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Oracle Application Server クイック・インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.1.2)for HP Tru64 UNIX
E05142-01

Oracle® Application Server

クイック・インストレーション・ガイド

10gリリース2(10.1.2) for HP Tru64 UNIX

E05142-01

2007年3月

原本名: Oracle Application Server Quick Installation Guide 10g Release 2 (10.1.2) for hp Tru64 UNIX

原本部品番号: B25860-01

Copyright © 2007, Oracle. All rights reserved.

制限付権利の説明

このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)には、オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています。このプログラムの使用または開示は、オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています。

独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合、もしくは法律によって規定される場合を除き、このプログラムのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等は禁止されています。

このドキュメントの情報は、予告なしに変更される場合があります。オラクル社およびその関連会社は、このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます。これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き、プログラムを形式、手段(電子的または機械的)、目的に関係なく、複製または転用することはできません。

このプログラムが米国政府機関、もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は、次の注意が適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS

Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation, and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software--Restricted Rights (June 1987). Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、Siebelは米国Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称は、他社の商標の可能性があります。

このプログラムは、核、航空産業、大量輸送、医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーションへの用途を目的としておりません。このプログラムをかかる目的で使用する際、上述のアプリケーションを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。


はじめに

このマニュアルで説明されている各種サービスは日本オラクル社から提供されるサービスです。サービスは、製品をご購入された日本オラクル正規代理店各社から提供される場合もありますが、サービス内容はこのマニュアルの説明と異なることがあります。

このマニュアルでは、次に示すOracle Application Serverのインストール・タイプのインストール方法について説明します。

このマニュアルの内容

1 ご注文内容の確認

メディア・パック受領後、ただちに同梱のPacking Listをもとにパッケージ内容物を確認してください。破損、欠品、不明な点などのお問合せは、本製品をご購入された日本オラクル正規代理店、もしくはOracle Directまでお寄せください。

メディア・パックには、このマニュアルの他に次の製品が同梱されています。

2 このマニュアルで説明するインストール・タイプ

このマニュアルでは、次に示す構成でOracle Application Serverをインストールするユーザーを対象にしています。

より複雑なトポロジが必要な場合の詳細なインストール手順については、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。

Oracle Application Serverをインストールする前に、最新情報について、Oracle Application Serverのリリース・ノートを参照してください。

3 要件

ご使用のコンピュータが、次の最小要件を満たしていることを確認してください。

3.1 システム要件の確認

次の要件を満たしている必要があります。

サポートされているオペレーティング・システム

Patch Kit 2以上が適用されたHP Tru64 UNIX V5.1B

その他のシステム要件

次の表に、その他のシステム要件を示します。

表1    最小システム要件 
  J2EE and Web Cache  Portal and Wireless  Forms and Reports  OracleAS Infrastructure 

メモリー
(後述の注意(1)を参照) 

512MB 

1GB 

1GB 

1GB 

ディスク領域 

1.5GB 

1.2GB 

2.5GB 

3.7GB
(後述の注意(2)を参照) 

TEMPディレクトリ内の領域 

400MB 

400MB 

400MB 

400MB 

スワップ領域 

1.5GB 

1.5GB 

1.5GB 

1.5GB 

注意:

(1)Forms and ReportsまたはPortal and Wirelessを、OracleAS Infrastructureと同一のコンピュータにインストールする場合は、少なくとも1GB〜1.3GBのメモリーが必要です。

(2)OracleAS Infrastructureのインストール先ディスクとは異なるディスクにOracleAS Metadata Repositoryデータベースのデータ・ファイルをインストールできます。この場合は、データ・ファイル用に1GB以上の空きディスク領域を確保してください。

これらの要件を確認するには、次の手順を実行します。

  1. 物理RAMのサイズを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # /bin/vmstat -P | grep "Total Physical Memory"
    
    
  2. 空きディスク領域の大きさを確認するには、次のコマンドを入力します。

    prompt> df -k dir
    
    

    dirは、Oracleホーム・ディレクトリに置き換えてください。Oracleホーム・ディレクトリがない場合は、親ディレクトリに置き換えてください。たとえば、Oracle Application Serverを/opt/oracle/infraにインストールする場合、dir/opt/oracleまたは/opt/oracle/infraに置き換えます。

  3. 使用可能なスワップ領域の大きさを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # /sbin/swapon -s
    
    

    必要に応じて、追加のスワップ領域を構成する方法について、ご使用のオペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

