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ドメイン テンプレート リファレンス

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ドメイン テンプレート リファレンス

このドキュメントでは、次のトピックのテンプレートに関する一般的な情報を提供します。

また、このドキュメントでは、各テンプレートの詳細な参照情報も用意しています。

 


テンプレートの種類

「テンプレート」という用語は、ドメインの作成または拡張に必要なファイルとスクリプトを含む Java アーカイブ (JAR) ファイルを指します。テンプレートには次の種類があります。

 


テンプレートのインストール先

以下の表は、製品のインストールによって提供される事前定義済みのテンプレートの場所を示しています。WL_HOME は製品のインストール ディレクトリを指します。

表 1 テンプレートの場所 

テンプレートの種類

ディレクトリの場所

ドメイン

WL_HOME\common\templates\domains

拡張

WL_HOME\common\templates\applications


 

 


テンプレート ツール

次の表に、テンプレートの作成に使用できるツールと、テンプレートを使用してドメインの作成や拡張を実行できるツールを示します。

表 2 テンプレート ツール 

目的

使用するツール

新しいドメインの作成

  • コンフィグレーション ウィザード

  • WLST Offline

  • unpack コマンド

既存のドメインの拡張

  • コンフィグレーション ウィザード

  • WLST Offline

リモート マシンでの新しい管理対象サーバ ドメインの作成

unpack コマンド

ドメイン テンプレートの作成

  • Domain Template Builder

  • pack コマンド

  • WLST Offline

拡張テンプレートの作成

Domain Template Builder

管理対象サーバ テンプレートの作成

pack コマンド


 

注意 : ドメインの作成や拡張に使用されるすべてのツールは、一般に「コンフィグレーション ウィザード フレームワーク」と呼ばれる基底の共通インフラストラクチャを利用しています。

 


テンプレートの概要

以下の表は、製品のインストール環境で提供される事前定義済みテンプレートの概要を示しています。

表 3 インストール済みテンプレートの概要 

テンプレート

ファイル名

説明

ドメイン テンプレート

Basic WebLogic Server Domain

wls.jar

基本の WebLogic Server ドメインを作成する。

拡張テンプレート

AquaLogic Service Bus 拡張

wlsb.jar

AquaLogic Service Bus をサポートするために必要なリソースを用意することで、基本の WebLogic Server ドメインを拡張する。

Avitek Medical Records Sample Domain

medrec.jar

Avitek Medical Records のサンプル ドメインを作成するために基本の WebLogic Server ドメインを拡張する。このドメインは、J2EE プラットフォーム全般について簡潔に説明する、WebLogic Server のサンプル アプリケーション スイート。

WebLogic Beehive 拡張

weblogic-beehive.jar

WebLogic Beehive ドメインを作成するために基本の WebLogic Server ドメインを拡張する。実行時の制御の使用をサポートするために、必要な Beehive ライブラリを追加する。

注意 : WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートのリソースは、完全な WebLogic Beehive ドメインを必要とする。

WebLogic Conversational Web Services 拡張

wls_conv.jar

会話型 Web サービスへのサポートを追加するために基本の WebLogic Server ドメインを拡張する。

WebLogic Server Default Domain

wls_default.jar

WebLogic Server の導入によって新しいユーザを支援するように設計された Web アプリケーションで基本の WebLogic Server ドメインを拡張する。Web アプリケーションを実行すると、ユーザは WebLogic Server 機能のハイライトなど、さまざまなトピックの情報に関する内容を確認できる。この Web アプリケーションからは、あらかじめコンフィグレーションされ、コンパイルされた複数のサンプルを使用することもできる。この拡張テンプレートのリソースは、WebLogic Server Examples ドメインで必要である。

