インストール ガイド
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BEA ソフトウェアを実行するには、有効な製品ライセンスが必要です。次の節では、製品ライセンスを取得、インストール、更新する方法について説明します。
BEA Products では、license.bea
という XML 形式のライセンス ファイルを使用します。このライセンス ファイルは、対象システムの BEA ホーム ディレクトリに保存され、そのディレクトリにインストールされている BEA Products で使用されます。BEA ソフトウェアでは、実行時にこのファイルをチェックして、どの製品コンポーネントについてユーザが使用権限を持つかを判別します。
注意 : システム上に BEA ホーム ディレクトリが複数ある場合は、BEA ホームごとに、そのディレクトリに関連付けられている製品の使用を認可する license.bea
ファイルが必要です。
ライセンスはリリースごとに異なります。たとえば、WebLogic Server 9.1 を使用するには、9.1 のライセンス ファイルが必要です。9.1 より前の license.bea
ファイルを WebLogic Server 9.1 の license.bea
ファイルに変換する方法については、「以前のソフトウェア リリースのライセンスのアップグレード」を参照してください。
license.bea
ファイルとして使用できるライセンス ファイルのタイプおよび技術的な制限事項について、次の表で説明します。
注意 : 具体的なライセンスの条項および条件については、エンド ユーザ ライセンス契約を参照してください。
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ソフトウェアをインストールするときは、有効期限の切れていない開発ライセンス ファイル (license.bea
) がシステム上にインストールされている必要があります。デフォルトでは、製品をすぐに使い始めることができるように、ソフトウェアでは製品にインストールされている開発ライセンス ファイルを使用します。それ以後、license.bea
ファイルを含む追加の BEA Products をインストールすると、インストール プログラムによって、新しい製品のライセンスが license.bea
ファイルに自動的に追加されます。
注意 : license.bea
ファイルは、XML の文法の定義に準拠しています。XML 定義 (<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
) はlicense.bea
ファイルの先頭に指定する必要があります。XML 定義の前にスペースや改行を入れることはできません。
BEA Products のライセンス ファイルでサポートされている製品の詳細については、次の URL にある『ライセンス』ページを参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs91/interm/license.html
(WebLogic Server)http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs21/interm/license.html
(AquaLogic Service Bus)
BEA ソフトウェアをインストールすると、ソフトウェアで使用する開発用の license.bea
ファイルが生成され、BEA ホーム ディレクトリにインストールされます。既存の BEA ホームにソフトウェアをインストールする場合、インストール プログラムによって、製品配布に含まれる開発ライセンスが既存の license.bea
ファイルに自動的に追加されます。
ただし、一部の場合では、インストール プロセスとは別に license.bea
ファイルを個別に更新する必要のある場合があります。たとえば、以下のいずれかの条件に該当する場合には、ライセンス ファイルを更新する必要があります。
いずれの場合も、BEA から新しいライセンス ファイルを受け取ります。ファイルの内容は、対象の BEA ホーム ディレクトリの license.bea
ファイルに格納する必要があります。ライセンス更新処理を簡単にするために、BEA では UpdateLicense
ユーティリティを提供しています。このユーティリティを使用すると、BEA ホーム ディレクトリ内の既存のライセンスに新しいライセンスがマージされ、期限切れまたは重複しているエントリはすべて削除されます。
UpdateLicense
マージ処理は任意のコンポーネントのライセンス属性またはマージ対象のライセンス ファイルの機能の変更を目的としたものではありません。以下に例を示します。
http://elicense.bea.com
にある BEA eLicense システムを使用する必要があります。license.bea
ファイルの更新方法を決定する際、次のことに注意する必要があります。
UpdateLicense
ユーティリティを使用する必要がある。手順については、「UpdateLicense ユーティリティを使用した license.bea の更新」を参照してください。license.bea
ファイルを新規の license.bea
ファイルに置き換えることができるが、これを行うと、既存のライセンス ファイルで有効になっている製品使用権が失われるおそれがある。 注意 : license.bea
ファイルは手動で編集しなでください。手動で編集すると、現在インストールされている BEA Products の動作に問題が発生することがあります。または、将来、メンテナンス アップグレードのために BEA Products をインストールする際に問題が発生することがあります。
license.bea
ファイルを更新するには、次の手順を実行します。
license.bea
以外の名前で、対象の BEA ホーム ディレクトリに保存します。たとえば、new_license.bea
という名前で保存します。このファイルは、手順 4 で license_update_file
として使用します。
license.bea
ファイルのフォーマットは、BEA Products のソフトウェアのリリースごとに変更されます。以前のリリースから現行バージョンのライセンスに license.bea
ファイルをアップグレードするには、次の手順を実行します。
http://elicense.bea.com
) にログインします。注意 : この Web サイトにログインするには、BEA eLicense アカウントが必要です。BEA eLicense アカウントがない場合は、カスタマサポート サイトで [Register] リンクをクリックして、アカウントを登録します。
アップグレードされたライセンス ファイルを電子メールで受け取ります。ご使用のシステムで license.bea
ファイルを更新するには、「UpdateLicense ユーティリティを使用した license.bea の更新」を参照してください。
注意 : 上記は米国内でのライセンス アップグレード方法を記述するものです。日本国内で WebLogic Server の旧リリースから現行バージョンのライセンスにアップグレードするには、ライセンスを購入いただきました日本 BEA システムズ代理店にお問い合わせください。
BEA では、プロモーション目的で、ソフトウェアの CD を配布する場合があります。このような CD に含まれているインストーラでは、開発ライセンス キーは自動的に生成されません。CD ケースに記載されている BEA Web サイトにアクセスし、CD ケースに記載されているコードを入力すると、開発ライセンス ファイルを入手できます。入手したライセンス ファイルを使用すると、ソフトウェアをすぐに使用でき、表 6-1 で開発ライセンスに関して説明されている使用権を得ることができます。
BEA からこのライセンス ファイルを受け取ったら、次の手順を実行します。
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