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Oracle Application Server クイック・インストレーション・ガイド
10g リリース2(10.1.2)for Linux on POWER
B50677-01

Oracle® Application Server

クイック・インストレーション・ガイド

10g リリース2(10.1.2) for Linux on POWER

部品番号: B50677-01

2009年1月

原本名: Oracle Application Server Quick Installation Guide, 10g Release 2 (10.1.2) for Linux on POWER

原本部品番号: B25828-01

Copyright © 2008 Oracle. All rights reserved.

制限付権利の説明

このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)には、オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています。このプログラムの使用または開示は、オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています。

独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合、もしくは法律によって規定される場合を除き、このプログラムのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等は禁止されています。

このドキュメントの情報は、予告なしに変更される場合があります。オラクル社およびその関連会社は、このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます。これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き、プログラムを形式、手段(電子的または機械的)、目的に関係なく、複製または転用することはできません。

このプログラムが米国政府機関、もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は、次の注意が適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS

Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software--Restricted Rights (June 1987). Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このプログラムは、核、航空、大量輸送、医療あるいはその他の本質的に危険を伴うアプリケーションで使用されることを意図しておりません。このプログラムをかかる目的で使用する際、上述のアプリケーションを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。

Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、Siebelは米国Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称は、他社の商標の可能性があります。

このプログラムは、第三者のWebサイトへリンクし、第三者のコンテンツ、製品、サービスへアクセスすることがあります。オラクル社およびその関連会社は第三者のWebサイトで提供されるコンテンツについては、一切の責任を負いかねます。当該コンテンツの利用は、お客様の責任になります。第三者の製品またはサービスを購入する場合は、第三者と直接の取引となります。オラクル社およびその関連会社は、第三者の製品およびサービスの品質、契約の履行(製品またはサービスの提供、保証義務を含む)に関しては責任を負いかねます。また、第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。


はじめに

このマニュアルで説明されている各種サービスは日本オラクル社から提供されるサービスです。サービスは、製品をご購入された日本オラクル正規代理店各社から提供される場合もありますが、サービス内容はこのマニュアルの説明と異なることがあります。

このマニュアルでは、次に示すOracle Application Serverのインストール・タイプのインストール方法について説明します。

このマニュアルの内容

1 ご注文内容の確認

メディア・パック受領後、ただちに同梱のPacking Listをもとにパッケージ内容物を確認してください。破損、欠品、不明な点などのお問合せは、本製品をご購入された日本オラクル正規代理店、もしくはOracle Directまでお寄せください。

メディア・パックには、このマニュアルの他に次の製品が同梱されています。

2 このマニュアルで説明するインストール・タイプ

このマニュアルでは、次に示す構成でOracle Application Serverをインストールするユーザーを対象にしています。

より複雑なトポロジが必要な場合の詳細なインストール手順については、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。

Oracle Application Serverをインストールする前に、最新情報について、Oracle Application Serverのリリース・ノートをお読みください。

3 要件

ご使用のコンピュータが、次の最小要件を満たしていることを確認してください。

3.1 システム要件の確認

ご使用のコンピュータは、次の要件を満たしている必要があります。

サポートされるオペレーティング・システム

サポートされているLinuxオペレーティング・システムの最新リストは、OracleMetaLinkを参照してください。Linuxベンダーによってサポートされない、カスタマイズされたカーネルまたはモジュールはサポートされません。

その他のシステム要件

次の表に、その他のシステム要件を示します。

表1    最小システム要件 
  J2EE and Web Cache  Portal and Wireless  Business Intelligence and Forms  OracleAS Infrastructure 

メモリー(後述の注意(1)を参照) 

512MB 

1GB 

1GB 

1GB 

ディスク領域 

1.25GB 

1.75GB 

2.25GB 

5GB(後述の(2)を参照) 

TEMPディレクトリ内の領域 

250MB 

250MB 

250MB 

250MB 

スワップ領域 

1.5GB 

1.5GB 

1.5GB 

1.5GB 

注意:

(1)OracleAS Infrastructureと、Business Intelligence and FormsまたはPortal and Wirelessを同一のコンピュータにインストールする場合は、1.5GB以上のメモリーが必要です。

(2)OracleAS Infrastructureのインストール先ディスクとは異なるディスクにOracleAS Metadata Repositoryデータベースのデータ・ファイルをインストールできます。この場合は、データ・ファイル用に3GB以上の空きディスク領域を確保してください。

これらの要件を確認するには、次の手順を実行します。

  1. 物理RAMのサイズを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # grep MemTotal /proc/meminfo
    
    
  2. 空きディスク領域の大きさを確認するには、次のコマンドを入力します。

    prompt> df -k dir
    
    

    dirは、Oracleホーム・ディレクトリに置き換えてください。Oracleホーム・ディレクトリがない場合は、親ディレクトリに置き換えてください。たとえば、Oracle Application Serverを/opt/oracle/infraにインストールする場合は、dir/opt/oracleまたは/opt/oracle/infraに置き換えます。

  3. 使用可能なスワップ領域の大きさを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # grep SwapTotal /proc/meminfo
    
    

    必要に応じて、追加のスワップ領域を構成する方法については、ご使用のオペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

3.2 ソフトウェア要件の確認

ソフトウェア要件を確認する場合は、次の各項を参照してください。

3.2.1 Red Hat Enterprise Linux AS 4.0システムのソフトウェア要件

Red Hat Enterprise Linux AS 4.0システムにOracle Application Serverをインストールする前に、次の手順を実行します。

  1. rootユーザーとしてログインします。

  2. Red Hat Enterprise Linux AS 4.0がインストールされていることを確認します。

    # cat /etc/issue
    Red Hat Enterprise Linux AS release 4 (Nahant Update 1)
    
    

