ライセンス
AquaLogic Service Bus または WebLogic Server ソフトウェアを使用するには、有効なライセンス ファイルをシステムにインストールする必要があります。BEA products は license.bea
という XML フォーマット ファイルを使用しており、これは、インストール プログラムによって BEA ホーム ディレクトリに作成され、そのディレクトリにインストールされるすべての BEA products で使用されます。実行時に、BEA ソフトウェアによってこのファイルがチェックされ、どの製品コンポーネントについてユーザが使用権限を持つかが判別されます。
AquaLogic Service Bus または WebLogic Server のいずれかをインストールするときには、license.bea
ファイルに関する以下の事項に留意してください。
初期インストールで無期限の開発用 license.bea
ファイルが BEA ホーム ディレクトリに作成されるので、ソフトウェアを即座に使用できるようになる。開発ライセンスはフル ライセンスで、インストールされている製品のすべてのコンポーネント機能を使用することができます。
インストールを実行する BEA ホーム ディレクトリに license.bea
ファイルがすでに存在する場合には、製品配布に含まれている開発ライセンスがインストール プログラムによって自動的に既存の license.bea
ファイルに追加される。
開発ライセンスおよび他の利用可能なライセンス タイプの詳細については、『インストール ガイド』の「ライセンス ファイルのインストールおよび更新」を参照してください。
次の節では、提供されているライセンス パッケージについて説明します。
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AquaLogic Service Bus 2.1 ライセンス パッケージ
AquaLogic Service Bus 2.1 で使用できるロダクション ライセンスについて、次の表で説明します。このプロダクション ライセンスの license.bea
ファイルへの追加の詳細については、『インストール ガイド』の「ライセンス ファイルのインストールおよび更新」を参照してください。
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プロダクション ライセンス |
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製品 |
説明 |
AquaLogic Service Bus |
AquaLogic Service Bus 機能を完全にサポートする。この機能には、サービス指向の統合、Web サービス管理、異種 IT 環境間での従来のメッセージ ブローカリングがある。 |
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WebLogic Server 9.1 ライセンス パッケージ
WebLogic Server 9.1 で使用できるライセンスについて、次の表で説明します。このパッケージの license.bea
ファイルへの追加の詳細については、『インストール ガイド』の「ライセンス ファイルのインストールおよび更新」を参照してください。
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開発ライセンス |
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製品 |
説明 |
WebLogic 9.1 SDK |
WebLogic Server に対する完全な開発フレームワークを提供する。 |
WebLogic 9.1 SDK Pro Edition |
WebLogic Server の完全な開発フレームワークを提供し、サポートも含む。 |
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プロダクション ライセンス |
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製品 |
説明 |
WebLogic Server Premium Edition |
コア Java 2 Enterprise Edition (J2EE) 機能などの WebLogic Server の機能を完全にサポートする。WebLogic Server Premium Edition には、高度なクラスタリング、キャッシング、およびメッセージング機能がある。 |
WebLogic Server Advantage Edition |
コア Java 2 Enterprise Edition (J2EE) 機能などの WebLogic Server の機能をサポートする。 |
WebLogic Server Workgroup Edition (日本では販売しておりません) |
WebLogic Server Advantage Edition で使用できるのと同等の機能をサポートする。ただし、同時に許可されるのは 20 ユーザまで。 |
WebLogic Express Premium Edition |
WebLogic Express は、WebLogic JDBC 機能、JavaServer Pages (JSP)、サーブレット、Remote Method Invocation (RMI)、および Web サーバ機能を含む、WebLogic Server で使用可能な多くのサービスと API を提供する。WebLogic Express は、WebLogic Server とは異なり、エンタープライズ JavaBeans (EJB)、Java Message Services (JMS)、J2EE CA、またはトランザクション用の 2 フェーズ コミット プロトコルは提供していない。WebLogic Express Premium Edition は高度なクラスタリングをサポートする。 |
WebLogic Express Base Edition |
上記の WebLogic Express 機能を提供する。ただし、高度なクラスタリングはサポートしない。 |
WebLogic Server ISV Edition (日本では販売しておりません) |
WebLogic 上で構築された独立系ソフトウェア ベンダ (ISV) のソリューションとの併用を意図している。WebLogic Server ISV Edition に関して現行の契約を結んでいる ISV は、WebLogic Server および BEA JRockit 機能を使用して、付加価値ソリューションを構築する資格を付与されている。WebLogic Server ISV Edition は ISV アプリケーションとの併用を意図しているが、ISV カスタマによるカスタム アプリケーション開発を意図したものではない。 |
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BEA JRockit 5.0 JDK ライセンス パッケージ
BEA JRockit 5.0 R26 JDK には、BEA JRockit Mission Control ツールが含まれています。付属の Mission Control ツールを使用するには、該当するライセンスをダウンロードする必要があります。
BEA JRockit Mission Control で使用できるライセンスについて、次の表で説明します。開発ライセンスは、BEA dev2dev Web サイト (http://dev2dev.bea.com/jrockit/tools.html) からダウンロードできます。
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Mission Control のライセンス タイプ |
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ライセンス タイプ |
説明 |
開発ライセンス |
開発ライセンスは無料で使用でき、1 時間に限り JRockit でツールを実行できる。 |
エンタープライズ ライセンス |
エンタープライズ ライセンスでは、無制限でツールを使用できる。このライセンスは指定の IP アドレスを対象として提供される。 |
ISV ライセンス |
ISV ライセンスは独立系ソフトウェア ベンダ (ISV) を対象として提供され、Mission Control API へのアクセスおよびツールの商標表示ができる。 |
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WebLogic Platform 8.1 製品に対するライセンス ファイルのインストール
以下の WebLogic Platform 8.1 製品に対するライセンスのインストールの詳細については、『WebLogic Platform 8.1 製品のライセンス パッケージ』を参照してください。
WebLogic Platform
WebLogic Server
WebLogic Portal
WebLogic Integration
WebLogic Server Process Edition
WebLogic Platform ISV Edition