して作成されたツールの1つです。このすぐに使用可能なアプリケーションによって、委任された管理者やエンド・ユーザーがディレクトリのデータを管理するための単一のグラフィカル・インタフェースが提供されます。

関連資料

『Oracle Identity Management委任管理ガイド』 

Oracle Directory Managerの使用方法

Oracle Directory Managerは、Oracle Internet Directoryを管理するためのJavaベースのツールです。この項では、その基本機能のいくつかを説明します。各機能固有の詳細は、このマニュアルの中で、各種タスクの実行方法を説明している項に記載されています。

この項では、次の項目について説明します。

Oracle Directory Managerの起動

Oracle Directory Managerの起動前に、ディレクトリ・サーバー・インスタンスを実行しておく必要があります。インスタンスを実行していない場合は、「Oracle Internet Directoryを起動するOPMNのセマンティクス」の説明に従って起動してください。

関連項目

ディレクトリ・サーバー・インスタンスの概念の説明は、「Oracle Internet Directoryのアーキテクチャ」を参照してください。 

Oracle Directory Managerを起動するには、オペレーティング・システムごとに、表4-1に示す説明に従ってください。

表4-1    オペレーティング・システム固有のOracle Directory Managerの起動方法 
オペレーティング・システム  参照先 

Microsoft Windows 

スタート」メニューから「プログラム」を選択し、「ORACLE_HOME」、「Integrated Management」、「Oracle Directory Manager」の順に選択します。 

UNIX 

パスを設定していない場合は、$ORACLE_HOME/binに移動します。

コマンド・プロンプトで、次のコマンドを入力します。

oidadmin 

初めてOracle Directory Managerを起動すると、サーバーに接続する必要があることを知らせるアラートが表示されます。「OK」を選択します。「ディレクトリ・サーバーの接続」ダイアログ・ボックスが表示されます。

Oracle Directory Managerを使用したディレクトリ・サーバーへの接続

ディレクトリ・サーバーへ接続する手順は、次のとおりです。

  1. 「ディレクトリ・サーバーの接続」ダイアログ・ボックスに、使用可能なサーバーの名前とポート番号を入力します。

    デフォルトのポートは389です。ポートは必要に応じて変更できます。ただし、Oracleディレクトリ・サーバーをデフォルトのポート以外で実行する場合は、そのサーバーを使用するすべてのクライアントに、正しいポートを必ず通知してください。

    OK」を選択します。「Oracle Internet Directoryの接続」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 資格証明」タブ・ページの各フィールドに、このサーバー・インスタンス固有の情報を入力します。フィールドについては、表A-1を参照してください。

    関連資料

     

  3. 資格証明」タブ・ページの「SSL有効」チェック・ボックスを選択した場合は、次に「SSL」タブを選択します。

  4. 「SSL」タブ・ページの各フィールドに必要なデータを入力します。フィールドについては、表A-2を参照してください。

  5. ログイン」を選択します。Oracle Directory Managerが表示されます。

Oracle Directory Managerのナビゲート

この項では、Oracle Directory Managerの概要を紹介し、メニュー・バーの項目とツールバーのボタンについて説明します。

Oracle Directory Managerの概要

ディレクトリと同様に、ナビゲータ・ペイン(ダブル・ウィンドウ・インタフェースの左側のウィンドウ)はツリー構造です。最初にOracle Directory Managerをオープンしたときのナビゲータ・ペインには、ツリー項目「Oracle Internet Directoryサーバー」のみが表示されます。ツリー項目の横のプラス記号(+)をクリックすると、そのツリー項目のサブコンポーネントが表示されます。

右側のペインでは、一部のウィンドウに「適用」ボタンと「OK」ボタンがあります。「適用」を選択すると、変更内容がコミットされ、ウィンドウを開いたまま続けて他の変更操作を実行できます。「OK」をクリックすると、変更内容がコミットされ、ウィンドウが閉じます。

同様に、「回復」ボタンと「取消」ボタンがあります。「回復」をクリックすると、そのウィンドウで行った変更は適用されず、元の値が該当するフィールドに再び表示され、ウィンドウを開いたまま作業を継続できます。「取消」をクリックすると、そのウィンドウで行った変更は適用されないままウィンドウが閉じます。

Oracle Directory Managerのメニュー・バー

表4-2に、メニュー・バーからアクセスできるメニューを示します。各メニュー項目は、表示しているペインやタブ・ページによって、使用できる場合と使用できない場合があります。