    サポートされるカーネルの最小バージョンは次のとおりです。

    • kernel-2.6.9-11.EL

  3. Update 1以上がインストールされていることを確認します。

    # cat /etc/redhat-release
    Red Hat Enterprise Linux AS release 4 (Nahant Update 1)
    
    
  4. 次のバージョン以上のソフトウェア・パッケージがインストールされていることを確認します。

    make-3.80-5
    binutils-2.15.92.0.2-13
    compat-libstdc++-33-3.2.3-47.3
    gcc-3.4.3-22.1
    gcc-ppc32-3.4.3-22.1
    gcc-c++-3.4.3-22.1
    gcc-c++-ppc32-3.4.3-22.1
    glibc-2.3.4-2.9
    glibc-2.3.4-2.9 (64-Bit)
    libgcc-3.4.3-22.1
    libgcc-3.4.3-22.1 (64-Bit)
    libstdc++-3.4.3-22.1
    libstdc++-devel-3.4.3-22.1
    libaio-0.3.103-3
    libaio-0.3.103-3 (64-Bit)
    libaio-devel-0.3.103-3 (64-Bit)
    sysstat-5.0.5-1
    pdksh-5.2.14-30
    openmotif21-2.1.30-11.RHEL4.5
    db4-4.2.52-7.1
    compat-db-4.1.25-9
    gdbm-1.8.0-24
    
    

    パッケージがインストールされているかどうかを確認するには、次のようなコマンドを入力します。

    # rpm -q package_name
    
    

    パッケージがインストールされていない場合は、次のコマンドを使用してダウンロードおよびインストールします。

    # rpm -i package_name
    
    

    パッケージをインストールする場合は、使用しているrpmファイルのアーキテクチャが適切で、最適化されていることを確認します。rpmファイルのアーキテクチャを確認するには、次のコマンドを実行します。

    # rpm -q package_name --queryformat "%{arch}¥n"
    
    

    次の例の場合、glibc rpmファイルはPPCアーキテクチャに適しています。

    # rpm -q glibc --queryformat "%{arch}¥n" 
    ppc
    
    
  5. Apache 2.0をCompanion CDからインストールするには、rootユーザーとしてログインします。/usr/lib/libgdbm.so.3ファイルがない場合は、次のコマンドを入力します。

    #ln -s /usr/lib/libgdbm.so.2 /usr/lib/libgdbm.so.3
    
  6. IBM XL C/C++ Advanced Edition V7.0.1 for Linux Runtime Environment ComponentとXL Optimization Librariesコンポーネントをインストールする必要があります。前述のコンポーネントは次のサイトからダウンロードできます。

    http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24007906

    IBM XL C/C++ Advanced Edition V7.0.1 for Linux Runtime Environment Componentは、このサイトからライセンス要件なしで無償で入手できます。

3.2.2 SUSE Linux Enterprise Server 9システムのソフトウェア要件

Oracle Application ServerをSUSE Linux Enterprise Server 9システムにインストールする前に、次の手順を実行します。

  1. rootユーザーとしてログインします。

  2. SUSE Linux Enterprise Server 9(サービス・パック2(SP 2)以上)がインストールされていることを確認します。

    # cat /etc/issue
    Welcome to SUSE Linux Enterprise Server 9.0 (ppc) - Kernel ¥r 
    (¥l).
    
    
  3. Linuxカーネルのバージョン2.6.5-7.191-pseries64がインストールされていることを確認します。次のコマンドを入力します。

    # uname -r
    2.6.5-7.191-pseries64
    
    
  4. 次のバージョン以上のソフトウェア・パッケージがインストールされていることを確認します。

    binutils-2.15.90.0.1.1-32.10
    binutils-64bit-9-200505240008
    gcc-3.3.3-43.34
    gcc-64bit-9-200505240008
    gcc-c++-3.3.3-43.34
    glibc-2.3.3-98.47
    glibc-64bit-9-200506062240
    libgcc-3.3.3-43.34
    libgcc-64bit-9-200505240008
    libstdc++-3.3.3-43.34
    libstdc++-devel-3.3.3-43.34
    libaio-0.3.102-1.2
    libaio-64bit-9-200502241152
    libaio-devel-0.3.102-1.2
    libaio-devel-64bit-9-200502241152
    make-3.80-184.1
    openmotif-2.1.30-4_MLI 
    sysstat-5.0.1-35.4
    pdksh-5.2.14-780.7
    db-4.2.52-86.3
    db1-1.85-85.1
    gdbm-1.8.3-228.1
    
    

    パッケージがインストールされているかどうかを確認するには、次のようなコマンドを入力します。

    # rpm -q package_name
    
    

    パッケージがインストールされていない場合は、次のコマンドを使用してダウンロードおよびインストールします。

    # rpm -i package_name
    
    

    パッケージをインストールする場合は、使用しているrpmファイルのアーキテクチャが適切で、最適化されていることを確認します。rpmファイルのアーキテクチャを確認するには、次のコマンドを実行します。

    # rpm -q package_name --queryformat "%{arch}¥n"
    
    

    次の例の場合、glibc rpmファイルはPPCアーキテクチャに適しています。

    # rpm -q glibc --queryformat "%{arch}¥n" 
    ppc
    
    
  5. perl実行ファイルへのシンボリック・リンクがない場合は、作成します。

    prompt> ln -sf /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl 
    
    
  6. fuser実行ファイルへのシンボリック・リンクがない場合は、作成します。

    prompt> ln -sf /bin/fuser /sbin/fuser
    
    
  7. orarunパッケージをインストールした場合は、次の手順を実行して環境をリセットします。

    1. rootユーザーで次のコマンドを入力します。

      prompt> cd /etc/profile.d 
      prompt> mv oracle.csh oracle.csh.bak
      prompt> mv oracle.sh oracle.sh.bak
      prompt> mv alljava.sh alljava.sh.bak
      prompt> mv alljava.csh alljava.csh.bak
      
