WebLogic のアプリケーション環境のアップグレード
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WebLogic Server 9.0 では、WebLogic ドメイン ディレクトリ構造が次のように強化されています。
domain_name
/config
ディレクトリで、config.xml
を含む複数のファイルに格納できるようになった (domain_name
はドメイン ディレクトリ)。従来のリリースでは、config.xml
ファイルは、すべてのコンフィグレーション情報が格納されるリポジトリであった。WebLogic Server 9.0 では、config
ディレクトリの新しいサブディレクトリに診断、JDBC、JMS、ノード マネージャ、およびセキュリティ サブシステムのコンフィグレーション モジュールが格納されるようになった。各コンフィグレーション ファイルは XML スキーマ定義に準拠している。domain_name
/bin
ディレクトリに格納されるようになった。従来のリリースでは、これらのスクリプトはドメインのルート ディレクトリに格納されていた。 domain_name
/config/deployments
ディレクトリに格納されるようになった。WebLogic Server では、ドメイン ディレクトリ構造が強化されただけではなく、サーバ コンフィグレーションの変更を管理するための新しいユーティリティがサポートされるようになりました。この新しいツールにより、コンフィグレーションの変更をドメイン全体にわたってセキュアで確実に適用することができます。 詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「コンフィグレーションの変更の管理」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs90/domain_config/changes.html
) を参照してください。
WebLogic Server 9.0 のドメイン ディレクトリ構造の詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs90/domain_config/config_files.html
) を参照してください。
図 B-1 は、WebLogic Server 9.0 と WebLogic Server 8.1 のドメイン ディレクトリ構造の違いを示しています。
図 B-1 WebLogic Server 9.0 のディレクトリ構造と WebLogic Server 8.1 のディレクトリ構造
以下の節では、WebLogic Server 8.1、7.0、および 6.1 のドメイン ディレクトリ構造について説明します。
WebLogic Server 8.1 の環境では、コンフィグレーション ウィザードで作成されたドメイン ディレクトリ構造の内容は以下のとおりです。
ドメイン内のサーバ インスタンスを初めて起動すると、ドメイン ディレクトリに以下のサブディレクトリが作成されます。
WebLogic Server 8.1 のドメイン ディレクトリ構造の詳細については、『WebLogic Server のコンフィグレーションと管理』の「WebLogic Server ドメインの概要」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/adminguide/overview_domain.html
) を参照してください。デフォルトのコンフィグレーション テンプレートのディレクトリ構造の概要については、『コンフィグレーション ウィザードの使い方』の「テンプレート リファレンス」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/confgwiz/tempref.html
) を参照してください。
WebLogic Server 7.0 の環境では、ドメイン ディレクトリ構造のルート ディレクトリは、mydomain
や petstore
など、ドメインと同じ名前を持つディレクトリです。ルート ディレクトリには以下を格納します。
ドメイン内のサーバ インスタンスを初めて起動すると、ドメイン ディレクトリに以下のサブディレクトリが作成されます。
data
ディレクトリlogs
ディレクトリserver_name
ディレクトリtemp
ディレクトリ次のサンプル ツリーは、mydomain
というドメイン ディレクトリに作成されているディレクトリを示しています。
WebLogic Server 7.0 のドメイン ディレクトリ構造の詳細については、『WebLogic Server ドメイン管理』の「WebLogic Server ドメインの概要」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs70/admin_domain/overview.html
) を参照してください。
WebLogic Server 6.1 の環境では、すべての WebLogic 管理ドメインのコンフィグレーション情報がコンフィグレーション リポジトリ (WL_HOME
/config
ディレクトリ) に格納されます。具体的には、config
ディレクトリに各ドメインのコンフィグレーション サブディレクトリが格納されます。ドメイン固有のサブディレクトリの名前は、対応するドメインの名前と一致していなければなりません。
ドメイン ディレクトリ構造には、mydomain
や petstore
など、ドメインと同じ名前を持つルート ディレクトリがあります。ルート ディレクトリには以下を格納します。
config.xml
ファイル applications
)logs
ディレクトリWebLogic Server 6.1 のドメイン ディレクトリ構造の詳細については、『WebLogic Sever 管理の概要』の「新しいドメインの作成」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls61/adminguide/overview.html#206524
) を参照してください。
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