表4-2    Oracle Directory Managerのメニュー・バー 
メニュー  メニュー項目 

ファイル 

作成: オブジェクトを追加します。

類似作成: ナビゲータ・ペインで選択したオブジェクトをテンプレートとして使用し、新規オブジェクトを追加します。

接続: ナビゲータ・ペインで選択したディレクトリ・サーバーに接続します。

切断: ナビゲータ・ペインで選択したディレクトリ・サーバーから切断します。

終了: Oracle Directory Managerを終了します。 

編集 

編集: オブジェクトを変更します。

削除: 選択したオブジェクトを削除します。

オブジェクト・クラスの検索または属性の検索: コンテキストに応じて、オブジェクト・クラスまたは属性を検索します。ナビゲータ・ペインで「Oracle Internet Directory」、<ディレクトリ・サーバー・インスタンス>、「サーバー管理」、「オブジェクト・クラス」の順に選択すると、このメニュー項目でオブジェクト・クラスを検索できます。「Oracle Internet Directory」、<ディレクトリ・サーバー・インスタンス>、「サーバー管理」、「属性」の順にナビゲートすると、属性を検索できます。 

表示 

リフレッシュ: メモリーに格納されているデータを更新し、データベースに変更内容を反映します。

切離し: Oracle Directory Managerの右側のペインに表示されているフィールドと値を含むセカンダリ・ダイアログを生成します。2つの情報を比較する場合に便利です。 

操作 

オブジェクト・クラスの作成: 新規オブジェクト・クラスの追加に使用する「新規オブジェクト・クラス」ウィンドウを表示します。

属性の作成: エントリへの新規属性の追加に使用する「新規属性の型」ダイアログ・ボックスを表示します。

アクセス制御ポイントの作成: 新規アクセス制御ポリシー・ポイントの追加に使用する「新規アクセス制御ポイント」ダイアログ・ボックスを表示します。

エントリの作成: 新規ディレクトリ・エントリの追加に使用する「新規エントリ」ダイアログ・ボックスを表示します。

エントリのリフレッシュ: メモリーに格納されているエントリのデータを更新し、データベースに変更内容を反映します。

サブツリー・エントリのリフレッシュ: メモリーに格納されているエントリの子を更新し、データベースに変更内容を反映します。

検索フィルタの構成: 指定されたフィルタに応じてナビゲータ・ペインが表示するエントリの範囲を狭くします。

索引の削除: 属性から索引を削除します。この項目を選択すると、削除の確認を要求するアラートが表示されます。

検索: ACP検索の構成を可能にします。

ユーザー・プリファレンス: 次の操作のためのダイアログ・ボックスを表示します。

  • エントリ検索結果の表示の構成

  • ACPの表示をOracle Directory Managerの実行のたびに行うか、検索の結果としてのみ行うかの設定

 

ヘルプ 

目次: ヘルプ・ナビゲータの「目次」タブ・ページを表示します。

トピックの検索: オンライン・ヘルプ・ガイドのワード検索に使用する「ヘルプ検索」ダイアログ・ボックスを表示します。

Oracle Internet Directoryバージョン情報: Oracle Internet Directoryのバージョン情報を表示します。 

Oracle Directory Managerのツールバー

表4-4に、Oracle Internet Directoryツールバーのボタンの説明を示します。各ボタンは、Oracle Directory Managerに表示しているペインやタブ・ページによって、使用できる場合と使用できない場合があります。

表4-3    Oracle Directory Manager のツールバー 
ボタン  用途 

 

接続: ナビゲータ・ペインで選択したディレクトリ・サーバーに接続します。または選択したディレクトリ・サーバーから切断します。 


 

更新: メモリーに格納されているエントリ以外のオブジェクトのデータを更新し、データベースに変更内容を反映します。 


 

作成: 新規オブジェクトを追加します。 


 

類似作成:別のオブジェクトをテンプレートとして使用して、新規オブジェクトを追加します。 


 

編集: オブジェクトを変更します。 


 

オブジェクト・クラスの検索または属性の検索: コンテキストに応じて、オブジェクト・クラスまたは属性を検索します。ナビゲータ・ペインで「Oracle Internet Directory」→ディレクトリ・サーバー・インスタンス→「サーバーの管理」→「オブジェクト・クラス」の順にナビゲートすると、このボタンでオブジェクト・クラスを検索できます。「Oracle Internet Directory」→ディレクトリ・サーバー・インスタンス→「サーバーの管理」→「属性」の順にナビゲートすると、属性を検索できます。 


 

削除: オブジェクトを削除します。 


 

オブジェクト・クラスの追加: 既存エントリにオブジェクト・クラスを追加します。 


 

エントリのリフレッシュ: メモリーに格納されているエントリのデータを更新し、データベースに変更内容を反映します。 


 

サブツリー・エントリのリフレッシュ: メモリーに格納されているエントリの子を更新し、データベースに変更内容を反映します。 


 

検索フィルタの構成: 指定されたフィルタに応じてナビゲータ・ペインが表示するエントリの範囲を狭くします。 


 