      
    2. oracleユーザー・アカウントにログインします。

    3. $HOME/.profileファイルが存在する場合は、テキスト・エディタを使用して、このファイルから次の行をコメントアウトします。

      . ./.oracle
      
      
    4. oracleユーザー・アカウントからログアウトします。

    5. oracleユーザー・アカウントにログインして、変更を有効にします。

  8. システムにJavaパッケージがインストールされている場合は、JAVA_HOMEなどのJava環境変数を設定解除します。


    注意

    SLES 9の配布版に付属のJavaパッケージはインストールしないことをお薦めします。 


  9. /etc/servicesファイルを確認して、次のポート範囲が使用可能であることを確認します。

    • Oracle Internet Directoryに必要なポート3060〜3129

    • Oracle Internet Directory(SSL)に必要なポート3130〜3199

    • Oracle Enterprise Manager(コンソール)に必要なポート1812〜1829

    • Oracle Enterprise Manager(エージェント)に必要なポート1830〜1849

    • Oracle Enterprise Manager(RMI)に必要なポート1850〜1869

    必要に応じて、/etc/servicesファイルからエントリを削除して、システムを再起動します。エントリを削除するには、CD-ROM Disk 1およびDVD-ROMのutils/3167528/ディレクトリに格納されているperlスクリプトを使用します。スクリプトは、rootユーザーで実行します。このスクリプトは、パッチ3167528からも入手できます。パッチは、次のサイトから入手できます。

    http://metalink.oracle.com
    
    

    これらのポートが使用可能になっていないと、インストール中に、関連するConfiguration Assistantが失敗します。

  10. Network Information Service(NIS)を使用している場合は、次の手順を実行します。

    1. 次の行が/etc/yp.confファイルにあることを確認します。

      hostname.domainname broadcast 
      
      
    2. 次の行が/etc/nsswitch.confファイルにあることを確認します。

      hosts: files nis dns 
      
      
  11. /etc/hostsファイルのlocalhostエントリがIPv4エントリであることを確認します。localhostのIPエントリがIPv6形式の場合、インストールは正常に行われません。IPv6エントリを次に示しています。

    # special IPv6 addresses
    ::1             localhost ipv6-localhost ipv6-loopback
    ::1             ipv6-localhost ipv6-loopback
    
    

    この例の/etc/hostsファイルを修正するには、次のように、localhostエントリをコメント化します。

    # special IPv6 addresses
    # ::1             localhost ipv6-localhost ipv6-loopback
    ::1             ipv6-localhost ipv6-loopback
    
    

    エントリをコメント化するには、CD-ROM Disk 1のutils/4015045/ディレクトリおよびDVD-ROMのapplication_server/utils/4015045/ディレクトリに格納されているperlスクリプトを使用します。スクリプトは、rootユーザーで実行します。このスクリプトは、パッチ4015045からも入手できます。パッチは、次のサイトから入手できます。

    http://metalink.oracle.com
    
  12. IBM XL C/C++ Advanced Edition V7.0.1 for Linux Runtime Environment ComponentとXL Optimization Librariesコンポーネントをインストールする必要があります。前述のコンポーネントは次のサイトからダウンロードできます。

    http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24007906

    IBM XL C/C++ Advanced Edition V7.0.1 for Linux Runtime Environment Componentは、このサイトからライセンス要件なしで無償で入手できます。

3.3 すべてのOracleASインスト−ル用のカーネル・パラメータの設定

インストール前の要件として、IBM Linux on POWER上にあるすべてのOracle Application Serverインストールでは、nofileシェル制限の値を2048に設定する必要があります。次の手順に従って、nofileソフト・シェル制限の値を大きくします。

  1. rootユーザーとしてログインし、次の行を/etc/security/limits.confファイルに追加します。

    *        soft   nofile        2048
    
    
  2. コンピュータを再起動して、新しい値を有効にします。

  3. 次のコマンドを実行して、nofileソフト・シェル制限の値を2048に設定します。

    prompt> ulimit -S -n 2048
    

3.4 OracleAS Web Cacheに必要なカーネル・パラメータの確認

この項の内容は、OracleAS Web Cacheをインストールする場合に該当します。

  1. 次のコマンドを実行して、rlim_fd_maxカーネル・パラメータが65536以上に設定されていることを確認します。

    prompt> ulimit -Hn
    
    
  2. 次のコマンドを実行して、nofileカーネル・パラメータが65536以上に設定されていることを確認します。

    prompt> ulimit -Hn
    
    
  3. コマンドによって65536未満の値が返される場合は、/etc/security/limits.confファイルに次の行を追加(テキスト・エディタを使用してファイルを編集)します。

    *       hard    nofile  65536
    
    

    /etc/security/limits.confファイルを編集するには、rootユーザーである必要があります。

  4. コンピュータを再起動して、新しい値を有効にします。

3.5 OracleAS Metadata Repositoryに必要なカーネル・パラメータの確認

この項の内容は、OracleAS Infrastructureをインストールする場合にのみ該当します。

次の表に示すカーネル・パラメータが、示されている計算式、または推奨値以上の値に設定されていることを確認します。表の後の手順では、値の確認および設定方法について説明します。


注意

Linuxスレッド・モデルにより、各スレッドのプロセスが作成されます。Oracle Application Serverは、パフォーマンスを向上させるために、高度にマルチスレッド化されています。このため、Linuxでは、カーネルが数百ものプロセスを処理できる必要があります。 


パラメータ    ファイル 

semmsl
semmns
semopm
semmni 

256
32000
100
142 

/proc/sys/kernel/sem
 

shmall 

2097152 

/proc/sys/kernel/shmall
 

shmmax 

2147483648 

/proc/sys/kernel/shmmax
 

shmmni 

4096 

/proc/sys/kernel/shmmni
 

msgmax 

8192 

/proc/sys/kernel/msgmax 

msgmnb 

65535 

/proc/sys/kernel/msgmnb 

msgmni 

2878 

/proc/sys/kernel/msgmni 

file-max 

131072 

/proc/sys/fs/file-max
 

ip_local_port_range 

最小: 1024

最大: 65000 

/proc/sys/net/ipv4/ip_local_port_range
 


注意

パラメータの現在の値がこの表に示されている値よりも大きい場合は、パラメータの値を変更しないでください。 


これらのカーネル・パラメータに現在指定されている値を表示し、必要に応じてその値を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 次のようなコマンドを入力して、カーネル・パラメータの現在の値を表示します。


