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Oracle Application Serverインストレーション・ガイド
10g リリース3(10.1.3.1.0) for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium

B40025-01
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7 インストール後の作業

内容は次のとおりです。

7.1 Oracle Business Rules Rule Authorのデプロイ

Oracle Application Serverのインストール後、Oracle Business Rules Rule Authorおよび関連したオンライン・ヘルプを使用するために、いくつかの追加手順を実行する必要があります。

手順は次のとおりです。

  1. 次のURLを使用して、Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlコンソールにアクセスします。

    http://hostname:http_port_number/em
    
    

    そのページの「グループ」セクションで、「名前」列の「ホーム」をクリックします。

  2. アプリケーション」タブを選択します。

  3. Oracle Business Rules Rule Authorをデプロイするには、次の手順を実行します。

    1. デプロイ」をクリックします。「デプロイ: アーカイブの選択」ページが開きます。

    2. 次のいずれかのオプションを選択します。

      • アーカイブはApplication Server Controlが稼働しているサーバーにすでに存在します。

        このオプションを選択する場合は、「サーバー上の場所」フィールドに$ORACLE_HOME¥rules¥webapps¥ruleauthor.earと入力します。

      • アーカイブはローカル・ホストに存在します。アーカイブをApplication Server Controlが稼働しているサーバーにアップロードしてください。

        このオプションを選択する場合は、「参照」をクリックして、マシン上のruleauthor.earファイルを指定します。ファイルは$ORACLE_HOME¥rules¥webapps¥ruleauthor.earにあります。

    3. 次へ」をクリックします。「デプロイ: アプリケーション属性」ページが開きます。

    4. アプリケーションの名前をruleauthorと入力します。

    5. 次へ」をクリックします。「デプロイ: デプロイ設定」ページが開きます。

    6. デプロイ」をクリックします。デプロイ時にサーバー・メッセージが表示されます。

    7. 戻る」をクリックします。

  4. Oracle Business Rules Rule Authorのオンライン・ヘルプをデプロイするには、次の手順を実行します。

    1. デプロイ」をクリックします。「デプロイ: アーカイブの選択」ページが開きます。

    2. 次のいずれかのオプションを選択します。

      • アーカイブはApplication Server Controlが稼働しているサーバーにすでに存在します。

        このオプションを選択する場合は、「サーバー上の場所」フィールドに$ORACLE_HOME¥rules¥webapps¥rulehelp.earと入力します。

      • アーカイブはローカル・ホストに存在します。アーカイブをApplication Server Controlが稼働しているサーバーにアップロードしてください。

        このオプションを選択する場合は、「参照」をクリックして、マシン上のrulehelp.earファイルを指定します。ファイルは$ORACLE_HOME¥rules¥webapps¥rulehelp.earにあります。

    3. 次へ」をクリックします。「デプロイ: アプリケーション属性」ページが開きます。

    4. アプリケーションの名前をrulehelpと入力します。

    5. 次へ」をクリックします。「デプロイ: デプロイ設定」ページが開きます。

    6. デプロイ」をクリックします。デプロイ時にサーバー・メッセージが表示されます。

7.2 インストール後のOracle Application Serverインスタンスの状態

インストール後、構成したコンポーネントが起動されます。

ブラウザに「ようこそ」ページおよび「Application Server Control」ページが表示されます。これらのページのURLは、インストーラの最後の画面に示されます。最後の画面の内容は、ORACLE_HOME¥install¥readme.txtファイルで確認できます。

Oracle Application Serverの一部のコンポーネントは、Windowsサービスとして実行されます。これらのコンポーネントは、「サービス」ダイアログ・ボックスで確認できます。「サービス」ダイアログ・ボックスを表示するには、次の手順を実行します。

Windows 2000の場合: 「スタート」→「プログラム」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

Windows 2003の場合: 「スタート」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

Windows XPの場合: 「スタート」→「すべてのプログラム」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

Oracle Application Serverインスタンスを起動および停止するには、スクリプトまたはOracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlを使用します。詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

7.3 Oracle Application Serverコンポーネントのパスワード

デフォルトでは、Oracle Application ServerコンポーネントのすべてのパスワードがOracle Application Serverインスタンス・パスワードと同じに設定されます。セキュリティ上の理由から、様々なコンポーネントのパスワードを異なる値に変更する必要があります。

インストールしたコンポーネントのパスワードを変更する方法の詳細は、Oracle Application Serverドキュメント・ライブラリの『Oracle Application Server管理者ガイド』およびコンポーネントのマニュアルを参照してください。

7.4 OracleAS Clusterの構成

インストール中にOracleAS Clusterを構成しなかった場合は、インストール後にOracle Process Manager and Notification Server(OPMN)のコマンドを使用して構成できます。詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』の「クラスタ・トポロジの構成」を参照してください。

7.5 バックアップおよびリカバリ

インストール後というのは、ファイルのバックアップを開始し、バックアップおよびリカバリの計画を立てるのによいタイミングです。詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

7.6 SSL対応

デフォルトでは、すべてのコンポーネントがSSLに対応するように構成されています。詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』のSSLに関する項を参照してください。

7.7 地域および言語オプションの設定およびNLS_LANGパラメータ

アカウントの言語設定がシステムのデフォルト言語と一致することを確認します。NLS_LANGパラメータは、言語設定に基づいてWindowsレジストリに自動的に定義されます。

インストール後、システムのデフォルト言語は変更しないでください。変更すると、NLS_LANGパラメータと言語設定で一貫性がなくなります。

7.8 プロキシ設定

Oracle Application Serverインスタンスでプロキシ・サーバーを使用する場合は、次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを実行して、すべてのプロセスを停止します。

    C:¥> ORACLE_HOME¥opmn¥bin¥opmnctl shutdown
    
    
  2. BPEL用にプロキシ・サーバーを設定するには、ORACLE_HOME¥bpel¥bin¥obsetenv.batファイルの次の行を変更します。

    set PROXY_SET="true"
    ...
    :set_proxy
    set OB_JAVA_PROPERTIES="-Dhttp.proxySet=true" "-Dhttp.proxyHost=proxy_server_
    hostname" "-Dhttp.proxyPort=proxy_server_port" "-Dhttp.nonProxyHosts=localhost|non_
    proxy_host|other_non_proxy_hosts"
    :end_set_proxy 
    
    
  3. OC4J用にプロキシ・サーバーを設定するには、ORACLE_HOME¥opmn¥config¥opmn.xmlファイルのOC4Jモジュールに対する次の行を変更します。

    <process-type id="oc4j_instance_name" module-id="OC4J" status="enabled">
      <module-data>
        <category id="start-parameters">
          <data id="java-options" value= ...
            -Dhttp.proxySet=true -Dhttp.proxyHost=proxy_server_hostname
            -Dhttp.proxyPort=proxy_server_port
            -Dhttp.nonProxyHosts=localhost|non_proxy_host|other_non_proxy_hosts"/>
        </category> 
    
    

7.9 次の作業

Oracle Application Serverをインストールした後で、『Oracle Application Server管理者ガイド』を読む必要があります。特に、「Oracle Application Serverのインストール後の作業」という章を読む必要があります。

また、Oracle Application Serverのインストール後にOracle Application Server環境の完全なバックアップを行う必要があります。これにより、万一何か異常が発生した場合に作業環境をリストアできます。Oracle Application Server環境の完全なバックアップの方法の詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

Oracle Application Server環境の完全なバックアップは、パッチセットのアップグレードが正常に行われた後や構成変更が正常に行われた後にも実行する必要があります。


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