索引の削除: 属性から索引を削除します。このボタンをクリックすると、削除の確認を要求するアラートが表示されます。 


 

検索: ACP検索の構成を可能にします。 


 

ユーザー・プリファレンス: 検索操作のエントリと同様に、ナビゲータ・ペインのACPの表示を構成できるようにします。 


 

ヘルプ: ヘルプ・システムを表示します。 

Oracle Directory Managerを使用した追加のディレクトリ・サーバーへの接続

一度に複数のディレクトリ・サーバーに接続し、各ディレクトリ・サーバーのデータ、スキーマおよびセキュリティを表示して変更できます。複数のサーバーに接続すると、「Oracle Internet Directoryサーバー」の下のナビゲータ・ペインに、各サーバーがリストされます。

追加のディレクトリ・サーバーに接続する手順は、次のとおりです。

  1. ナビゲータ・ペインで「Oracle Internet Directoryサーバー」を選択します。

  2. 右側のペインの「新規」をクリックします。

  3. 「Oracle Directory Managerを使用したディレクトリ・サーバーへの接続」で説明している手順に従ってログインします。

Oracle Directory Managerを使用したディレクトリ・サーバーからの切断

Oracle Directory Managerを使用してディレクトリ・サーバーから切断するには、「ファイル」メニューから「切断」を選択します。また、Oracle Directory Managerを終了すると、すべてのディレクトリ・サーバーとディレクトリ間の接続が自動的に切断されます。

すべての接続情報は、ファイルosdadmin.iniのユーザーのホーム・ディレクトリに格納されます。

Oracle Directory Managerを再起動すると、今までに接続したすべてのサーバー接続が、「ディレクトリ・サーバー・ログイン」ダイアログ・ボックスに表示されます。

Oracle Directory Managerでの検索の表示と期間の構成

検索の結果としてOracle Directory Managerに表示されるエントリの最大数と検索の期間を指定できます。Oracle Directory Managerまたはディレクトリ・サーバー、あるいはその両方でこれらの構成を行えます。

Oracle Directory Managerとディレクトリ・サーバーの両方で構成を行い、Oracle Directory Managerでの構成がディレクトリ・サーバーでの構成と一致しない場合、この矛盾をOracle Internet Directoryが次のように解決します。

Oracle Directory Managerで検索の表示と期間を構成する手順は、次のとおりです。

  1. ナビゲータ・ペインで「Oracle Internet Directoryサーバー」を展開して、構成するサーバーを選択します。

  2. ツールバーから「ユーザー・プリファレンス」を選択します。「ユーザー・プリファレンス」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. エントリ管理の構成」タブ・ページの「1レベルのサブツリー・エントリの最大数」フィールドに、検索により返されるエントリの最大数を入力します。

  4. 最大の検索時間」フィールドに、検索完了までの最大時間を秒単位で入力します。デフォルトは3600です。

  5. OK」を選択します。

Oracleディレクトリ・サーバーで検索の表示と期間を構成する手順は、次のとおりです。

  1. ナビゲータ・ペインで、「Oracle Internet Directoryサーバー」を展開して、ディレクトリ・サーバー・インスタンスを選択します。そのサーバーに対応するタブ・ページが右側のペインに表示されます。

  2. システム操作属性」タブ・ページの「問合せエントリの返送制限」フィールドに、検索によって戻されるエントリの最大数を入力します。デフォルトは1000です。

  3. サーバー処理の制限時間」フィールドに、検索完了までの最大時間を秒単位で入力します。デフォルトは3600です。

  4. 適用」を選択します。

Oracle Directory Managerを使用した管理タスクの実行

Oracle Directory Managerを使用すると、Oracle Internet Directoryの大部分の管理タスクを実行できます。Oracle Directory Managerで実行できないタスクには、OIDモニター(oidmon)の起動と停止やサーバー・インスタンスの起動と停止などの実行プロセスがあります。Oracle Directory Managerで実行できないタスクの実行には、対応するLDAPコマンドライン・ツールを使用します。

関連資料

 

表4-4に、Oracle Directory Managerを使用して管理できるタスクの領域、および各領域に関する説明の参照先を示します。

表4-4    Oracle Directory Managerでのタスクの領域 
タスクの領域  参照先 

アクセス制御管理 

「Oracle Directory Managerを使用したアクセス制御の管理」

コマンドライン・ツールを使用したアクセス制御の管理 

属性一意性管理 

第7章「ディレクトリの属性一意性」 

監査ログ管理 

第10章「ディレクトリのロギング、監査および監視」 

変更ログ管理 

「ディレクトリ・レプリケーションの変更ログ」

第25章「Oracle Internet Directory レプリケーションの管理」

『Oracle Identity Management統合ガイド』のOracle Directory Synchronization Serviceに関する章を参照してください。