3.2 ソフトウェア要件の確認

HP Tru64 UNIXのソフトウェア要件を確認する場合は、次の項を参照してください。

3.2.1 HP Tru64 UNIXのソフトウェア要件

HP Tru64 UNIXシステムにOracle Application Serverをインストールする前に、次の手順を実行します。

  1. rootユーザーとしてログインします。

  2. HP Tru64 UNIXがインストールされていることを確認します。

    # /usr/sbin/sizer -v
    Compaq Tru64 UNIX V5.1B (Rev. 2650); Mon Nov  3 10:13:28 PST 200
    
    
  3. 次のパッチ・キットがインストールされていることを確認します。

    Tru64 UNIX V5.1B Patch Kit 2以上

    T64V51BB22AS0002-20030415

    次のパッチ・キットも必要です。

    • _OtsMoveのHP Tru64 UNIX 5.1B PK2 BL22 Fixes for AdvFS Panic。考えられるメモリーの破損:

      T64KIT0020879-V51BB22-E-20031125

    • HP Tru64 UNIX - IPマルチキャスト・パケットの問題:

      T64KIT0019662-V51BB22-E-20030818

    • HP Tru64 UNIX V5.1B PK2 (BL22) ERPキット - 複数アプリケーションの修正では、同じファイルに排他ロックが付与されることもあります。

      T64KIT0021665-V51BB22-E-20040220

    • Tru64 UNIX V5.1B PK2/BL22 Early Release Patch - 潜在的なアプリケーション・コア・ダンプの修正:

      T64KIT0021681-V51BB22-E-20040223

    注意: これらのパッチについては、より新しいバージョンがシステムにインストールされている場合があります。パッチがインストールされていない場合、ここに記載したバージョンをインストールする前に、より新しいバージョンがインストールされているかどうか確認してください。

  4. 次のオペレーティング・システムのサブセットが存在するか確認します。

    • OSFCMPLRS

    • OSFLIBA

    • OSFPGMR

    • OSFSER

    • OSFX11

  5. 次のmotifパッケージが存在するか確認します。

    Oracle Application Server 10g(10.1.2.0.2)を実行するには、Motif 2.1の特別バージョンが必要です。必要なMotifのバージョンのダウンロードの詳細は、次を参照してください。

    http://h18012.www1.hp.com/java/download/unix/1.4.2/index.html


    注意

    このダウンロード・サイトは変更される場合があります。最新のダウンロード・サイトについては、OTNのOracle Application Server 10gのリリース・ノートで、インストール、移行、およびアップグレードの問題に関する章を参照してください。 


3.3 OracleAS Web Cacheに必要なカーネル・パラメータの確認

この項の内容は、OracleAS Web Cacheをインストールする場合に該当します。

3.4 OracleAS Metadata Repositoryに必要なカーネル・パラメータの設定の確認

次の表に示すカーネル・サブシステム属性が、推奨値以上に設定されていることを確認します。値を検証および設定する方法については、表の後の手順で説明します。

サブシステム  属性  推奨値 

ipc 

shm_max 

4278190080(4GB - 16MB) 

 

shm_min 

 

shm_min 

 

shm_mni 

256 

 

shm_seg 

256 

 

ssm_threshold 

rad_gh_regions[n]またはgh_chunks属性がvmサブシステムに設定されている場合のみ、この属性を0に設定します。それ以外は、この値を変更しないでください。 

proc 

exec_disable_arg_limit 

 

per_proc_stack_size 

8388608(8MB)1 

 

max_per_proc_stack_size 

33554432(32MB)1 

 

per_proc_data_size 

335544320(320MB) 

 

max_per_proc_data_size 

335544320(320MB) 

 

max_per_proc_address_space 

RAMのサイズまたは1073741824(1GB)のいずれか大きい値。 

 

per_proc_address_space 

RAMのサイズまたは1073741824(1GB)のいずれか大きい値。 

rdg 

msg_size 

32768 

 

max_objs 

5120 

 

max_async_req 

256 

 

max_sessions 

500(または、20+システムのすべてのデータベースのPROCESSES初期化パラメータの値(この値の方が大きい場合)) 

 

rdg_max_auto_msg_wires 

 

rdg_auto_msg_wires 

rt 

aio_task_max_num 

8193 

vfs 

fifo_do_adaptive 

vm 

new_wire_method 

1 このパラメータのサポートされる最大値は512MBです。


注意

カーネル・サブシステム属性の現在の値がこの表に示す値より大きい場合は(推奨値が0の属性を除く)、その属性の値を変更しないでください。 


これらのカーネル・サブシステム属性に指定されている現在の値を確認し、必要に応じて変更するには、次の手順を実行します。

  1. サブシステム属性の現在の値を確認するには、次のようにコマンドを入力します。

    # /sbin/sysconfig -q subsystem
    
    