WebLogic Server Examples

wls_examples.jar

基本の WebLogic Server ドメイン テンプレートおよび WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレートのリソースに含まれる WebLogic Server ドメインを拡張して、完全な WebLogic Server Examples ドメインを作成する。WebLogic Server サンプル ドメインには、個々の J2EE および WebLogic Server API をコード化するためのベスト プラクティスを説明するサンプル群が含まれている。


 

 


テンプレート間の関係

この節では、以下のトピックを取り上げます。

WebLogic Server の必須リソース

拡張テンプレートからリソースを追加する前に、WebLogic Server リソースがドメイン内に設定済みである必要があります。拡張テンプレートを選択すると、必須リソースが利用可能かどうかのチェックがコンフィグレーション ウィザード フレームワークで行われます。

テンプレート間の関係

事前定義済みの Basic WebLogic Server Domain テンプレートで基本的な WebLogic ドメインを作成できます。または、Basic WebLogic Domain を作成して、拡張テンプレートで段階的に拡張することもできます。以下の表は、テンプレートと作成されたドメインの関係を示しています。

表 4 テンプレート間の関係 

ドメインの種類

テンプレートから必要とするリソース

AquaLogic Service Bus

Basic WebLogic Server Domain テンプレート、wls.jar
+ AquaLogic Service Bus 拡張テンプレート、wlsb.jar

Avitek Medical Records Sample

Basic WebLogic Server Domain テンプレート、wls.jar
+ Avitek Medical Records Sample Domain 拡張テンプレート、medrec.jar

WebLogic Beehive

Basic WebLogic Server Domain テンプレート、wls.jar
+ WebLogic Beehive 拡張テンプレート、weblogic-beehive.jar
+ WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレート、wls_conv.jar

WebLogic Conversational Web Services

Basic WebLogic Server Domain テンプレート、wls.jar
+ WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレート、wls_conv.jar

WebLogic Server (基本)

Basic WebLogic Server Domain テンプレート、wls.jar

WebLogic Server Default

Basic WebLogic Server Domain テンプレート、wls.jar
+ WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレート、wls_default.jar

WebLogic Server Examples

Basic WebLogic Server Domain テンプレート、wls.jar
+ WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレート、wls_default.jar
+ WebLogic Server Examples 拡張テンプレート、wls_examples.jar


 

 


テンプレートに含まれるファイル

どのテンプレートにも含まれる基本的なファイルは config.xmltemplate-info.xml です。ドメインの作成と拡張の基本となる事前定義済みのテンプレートにはその他のファイルも存在します。以下の表は、ドメインまたは拡張テンプレートに通常含まれているファイルを示しています。

表 5 テンプレートに含まれるファイル 

ファイル名

説明

製品コンポーネントのファイル

個別の BEA Products コンポーネントでドメイン設定を完了するために使用されるさまざまなファイル。このようなファイルでは、セキュリティとデフォルト データベース設定用の情報が提供されることがある。

*-jdbc.xml

製品コンポーネントで必要とされる JDBC システム リソースを備えたドメインを設定または拡張する。テンプレートでは、*-jdbc.xml ファイルは config\jdbc ディレクトリに置く必要がある。

*-jms.xml

製品コンポーネントで必要とされる JMS システム リソースを備えたドメインを設定または拡張する。テンプレートでは、*-jms.xml ファイルは config\jms ディレクトリに置く必要がある。

clusters.script

コンフィグレーション ウィザード フレームワークにおけるデフォルトのクラスタの自動コンフィグレーションを変更するために使用される。デフォルトでは、リソースはクラスタを対象に指定する。クラスタからリソースを unassign して、その後、別のコンポーネントにリソースを assign できる。対象を指定するには、以下の置換変数を使用できる。