『Oracle Identity Management統合ガイド』のOracle Directory Integration and Provisioning Serverの章 

エントリ管理 

「Oracle Directory Managerを使用したエントリの管理」 

ガベージ・コレクション
管理 

第22章「Oracle Internet Directoryにおけるガベージ・コレクション」 

パスワード・ポリシー管理 

第15章「Oracle Internet Directoryのパスワード・ポリシー」 

パスワード検証管理 

第16章「パスワード・ベリファイアのディレクトリ格納」 

プラグイン管理 

第VI部「ディレクトリ・プラグイン」 

レプリケーション管理 

第25章「Oracle Internet Directory レプリケーションの管理」 

スキーマ管理 

「ディレクトリのオブジェクト・クラス」

「ディレクトリの属性」 

サーバー管理 

第5章「Oracleディレクトリ・サーバーの管理」 

Oracle Internet Directoryコンポーネントのプロセス制御

この項では、Oracle Internet Directoryにおけるプロセス制御モデルの背後にある概念を列挙して説明します。これはOracle Internet DirectoryのLDAP、レプリケーションおよびディレクトリ統合サーバーのインスタンスに適用されます。

この項では、次の項目について説明します。

Oracle Directory Integration and Provisioningサーバーの起動と停止の詳細は、『Oracle Identity Management統合ガイド』のOracle Directory Integration and Provisioningサーバー管理に関する章を参照してください。

Oracle Internet Directoryのプロセス制御で重要なツールとデーモン

OPMNは、Oracle Application Serverインストールの様々なコンポーネントを監視するデーモン・プロセスです。OPMNは、すべての中間層およびOracle Application Server Infrastructureにインストールおよび構成され、Oracle Application Serverの実行に不可欠です。Oracle Internet DirectoryはOracle Application Server Infrastructureの一部としてインストールされるため、OPMNはOracle Application ServerコンポーネントとしてのOracle Internet Directoryを監視します。OPMNのコマンドライン・インタフェースは、$ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctlです。コンポーネントとしてのOracle Internet Directoryを停止または起動するには、OPMNCTLを使用します。

関連資料

『Oracle Process Manager and Notification Server管理者ガイド』の「Oracle Internet Directoryの構成」の章 

OIDMON($ORACLE_HOME/bin/oidmon)は、すべてのOracle Internet Directoryサーバー・インスタンスのプロセス制御を行うデーモン・プロセスです。

OIDCTL($ORACLE_HOME/bin/oidctl)は、追加のOracle Internet Directoryサーバー・インスタンスの構成や、インスタンス・レベルのプロセス制御の実行を可能にするコマンドライン・ツールです。

Oracle Internet DirectoryとOPMNの統合

この項では、Oracle Internet DirectoryとOPMNの相互作用について説明します。ここで説明する項目は次のとおりです。

Oracle Internet Directoryを監視するOPMNのセマンティクス

監視ルールは次のとおりです。

OPMN.XML内のOracle Internet Directory Snippet

Oracle Internet Directoryコンポーネント固有のディレクティブは、次の場所にあります。

Oracle Internet Directoryを起動するOPMNのセマンティクス

OPMNによるOracle Internet Directoryコンポーネントの起動は次の手順で行われます。

opmnctl startproc ias-component=OIDを使用する場合、opmn.xmlパラメータはopmnctl startallを使用するときのようにリロードされません。

Oracle Internet Directoryを停止するOPMNのセマンティクス

OPMNによるOracle Internet Directoryコンポーネントの停止は次の手順で行われます。

opmnctl stopproc ias-component=OIDを使用する場合、opmn.xmlパラメータはopmnctl stopallを使用するときのようにリロードされません。

OIDMONを監視するOPMNのセマンティクス

OPMNは次の手順でOIDMONを監視します。

Oracle Internet Directoryのプロセス制御(ベスト・プラクティス)

OPMNCTLおよびOIDCTLを使用する場合には、次の方法をお薦めします。

次の項では、お薦めする方法の例を示します。たとえば次のような方法です。

OID LDAPサーバー・インスタンスのデフォルト構成の変更

デフォルトのOracle Internet Directoryインストールでは、デフォルト構成設定(configset0)を使用します。この設定では、1つのサーバー・プロセスおよび2つのデータベース接続のある単一のサーバー・インスタンスが構成されます。この構成では、ユーザー環境での本番のLDAPロードを適切に処理できない場合があります。その場合、サーバー・プロセス数またはデータベース接続数、あるいはその両方を増やす必要があります。これらは、configset0のorclserverprocsおよびorclmaxccの属性値をそれぞれ変更することで変更できます。

