表 1-1 Weblogic ドメインをアップグレードする手順
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アップグレードするドメインのバージョンを選択する。
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アップグレードする WebLogic ドメインが格納されているディレクトリを選択する。
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ウィザードによるドメインの調査の進行状況を確認する。
カスタム セキュリティ プロバイダが使用されているドメインをアップグレードする場合、最初にカスタム セキュリティ プロバイダをアップグレードすることなくドメインをアップグレードしようとすると、エラー メッセージが表示され、ウィザードが終了する。このエラー メッセージが表示された場合、「 セキュリティ プロバイダのアップグレード」の説明に従って、カスタム セキュリティ プロバイダをアップグレードしてから、ドメイン アップグレード ウィザードを再起動する。
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このウィンドウは、ドメインに複数のサーバが含まれている場合のみ表示される。
新しいドメインで管理サーバとして使用するサーバを選択する。
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ノード マネージャの認可に使用するユーザ名とパスワードを入力し、パスワードを確認する。
Weblogic Server 10.0 の場合、ドメインごとにノード マネージャのユーザ名とパスワードを指定する必要がある。デフォルトでは、ユーザ名とパスワードは weblogic に設定されている。ノード マネージャを使用しない場合は、デフォルト値を変更せずにそのままにしておく。
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現在のドメインのバックアップ (推奨) : このオプションを選択すると、元のドメイン ディレクトリのバックアップが zip ファイルに保存される。デフォルトでは、このオプションが選択されている。
注意 : |
ウィザードはドメイン ディレクトリのみをアーカイブするため、ファイル パーミッションは維持されない。『アプリケーション環境のアップグレードのロードマップ』の「手順 3 : アプリケーション環境のバックアップの作成」で説明にされているように、ドメイン、外部アプリケーション、およびアプリケーション データベース リソースをそれぞれ独立したプロセスでバックアップすることを推奨。 |
ログ ファイルをバックアップ用の zip に追加 : このオプションを選択すると、バックアップ用の zip ファイルにログ ファイルが含められる。デフォルトでは、ログ ファイルはバックアップ ファイルに含められる。
注意 : |
ログ ファイル数とサイズは大きくなる場合があるので、このオプションを慎重に使用する。 |
下位互換性フラグを設定しない : WebLogic Server 9.0 から、以前サポートされていた動作の一部が、J2EE 1.4. に準拠するよう変更されている。デフォルトでは、以前サポートされていた動作が新しいドメインで有効になるようフラグが設定される。このオプションを選択すると、この下位互換性フラグは設定されない。下位互換性フラグの詳細については、『 WebLogic Server 10.0 の旧リリースとの互換性』の「下位互換性フラグ」を参照。
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ウィザードによるドメイン情報とオプション設定の処理の進行状況を確認する。進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。
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ウィザードによるドメインのバックアップの準備状況を確認する。進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。
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このウィンドウは、[ アップグレード オプションの選択] ウィンドウで [ 現在のドメインのバックアップ] オプションを選択した場合のみ表示される。このオプションを選択しなかった場合は、「 ドメイン ディレクトリのリストラクチャ」に進む。
バックアップ ディレクトリ : バックアップ用の zip ファイルを格納するディレクトリを選択。デフォルトでは、元のドメイン ディレクトリが使用される。
バックアップ ファイル名 : バックアップ ファイルの名前を入力する。デフォルトのファイル名は weblogic-domain-backup- domain .zip (domain はドメインの名前) である。
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ウィザードによるドメインのバックアップの進行状況を確認する。バックアップ プロセスの進行状況をパーセント単位で表すバーと進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。
注意 : |
ウィザードにより作成されるバックアップ ファイルには、機密情報が含まれる可能性があるので、保護する必要がある。 |
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ウィザードによるドメイン ディレクトリのリストラクチャの進行状況を確認する。
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ウィザードによるコンフィグレーション設定のアップグレードの進行状況を確認する。
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保存されているメッセージおよびトランザクション ログ フォーマットのアップグレード
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ウィザードによるドメイン内の永続メッセージ (JMS ファイルと JDBC ストア) とトランザクション (JTA) ログのアップグレードの進行状況を確認する。