    たとえば、ipcサブシステムの属性値を確認するには、次のコマンドを入力します。

    # /sbin/sysconfig -q ipc
    
    
  2. 現在の値を変更する場合は、次の手順を実行します。

    1. たとえば、/etc/sysconfigtabファイルのバックアップ・コピーを作成します。

      # cp /etc/sysconfigtab /etc/sysconfigtab.orig
      
      
    2. テキスト・エディタを使用して次のようなファイルを作成し、変更するサブシステムと属性を指定します。

      ipc:
           shm_max = 4278190080
           shm_min = 1
           shm_mni = 256
           shm_seg = 128
      
      proc:
           exec_disable_arg_limit = 1
           per_proc_stack_size = 8388608
           max_per_proc_stack_size = 33554432
           per_proc_data_size = 335544320
           max_per_proc_data_size = 335544320
           max_per_proc_address_space = 4294967296
           per_proc_address_space = 4294967296
      
      
    3. 次のようなコマンドを入力して、サブシステム属性を/etc/sysconfigtabファイルに追加します。

      # /sbin/sysconfigdb -m -f filename
      
      

      この例のfilenameは、手順bで作成したファイル名を示します。

    4. 次のコマンドを入力して、システムを再起動します。

      # /sbin/shutdown -r now
      
      
    5. システムを再起動したら、ログインしてユーザーをrootに切り替えます。

3.5 インベントリ・ディレクトリのオペレーティング・システム・グループの作成

コンピュータに初めてOracle製品をインストールする場合は、インベントリ・ディレクトリにオペレーティング・システム・グループを作成します。インストーラによってインベントリ・ディレクトリにファイルが作成され、コンピュータにインストールされたOracle製品が追跡されます。

このマニュアルでは、このグループの名前にoinstallを使用します。

第3.7項「オペレーティング・システム・ユーザーの作成」で、オペレーティング・システム・ユーザーを作成し、このグループをユーザーのプライマリ・グループに設定します。

インベントリ・ディレクトリ用に別のグループを用意することによって、様々なユーザーがコンピュータにOracle製品をインストールできるようにします。ユーザーは、インベントリ・ディレクトリへの書込み権限が必要です。これは、oinstallグループに所属します。

インベントリ・ディレクトリのデフォルトの名前はoraInventoryです。

コンピュータにインベントリ・ディレクトリがすでにあるかどうかが不明な場合は、/etc/oraInst.locファイルを参照します。このファイルには、インベントリ・ディレクトリの場所と、それを所有するグループが一覧表示されます。ファイルがない場合は、そのコンピュータにはOracle製品がインストールされていません。

グループの作成方法

oinstallグループを作成するには、rootユーザーで次のように入力します。

# /usr/sbin/groupadd oinstall

3.6 データベース管理者のオペレーティング・システム・グループの作成

前述の項と同じ手順で、「dba」と呼ばれるオペレーティング・システム・グループを作成します。次の手順で、オペレーティング・システム・ユーザーを作成すると、このdbaグループは、ユーザーのセカンダリ・グループに設定されます。

3.7 オペレーティング・システム・ユーザーの作成

Oracle製品のインストールとアップグレードを行うオペレーティング・システム・ユーザーを作成します。このマニュアルでは、このユーザーをoracleと呼びます。

ユーザーの作成方法

oinstallグループの一部としてoracleオペレーティング・システム・ユーザーを作成するには、rootユーザーで次のコマンドを入力します。

# /usr/sbin/useradd -g oinstall oracle

オペレーティング・システム・ユーザーおよびグループの詳細は、オペレーティング・システムのドキュメントを参照するか、またはシステム管理者に連絡してください。

次のコマンドを入力してoracleユーザーのパスワードを設定し、画面の指示に従います。

# passwd oracle

ORACLE_HOMEの親ディレクトリのグループIDは、oracleユーザーのプライマリ・グループIDと一致する必要があります。

3.8 環境変数の確認

Oracle Application Serverをインストールするオペレーティング・システム・ユーザーは、次の環境変数を設定(または設定解除)する必要があります。