Oracle Directory Managerを使用して、次の手順でデフォルトのconfigsetを変更します。

  1. Oracle Directory Managerを起動します。

  2. orcladminとしてログインします。

  3. サーバー管理」を展開します。

  4. デフォルト構成」をクリックします。

  5. DBの最大接続数」を必要な値に変更します。一般的には、10をお薦めします。

  6. 必要に応じて、「要素のプロセスの数」を変更します。一般的な値は、1またはシステム上のCPUの数です。

  7. 適用」をクリックします。

  8. 次のように入力して、Oracle Internet Directoryサーバーを再起動します。

    opmnctl stopproc ias-component=OID
    opmnctl startproc ias-component=OID
    
    

    デフォルト構成設定のその他のパラメータは変更しないことをお薦めします。

追加のOracle Internet Directory LDAPサーバー・インスタンスの構成

追加のOracle Internet Directory LDAPサーバー・インスタンスを起動するには、必要な構成値を設定した追加構成設定を追加し、これらの追加構成設定を使用して追加のサーバー・インスタンスを起動します。(デフォルト構成設定を使用してデフォルト値を上書きしないでください。)構成設定を追加し、この設定を使用して次の手順でOracle Internet Directory LDAPサーバー・インスタンスを起動します。

  1. Oracle Directory Managerを起動します。

  2. サーバー管理」を展開します。

  3. ディレクトリ・サーバー」を展開します。

  4. デフォルト構成設定」を右クリックします。

  5. 類似作成」をクリックします。

  6. 新規の構成設定の必要なパラメータを変更します。デフォルト構成設定またはその他の構成設定とポート番号が重複していないことを確認します。

  7. OK」をクリックします。

configset2という新規の構成設定を使用してLDAPサーバー・インスタンスを起動するには、次を入力します。

oidctl connect=connStr server=oidldapd instance=2 configset=2 start

デフォルトのOracle Internet Directory LDAPサーバー・インスタンスの構成解除

Oracle Internet Directory LDAPサーバー・インスタンスを1つ以上のOracle Internet Directory LDAPサーバー・インスタンスに置き換えるには、opmn.xmlを編集してデフォルトのLDAPインスタンスの構成を解除する必要があります。デフォルトでは、opmn.xmlにはopmnctl startの入力時にデフォルトのOracle Internet Directory LDAPサーバー・インスタンスを起動しようとするXML Snippetが含まれています。デフォルトのOracle Internet Directory LDAPサーバー・インスタンスの構成を解除するには、次の手順を実行します。

  1. 次のように入力します。

    oidctl connect=connStr server=oidldapd instance=1 stop
    
    
  2. $ORACLE_HOME/opmn/conf/opmn.xmlファイルを編集し、次の行を削除します。

    <category id="oidctl-parameters">
    <data id="connect" value="iasdb"/>
    <data id="startoidldapd" value="true"/>
    </category>
    
    

Oracle Internet Directoryレプリケーション・サーバーのインスタンスの構成

OIDレプリケーション・サーバーのインスタンスを構成するには、oidctl startコマンドを使用します。たとえば、次のように入力します。

oidctl connect=connStr server=oidrepld instance=1 ¥
 flags="-h LdapHost -p LdapPort" start

oidrepldのインスタンスは、複数起動しないでください。

Oracle Directory Integration and Provisioningサーバー・インスタンスの構成

Oracle Directory Integration and Provisioningサーバーのインスタンスを構成するには、oidctl startコマンドを使用します。たとえば、次のように入力します。

oidctl connect=connStr server=odisrv instance=1 ¥
 flags="-h LdapHost -p LdapPort" start

OIDMONおよびODS_PROCESS表

OIDMONは、Oracle Internet DirectoryのLDAP、レプリケーションおよびディレクトリ・サーバー・インスタンスを含むすべてのOracle Internet Directoryサーバー・インスタンスの起動、停止、再起動および監視を行います。

OIDMONは、ODSデータベース・ユーザー・スキーマのods_process表の内容を定期的に読み取り、その内容により伝達される目的に基づいて動作します。周期はoidmonの起動時に使用されるコマンドライン引数sleepの値によって制御されます。デフォルト値は10秒です。

表4-5で、ODS_PROCESS表のプロセス制御に関する情報について説明します。

表4-5    ODS_PROCESS表のプロセス制御項目 
項目  意味 

Instance 

指定されたホスト上の指定されたサーバーIDに対する一意のインスタンス番号 

PID 

稼働中のサーバーのプロセスID 

ServerID 

サーバーID(2=OIDLDAPD、3=OIDREPLD、7=ODISRV) 