    注意

    現在の値を記録して、変更する必要のある値を特定してください。 


    パラメータ  コマンド 

    semmsl、semmns、semopmおよびsemmni 

    # /sbin/sysctl -a | grep sem

    このコマンドは、セマフォ・パラメータの値をリスト順に表示します。 

    shmall、shmmaxおよびsemmni 

    # /sbin/sysctl -a | grep shm
     

    msgmax、msgmnbおよびmsgmni 

    # /sbin/sysctl -a | grep msg 

    file-max 

    # /sbin/sysctl -a | grep file-max
     

    ip_local_port_range 

    # /sbin/sysctl -a | grep ip_local_port_range

    このコマンドはポート番号の範囲を表示します。 

  2. カーネル・パラメータの値が推奨値と異なる場合は、次の手順を実行します。

    1. テキスト・エディタを使用して、/etc/sysctl.confファイルを作成または編集し、次のような行を追加または編集します。

      kernel.shmall = 2097152
      kernel.shmmax = 2147483648
      kernel.shmmni = 4096
      # semaphores: semmsl, semmns, semopm, semmni
      kernel.sem = 256 32000 100 142
      fs.file-max = 65536
      net.ipv4.ip_local_port_range = 1024 65000
      kernel.msgmni = 2878
      kernel.msgmax = 8192
      kernel.msgmnb = 65535
      
      

      /etc/sysctl.confファイルに値を指定することで、システムを再起動しても、その値は保持されます。

    2. 次のコマンドを入力して、カーネル・パラメータの現在の値を変更します。

      # /sbin/sysctl -p
      
      

      このコマンドからの出力を確認して、値が正しいことを確認します。値が正しくない場合は、/etc/sysctl.confファイルを編集してから、このコマンドを再入力します。

    3. SUSE Linux Enterprise Serverシステムの場合にのみ、システムの再起動時に/etc/sysctl.confファイルが読み取られるように次のコマンドを入力します。

      # chkconfig boot.sysctl on
      
oracleユーザーのシェル制限の設定

Linuxシステムのソフトウェアのパフォーマンスを向上させるには、oracleユーザーのデフォルトのシェルに応じて、ユーザーの次のシェル制限値を大きくする必要があります。

BourneまたはBashシェル制限  Kornシェル制限  Cまたはtcshシェル制限  ハード制限 

nofile 

nofile 

descriptors 

65536 

noproc 

processes 

maxproc 

16384 

シェル制限を増やすには、次の手順を実行します。

  1. 次の行を/etc/security/limits.confファイルに追加します。

    *        soft   nproc         2047
    *        hard   nproc         16384
    *        soft   nofile        2048
    *        hard   nofile        65536
    
    
  2. /etc/pam.d/loginファイルに次の行が存在しない場合は、追加します。

    session    required     /lib/security/pam_limits.so
    
    
  3. oracleユーザーのデフォルトのシェルに応じて、デフォルトのシェルの起動ファイルを次のように変更します。

    Bourne、BashまたはKornシェルの場合、/etc/profileファイルに次の行を追加します。

    if [ $USER = "oracle" ]; then
            if [ $SHELL = "/bin/ksh" ]; then
                  ulimit -p 16384
                  ulimit -n 65536
            else
                  ulimit -u 16384 -n 65536
            fi
    fi
    
    

    Cまたはtcshシェルの場合は、/etc/csh.loginファイルに次の行を追加します。

    if ( $USER == "oracle" ) then
            limit maxproc 16384
            limit descriptors 65536
    endif
    

3.6 インベントリ・ディレクトリのオペレーティング・システム・グループの作成

コンピュータにはじめてOracle製品をインストールする場合は、インベントリ・ディレクトリにオペレーティング・システム・グループを作成します。インストーラによってインベントリ・ディレクトリにファイルが作成され、コンピュータにインストールされたOracle製品が追跡されます。

このマニュアルでは、このグループの名前にoinstallを使用します。

第3.8項「オペレーティング・システム・ユーザーの作成」で、オペレーティング・システム・ユーザーを作成し、このグループをユーザーのプライマリ・グループに設定します。

インベントリ・ディレクトリ用に別のグループを用意することによって、様々なユーザーがコンピュータにOracle製品をインストールできるようにします。ユーザーは、インベントリ・ディレクトリへの書込み権限が必要です。これには、oinstallグループに所属します。

インベントリ・ディレクトリのデフォルトの名前はoraInventoryです。

コンピュータにインベントリ・ディレクトリがすでにあるかどうかが不明な場合は、/etc/oraInst.locファイルを参照します。このファイルには、インベントリ・ディレクトリの場所と、それを所有するグループが一覧表示されます。ファイルがない場合は、そのコンピュータにはOracle製品がインストールされていません。

グループの作成方法

oinstallグループを作成するには、rootユーザーで次のように入力します。

# /usr/sbin/groupadd oinstall

3.7 データベース管理者のオペレーティング・システム・グループの作成

前述の項と同じ手順で、「dba」と呼ばれるオペレーティング・システム・グループを作成します。次の手順で、オペレーティング・システム・ユーザーを作成すると、このdbaグループは、ユーザーのセカンダリ・グループに設定されます。

3.8 オペレーティング・システム・ユーザーの作成

Oracle製品のインストールとアップグレードを行うオペレーティング・システム・ユーザーを作成します。このマニュアルでは、このユーザーをoracleユーザーと呼びます。

ユーザーの作成方法

oinstallグループの一部としてoracleオペレーティング・システム・ユーザーを作成するには、rootユーザーで次のコマンドを入力します。

# /usr/sbin/useradd -g oinstall oracle

オペレーティング・システム・ユーザーおよびグループの詳細は、オペレーティング・システムのドキュメントを参照するか、またはシステム管理者に連絡してください。

次のコマンドを入力してoracleユーザーのパスワードを設定し、画面の指示に従います。

# passwd oracle

3.9 環境変数の確認

Oracle Application Serverをインストールするオペレーティング・システム・ユーザーは、次の環境変数を設定(または設定解除)する必要があります。

表2    環境変数 
環境変数  設定または設定解除 

DISPLAY 

インストーラのウィンドウを表示するモニターに設定します。 

ORACLE_HOME 

設定しないでください。 

ORACLE_SID 

設定しないでください。 

TNS_ADMIN 

設定しないでください。 

PATH、CLASSPATHおよびLD_LIBRARY_PATH 

Oracleホーム・ディレクトリ内のディレクトリを参照するパスは含めないでください。 

ORA_NLS33 

設定しないでください。 

LD_BIND_NOW 

設定しないでください。 

3.9.1 環境変数の設定方法

この項では、環境変数を設定する方法を説明します。

Cシェルの場合:

% setenv variable_name value

例(Cシェル):

% setenv DISPLAY test.mycompany.com:0.0

BourneシェルまたはKornシェルの場合:

$ variable_name=value; export variable_name

例(Bourne/Kornシェル):

$ DISPLAY=test.mydomain.com:0.0; export DISPLAY

3.9.2 環境変数のヒント

この項では、環境変数を設定する場合の注意事項を説明します。

3.10 ポート1521が使用されているかどうかの確認

この項の内容は、OracleAS Infrastructureをインストールする場合にのみ該当します。

OracleAS Infrastructureでは、Oracleデータベースがインストールされ、デフォルトでポート1521が使用されます。ポート1521が使用されているかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。

prompt> netstat -an | grep 1521

ポート1521がサード・パーティのアプリケーションによって使用されている場合は、別のポートを使用するようにアプリケーションを構成する必要があります。

ポート1521が既存のOracleデータベース・リスナーで使用されている場合は、OracleAS Infrastructureをインストールする前にリスナーを停止する必要があります。

詳細は、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。

4 インストーラの起動

インストーラを起動するには、次の手順を実行します。

  1. Administratorsグループのメンバーであるユーザーとしてコンピュータにログインします。

  2. ディスクを挿入します。

    CD-ROMの場合: Oracle Application Server Disk 1を挿入します。

    DVD-ROMの場合: Oracle Application Server DVD-ROMを挿入します。

  3. コンピュータに自動マウント機能がない場合は、CD-ROMまたはDVD-ROMを手動でマウントする手順について、第4.1項「CD-ROMまたはDVD-ROMのマウント」を参照してください。

    ディスクがRed Hat Enterprise Linux ASシステムに自動的にマウントされたかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # ls /mnt/cdrom
    
    

    ディスクがSUSE Linux Enterprise Serverシステムに自動的にマウントされたかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # ls /media/cdrom
    
    
  4. インストーラを起動します。Red Hat Enterprise Linux ASの場合、マウント・ポイントは/mnt/cdrom、SUSE Linux Enterprise Serverの場合は/media/cdromです。


    注意

    インストーラは、マウント・ポイント・ディレクトリから起動しないでください。次に示す「cd」コマンドは、インストーラがマウント・ポイントから起動されないように、カレント・ディレクトリをホーム・ディレクトリに変更します。 


    CD-ROM:

    prompt> cd
    prompt> mountpoint/1012disk1/runInstaller
    
    

    DVD-ROM:

    prompt> cd
    prompt> mountpoint/application_server/runInstaller
    
    

    これによってOracle Universal Installerが起動され、ここからOracle Application Serverをインストールできます。

4.1 CD-ROMまたはDVD-ROMのマウント

コンピュータがCD-ROMまたはDVD-ROMを自動マウントしない場合は、次の手順を実行します。

  1. ディスク・ドライブにCD-ROMまたはDVD-ROMを挿入します。

  2. rootユーザーでログインし、すべてのユーザーがアクセスできるディスクのマウント・ポイント・ディレクトリを作成します。

    % su
    Password:
    # mkdir /cdrom
    # chmod 777 /cdrom
    
    
  3. ディスクのマウント・ポイント・ディレクトリにディスク・ドライブをマウントします。

    Red Hat Enterprise Linux ASシステムの場合は、次のように入力します。

    # mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom
    
    

    SUSE Linux Enterprise Serverシステムの場合は、次のように入力します。

    # mount -t iso9660 /dev/cdrom /media/cdrom
    
    
  4. ルート・アカウントを終了します。

    # exit
    

5 J2EE and Web Cache(Java開発者トポロジ)のインストール

このトポロジによって、J2EE and Web Cache中間層がインストールされ、次のコンポーネントが提供されます。

J2EE and Web Cache中間層をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. インストーラを起動します。詳細は、第4章「インストーラの起動」を参照してください。

  2. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  3. コンピュータにはじめてOracle製品をインストールする場合は、インストーラによって次の画面が表示されます。

    1. 「インベントリ・ディレクトリと資格証明の指定」画面

      インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください」: インベントリ・ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリは、製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なります。

      例: /opt/oracle/oraInventory

      オペレーティング・システム・グループ名の指定」: インベントリ・ディレクトリへの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループを選択します。

      例: oinstall

      次へ」をクリックします。

    2. orainstRoot.shの実行ダイアログ・ボックス

      プロンプトが表示されたら、異なるシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、oraInventoryディレクトリにあります。

      スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。

  4. 「ファイルの場所の指定」画面

    名前」: このOracleホームを識別する名前を入力します。

    例: OH_J2EE

    パス」: インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。インストール先ディレクトリが存在しない場合は、インストーラによって作成されます。

    例: /opt/ora_j2ee

    次へ」をクリックします。

  5. 「インストールする製品の選択」画面

    Oracle Application Server 10g」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「インストール・タイプの選択」画面

    J2EE and Web Cache」を選択し、「次へ」をクリックします。

  7. 「製品固有の前提条件のチェック」画面

    システムがこの画面に表示される要件を満たしていることを確認し、「次へ」をクリックします。システムが要件を満たしていない場合は、警告が表示されます。カーネル・パラメータを変更する必要がある場合は、「再試行」をクリックしても操作を続行できません。インストーラを終了して、インストールを再実行します。

  8. 「インストール前の要件の確認」画面

    この画面に表示される要件を満たしていることを確認して、すべてのチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。

  9. 「構成オプションの選択」画面

    このOracle Application Serverインスタンスでキャッシュ機能を使用する場合は、「Oracle Application Server 10g Web Cache」を選択します。

    Oracle Application Server 10g Farm Repository」は選択しないでください。

    Identity Management Access」は選択しないでください。

    次へ」をクリックします。

  10. 「ポート構成オプションの指定」画面

    自動」を選択し、「次へ」をクリックします。

  11. 「インスタンス名とias_adminパスワードの指定」画面

    インスタンス名」: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。

    例: J2EE

    ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを入力して、確認します。これは、このインスタンスの管理ユーザーです。