  • %AManagedServer% - 任意の管理対象サーバ

  • %AllManagedServers% - カンマで区切られた管理対象サーバの全リスト

  • %AdminServer% - 管理サーバ名

  • %Cluster% - クラスタ名

  • %ProxyServer% - プロキシ サーバ名

  • %HTTPProxyApp% - http プロキシ アプリケーション定義

以下の考慮事項にも留意すること。

  • 置換される予定のオブジェクトの名前属性を使用する必要がある。

  • 「すべて」を意味するワイルドカードとしてアスタリスク (*) を使用できる。

テンプレートでは、clusters.script ファイルは script ディレクトリに置く必要がある。

config.xml

ドメイン コンフィグレーションの設定または拡張を行う。テンプレートでは、config.xml ファイルは config ディレクトリに置く必要がある。

jdbc.index

データベースの設定に使用される SQL スクリプトの場所を特定する。ファイルには、実行が必要な順序でスクリプトがリストされている。目的のスクリプトがテンプレートに含まれておらず、製品インストール ディレクトリ内に存在する場合は、スクリプトを指定するパス名の中で、次のようにティルダ ( ~ ) 文字を使用して製品インストール ディレクトリを表すことができる。

~/integration/common/dbscripts/oracle/reporting_runtime.sql

具体的には、このティルダは stringsubs.xml ファイル内の $USER_INSTALL_DIR$ 変数に指定されたディレクトリ パスを表す。

テンプレートでは、jdbc.index ファイルは _jdbc_\dbtype\dbversion ディレクトリに置く必要がある。ここで、dbtype は Oracle などのデータベースの種類、dbversion は 9i などのデータベース バージョンを示す。

security.xml

ドメイン リソースへの ID とアクセスを確立するユーザ グループとロールを作成するために使用される。デフォルトの Admin ユーザは domain テンプレートの security.xml からのみ作成できる。ただし、ドメインまたは拡張テンプレートのいずれかに含まれている security.xml によってユーザ グループとロールを作成することができる。

startmenu.xml

Windows のスタート メニューのエントリを作成するために使用する。

startscript.xml

ドメインのルート ディレクトリおよび bin ディレクトリに配置される *.cmd ファイルおよび *.sh ファイルを作成するために使用される。

stringsubs.xml

ドメイン作成または拡張時に文字列置換を受け取る文字列置換値とファイルを特定する。文字列置換を受け取るファイルは、置換変数とともに事前に準備されている必要がある。ドメイン作成時または拡張時に、コンフィグレーション ウィザード フレームワークはマクロを実行し、WL_HOME\common\lib\macrorules.xml (WL_HOME は製品インストール ディレクトリ) からの情報によって、適切な文字列置換で変数を置き換える。

template-info.xml

テンプレート名、ソフトウェア バージョン、テンプレートの種類 (ドメインまたはアプリケーション)、作成者、説明などのテンプレート識別情報を提供する。


 

 


Basic WebLogic Server Domain テンプレート

製品をインストールすると、事前定義済みの Basic WebLogic Server Domain テンプレートが 1 つインストールされます。事前定義済みの他のテンプレートはどれも拡張テンプレートであり、基本的な WebLogic Server ドメインにリソース、サービス、およびアプリケーションを追加するために使用できます。これらの事前定義済みテンプレートをコンフィグレーション ウィザードまたは WLST とともに使用すると、ドメインの作成や拡張を簡単に行うことができます。

生成されるドメイン出力

Basic WebLogic Server Domain テンプレートでは、簡単な WebLogic Server ドメインを作成できます。デフォルトでは、Basic WebLogic Server Domain テンプレートを使用すると、必須コンポーネント (管理サーバと単一管理ユーザ) のみで構成されるドメインが生成されます。必要なアプリケーションは、このドメイン内で作成およびコンフィグレーションする必要があります。

以下の表は、Basic WebLogic Server Domain テンプレートで生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルの定義を示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME\user_projects\domains\base_domain ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。