Flags 

サーバー・インスタンスに渡す必要のあるコマンドライン引数 

Hostname 

このサーバーが存在している必要のあるホスト名 

Configset 

Configsetの情報 

State 

サーバー・インスタンスの状態(0=停止、1=起動、2=実行中、3=再起動、4=シャットダウン) 

RetryCount 

サーバー・インスタンスが正常に起動するまでの起動試行回数 


注意

  • (Instance、ServerID、Hostnameには)一意性制約があります。

  • ここでは、概念を示す目的のみでods_processの詳細を説明しています。ユーザーがOIDCTLを使用せずに表を更新することは不適切であり、オラクル社ではこのような更新をサポートしていません。

 

OIDMONはOracle Internet Directoryサーバー・インスタンスに関して、次のアクションを実行します。

OIDCTLのプロセス制御セマンティクス

この項では、OIDCTLを使用したOracle Internet Directoryサーバー・インスタンスの起動および停止のセマンティクスを説明します。

OIDCTLは、ODSデータベース・ユーザー・スキーマのods_process表を更新することによって、特定のOracle Internet Directoryサーバー・インスタンスを起動、停止または再起動することを伝達します。

Oracle Internet Directoryサーバー・インスタンスの起動時のプロセスは次のとおりです。

OIDCTLを使用したOracle Internet Directoryサーバー・インスタンスの停止時のプロセスは次のとおりです。

コマンドライン・ツールの使用方法

Oracle Internet Directoryには、ディレクトリ・エントリと属性を操作するために、次のような数種類のコマンドライン・ツールが用意されています。

多くのコマンドライン・ツールは、LDAP Data Interchange Format(LDIF)で記述されたテキスト・ファイルのオブジェクトに有効です。


注意

コマンドライン・ツールを使用するには、次の環境変数を設定します。

  • ORACLE_HOME

  • ORACLE_SIDまたは適切なTNS CONNECT文字列

  • NLS_LANGAPPROPRIATE_LANGUAGE.AL32UTF8)。インストール時のデフォルトの言語設定は、AMERICAN_AMERICAです。

  • PATHおよびCLASSPATH。環境変数PATHおよびCLASSPATHでは、UNIXバイナリ・ディレクトリの前にOracle LDAPバイナリ(ORACLE_HOME/bin)を指定します。

 


注意

Oracle Identity Managementのドキュメントにおけるコマンドラインの例は、UNIXのkshに基づいたものです。シェルでエスケープする必要のある引数は、二重引用符(")で表示されています。使用するシェル環境に応じて適切な引用符を使用してください。 


関連資料

LDIFファイルのフォーマット方法は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のLDIFファイルの形式化規則に関する項を参照してください。 

この項では、次の項目について説明します。

Oracle Internet Directoryサーバーの起動、停止、監視のためのコマンドライン・ツール

表4-6に、Oracle Internet Directoryサーバーを起動、停止および監視するための各種コマンドライン・ツールとその詳細情報の参照先を示します。

表4-6    Oracle Internet Directoryサーバーの起動、停止、監視のためのツール 
ツール  説明  詳細情報の参照先 

Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN) 

Oracle Application ServerコンポーネントとしてのOracle Internet Directoryを停止または起動するには、OPMNCTLを使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のopmnctlコマンドライン・ツールのリファレンス

『Oracle Process Manager and Notification Server管理者ガイド』の「Oracle Internet Directoryの構成」の章 

OID制御ユーティリティ(OIDCTL) 

このツールは、サーバーの個別のインスタンスを起動および停止するときに使用します。コマンドは、OIDモニター・プロセスによって解析され、実行されます。 

概念の説明は、「Oracle Internet Directoryのアーキテクチャ」を参照してください。

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のoidctlコマンドライン・ツールのリファレンス 

OIDモニター(OIDMON) 

OIDMONを直接起動する必要はありません。OIDMONは、OPMNを使用して起動および停止します。ディレクトリ・サーバー・インスタンスを起動または停止するためにOID制御ユーティリティ(OIDCTL)を介してコマンドを発行すると、そのコマンドはOIDMONによって解析されます。 

概念の説明は、「Oracle Internet Directoryのアーキテクチャ」を参照してください。

構文と使用方法は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のoidmonコマンドライン・ツールのリファレンスを参照してください。 

エントリと属性の管理のためのコマンドライン・ツール

表4-7に、エントリと属性を管理するためのコマンドライン・ツールとその詳細情報の参照先を示します。

表4-7    エントリの管理のためのツール 
ツール  説明  詳細情報の参照先 

カタログ管理ツール(catalog.sh) 

Oracle Internet Directoryは、索引を使用して属性を検索できるようにしています。Oracle Internet Directoryのインストール時に、エントリcn=catalogsに、検索で使用できる属性がリストされます。等価の一致規則を持つ属性のみが索引付けできます。

