Oracle Identity Management Business Intelligence Publisher Reports管理者ガイド リリース10g(10.1.4) B52691-01 |
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この章では、Oracle Identity Management BI Publisher Reportsの構成方法について説明します。この章に含まれる項目は次のとおりです。
Oracle Identity Manager用にOracle Identity Management BI Publisher Reportsを構成するには、次の手順を実行します。
次の手順を実行して、Oracle Identity Manager用のJDBCデータソースを構成します。
Webブラウザから管理者としてOracle BI Publisherにログインします。詳細は、「Oracle Business Intelligence Publisherのドキュメント」を参照してください。
「管理」タブをクリックし、「データソース」の下の「JDBC接続」をクリックして、「データソースの追加」ボタンをクリックします。「データソースの追加」画面が表示されます。
「データソースの追加」画面のフィールドに次の情報を入力します。次の例の変数値は、使用するOracle Identity Managerデータベースの実際の値に置き換えてください。
フィールド | 入力するデータ |
---|---|
データソース名 | OIM JDBC
追加の構成を行わずにOracle Identity Management BI Publisher ReportsでJDBCデータソースに対してレポートを生成するには、このデータソースの名前を |
接続文字列 | jdbc:oracle:thin:@ host:port:sid |
ユーザー名 | Oracle Identity Managerへのアクセス権を持つデータベース・スキーマ・ユーザーのユーザー名。 |
パスワード | 「ユーザー名」フィールドで識別されたユーザーのパスワード。 |
データベース・ドライバ・クラス | oracle.jdbc.driver.OracleDriver |
プロキシ認証を使用 | プロキシ認証を使用する場合のみ、このオプションを選択してください。 |
「接続のテスト」ボタンをクリックして、JDBCデータソースへの接続をテストします。接続に成功した場合は、「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されます。
「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されない場合、入力したデータが正しいか検証し、Oracle Identity Managerデータベースが稼働しているかどうか確認してください。
「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されたら、「データソースの追加」画面の「適用」ボタンをクリックします。
(オプション)本番JDBCデータソースに対してレポートを実行せずにレポート・データの例を表示して外観を確認するには、サンプル・データソースに対してレポートを実行します。次の手順を実行して、サンプル・データソースを作成します。
「管理」タブをクリックし、「データソース」の下の「ファイル」をクリックして、「データソースの追加」ボタンをクリックします。「データソースの追加」画面が表示されます。
「データソースの追加」画面のフィールドに次の情報を入力します。
フィールド | 入力するデータ |
---|---|
データソース名 | OIM Sample Data
追加の構成を行わずにOracle Identity Management BI Publisher Reportsでサンプル・レポートを生成するには、このデータソースの名前を |
最上位レベル・ディレクトリのフルパス | インストール時の/BIP Sample Data/OIM/ディレクトリのコピー先のパス。次に例を示します。
/Oracle_BI_Publisher_home/Data/BIP Sample Data/OIM/
注意: /BIP Sample Data/OIM/ディレクトリは、別の場所にある可能性があります。 |
レポートを生成する予定の各Oracle Identity Managerユーザーに対して、Oracle BI Publisherでユーザー・アカウントを作成します。Oracle Identity Managerでは、すべてのレポートでデータ・セキュリティが実施されるため、ユーザーはアクセス権限を持つデータのみを表示できます。
Oracle BI PublisherでOracle Identity Managerユーザー・アカウントを作成するには、次の手順を実行します。
「管理」タブをクリックし、「セキュリティ・センター」セクションの「ユーザー」をクリックして、「ユーザーの作成」ボタンをクリックします。「ユーザーの作成」画面が表示されます。
「ユーザーの作成」画面のフィールドに次の情報を入力します。
フィールド | 入力するデータ |
---|---|
ユーザー名 | Oracle Identity Management BI Publisher Reportsを使用してレポートを生成する予定のOracle Identity Managerユーザーの名前を入力します。入力するユーザー名は、Oracle Identity Managerシステム内のユーザー名と同一にする必要があります。 |
パスワード | ユーザーのパスワードを割り当てます。割り当てるパスワードは、そのユーザーのOracle Identity Managerのパスワードと同一にする必要はありません。 |
「ユーザーの作成」画面の「適用」ボタンをクリックします。「ユーザー」画面が表示されます。
手順bで作成したユーザーについて「ロールの割当て」アイコンをクリックします。「ロールの割当て: username」画面が表示されます。
「使用可能なロール」フィールドのリストから「BI Publisher管理者」を選択し、「移動」ボタンをクリックして「割当済ロール」フィールドに移動させ、「適用」をクリックします。
Oracle Identity Manager用の構成は完了です。Oracle Identity Managerのレポートを生成するには、第4章「Oracle Identity Management BI Publisher Reportsの生成」を参照してください。