表2    環境変数 
環境変数  設定または設定解除 

DISPLAY 

インストーラのウィンドウを表示するモニターを設定します。 

ORACLE_HOME 

設定しないでください。 

ORACLE_SID 

設定しないでください。 

TNS_ADMIN 

設定しないでください。 

PATH、CLASSPATHおよびLD_LIBRARY_PATH 

Oracleホーム・ディレクトリ内のディレクトリを参照するパスは含めないでください。 

TMP 

任意です。設定解除した場合、デフォルトで/tmpに設定されます。 

ORA_NLS33 

設定しないでください。 

LD_BIND_NOW 

設定しないでください。 

3.8.1 環境変数の設定方法

この項では、環境変数を設定する方法を説明します。

Cシェルの場合:

% setenv variable_name value

例(Cシェル):

% setenv DISPLAY test.mycompany.com:0.0

BourneまたはKornシェルの場合:

$ variable_name=value; export variable_name

例(BourneまたはKornシェル):

$ DISPLAY=test.mydomain.com:0.0; export DISPLAY

3.8.2 環境変数のヒント

この項では、環境変数を設定する場合の注意事項を説明します。

3.9 ポート1521が使用されているかどうかの確認

この項の内容は、OracleAS Infrastructureをインストールする場合にのみ該当します。

OracleAS Infrastructureでは、Oracleデータベースがインストールされ、デフォルトでポート1521が使用されます。ポート1521が使用されているかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。

prompt> netstat -an | grep 1521

ポート1521がサード・パーティのアプリケーションによって使用されている場合は、別のポートを使用するようにアプリケーションを構成する必要があります。

ポート1521が既存のOracleデータベース・リスナーで使用されている場合は、OracleAS Infrastructureをインストールする前にリスナーを停止する必要があります。

詳細は、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。

4 インストーラの起動

インストーラを起動するには、次の手順を実行します。

  1. Administratorsグループのメンバーであるユーザーとしてコンピュータにログインします。

  2. ディスクを挿入します。

    CD-ROMの場合: Oracle Application Server Disk 1を挿入します。

    DVD-ROMの場合: Oracle Application Server DVD-ROMを挿入します。

  3. コンピュータに自動マウント機能がない場合は、CD-ROMまたはDVD-ROMを手動でマウントする手順について、第4.1項「CD-ROMまたはDVD-ROMのマウント」を参照してください。

    ディスクがHP Tru64 UNIXシステムに自動的にマウントされたかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # ls /mnt/cdrom
    
    

    ディスクがHP Tru64 UNIXシステムに自動的にマウントされたかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。

    # ls /media/cdrom
    
    
  4. インストーラを起動します。HP Tru64 UNIXの場合、マウント・ポイントは/mnt/cdrom、HP Tru64 UNIX Enterprise Serverの場合は/media/cdromです。


    注意

    インストーラは、マウント・ポイント・ディレクトリから起動しないでください。次に示す「cd」コマンドは、インストーラがマウント・ポイントから起動されないように、カレント・ディレクトリをホーム・ディレクトリに変更します。 


    CD-ROM:

    prompt> cd
    prompt> mountpoint/1012disk1/runInstaller
    
    

    DVD-ROM:

    prompt> cd
    prompt> mountpoint/application_server/runInstaller
    
    

    これによってOracle Universal Installerが起動され、ここからOracle Application Serverをインストールできます。

4.1 CD-ROMまたはDVD-ROMのマウント

コンピュータがCD-ROMまたはDVD-ROMを自動マウントしない場合は、次の手順を実行します。

  1. ディスク・ドライブにCD-ROMまたはDVD-ROMを挿入します。

  2. rootユーザーとしてログインし、すべてのユーザーがアクセスできるディスクのマウント・ポイント・ディレクトリを作成します。

    % su
    Password:
    # mkdir /cdrom
    # chmod 777 /cdrom
    
    
  3. ディスクのマウント・ポイント・ディレクトリにディスク・ドライブをマウントします。

    HP Tru64 UNIXシステムの場合は、次のように入力します。

    # mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom
    
    
  4. rootアカウントを終了します。

    # exit
    

5 J2EE and Web Cache(Java開発者トポロジ)のインストール

このトポロジによって、J2EE and Web Cache中間層がインストールされ、次のコンポーネントが提供されます。

J2EE and Web Cache中間層をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. インストーラを起動します。詳細は、第4章「インストーラの起動」を参照してください。

  2. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  3. コンピュータに初めてOracle製品をインストールする場合は、インストーラによって次の画面が表示されます。

    1. 「インベントリ・ディレクトリと資格証明の指定」画面

      インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください」: インベントリ・ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリは、製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なります。

      例: /opt/oracle/oraInventory

      オペレーティング・システム・グループ名の指定」: インベントリ・ディレクトリへの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループを選択します。