その他の属性を検索フィルタで使用する場合は、使用する属性をカタログ・エントリに追加する必要があります。この操作は、Oracle Directory Managerを使用して属性を作成するときに実行できます。ただし、すでに存在している属性への索引付けに使用できるのは、カタログ管理ツールのみです。

索引の作成と削除に便利です。 

構文と使用方法は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のcatalog.shコマンドライン・ツールのリファレンスを参照してください。

「Oracle Directory Managerを使用した属性の索引付け」 

ldapadd 

このツールは、一度に1つずつエントリを追加するときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldapaddコマンドライン・ツールのリファレンス 

ldapaddmt 

これは共有サーバー・ツールであり、同時に複数のエントリを追加するときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldapaddmtコマンドライン・ツールのリファレンス 

ldapbind 

このツールは、ディレクトリ・サーバーに対してユーザーまたはクライアントを認証するときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldapbindコマンドライン・ツールのリファレンス 

ldapcompare 

このツールは、指定した属性値がエントリに含まれているかどうかを調べるときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldapcompareコマンドライン・ツールのリファレンス 

ldapdelete 

このツールは、エントリを削除するときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldapdeleteコマンドライン・ツールのリファレンス 

ldapmoddn 

このツールは、エントリの識別名または相対識別名の変更、エントリまたはサブツリーの名前の変更、エントリまたはサブツリーの新しい親への移動を行うときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldapmoddnコマンドライン・ツールのリファレンス 

ldapmodify 

このツールは、エントリの属性データを作成、更新および削除するときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldapmodifyコマンドライン・ツールのリファレンス 

ldapmodifymt 

これは共有サーバー・ツールであり、同時に複数のエントリを変更するときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldapmodifymtコマンドライン・ツールのリファレンス 

ldapsearch 

このツールは、ディレクトリ・エントリを検索するときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldapsearchコマンドライン・ツールのリファレンス 

バルク操作を実行するためのコマンドライン・ツール

表4-8に、バルク操作を実行するためのコマンドライン・ツールとその詳細情報の参照先を示します。

表4-8    バルク操作を実行するためのコマンドライン・ツール 
ツール  説明  詳細情報の参照先 

bulkdelete 

このツールは、サブツリーを効率的に削除するときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のbulkdeleteコマンドライン・ツールのリファレンス 

bulkload 

このツールは、LDIFファイルを使用してOracle Internet Directoryに大量のエントリをロードし、追加するときに使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のbulkloadコマンドライン・ツールのリファレンス 

bulkmodify 

このツールは、既存の多数のエントリを効率的に変更するために使用します。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のbulkmodifyコマンドライン・ツールのリファレンス 

ldifwrite 

このツールは、ディレクトリ情報ベースのデータを、LDAP準拠のディレクトリ・サーバーで読取り可能なLDIFファイルにコピーするために使用します。ldifwriteは、bulkloadと組み合せて使用できます。ldifwriteを使用して、ディレクトリの一部またはすべての情報をバックアップすることもできます。 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldifwriteコマンドライン・ツールのリファレンス 

レプリケーション管理のためのコマンドライン・ツール

表4-9に、レプリケーションを管理するためのコマンドライン・ツールとその詳細情報の参照先を示します。

表4-9    レプリケーション管理のためのコマンドライン・ツール 
ツール  説明  詳細情報の参照先 

レプリケーション環境管理ツール 

このツールは、アドバンスト・レプリケーションがディレクトリ・レプリケーションのために正しく構成されることを保証します。ディレクトリ・レプリケーション障害が発生した場合、このツールは問題を調査し、修正方法を検証します。問題を解決できない場合は、問題の性質に関するレポートを作成し、考えられる解決方法を示します。 

構文と例は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のremtoolコマンドライン・ツールのリファレンスを参照してください。 

OID調停ツール 

レプリケーションの競合が発生すると、Oracleディレクトリ・レプリケーション・サーバーは変更をリトライ・キューに入れ、そこからの変更の適用を指定された回数だけ再試行します。指定された失敗回数に達した後、レプリケーション・サーバーは変更を管理者操作キューに入れます。レプリケーション・サーバーはそこから長い間隔で変更適用プロセスを繰り返すと同時に、管理者によるアクションを待ちます。

この時点で、次の操作を行う必要があります。

  1. 管理者操作キューの変更を検証します。

  2. OID調停ツールを使用して、サプライヤでの変更と競合しているコンシューマでの変更を調停します。

  3. 変更をリトライ・キューに戻すか、パージ・キューに入れます。

 

「Oracle Internet Directory調停ツールの概要」

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のoidreconcileコマンドライン・ツールのリファレンス 