Oracle Role Manager用にOracle Identity Management BI Publisher Reportsを構成するには、次の手順を実行します。
次の手順を実行して、Oracle Role Manager用の一時JDBCデータソースを構成します。
Webブラウザから管理者としてOracle BI Publisherにログインします。詳細は、「Oracle Business Intelligence Publisherのドキュメント」を参照してください。
「管理」タブをクリックし、「データソース」の下の「JDBC接続」をクリックして、「データソースの追加」ボタンをクリックします。「データソースの追加」画面が表示されます。
「データソースの追加」画面のフィールドに次の情報を入力します。次の例の変数値は、使用するOracle Role Managerデータベースの実際の値に置き換えてください。
フィールド | 入力するデータ |
---|---|
データソース名 | ORM JDBC
追加の構成を行わずにOracle Identity Management BI Publisher Reportsで一時JDBCデータソースに対してレポートを生成するには、このデータソースの名前を |
接続文字列 | jdbc:oracle:temporal:@ host:port:sid |
ユーザー名 | Oracle Role Managerへのアクセス権を持つデータベース・スキーマ・ユーザーのユーザー名。 |
パスワード | 「ユーザー名」フィールドで識別されたユーザーのパスワード。 |
データベース・ドライバ・クラス | oracle.iam.rm.persistence.temporal.jdbc.TemporalDriver |
プロキシ認証を使用 | プロキシ認証を使用する場合のみ、このオプションを選択してください。 |
「接続のテスト」ボタンをクリックして、一時JDBCデータソースへの接続をテストします。接続に成功した場合は、「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されます。
「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されない場合は、入力したデータが正しいか検証し、Oracle Role Managerデータベースが稼働しているかどうか確認してください。
「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されたら、「データソースの追加」画面の「適用」ボタンをクリックします。
(オプション)本番の一時JDBCデータソースに対してレポートを実行せずにレポート・データの例を表示して外観を確認するには、サンプル・データソースに対してレポートを実行します。次の手順を実行して、サンプル・データソースを作成します。
「管理」タブをクリックし、「データソース」の下の「ファイル」をクリックして、「データソースの追加」ボタンをクリックします。「データソースの追加」画面が表示されます。
「データソースの追加」画面のフィールドに次の情報を入力します。
フィールド | 入力するデータ |
---|---|
データソース名 | ORM Sample Data
追加の構成を行わずにOracle Identity Management BI Publisher Reportsでサンプル・レポートを生成するには、このデータソースの名前を |
最上位レベル・ディレクトリのフルパス | インストール時の/BIP Sample Data/ORM/ディレクトリのコピー先のパス。次に例を示します。
/Oracle_BI_Publisher_home/Data/BIP Sample Data/ORM/
注意: /BIP Sample Data/ORM/ディレクトリは、別の場所にある可能性があります。 |
Oracle Role Manager用の構成は完了です。Oracle Role Managerのレポートを生成するには、第4章「Oracle Identity Management BI Publisher Reportsの生成」を参照してください。
Oracle Adaptive Access Manager用にOracle Identity Management BI Publisher Reportsを構成するには、次の手順を実行します。
次の手順を実行して、Oracle Adaptive Access Manager用のJDBCデータソースを構成します。
Webブラウザから管理者としてOracle BI Publisherにログインします。詳細は、「Oracle Business Intelligence Publisherのドキュメント」を参照してください。
「管理」タブをクリックし、「データソース」の下の「JDBC接続」をクリックして、「データソースの追加」ボタンをクリックします。「データソースの追加」画面が表示されます。
「データソースの追加」画面のフィールドに次の情報を入力します。次の例の変数値は、使用するOracle Adaptive Access Managerデータベースの実際の値に置き換えてください。
フィールド | 入力するデータ |
---|---|
データソース名 | OAAM JDBC
追加の構成を行わずにOracle Identity Management BI Publisher ReportsでJDBCデータソースに対してレポートを生成するには、このデータソースの名前を |
接続文字列 | jdbc:oracle:thin:@ host:port:sid |
ユーザー名 | Oracle Adaptive Access Managerへのアクセス権を持つデータベース・スキーマ・ユーザーのユーザー名。 |
パスワード | 「ユーザー名」フィールドで識別されたユーザーのパスワード。 |
データベース・ドライバ・クラス | oracle.jdbc.driver.OracleDriver |
プロキシ認証を使用 | プロキシ認証を使用する場合のみ、このオプションを選択してください。 |
「接続のテスト」ボタンをクリックして、JDBCデータソースへの接続をテストします。接続に成功した場合は、「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されます。