      例: oinstall

      次へ」をクリックします。

    2. orainstRoot.shの実行ダイアログ

      プロンプトが表示されたら、異なるシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、インベントリ・ディレクトリにあります。

      スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。

  4. 「ファイルの場所の指定」画面

    名前」: このOracleホームを識別する名前を入力します。

    例: OH_J2EE

    パス」: インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。インストール先ディレクトリが存在しない場合は、インストーラによって作成されます。

    例: /opt/ora_j2ee

    次へ」をクリックします。

  5. 「インストールする製品の選択」画面

    Oracle Application Server 10g」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「インストール・タイプの選択」画面

    J2EE and Web Cache」を選択し、「次へ」をクリックします。

  7. 「製品固有の前提条件のチェック」画面

    システムがこの画面に表示される要件を満たしていることを確認し、「次へ」をクリックします。システムが要件を満たしていない場合は、警告が表示されます。カーネル・パラメータを変更する必要がある場合は、「再試行」をクリックしても操作を続行できません。インストーラを終了して、インストールを再実行します。

  8. 「インストール前の要件の確認」画面

    この画面に表示される要件を満たしていることを確認して、すべてのチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。

  9. 「構成オプションの選択」画面

    このOracle Application Serverインスタンスでキャッシュ機能を使用する場合は、「Oracle Application Server 10g Web Cache」を選択します。

    Oracle Application Server 10g Farm Repository」は選択しないでください。

    Identity Management Access」は選択しないでください。

    次へ」をクリックします。

  10. 「ポート構成オプションの指定」画面

    自動」を選択し、「次へ」をクリックします。

  11. 「インスタンス名とias_adminパスワードの指定」画面

    インスタンス名」: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。

    例: J2EE

    ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを入力して、確認します。これは、このインスタンスの管理ユーザーです。

    パスワードは5文字以上で、そのうちの1文字は数字にする必要があります。

    次へ」をクリックします。

  12. 「サマリー」画面

    選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。インストーラによって、ファイルがインストールされます。

  13. root.shの実行ダイアログ

    注意: このスクリプトは、ダイアログが表示されるまで実行しないでください。

    別のウィンドウでrootユーザーとしてログインし、root.shスクリプトを実行します。スクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。

    root.shスクリプトを実行した後で、「OK」をクリックします。

  14. 「コンフィギュレーション・アシスタント」画面

    この画面には、Oracle Application Serverコンポーネントを構成するConfiguration Assistantの進捗状況が表示されます。

  15. 「インストールの終了」画面

    終了」をクリックして、インストーラを終了します。

6 Portal and WirelessまたはForms and Reports開発者トポロジのインストール(OracleAS Infrastructureを含む)

これらのトポロジによって、OracleAS Portal、Oracle Application Server WirelessおよびOracleBI Discovererなどのコンポーネントを使用するアプリケーションをデプロイできるようになります。

Portal and Wireless開発者トポロジを設定するには、次のものをインストールする必要があります。

  1. OracleAS Infrastructure

  2. Portal and Wireless中間層

Forms and Reports開発者トポロジを設定するには、次のものをインストールする必要があります。

  1. OracleAS Infrastructure

  2. Forms and Reports中間層

Portal and WirelessおよびForms and Reports中間層は、OracleAS Infrastructureのサービスを使用するため、最初にOracleAS Infrastructureをインストールする必要があります。

ヒント

OracleAS Infrastructureと、Portal and WirelessまたはForms and Reports中間層を異なるコンピュータにインストールできます。 

6.1 OracleAS Infrastructureのインストール

新しいデータベースと新しいOracle Internet Directoryを使用してOracleAS Infrastructureをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. インストーラを起動します。詳細は、第4章「インストーラの起動」を参照してください。

  2. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  3. コンピュータに初めてOracle製品をインストールする場合は、インストーラによって次の画面が表示されます。

    1. 「インベントリ・ディレクトリと資格証明の指定」画面

      インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください」: インベントリ・ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリは、製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なります。

      例: /opt/oracle/oraInventory

      オペレーティング・システム・グループ名の指定」: インベントリ・ディレクトリへの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループを選択します。

      例: oinstall

      次へ」をクリックします。

    2. orainstRoot.shの実行ダイアログ

      プロンプトが表示されたら、異なるシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、インベントリ・ディレクトリにあります。

      スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。

  4. 「ファイルの場所の指定」画面

    名前」: このOracleホームを識別する名前を入力します。

    例: OH_INFRA

    パス」: インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。インストール先ディレクトリが存在しない場合は、Oracle Universal Installerによって作成されます。