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RDBMS Authenticator セキュリティ プロバイダのアップグレード
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このウィンドウは、アップグレードするドメインに RDBMS Authenticator セキュリティ プロバイダがある場合にのみ表示される。
非推奨の RDBMSAuthenticator を SQLAuthenticator に置き換えるかどうかを指定する。
[次へ] をクリックして続行する。
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P13n コンポーネント ドメインのアップグレードの実行
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このウィンドウは、ドメインに WLI または WLP リソースがある場合にのみ表示される。
ウィザードによるパーソナライゼーション コンポーネントの更新の進行状況を確認する。
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パーソナライゼーション データベースのアップグレードの実行
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このウィンドウは、ドメインに WLI または WLP リソースがある場合にのみ表示される。
ウィザードによる、パーソナライゼーションが使用するデータベース スキーマ オブジェクトのアップグレードの準備状況を確認する。データベースを後の手順でアップグレードすることも可能。
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WLP ドメインのアップグレード プラグインの実行
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このウィンドウは、ドメインに WLP リソースがある場合にのみ表示される。
ウィザードはドメイン内の WLP 固有のリソースをアップグレードする。
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WLI ドメイン アップグレード プラグインの準備
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このウィンドウは、ドメインに WLI リソースがある場合にのみ表示される。
ウィザードはドメイン内の WLI 固有のリソースをアップグレードする。
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WLI ドメインのアップグレード プラグインの実行
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このウィンドウは、ドメインに WLI リソースがある場合にのみ表示される。
ウィザードはドメイン内の WLI リソースをアップグレードする。
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ウィザードの進行状況 (アップグレードされたコンフィグレーションの保存やアップグレード プロセス中に作成された一時ファイルの削除) を確認する。進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。
注意 : |
リモートの管理対象サーバをアップグレードする場合、コンフィグレーション情報は保持されない。 |
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このウィンドウは、ドメインに WLP または WLI リソースがある場合にのみ表示される。
ドメインのデータベースをアップグレードするかどうかを指定する。ドメインのデータベースをアップグレードする場合は、ドメイン アップグレード ウィザードを使用することを推奨。
注意 : |
ウィザードはドメインのデータベースのバックアップを作成しない。ドメインのアップグレードを開始する前に、ドメインのデータベースをバックアップしておく。 |
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このウィンドウは、ドメインに WLI または WLP リソースが含まれ、かつドメイン データベースのアップグレードを選択した場合のみ表示される。
ウィザードによるドメイン データベース スキーマ オブジェクトのアップグレードの準備状況を確認する。
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このウィンドウは、ドメインに WLI または WLP リソースが含まれ、かつドメイン データベースのアップグレードを選択した場合のみ表示される。
表には、データベースのカテゴリおよび関連するデータ ソースが表示される。これらのカテゴリおよび関連のデータソースは、ドメイン データベースを初期化するために使用される。データベース カテゴリのデータソースが定義されていない場合、カテゴリを適当なデータソースで更新できる。データソースが未定義のままの場合は、そのデータソースはスキップされ、アップグレードされない。ほとんどの場合、デフォルトの関連付けは正しいので、さらに変更する必要はない。
注意 : |
アップグレードする各データベース カテゴリにデータソースが関連付けられていることを確認する。データソースが定義されていないデータベース カテゴリがアップグレードされない。 |
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このウィンドウは、ドメインに WLI または WLP リソースが含まれ、かつドメイン データベースのアップグレードを選択した場合のみ表示される。
ウィザードによるデータベース スキーマ オブジェクトのアップグレードの準備状況を確認する。
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さらに分析を要する重要なメッセージなどについて、アップグレードの結果を確認する。
[ 完了] をクリックして、ドメイン アップグレード ウィザードを閉じる。
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