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拡張テンプレートを作成するプロセスは、ドメイン テンプレートを作成するプロセスとほぼ同じです。異なる点として、拡張テンプレートの作成では、管理サーバのコンフィグレーション、管理ユーザ名とパスワードの割り当て、スタート メニュー エントリの指定を行いません。これらのドメイン設定は、拡張するドメインですでに定義されています。
以下のトピックでは、拡張テンプレートを作成する手順を説明します。
Domain Template Builder の開始の説明に従って、Domain Template Builder を起動するときに [新しいテンプレートの作成] ウィンドウが表示されます。
[拡張テンプレートの作成] を選択し [次へ] をクリックします。
[テンプレート ドメイン ソースの選択] ウィンドウが表示されます。
[テンプレート ドメイン ソースの選択] ウィンドウでは、作成する拡張テンプレートの基になるアプリケーション テンプレートまたはドメイン ディレクトリを選択します。
新しい拡張テンプレートのソースとして拡張テンプレートを選択する
[テンプレートの説明] ウィンドウでは、テンプレートの説明を提供します。
注意 : | ここに提供されている説明が [テンプレート ドメイン ソースの選択] ウインドウの [テンプレートの選択] ペインで表示されます。 |
[テンプレートの説明] ウィンドウにおけるフィールドの詳細については、「表 2-2」を参照してください。
[アプリケーションの追加または削除] ウインドウが表示されます。
詳細については、「アプリケーションの追加または削除」を参照してください。
必要な手順を行った後で [次へ] をクリックします。[ファイルの追加] ウインドウが表示されます。
デフォルトでは、Domain Template Builder で作成する拡張テンプレートのソースとして指定したドメインまたは拡張テンプレートから、ファイルが組み込まれます。[ファイルの追加] ウィンドウでは、テンプレートのファイルを参照、追加および削除できます。
詳細については、「ファイルの追加」を参照してください。
必要な手順を行った後で [次へ] をクリックします。[SQL スクリプトの追加] ウインドウが表示されます。
[SQL スクリプトの追加] ウィンドウでは、このテンプレートを使って拡張するドメインで使用する各データベース用の SQL スクリプトを追加します。スクリプトの実行順序を指定することもできます。詳細については、「SQL スクリプトの追加」を参照してください。
必要な手順を行った後で [次へ] をクリックします。[セキュリティ コンフィグレーション オプション] ウインドウが表示されます。
ドメイン内のアプリケーション リソースのセキュリティ パラメータをコンフィグレーションすることもできます。以下のセキュリティ機能を使用すると、アプリケーション リソースのセキュリティを確保できます。
たとえば、個人のスキルを活用するために、Web 開発チームでは一般にシステム管理の担当業務を個別のロールに分割しています。これにより、開発チームは、異なるレベルのパーミッションを各ロールに割り当てることができます。それぞれのプロジェクトでは、コンポーネントをデプロイするパーミッションを 1 人か 2 人のチーム メンバーにのみ付与し、チーム メンバー全員には WebLogic Server コンフィグレーションの表示を許可することができます。
WebLogic Server では、システム管理操作のアクセス権を決定する 4 種類のデフォルト グローバル ロール (Admin、Deployer、Operator、Monitor) を提供することにより、こうしたロールベースの開発がサポートされています。
警告 : | 管理リソースおよびサーバ リソースのデフォルトのグローバル セキュリティ ロールに対して、制限を厳密にする変更を行わないでください。既存のセキュリティ ロールを削除すると、WebLogic Server のオペレーションが低下するおそれがあります。一方、デフォルトのセキュリティ ロールは、セキュリティ ロールの新規追加などによって、より包括的にすることができます。 |
[セキュリティ コンフィグレーション オプション] ウィンドウでは、アプリケーションのセキュリティ オプションを設定します。
Domain Template Builder は、ハードコード化されているさまざまなドメイン環境設定の値を変数で置き換えて、テンプレートに含まれている起動スクリプトなどの標準スクリプトを自動的に更新します。コンフィグレーション ウィザードは、後で新しいドメインをコンフィグレーションするときに、変数をハードコード化された新しい値に置き換えます。
必要な場合は、置換変数を手動で挿入することにより、テンプレートに組み込む追加ファイルを準備できます。詳細については、「置換変数を使用したスクリプトおよびファイルの準備」を参照してください。
必要な手順を行った後で [次へ] をクリックします。[WebLogic ドメイン テンプレートの確認] ウインドウが表示されます。
[WebLogic ドメイン テンプレートの確認] ウインドウでは、作成する前に新しい拡張テンプレートの設定が確認できます。
[拡張テンプレートの作成] ウィンドウでは、拡張テンプレートの名前とディレクトリを指定して、拡張テンプレートを作成するプロセスを開始します。
[参照] をクリックして該当するディレクトリに移動またはパスを手動で入力してディレクトリを変更することもできます。
テンプレート ディレクトリは、システム上の任意の場所に配置できます。デフォルトでは、BEA_HOME
\user_templates
にあります。BEA_HOME
は、製品がインストールされているディレクトリです (Windows の場合のデフォルトは c:\bea
)。
[テンプレートを作成しています] ウィンドウに、テンプレート作成プロセスのステータスが表示されます。拡張テンプレートに指定したアプリケーションとサービスだけを含む JAR ファイルが、Domain Template Builder によって生成されます。
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