表 6 Basic WebLogic Server Domain テンプレートから生成される出力 

ディレクトリ

ファイル

説明

user_projects\applications\base_domain\


該当なし

作成するカスタム アプリケーション ファイルのリポジトリとして指定されたディレクトリ。

user_projects\domains\base_domain\


fileRealm.properties

互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

autodeploy\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では自動デプロイメントのプレースホルダとして機能する。

bin\

setDomainEnv.cmd

setDomainEnv.sh

Windows および UNIX システムの開発環境をそれぞれ設定するために使われるスクリプト。

startManagedWebLogic.cmd

startManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startPointBaseConsole.cmd

startPointBaseConsole.sh

Windows および UNIX システムで PointBase コンソールを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopManagedWebLogic.cmd

stopManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopWebLogic.cmd

stopWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

config\

config.xml

管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」を参照。

config\deployments\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、アプリケーションのステージング モードが「staged」の場合に、アプリケーションのステージング用に使用される。

config\diagnostics\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、WebLogic 診断フレームワーク (WLDF) のインスツルメンテーションに関連付けられたシステム モジュールを格納するために使用される。

config\jdbc\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JDBC モジュールを格納するために使用される。

config\jms\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JMS モジュールを格納するために使用される。

config\lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、サーバの Java 仮想マシンが開始したときにサーバのシステム クラスパスに追加される JAR ファイルを格納するために使用される。

config\nodemanager\

nm_password.properties

ノード マネージャ パスワード プロパティの値を含むファイル。

config\security\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、セキュリティ フレームワーク用のシステム モジュールを格納するために使用される。このディレクトリには、ドメインの現在のレルムにおける各タイプのセキュリティ プロバイダごとに 1 つずつのセキュリティ プロバイダ コンフィグレーション拡張が含まれる。

config\startup\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、起動プランを含んだシステム モジュールを格納するために使用される。起動プランは、サーバ起動の一部に使用できるシェル スクリプトを生成するために使用される。

console-ext\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では WebLogic Server Administration Console に対するカスタム拡張用のプレースホルダとして機能する。

init-info\

domain-info.xml

ドメインの作成と拡張の情報を識別するために使用されるファイル。情報は、ドメイン内のコンポーネントの ID、ドメインで使用される JDK とアプリケーション ディレクトリの場所、ドメインの作成と拡張に使用されるテンプレートなどである。

security.xml

ドメイン リソースへの ID とアクセスを確立するユーザ グループとロールを作成するために使用されるファイル。

startscript.xml

ドメインのルート ディレクトリおよび bin ディレクトリに配置される *.cmd ファイルおよび *.sh ファイルを作成するために使用されるファイル。

tokenValue.properties

起動スクリプトで指定されたトークンを置き換える実際の値を含んでいるファイル。

lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではドメインのライブラリ用のプレースホルダとして機能する。このディレクトリ内の JAR ファイルは、サーバ起動時にサーバ クラスパスの最後に動的に追加される。

security\

DefaultAuthenticatorInit.ldift

DefaultRoleMapperInit.ldift

XACMLRoleMapperInit.ldift

認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。

注意 : このリリースを使用して作成した WebLogic ドメインには、新しい XACML プロバイダがデフォルトで含まれている。それらの XACML プロバイダは、WebLogic 認可プロバイダ (DefaultAuthorizer) および WebLogic ロール マッピング プロバイダ (DefaultRoleMapper) で作成したポリシーやロールに対して互換性がある。詳細については、『WebLogic セキュリティについて』の「WebLogic セキュリティ プロバイダ」を参照。

SerializedSystemIni.dat

暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。

servers\AdminServer\security\

boot.properties

サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。

このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバの起動と停止」にある「サーバの起動と停止を行うユーザ資格の指定」を参照。

user_staged_config\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では、管理者がドメイン内の管理対象サーバにコピーするために必要に応じてステージングするコンフィグレーション情報のプレースホルダとして機能する。


 

コンフィグレーションされるリソースとサービス

以下の表は、Basic WebLogic Server Domain テンプレートで作成されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。