    例: /opt/oracle/oraInfra

    次へ」をクリックします。

  5. 「インストールする製品の選択」画面

    OracleAS Infrastructure」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「インストール・タイプの選択」画面

    Identity Management and OracleAS Metadata Repository」を選択し、「次へ」をクリックします。

  7. 「製品固有の前提条件のチェック」画面

    システムがこの画面に表示される要件を満たしていることを確認し、「次へ」をクリックします。システムが要件を満たしていない場合は、警告が表示されます。カーネル・パラメータを変更する必要がある場合は、「再試行」をクリックしても操作を続行できません。インストーラを終了して、インストールを再実行します。

  8. 「インストール前の要件の確認」画面

    この画面に表示される要件を満たしていることを確認して、すべてのチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。

  9. 「構成オプションの選択」画面

    Oracle Internet Directory」を選択します。

    OracleAS Single Sign-On」を選択します。

    OracleAS Delegated Administration Service」を選択します。

    OracleAS Directory Integration and Provisioning」を選択します。

    OracleAS Certificate Authority」は選択しないでください。

    高可用性およびレプリケーション」は選択しないでください。

    次へ」をクリックします。

  10. 「ポート構成オプションの指定」画面

    自動」を選択し、「次へ」をクリックします。

  11. 「Internet Directoryのネームスペースの指定」画面

    推奨ネームスペース」を選択し、「次へ」をクリックします。

  12. 「データベース構成オプションの指定」画面

    グローバル・データベース名」: OracleAS Metadata Repositoryデータベースの名前を入力し、ドメイン名をデータベース名に追加します。

    グローバル・データベース名のデータベース名の部分は、次のように指定します。

    • 英数字のみを使用できます。

    • 8文字以下で指定する必要があります。

    • 大文字の「PORT」または「HOST」という単語は使用できません。これらの単語を使用する必要がある場合は、小文字を使用してください。

    グローバル・データベース名のドメイン名の部分は、次のように指定します。

    • 英数字、_(アンダースコア)、-(マイナス記号)および#(番号記号)を使用できます。

    • 128文字以下で指定する必要があります。

    例: orcl.yourcompany.com

    SID」: OracleAS Metadata Repositoryデータベースのシステム識別子を入力します。通常、これはグローバル・データベース名ですが、ドメイン名は含めません。SIDは、すべてのデータベースで一意である必要があります。

    このSID名には、前述したグローバル・データベース名のデータベース名の部分と同じ制限事項があります。

    例: orcl

    データベース・キャラクタ・セットの選択」: データベースに使用するキャラクタ・セットを選択します。

    データベース・ファイルの場所」: データファイル・ディレクトリの親ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリはすでに存在している必要があり、このディレクトリへの書込み権限を所有している必要があります。

    インストーラによって、指定したパスのサブディレクトリにデータファイルがインストールされます。インストーラは、サブディレクトリの名前にデータベース名を使用します。たとえば、グローバル・データベース名にorcl.yourcompany.comと指定し、データベース・ファイルの場所に/data/dbfilesと指定すると、インストーラは、次のディレクトリにデータベース・ファイルを格納します。/data/dbfiles/orcl

    ディレクトリを配置するファイル・システムには、1.3GB以上の空きディスク領域が必要です。格納するデータ量に応じて、本番データベース用に追加のディスク領域が必要です。

    次へ」をクリックします。

  13. 「データベース・スキーマのパスワードの指定」画面

    データベース管理ユーザーのパスワードを設定します。これは、データベース管理に使用する権限付きアカウントです。すべてのユーザーに同じパスワードを使用することも、ユーザーごとに異なるパスワードを使用することもできます。

    次へ」をクリックします。

  14. 「インスタンス名とias_adminパスワードの指定」画面

    インスタンス名」: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。

    例: infra

    ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを入力して、確認します。これは、このインスタンスの管理ユーザーです。

    パスワードは5文字以上で、そのうちの1文字は数字にする必要があります。

    例: welcome99

    次へ」をクリックします。

  15. 「サマリー」画面

    選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。インストーラによって、ファイルがインストールされます。

  16. root.shの実行ダイアログ

    注意: このスクリプトは、ダイアログが表示されるまで実行しないでください。

    別のウィンドウでrootユーザーとしてログインし、root.shスクリプトを実行します。スクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。

    root.shスクリプトを実行した後で、「OK」をクリックします。

  17. 「コンフィギュレーション・アシスタント」画面

    この画面には、Oracle Application Serverコンポーネントを構成するConfiguration Assistantの進捗状況が表示されます。

  18. 「インストールの終了」画面

    終了」をクリックして、インストーラを終了します。

6.2 Portal and WirelessまたはForms and Reports中間層のインストール

次の手順を実行すると、Portal and WirelessまたはForms and Reports中間層がインストールされ、第6.1項「OracleAS Infrastructureのインストール」でインストールしたOracleAS Infrastructureを使用するように構成されます。