    パスワードは5文字以上で、そのうちの1文字は数字にする必要があります。

    次へ」をクリックします。

  12. 「サマリー」画面

    選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。インストーラによって、ファイルがインストールされます。

  13. root.shの実行ダイアログ


    注意

    このスクリプトは、ダイアログが表示されるまで実行しないでください。 


    別のウィンドウでrootユーザーとしてログインし、root.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。

    root.shスクリプトを実行した後で、「OK」をクリックします。

  14. 「コンフィギュレーション・アシスタント」画面

    この画面には、Oracle Application Serverコンポーネントを構成するConfiguration Assistantの進捗状況が表示されます。

  15. 「インストールの終了」画面

    終了」をクリックして、インストーラを終了します。

6 Portal and WirelessまたはBusiness Intelligence and Forms開発者トポロジのインストール(OracleAS Infrastructureを含む)

これらのトポロジによって、OracleAS Portal、Oracle Application Server WirelessおよびOracleBI Discovererなどのコンポーネントを使用するアプリケーションをデプロイできるようになります。

Portal and Wireless開発者トポロジを設定するには、次のものをインストールする必要があります。

  1. OracleAS Infrastructure

  2. Portal and Wireless中間層

Business Intelligence and Forms開発者トポロジを設定するには、次のものをインストールする必要があります。

  1. OracleAS Infrastructure

  2. Business Intelligence and Forms中間層

Portal and Wireless中間層およびBusiness Intelligence and Forms中間層は、OracleAS Infrastructureのサービスを使用するため、最初にOracleAS Infrastructureをインストールする必要があります。

ヒント

OracleAS Infrastructureと、Portal and WirelessまたはBusiness Intelligence and Forms中間層を異なるコンピュータにインストールできます。 

6.1 OracleAS Infrastructureのインストール

新しいデータベースと新しいOracle Internet Directoryを使用してOracleAS Infrastructureをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. インストーラを起動します。詳細は、第4章「インストーラの起動」を参照してください。

  2. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  3. コンピュータにはじめてOracle製品をインストールする場合は、インストーラによって次の画面が表示されます。

    1. 「インベントリ・ディレクトリと資格証明の指定」画面

      インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください」: インベントリ・ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリは、製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なります。

      例: /opt/oracle/oraInventory

      オペレーティング・システム・グループ名の指定」: インベントリ・ディレクトリへの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループを選択します。

      例: oinstall

      次へ」をクリックします。

    2. orainstRoot.shの実行ダイアログ・ボックス

      プロンプトが表示されたら、異なるシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、oraInventoryディレクトリにあります。

      スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。

  4. 「ファイルの場所の指定」画面

    名前」: このOracleホームを識別する名前を入力します。

    例: OH_INFRA

    パス」: インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。インストール先ディレクトリが存在しない場合は、Oracle Universal Installerによって作成されます。

    例: /opt/oracle/oraInfra

    次へ」をクリックします。

  5. 「インストールする製品の選択」画面

    OracleAS Infrastructure」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「インストール・タイプの選択」画面

    Identity Management and OracleAS Metadata Repository」を選択し、「次へ」をクリックします。

  7. 「製品固有の前提条件のチェック」画面

    システムがこの画面に表示される要件を満たしていることを確認し、「次へ」をクリックします。システムが要件を満たしていない場合は、警告が表示されます。カーネル・パラメータを変更する必要がある場合は、「再試行」をクリックしても操作を続行できません。インストーラを終了して、インストールを再実行します。

  8. 「インストール前の要件の確認」画面

    この画面に表示される要件を満たしていることを確認して、すべてのチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。

  9. 「構成オプションの選択」画面

    Oracle Internet Directory」を選択します。

    OracleAS Single Sign-On」を選択します。

    OracleAS Delegated Administration Service」を選択します。

    OracleAS Directory Integration and Provisioning」を選択します。

    OracleAS Certificate Authority」は選択しないでください。

    高可用性およびレプリケーション」は選択しないでください。

    次へ」をクリックします。

  10. 「ポート構成オプションの指定」画面

    自動」を選択し、「次へ」をクリックします。

  11. 「Internet Directoryのネームスペースの指定」画面

    推奨ネームスペース」を選択し、「次へ」をクリックします。

  12. 「データベース構成オプションの指定」画面

    グローバル・データベース名」: OracleAS Metadata Repositoryデータベースの名前を入力し、ドメイン名をデータベース名に追加します。

    グローバル・データベース名のデータベース名の部分は、次のように指定します。

    • 英数字のみを使用できます。

    • 8文字以下で指定する必要があります。

    • 大文字の「PORT」または「HOST」という単語は使用できません。これらの単語を使用する必要がある場合は、小文字を使用してください。

    グローバル・データベース名のドメイン名の部分は、次のように指定します。

    • 英数字、_(アンダースコア)、-(マイナス)および#(番号記号)を使用できます。

    • 128文字以下で指定する必要があります。

    例: orcl.yourcompany.com

    SID」: OracleAS Metadata Repository データベースのシステム識別子を入力します。通常、これはグローバル・データベース名ですが、ドメイン名は含めません。SIDは、すべてのデータベースで一意である必要があります。

    このSID名には、前述したグローバル・データベース名のデータベース名の部分と同じ制限事項があります。

    例: orcl

    データベース・キャラクタ・セットの選択」: データベースに使用するキャラクタ・セットを選択します。

    データベース・ファイルの場所」: データ・ファイル・ディレクトリの親ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリはすでに存在している必要があり、このディレクトリへの書込み権限を所有している必要があります。

    インストーラによって、指定したパスのサブディレクトリにデータ・ファイルがインストールされます。インストーラは、サブディレクトリの名前にデータベース名を使用します。たとえば、グローバル・データベース名にorcl.yourcompany.comと指定し、データベース・ファイルの場所に/data/dbfilesと指定すると、インストーラは、次のディレクトリにデータベース・ファイルを格納します。/data/dbfiles/orcl

