Oracle Application Serverインストレーション・ガイド 10g リリース3(10.1.3.1.0) for AIX 5L Based Systems (64-bit) B40031-03 |
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この付録では、Oracle Application Serverの削除および再インストールのプロセスについて説明します。
次の手順に従って、Oracle Application Serverを削除します(詳細は、後述の項で説明します)。
Oracle Application Serverインスタンスを削除するには、表C-1に示すアイテムをクリーンアップする必要があります。この手順は、この付録の後半で説明します。
クリーンアップするアイテム | 使用するツール |
---|---|
Oracleホーム・ディレクトリのファイル |
インストーラによってすべてのファイルが削除されない場合は、 |
インベントリ・ディレクトリ内の削除済インスタンスのエントリ |
インストーラ |
ファーム・ページのインスタンス名 |
インストーラ |
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これらのエントリは手動で削除する必要があります。手順6を参照してください。 |
インストーラでは、個々のコンポーネントをカスタムで削除することはできません。
プロセスの停止方法の詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。
prompt> $ORACLE_HOME/oui/bin/runInstaller
prompt> rm -rf $ORACLE_HOME
/etc/oratab
ファイルから削除します。ファイルの終わりにかけて、Oracleホーム・ディレクトリを指定する行を確認する必要があります。削除したOracleホームを表す行を削除します。たとえば、Oracleホームが/private1/j2ee
である場合は、次のような行を確認できます。
*:/private1/j2ee:N
インストールを開始する前にOracle Application Serverプロセスのシャットダウンを忘れた場合は、これらのプロセスのファイルが削除されるため、プロセスを停止する必要があります。実行中のプロセスがあるかどうか確認するには、ps
コマンドを実行します。
prompt> ps -ef
プロセスを停止するには、killコマンドを使用します。
prompt> kill -9 process_id
ps
コマンドによって、process_idを確認できます。
dcmctl
シェルのプロセスをシャットダウンする必要がある場合は、「exit
」と入力して、そのシェルの終了を試みることができます。
インストーラでは、すでにOracle Application Serverインスタンスが含まれているディレクトリにOracle Application Serverインスタンスを再インストールすることはできません。同じディレクトリにOracle Application Serverを再インストールするには、そのディレクトリを一度削除してから、インストールする必要があります。
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