  1. インストーラを起動します。詳細は、第4章「インストーラの起動」を参照してください。

  2. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  3. コンピュータに初めてOracle製品をインストールする場合は、インストーラによって次の画面が表示されます。

    1. 「インベントリ・ディレクトリと資格証明の指定」画面

      インベントリ・ディレクトリのフルパスを入力してください」: インベントリ・ディレクトリへのフルパスを入力します。このディレクトリは、製品ファイル用のOracleホーム・ディレクトリとは異なります。

      例: /opt/oracle/oraInventory

      オペレーティング・システム・グループ名の指定」: インベントリ・ディレクトリへの書込み権限を持つオペレーティング・システム・グループを選択します。

      例: oinstall

      次へ」をクリックします。

    2. orainstRoot.shの実行ダイアログ

      プロンプトが表示されたら、異なるシェルでrootユーザーとしてorainstRoot.shスクリプトを実行します。このスクリプトは、インベントリ・ディレクトリにあります。

      スクリプトを実行した後で、「続行」をクリックします。

  4. 「ファイルの場所の指定」画面

    名前」: このOracleホームを識別する名前を入力します。

    例: OH_PORTAL

    パス」: インストール先のディレクトリへのフルパスを入力します。これはOracleホームです。インストール先ディレクトリが存在しない場合は、Oracle Universal Installerによって作成されます。

    例: /opt/oracle/oraPortal

    次へ」をクリックします。

  5. 「インストールする製品の選択」画面

    Oracle Application Server 10g」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「インストール・タイプの選択」画面

    Portal and Wireless」または「Forms and Reports」を選択し、「次へ」をクリックします。

  7. 「製品固有の前提条件のチェック」画面

    システムがこの画面に表示される要件を満たしていることを確認し、「次へ」をクリックします。システムが要件を満たしていない場合は、警告が表示されます。カーネル・パラメータを変更する必要がある場合は、「再試行」をクリックしても操作を続行できません。インストーラを終了して、インストールを再実行します。

  8. 「インストール前の要件の確認」画面

    この画面に表示される要件を満たしていることを確認して、すべてのチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。

  9. 「構成オプションの選択」画面

    Portal and Wirelessの場合は、次のものを選択します。

    • Oracle Application Server Portal

    • Oracle Application Server Wireless

    Forms and Reportsの場合は、次のものを選択します。

    • Oracle Application Server Portal

    • Oracle Application Server Wireless

    • Oracle Application Server Personalization

    • Oracle Application Server Reports Services

    • Oracle Application Server Forms Services

    次へ」をクリックします。

  10. 「ポート構成オプションの指定」画面

    自動」を選択し、「次へ」をクリックします。

  11. Oracle Internet Directoryの接続情報を入力します。Oracle Internet Directoryは、OracleAS Infrastructureのインストール時にインストールされます。

    1. 「Oracle Internet Directoryへの登録」画面

      ホスト名」: Oracle Internet Directoryを実行しているコンピュータの名前を入力します。

      ポート」: Oracle Internet Directoryがリスニングしているポートのポート番号を入力します。Oracle Internet Directoryのポート番号は、ORACLE_HOME/install/portlist.iniファイルを確認します。ORACLE_HOMEは、OracleAS Infrastructureのインストール先です。

      Oracle Internet DirectoryにはSSL接続のみ使用」を選択した場合は、portlist.iniファイル内のOracle Internet Directory(SSL)パラメータからポート番号を取得する必要があります。

      次へ」をクリックします。

    2. 「OIDログインの指定」

      ユーザー名」: orcladminと入力します。これは、Oracle Internet Directory管理者の名前です。

      パスワード」: orcladminユーザーのパスワードは、インフラストラクチャのias_adminユーザーのパスワードと同じです。このパスワードは、インフラストラクチャをインストールしたときに入力したものです(第6.1項「OracleAS Infrastructureのインストール」の手順14を参照)。

      次へ」をクリックします。

  12. 「Oracle Application Server 10g Metadata Repositoryの選択」画面

    リポジトリ」: この中間層インスタンスで使用するOracleAS Metadata Repositoryを選択し、「次へ」をクリックします。

  13. 「送信メール・サーバー情報の指定」

    この画面は、Forms and Reportsインストールを選択した場合にのみ表示されます。

    OracleAS Reports Servicesに使用する送信メール(SMTP)サーバー名を入力します。空白のままにして、後で設定できます。「次へ」をクリックします。