    ディレクトリを配置するファイル・システムには、1.3GB以上の空きディスク領域が必要です。格納するデータ量に応じて、本番データベース用に追加のディスク領域が必要です。

    次へ」をクリックします。

  13. 「データベース・スキーマのパスワードの指定」画面

    データベース管理ユーザーのパスワードを設定します。これは、データベース管理に使用する権限付きアカウントです。すべてのユーザーに同じパスワードを使用することも、ユーザーごとに異なるパスワードを使用することもできます。

    次へ」をクリックします。

  14. 「インスタンス名とias_adminパスワードの指定」画面

    インスタンス名」: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。

    例: infra

    ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを入力して、確認します。これは、このインスタンスの管理ユーザーです。

    パスワードは5文字以上で、そのうちの1文字は数字にする必要があります。

    例: welcome99

    次へ」をクリックします。

  15. 「サマリー」画面

    選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。インストーラによって、ファイルがインストールされます。

  16. root.shの実行ダイアログ

    注意: このスクリプトは、ダイアログ・ボックスが表示されるまで実行しないでください。

    別のウィンドウでrootユーザーとしてログインし、root.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。

    root.shスクリプトを実行した後で、「OK」をクリックします。

  17. 「コンフィギュレーション・アシスタント」画面

    この画面には、Oracle Application Serverコンポーネントを構成するConfiguration Assistantの進捗状況が表示されます。

  18. 「インストールの終了」画面

    終了」をクリックして、インストーラを終了します。

6.2 Portal and WirelessまたはBusiness Intelligence and Forms中間層のインストール

次の手順を実行すると、Portal and WirelessまたはBusiness Intelligence and Forms中間層がインストールされ、第6.1項「OracleAS Infrastructureのインストール」でインストールしたOracleAS Infrastructureを使用するように構成されます。

  1. インストーラを起動します。詳細は、第4章「インストーラの起動」を参照してください。

  2. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  3. コンピュータにはじめてOracle製品をインストールする場合は、インストーラによって次の画面が表示されます。

    1. 「インベントリ・ディレクトリと資格証明の指定」画面

      インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください」: インベントリ・ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリは、製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なります。

      例: /opt/oracle/oraInventory

      オペレーティング・システム・グループ名の指定」: インベントリ・ディレクトリへの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループを選択します。

      例: oinstall

      次へ」をクリックします。

    2. orainstRoot.shの実行ダイアログ・ボックス

      プロンプトが表示されたら、異なるシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、oraInventoryディレクトリにあります。

      スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。

  4. 「ファイルの場所の指定」画面

    名前」: このOracleホームを識別する名前を入力します。

    例: OH_PORTAL

    パス」: インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。インストール先ディレクトリが存在しない場合は、Oracle Universal Installerによって作成されます。

    例: /opt/oracle/oraPortal

    次へ」をクリックします。

  5. 「インストールする製品の選択」画面

    Oracle Application Server 10g」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「インストール・タイプの選択」画面

    Portal and Wireless」または「Business Intelligence and Forms」を選択し、「次へ」をクリックします。

  7. 「製品固有の前提条件のチェック」画面

    システムがこの画面に表示される要件を満たしていることを確認し、「次へ」をクリックします。システムが要件を満たしていない場合は、警告が表示されます。カーネル・パラメータを変更する必要がある場合は、「再試行」をクリックしても操作を続行できません。インストーラを終了して、インストールを再実行します。

  8. 「インストール前の要件の確認」画面

    この画面に表示される要件を満たしていることを確認して、すべてのチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。

  9. 「構成オプションの選択」画面

    Portal and Wirelessの場合、次のものを選択します。

    • Oracle Application Server Portal

    • Oracle Application Server Wireless

    Business Intelligence and Formsの場合、次のものを選択します。

    • Oracle Application Server Portal

    • Oracle Application Server Wireless

    • Oracle Business Intelligence Discoverer

    • Oracle Application Server Personalization

    • Oracle Application Server Reports Services

    • Oracle Application Server Forms Services

    次へ」をクリックします。

  10. 「ポート構成オプションの指定」画面

    自動」を選択し、「次へ」をクリックします。

  11. Oracle Internet Directoryの接続情報を入力します。Oracle Internet Directoryは、OracleAS Infrastructureのインストール時にインストールされます。

    1. 「Oracle Internet Directoryへの登録」画面

      ホスト名」: Oracle Internet Directoryを実行しているコンピュータの名前を入力します。

      ポート」: Oracle Internet Directoryがリスニングしているポートのポート番号を入力します。Oracle Internet Directoryのポート番号は、ORACLE_HOME/install/portlist.iniファイルを確認します。ORACLE_HOMEは、OracleAS Infrastructureのインストール先です。

      Oracle Internet DirectoryにはSSL接続のみ使用」を選択した場合は、portlist.iniファイル内のOracle Internet Directory(SSL)パラメータからポート番号を取得する必要があります。

      次へ」をクリックします。

    2. 「OIDログインの指定」

      ユーザー名」: orcladminと入力します。これは、Oracle Internet Directory管理者の名前です。

      パスワード」: orcladminユーザーのパスワードは、インフラストラクチャのias_adminユーザーのパスワードと同じです。このパスワードは、インフラストラクチャをインストールしたときに入力したものです(第6.1項「OracleAS Infrastructureのインストール」の手順14を参照)。

      次へ」をクリックします。

  12. 「Oracle Application Server 10g Metadata Repositoryの選択」画面

    リポジトリ」: この中間層インスタンスで使用するOracleAS Metadata Repositoryを選択し、「次へ」をクリックします。

  13. 「送信メール・サーバー情報の指定」

    この画面は、Business Intelligence and Formsインストールを選択した場合にのみ表示されます。

    OracleAS Reports Servicesで使用する送信メール(SMTP)サーバーの名前を入力します。名前を空欄にしておいて、後から設定できます。「次へ」をクリックします。

  14. 「インスタンス名とias_adminパスワードの指定」画面

    インスタンス名」: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。

    例: PORTAL

    ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを入力して、確認します。これは、このインスタンスの管理ユーザーです。

