![]() ![]() ![]() ![]() |
以下の節では、WebLogic Server 9.0、9.1、または 9.2 から WebLogic Server 10.0 リリースへのアプリケーション環境のアップグレード手順について説明します。
注意 : | 現在プロダクション環境にデプロイされているアプリケーション環境をアップグレードすることはお勧めしません。開発中またはテスト中のアプリケーション環境をアップグレードし、アップグレードした環境をプロダクション環境にプロモートする前に、標準的な品質保証およびパフォーマンス チューニングを行うことをお勧めします。 |
ドメインを作成およびカスタマイズするプロセスがすでに自動化されている場合には、この方法が便利です。新しいドメインを作成する手順は次のとおりです。
この手順は、コンフィグレーション ウィザードを使用して実行するか、または WLST などの WebLogic スクリプト ツールで作成した自動化スクリプトを使用して実行できます。
10.0 ドメイン テンプレートを参照したり、10.0 リリースで提供される新機能を実装したりするために、自動化スクリプトには適宜変更を加える必要があります。
たとえば、『BEA WebLogic Server 10.0 セキュリティ』で説明されているように、WebLogic 9.1 ではデフォルトのセキュリティ プロバイダが XACML
ベースになっています。必要に応じて、WebLogic 9.1 以前のセキュリティ プロバイダのサポートを追加するか、新しい XACML
ベースのセキュリティ プロバイダを使用するように適切な変更を加えてください。
注意 : | 手順 2 でカスタム 9.x テンプレートを使用した場合、すでに 9.x アプリケーションがデプロイされていることがあります。 |
ドメインの作成が自動化されていない場合、テスト ドメイン内のカスタマイズ情報を維持するには、既存のドメインの更新が便利です。既存のドメインは、以下の 2 とおりの方法でアップグレードできます。
BEA_HOME
、BEA_JAVA_HOME
、JAVA_HOME
、および WL_HOME
に適切な値を設定します。 CLASSPATH
を更新して、不要になったパス情報 (10.0 より前のリリースに適用されるパッチ ファイル情報など) を削除します。
9.0、9.1、または 9.2 で開発した Beehive アプリケーションがある場合は、『WebLogic Server 10.0 Beehive 統合ガイド』の「Upgrade Paths」の説明に従って、それらをアップグレードする必要があります。
![]() ![]() ![]() |