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Oracle Application Server インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.1.2)for HP-UX PA-RISC (64-bit)
B25631-02
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A
OracleAS Developer Kitsのインストール

OracleAS Developer Kitsには、OracleAS Portal、OracleAS Wireless、XMLおよびLDAPの各アプリケーションを開発するためのAPIが用意されています。Developer Kitsは、ステージング環境や本番環境ではなく、開発環境で使用します。OracleAS Developer Kitsには完全なIDE(統合開発環境)は用意されていないので注意してください。IDEが必要な場合は、Oracle Developer SuiteまたはすべてのOracle Application Serverエディションに含まれているOracle JDeveloperをインストールできます。

OracleAS Developer Kitsをインストールするには、次の手順を実行します。

表A-1    OracleAS Developer Kitsのインストール手順 
  画面  操作 

1. 

-- 

インストーラを起動します。詳細は、第5.16項「Oracle Universal Installerの起動」を参照してください。 

2. 

ようこそ 

次へ」をクリックします。 

3. 

インベントリ・ディレクトリと資格証明の指定 

この画面は、このコンピュータに初めてOracle製品をインストールする場合にのみ表示されます。

インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください: インストーラのファイル用のディレクトリへのフルパスを入力します。製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なるディレクトリを入力します。

例: /opt/oracle/oraInventory

オペレーティング・システム・グループ名の指定: インベントリ・ディレクトリの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループの名前を選択します。

例: oinstall

次へ」をクリックします。 

4. 

orainstRoot.shの実行 

別のシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、oraInventoryディレクトリにあります。この手順は、OracleAS Developer Kitsがこのコンピュータにインストールする最初のOracle製品である場合にのみ実行する必要があります。

スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。 

5. 

ファイルの場所の指定 

名前: このOracleホームを識別する名前を入力します。これは、ディレクトリの名前ではありません。

例: OH_DEVKIT

パス」(「インストール先」の下): インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。

例: /opt/oracle/OraDevKit

次へ」をクリックします。 

6. 

インストールする製品の選択 

OracleAS Developer Kits」を選択します。

追加の言語をインストールする必要がある場合は、「製品の言語」をクリックします。詳細は、第5.7項「追加の言語のインストール」を参照してください。

次へ」をクリックします。 

7. 

ポート構成オプションの指定 

コンポーネントにデフォルトのポートを使用する場合は、「自動」を選択します。

staticports.iniファイルをすでに作成していて、デフォルトのポートを使用しない場合は、「手動」を選択し、指定されたフィールドでstaticports.iniファイルへのフルパスを入力します。

次へ」をクリックします。 

8. 

インスタンス名とias_adminパスワードの指定 

インスタンス名: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)文字を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。インスタンス名の詳細は、第5.8項「Oracle Application Serverインスタンスとインスタンス名」を参照してください。

例: devkits

ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを設定します。これはインスタンスの管理ユーザーです。パスワードの制限の詳細は、第5.9項「ias_adminユーザーとそのパスワードの制限」を参照してください。

例: welcome99

次へ」をクリックします。 

9. 

サマリー 

選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。 

10. 

インストール進捗 

この画面には、インストールの進捗状況が表示されます。 

11. 

root.shの実行 

別のシェルでrootユーザーとしてroot.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。「OK」をクリックします。 

12. 

Configuration Assistant 

この画面には、Configuration Assistantの進捗状況が表示されます。Configuration Assistantによって、コンポーネントが構成されます。 

13. 

インストールの終了 

終了」をクリックして、インストーラを終了します。 


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