管理者操作キュー操作ツール 

OID調停ツールを使用して、競合している変更を調停した後に、管理者操作キュー操作ツールを使用して、変更を管理者操作キューからリトライ・キューまたはパージ・キューに移動できます。パージ・キューへの変更の移動は、変更ログ・エントリの再適用を以降は試みないということを意味します。 

「管理者操作キュー操作ツールの概要」

OID調停ツールの構文と動作の説明は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のhiqretryコマンドライン・ツールのリファレンスを参照してください。 

OID移行ツール(ldifmigrator)

アプリケーション固有のリポジトリからOracle Internet Directoryへデータを移行するには、このツールを使用します。

関連資料

このツールの使用方法は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のldifmigratorコマンドライン・ツールのリファレンスを参照してください。 

OIDデータベース統計収集ツール(oidstats.sql)

このツールを使用し、様々なデータベースのodsスキーマ・オブジェクトを分析して統計を見積ります。ディレクトリへのデータの初回ロードを含め、ディレクトリ・データに大幅な変更がある場合は、このユーティリティを実行する必要があります。

バルク・ロード・ツール(bulkload.sh)以外の手段でデータをディレクトリにロードする場合は、ロード後にOIDデータベース統計収集ツールを実行する必要があります。OracleのオプティマイザがLDAP操作に対応する問合せについて最適の実行計画を選択するには、統計収集が必要です。OIDデータベース統計収集ツールは、OIDデーモンを停止せずに必要に応じて実行できます。

関連資料

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のoidstats.sqlコマンドライン・ツールのリファレンス 

OIDデータベース・パスワード・ユーティリティ(oidpasswd)

OIDデータベース・パスワード・ユーティリティを使用して、次の操作を実行できます。

定期的な管理タスクの一覧

Oracle Internet Directoryの定期的な管理タスクの説明は、このマニュアル全体にわたって記述されています。表4-10に、一般的なタスクの一部について必要な情報を示します。

表4-10    定期的な管理タスク 
タスク  参照箇所 

属性の管理 

コマンドライン・ツールを使用した属性の追加、変更または削除 

「コマンドライン・ツールを使用した属性の管理」 

Oracle Directory Managerを使用した属性の追加、変更または削除 

「ディレクトリの属性」 

エントリの管理 

コマンドライン・ツールを使用したディレクトリ・エントリの追加、変更または削除 

「コマンドライン・ツールを使用したエントリの管理」  

Oracle Directory Managerを使用したディレクトリ・エントリの追加、変更または削除 

「Oracle Directory Managerを使用したエントリの管理」 

大量のデータ・ファイルのインポート 

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のbulkloadコマンドライン・ツールのリファレンス

『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のLDIFファイルの形式化規則と例に関する項 

エントリのディレクトリ情報ツリー階層の表示 

「Oracle Directory Managerを使用したエントリの管理」 

オブジェクト・クラスの管理 

コマンドライン・ツールを使用したオブジェクト・クラスの追加、変更または削除 

「コマンドライン・ツールを使用したオブジェクト・クラスの管理」 

Oracle Directory Managerを使用したオブジェクト・クラスの追加、変更または削除 

「ディレクトリのオブジェクト・クラス」 

レプリケーションの管理 

レプリケーションの設定 

第25章「Oracle Internet Directory レプリケーションの管理」 

レプリケーション変更の競合の解消 

「手動でのマルチマスター・レプリケーション・グループ内の競合の解消」 

レプリケーション変更の管理者操作キューからリトライ・キューかパージ・キューへの移動 

「Oracle Internet Directory調停ツールの概要」 

セキュリティの管理 

アクセス制御ポリシー・ポイント(ACP)の設定 

第14章「ディレクトリ・アクセス制御」 

SSLの設定 

第13章「Secure Sockets Layer(SSL)とディレクトリ」 

サーバーの管理 

コマンドライン・ツールを使用したサーバー・インスタンス・パラメータの構成 

「コマンドライン・ツールを使用したサーバー構成設定エントリの管理」 

Oracle Directory Managerを使用したサーバー・インスタンス・パラメータの構成 

「Oracle Directory Managerを使用したサーバーの構成設定エントリの管理」 

Oracle Directory Managerを使用したディレクトリへの接続 

「Oracle Directory Managerを使用したディレクトリ・サーバーへの接続」

「Oracle Directory Managerを使用した追加のディレクトリ・サーバーへの接続」  

ディレクトリ・サーバー・プロセスの起動 

第3章「インストール後に実行するタスクと情報」 

ディレクトリ・サーバー・プロセスの停止 

第3章「インストール後に実行するタスクと情報」 

システム操作属性の表示 

「Oracle Directory Managerを使用したシステム操作属性の設定」 


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