  14. 「インスタンス名とias_adminパスワードの指定」画面

    インスタンス名」: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名には、英数字および_(アンダースコア)を使用できます。1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合は、インスタンス名は一意である必要があります。

    例: PORTAL

    ias_adminパスワード」および「パスワードの確認」: ias_adminユーザーのパスワードを入力して、確認します。これは、このインスタンスの管理ユーザーです。

    パスワードは5文字以上で、そのうちの1文字は数字にする必要があります。

    例: welcome99

    次へ」をクリックします。

  15. 「サマリー」画面

    選択した内容を確認し、「インストール」をクリックします。インストーラによって、ファイルがインストールされます。

  16. root.shの実行ダイアログ

    注意: このスクリプトは、ダイアログが表示されるまで実行しないでください。

    別のウィンドウでrootユーザーとしてログインし、root.shスクリプトを実行します。スクリプトは、このインスタンスのOracleホーム・ディレクトリにあります。

    root.shスクリプトを実行した後で、「OK」をクリックします。

  17. 「コンフィギュレーション・アシスタント」画面

    この画面には、Oracle Application Serverコンポーネントを構成するConfiguration Assistantの進捗状況が表示されます。

  18. 「インストールの終了」画面

    終了」をクリックして、インストーラを終了します。

7 「ようこそ」ページへのアクセス

インストールの後にOracle Application Serverの「ようこそ」ページにアクセスして、インストールに成功したことを確認します。「ようこそ」ページのURLは、次のとおりです。

http://hostname.domainname:http_port

ORACLE_HOME/install/portlist.iniファイルを確認して、http_portを特定します。このポートは、「Oracle HTTP Server listen port」行に表示されます。


注意

1つのコンピュータに複数のOracle Application Serverインスタンスがインストールされている場合は、各インスタンスが独自のポート番号のセットを持っています。正しいOracleホーム・ディレクトリのportlist.iniファイルを確認し、必ず正しいポート番号を使用してください。 


「ようこそ」ページには、次のような役立つページへのリンクが含まれています。

8 既存のOracleデータベースへのOracleAS Metadata Repositoryのインストール

OracleAS Metadata Repositoryを既存のOracleデータベースにインストールする場合は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantと呼ばれるツールを実行します。

Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantは、OracleAS Metadata Repository Creation AssistantのCD-ROMに格納されています。

このツールの使用方法の詳細は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantのユーザーズ・ガイドを参照してください。

9 追加情報

この項では、次の内容について説明します。

製品のライセンス

このメディア・パックに含まれている製品は、トライアル・ライセンス契約に基づき、30日間、インストールおよび評価できます。 ただし、30日間の評価期間後もいずれかの製品の使用を継続する場合、プログラム・ライセンスをご購入いただく必要があります。

オラクル社カスタマ・サポート・センターへのお問合せ

Oracle製品サポートをご購入いただいた場合、オラクル社カスタマ・サポート・センターに、年中無休で24時間いつでも、お問い合せいただけます。 Oracle製品サポートの購入方法、またはオラクル社カスタマ・サポート・センターへの連絡方法の詳細は、オラクル社カスタマ・サポート・センターのWebサイトを参照してください。

http://www.oracle.co.jp/support/
製品マニュアルの入手方法

Oracle製品のマニュアルは、HTMLおよびAdobe社PDF形式で提供されており、入手方法がいくつかあります。

PDFドキュメントを表示するには、必要に応じて、Adobe社のWebサイトから、無料のAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください。

http://www.adobe.com/

10 その他の情報

クイック・リファレンス
リソース  連絡先/ Webサイト 

開発者向けのテクニカル・リソースにアクセスできます。 

http://otn.oracle.co.jp/ 

インストール・マニュアルにアクセスできます。 

http://otn.oracle.co.jp/tech/install/ 

サポート・サービスに関する情報にアクセスできます。 

http://www.oracle.co.jp/support/ 

日本オラクル技術営業の連絡先です。 

0120-155-096
(受付時間等の詳細は後述します。) 


注意

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 


オラクル製品のインストールに関する情報

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□ MetaLink

□ Oracle Support NewsLetter

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研修サービス

日本オラクルの研修サービスに関する詳しいお問合せは次までお願いいたします。研修サービスに関する詳細は、次のWebサイトでもご紹介しています。

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11 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Program のWeb サイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

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