「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されない場合は、入力したデータが正しいか検証し、Oracle Adaptive Access Managerデータベースが稼働しているかどうか確認してください。
「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されたら、「データソースの追加」画面の「適用」ボタンをクリックします。
(オプション)本番JDBCデータソースに対してレポートを実行せずにレポート・データの例を表示して外観を確認するには、サンプル・データソースに対してレポートを実行します。次の手順を実行して、サンプル・データソースを作成します。
「管理」タブをクリックし、「データソース」の下の「ファイル」をクリックして、「データソースの追加」ボタンをクリックします。「データソースの追加」画面が表示されます。
「データソースの追加」画面のフィールドに次の情報を入力します。
フィールド | 入力するデータ |
---|---|
データソース名 | OAAM Sample Data
追加の構成を行わずにOracle Identity Management BI Publisher Reportsでサンプル・レポートを生成するには、このデータソースの名前を |
最上位レベル・ディレクトリのフルパス | インストール時の/BIP Sample Data/OAAM/ディレクトリのコピー先のパス。次に例を示します。
/Oracle_BI_Publisher_home/Data/BIP Sample Data/OAAM/
注意: /BIP Sample Data/OAAM/ディレクトリは、別の場所にある可能性があります。 |
Oracle Adaptive Access Manager用の構成は完了です。Oracle Adaptive Access Managerのレポートを生成するには、第4章「Oracle Identity Management BI Publisher Reportsの生成」を参照してください。
Oracle Access Manager用にOracle Identity Management BI Publisher Reportsを構成するには、次の手順を実行します。
注意: Oracle Identity Management BI Publisher Reportsを使用してOracle Access Managerレポートを作成するには、Oracle Access Manager監査データベースを使用するようOracle Access Managerのデプロイが構成されている必要があります。 |
次の手順を実行して、Oracle Access Manager用のJDBCデータソースを構成します。
Webブラウザから管理者としてOracle BI Publisherにログインします。詳細は、「Oracle Business Intelligence Publisherのドキュメント」を参照してください。
「管理」タブをクリックし、「データソース」の下の「JDBC接続」をクリックして、「データソースの追加」ボタンをクリックします。「データソースの追加」画面が表示されます。
「データソースの追加」画面のフィールドに次の情報を入力します。次の例の変数値は、使用するOracle Access Manager監査データベースの実際の値に置き換えてください。
フィールド | 入力するデータ |
---|---|
データソース名 | OAM JDBC
追加の構成を行わずにOracle Identity Management BI Publisher ReportsでJDBCデータソースに対してレポートを生成するには、このデータソースの名前を |
接続文字列 | jdbc:oracle:thin:@ host:port:sid |
ユーザー名 | Oracle Access Managerへのアクセス権を持つデータベース・スキーマ・ユーザーのユーザー名。 |
パスワード | 「ユーザー名」フィールドで識別されたユーザーのパスワード。 |
データベース・ドライバ・クラス | oracle.jdbc.driver.OracleDriver |
プロキシ認証を使用 | プロキシ認証を使用する場合のみ、このオプションを選択してください。 |
「接続のテスト」ボタンをクリックして、JDBCデータソースへの接続をテストします。接続に成功した場合は、「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されます。
「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されない場合は、入力したデータが正しいか検証し、Oracle Access Manager監査データベースが稼働しているかどうか確認してください。
「接続は正常に確立されました。」
というメッセージが表示されたら、「データソースの追加」画面の「適用」ボタンをクリックします。
(オプション)本番JDBCデータソースに対してレポートを実行せずにレポート・データの例を表示して外観を確認するには、サンプル・データソースに対してレポートを実行します。次の手順を実行して、サンプル・データソースを作成します。
「管理」タブをクリックし、「データソース」の下の「ファイル」をクリックして、「データソースの追加」ボタンをクリックします。「データソースの追加」画面が表示されます。
「データソースの追加」画面のフィールドに次の情報を入力します。
フィールド | 入力するデータ |
---|---|
データソース名 | OAM Sample Data
追加の構成を行わずにOracle Identity Management BI Publisher Reportsでサンプル・レポートを生成するには、このデータソースの名前を |
最上位レベル・ディレクトリのフルパス | インストール時の/BIP Sample Data/OAM/ディレクトリのコピー先のパス。次に例を示します。
/Oracle_BI_Publisher_home/Data/BIP Sample Data/OAM/
注意: /BIP Sample Data/OAM/ディレクトリは、別の場所にある可能性があります。 |
Oracle Access Manager用の構成は完了です。Oracle Access Managerのレポートを生成するには、第4章「Oracle Identity Management BI Publisher Reportsの生成」を参照してください。