表 7 Basic WebLogic Server Domain でコンフィグレーションされるリソース 

リソースの種類

名前

メモ

管理サーバ

AdminServer

新しいドメインの作成にコンフィグレーション ウィザードまたは WLST Offline を使用し、管理サーバの名前をデフォルト名の AdminServer とは別の名前にする場合、名前は手動でコンフィグレーションする必要がある。拡張テンプレートを適用した後には名前の変更はできない。

  • WLST Offline でドメインを作成するときの管理サーバのカスタマイズ方法の詳細については、『WebLogic Scripting Tool ガイド』の「WLST オフラインを使用した WebLogic ドメインの作成とコンフィグレーション」を参照。

以下の WLST Offline サンプル コード (一部) は、デフォルトの管理サーバ名である AdminServerMedRecServer に変更する方法を示している。

#-----------------------------------
#Basic WebLogic Server Domain テンプレートを読み取る
readTemplate('d:/bea/weblogic91/commo n/templates/domains/wls.jar')
#管理サーバ名を変更する
cd('Servers/AdminServer')
set('Name', 'MedRecServer')
#-----------------------------------

セキュリティ レルム

myrealm

該当なし


 

 


AquaLogic Service Bus 拡張テンプレート

コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して AquaLogic Service Bus ドメインを作成することが簡単にできます。これは、AquaLogic Service Bus 拡張テンプレートで提供されるリソースやサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって行います。

注意 : グラフィカル モードでコンフィグレーション ウィザードを使用すると、[ドメイン ソースの選択] ウィンドウの [AquaLogic Service Bus] チェック ボックスをチェックすることで新しい AquaLogic Service Bus ドメインを簡単に作成することができます。結果は、基本的な WebLogic Server ドメインを先に作成してからそのドメインを AquaLogic Service Bus テンプレートで拡張する場合と同じになります。AquaLogic Service Bus ドメインを作成するために必要なテンプレートの詳細については、「テンプレート間の関係」を参照してください。

生成されるドメイン出力

次の表は、AquaLogic Service Bus 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME\user_projects\domains\base_domain ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。

表 8 AquaLogic Service Bus 拡張テンプレート適用後の基本的なドメイン 

ディレクトリ

ファイル

説明

user_projects\applications\base_domain\


該当なし

作成するカスタム アプリケーション ファイルのプレースホルダとして機能するディレクトリ。

user_projects\domains\base_domain\


fileRealm.properties

互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。

pointbase.ini

PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

URLs.dat

JDBC データベースの URL を格納したファイル。

wlidebug.XML

ドメインのデバッグ パラメータを格納したファイル。すべてのパラメータについて、デフォルトの設定値は false。

autodeploy\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では自動デプロイメントのプレースホルダとして機能する。

bin\

setDomainEnv.cmd

setDomainEnv.sh

Windows および UNIX システムの開発環境をそれぞれ設定するために使われるスクリプト。

startManagedWebLogic.cmd

startManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startPointBaseConsole.cmd

startPointBaseConsole.sh

Windows および UNIX システムで PointBase コンソールを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopManagedWebLogic.cmd

stopManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopWebLogic.cmd

stopWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

config\

config.xml

管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」を参照。

config\deployments\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、アプリケーションのステージング モードが「staged」の場合に、アプリケーションのステージング用に使用される。

config\diagnostics\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、WebLogic 診断フレームワーク (WLDF) のインスツルメンテーションに関連付けられたシステム モジュールを格納するために使用される。

config\jdbc\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JDBC モジュールを格納するために使用される。

wlsbjmsrpDataSource-jdbc.xml

AquaLogic Service Bus ドメイン用のグローバルな非 XA JDBC データ ソース モジュール。

config\jms\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JMS モジュールを格納するために使用される。

xbusResources-jms.xml

AquaLogic Service Bus ドメイン用のグローバル JMS モジュール。

config\lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、サーバの Java 仮想マシンが開始したときにサーバのシステム クラスパスに追加される JAR ファイルを格納するために使用される。