    パスワードは5文字以上で、そのうちの1文字は数字にする必要があります。

    例: welcome99

    次へ」をクリックします。

  15. 「サマリー」画面

    選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。インストーラによって、ファイルがインストールされます。

  16. root.shの実行ダイアログ

    注意: このスクリプトは、ダイアログ・ボックスが表示されるまで実行しないでください。

    別のウィンドウでrootユーザーとしてログインし、root.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。

    root.shスクリプトを実行した後で、「OK」をクリックします。

  17. 「コンフィギュレーション・アシスタント」画面

    この画面には、Oracle Application Serverコンポーネントを構成するConfiguration Assistantの進捗状況が表示されます。

  18. 「インストールの終了」画面

    終了」をクリックして、インストーラを終了します。

7 「ようこそ」ページへのアクセス

インストールの後にOracle Application Serverの「ようこそ」ページにアクセスして、インストールに成功したことを確認します。「ようこそ」ページのURLは、次のとおりです。

http://hostname.domainname:http_port

ORACLE_HOME/install/portlist.iniファイルを確認して、http_portを特定します。このポートは、「Oracle HTTP Server listen port」行に表示されます。


注意

1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがインストールされている場合は、各インスタンスが独自のポート番号のセットを持っています。正しいOracleホーム・ディレクトリのportlist.iniファイルを確認し、必ず正しいポート番号を使用してください。 


「ようこそ」ページには、次のような役立つページへのリンクが含まれています。

8 既存のOracleデータベースへのOracleAS Metadata Repositoryのインストール

OracleAS Metadata Repositoryを既存のOracleデータベースにインストールする場合は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantと呼ばれるツールを実行します。

Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantは、OracleAS Metadata Repository Creation AssistantのCDに格納されています。

このツールの使用方法の詳細は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantのユーザーズ・ガイドを参照してください。

9 追加情報

この項では、次の内容について説明します。

製品のライセンス

このメディア・パックに含まれている製品は、トライアル・ライセンス契約に基づき、30日間、インストールおよび評価できます。 ただし、30日間の評価期間後もいずれかの製品の使用を継続する場合、プログラム・ライセンスをご購入いただく必要があります。

オラクル社カスタマ・サポート・センターへのお問合せ

Oracle製品サポートをご購入いただいた場合、オラクル社カスタマ・サポート・センターに、年中無休で24時間いつでも、お問い合せいただけます。 Oracle製品サポートの購入方法、またはオラクル社カスタマ・サポート・センターへの連絡方法の詳細は、オラクル社カスタマ・サポート・センターのWebサイトを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/
製品マニュアルの入手方法

Oracle製品のマニュアルは、HTMLおよびAdobe社PDF形式で提供されており、入手方法がいくつかあります。

PDFドキュメントを表示するには、必要に応じて、Adobe社のWebサイトから、無料のAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください。

http://www.adobe.com/

10 その他の情報

クイック・リファレンス
リソース  連絡先/ Webサイト 

開発者向けのテクニカル・リソースにアクセスできます。 

http://www.oracle.com/technology/global/jp/ 

インストール・マニュアルにアクセスできます。 

http://www.oracle.com/technology/global/jp/tech/install/ 

サポート・サービスに関する情報にアクセスできます。 

http://www.oracle.com/lang/jp/support/ 

日本オラクル技術営業の連絡先です。 

0120-155-096
(受付時間などの詳細は後述) 

オラクル製品のインストールに関する情報

オラクル製品のインストールに関する情報およびマニュアルを提供しています。

次のURLをご参照ください。ただし、個々の環境に依存する問題、検証が必要なケースはサポート・サービス(有償)の締結が必要になりますのでご了承ください。

□ OTNインストール・センター

□ Oracle Technology Network掲示板

□ インストレーション・ガイド・ダウンロード

□ 製品FAQ検索

これらを参照しても解決されないインストール時の不明/問題点については支援サービスを提供しています。次のオラクル製品が対象になりますので、次のURLからご質問をお願いいたします。

□ インストールサービスご利用方法

Oracle Technology Network Japan

OTN Japan は開発者に必要な技術リソースを提供する会員制の日本オラクル公式技術サイトです。OTN Japan にご登録(無償)いただくと、技術資料、オンライン・マニュアル、ソフトウェア・ダウンロード、サンプル・コード、掲示板、オラクル関連書籍のディスカウント、OTN有償プログラムなど様々なサービスを受けることができます。

□ OTN Japan登録方法

□ 技術資料

□ ソフトウェア・ダウンロード

□ ドキュメント

□ サンプル・コード 

□ 掲示板

□ OTN有償プログラム

□ お薦めサービス「SQL構文検索サービス」

□ お薦めサービス「Oracleエラーメッセージ検索」

□ お薦めサービス「TechBlastメールサービス」

OracleDirect

OracleDirectでは、電話とインターネットを通じて、製品ご購入前のオラクル製品に関連するお問い合わせをはじめとする、お客様からの様々なお問合せに対応いたします。

OracleDirectに関する詳細は、次のWebサイトをご覧ください。

http://www.oracle.com/lang/jp/corporate/contact.html

□ お問合せ先

また、OracleDirectにてお受けできるご質問内容は以下の通りとなりますので、ご連絡の前にご確認ください。

ご質問にお答えできる内容(概要)

以下のお問い合わせにはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

サポート・サービス

オラクルではお客様のシステムの健康状態を維持するために、サポート・サービスをご用意しています。オラクル製品のエキスパートが、様々な形でお客様の問題解決のお手伝いをいたします。

Oracle Supportのサポート契約をご締結のお客様は、以下の技術サポートを受けられます。サポート・サービスにはインターネットなどによる技術サポートの他、各種技術情報へのアクセス、ご契約済み製品の新バージョンの提供、Oracle Support NewsLetter(毎月)の提供などが含まれます。

□ 技術サポート

□ Oracle MetaLink

□ ナレッジ・ベース KROWN

□ Oracle Support NewsLetter

□ お問合せ先

研修サービス

日本オラクルの研修サービスに関する詳しいお問合せは下記までお願いいたします。研修サービスに関する詳細は、次のWebサイトでもご紹介しています。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3&p_org_id=70&lang=JA

□ お問合せ先

11 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Program のWeb サイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

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