ヘッダーをスキップ
Oracle Audit Vaultサーバー・インストレーション・ガイド
リリース10.2.3.1 for Linux x86
B52516-03
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

5 Oracle Audit Vault Serverソフトウェアの削除

この章では、Oracle Audit Vault Server(Audit Vault Server)ソフトウェアの削除処理について説明します。

5.1 Audit Vault Serverソフトウェアの削除

Audit Vault Serverソフトウェアと同じシステムにOracle Audit Vault収集エージェント・ソフトウェアをインストールした場合、Audit Vault Serverソフトウェアを削除するには、すべてのOracle Audit Vault収集エージェントを停止する必要があります。詳細は、『Oracle Audit Vault収集エージェント・インストレーション・ガイド』を参照してください。

Audit Vault Serverソフトウェアをアンインストールするには、次の手順を実行します。

  1. avctl stop_avコマンドを使用して、Oracle Audit Vaultコンソールを停止します。

    このコマンドは、emctl stop dbconsole操作を実行します。次に例を示します。

    $ avctl stop_av
    

    Oracle RAC環境で、すべてのノードからAudit Vault Serverを削除する場合は、Oracle Audit Vaultがインストールされたすべてのノードに対してこのコマンドを実行します。

  2. Database Configuration Assistantを起動してOracle Audit Vaultデータベースを削除した後、リスナーを停止します。

    次の手順を実行します。

    1. コマンドラインからDatabase Configuration Assistantを起動します。

      $ dbca
      

      「ようこそ」ウィンドウが表示されます。

    2. 「次へ」をクリックします。

      「操作」ウィンドウが表示されます。

    3. 「データベースの削除」を選択し、「次へ」をクリックします。

    4. 削除するOracle Audit Vaultデータベースを選択し、「終了」をクリックします。

    5. 表示されるウィンドウで、Oracle Audit Vaultデータベースの削除を確認します。

    6. Audit Vaultデータベースが削除されたら、別の操作を実行するか否かが尋ねられます。「いいえ」をクリックして、Database Configuration Assistantを終了します。

      Oracle RAC環境で、すべてのノードからAudit Vault Serverを削除する場合は、Oracle Audit Vaultがインストールされたすべてのノードに対してDatabase Configuration Assistantを実行します。

    7. リスナーを停止します。

      listener.oraファイルでリスナーの名前を確認します。LISTENER1またはその他の名前が可能ですが、通常はLISTENERです。次に例を示します。

      $ lsnrctl stop listener-name
      

      Oracle RAC環境で、すべてのノードからAudit Vault Serverを削除する場合は、Oracle Audit Vaultがインストールされたすべてのノードに対してこのリスナー停止コマンドを実行します。

  3. Audit Vault Serverのホーム・ディレクトリで、次のコマンドを実行してAudit Vault Serverをアンインストールします。次に例を示します。

    $ $ORACLE_HOME/oui/bin/runInstaller
    

    注意:

    Audit Vault Serverソフトウェアを削除する前に、最初にDBCAの「データベースの削除」オプションを使用してデータベースを選択して削除します。DBCAを使用したデータベースの削除の詳細は、『Oracle Database 2日でデータベース管理者』および『Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。

  4. 「製品の削除」をクリックしてOracleインベントリ画面を表示します。

    該当するチェック・ボックスを選択して、削除するOracleホームおよび製品を選択し、「削除」をクリックします。

  5. 古いOracleディレクトリをクリーンアップします。

    Oracle Audit Vaultがシステムにインストールされた唯一のOracleソフトウェアである場合は、oracleのディレクトリに移動し、rm -rコマンドを使用してディレクトリを削除します。そうでない場合は、Audit Vault Serverホームを削除します。

    次のコマンドを発行して、他にOracleホームがインストールされていないことを確認します。

    $ grep 'HOME NAME' OraInventory/ContentsXML/inventory.xml
    

    Oracle RAC環境で、すべてのノードからAudit Vault Serverを削除する場合は、Oracle Audit Vaultがインストールされたすべてのノードに対してこれらの操作を実行します。