config\nodemanager\

nm_password.properties

ノード マネージャ パスワード プロパティの値を含むファイル。

config\security\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、セキュリティ フレームワーク用のシステム モジュールを格納するために使用される。このディレクトリには、ドメインの現在のレルムにおける各タイプのセキュリティ プロバイダごとに 1 つずつのセキュリティ プロバイダ コンフィグレーション拡張が含まれる。

config\startup\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、起動プランを含んだシステム モジュールを格納するために使用される。起動プランは、サーバ起動の一部に使用できるシェル スクリプトを生成するために使用される。

console-ext\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では WebLogic Server Administration Console に対するカスタム拡張用のプレースホルダとして機能する。

init-info\

domain-info.xml

ドメインの作成と拡張の情報を識別するために使用されるファイル。情報は、ドメイン内のコンポーネントの ID、ドメインで使用される JDK とアプリケーション ディレクトリの場所、ドメインの作成と拡張に使用されるテンプレートなどである。

security.xml

ドメイン リソースへの ID とアクセスを確立するユーザ グループとロールを作成するために使用されるファイル。

startscript.xml

ドメインのルート ディレクトリおよび bin ディレクトリに配置される *.cmd ファイルおよび *.sh ファイルを作成するために使用されるファイル。

tokenValue.properties

起動スクリプトで指定されたトークンを置き換える実際の値を含んでいるファイル。

lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではドメインのライブラリ用のプレースホルダとして機能する。このディレクトリ内の JAR ファイルは、サーバ起動時にサーバ クラスパスの最後に動的に追加される。

rmfilestore\


永続メッセージと恒久サブスクライバを格納する、ディスクベースのファイル ストアとして機能するディレクトリ。

security\

DefaultAuthenticatorInit.ldift

DefaultAuthorizerInit.ldift

DefaultRoleMapperInit.ldift

XACMLAuthorizerInit.ldift

XACMLRoleMapperInit.ldift

認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。

注意 : このリリースを使用して作成した WebLogic ドメインには、新しい XACML プロバイダがデフォルトで含まれている。それらの XACML プロバイダは、WebLogic 認可プロバイダ (DefaultAuthorizer) および WebLogic ロール マッピング プロバイダ (DefaultRoleMapper) で作成したポリシーやロールに対して互換性がある。詳細については、『WebLogic セキュリティについて』の「WebLogic セキュリティ プロバイダ」を参照。

SerializedSystemIni.dat

暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。

servers\AdminServer\security\

boot.properties

サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。

このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバの起動と停止」にある「サーバの起動と停止を行うユーザ資格の指定」を参照。

user_staged_config\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では、管理者がドメイン内の管理対象サーバにコピーするために必要に応じてステージングするコンフィグレーション情報のプレースホルダとして機能する。


 

コンフィグレーションされるリソースとサービス

以下の表は、AquaLogic Service Bus 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。

表 9 AquaLogic Service Bus ドメインでコンフィグレーションされるリソース 

リソースの種類

名前

拡張の結果

管理サーバ

AdminServer

基本的な WebLogic Server ドメインで提供される管理サーバを使用する。ドメイン作成時に名前を変更しない限り、デフォルト名は AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは xbusServer である。

ドメイン作成時に管理サーバの名前を変更する方法については、「コンフィグレーションされるリソースとサービス」を参照。

アプリケーション デプロイメント

ALSB Configuration System

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

ALSB Logging

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

ALSB Publish

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

ALSB Resource

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

ALSB Routing

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

ALSB Test Framework

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

ALSB Transform

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

ALSB UDDI Manager

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

アプリケーション デプロイメント (続き)

Email Transport Provider

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

File Transport Provider

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

Ftp Transport Provider

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS Reporting Provider

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

Message Reporting Purger

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

ServiceBus_Console

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

WLI Aggregator

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

WLI Common

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

XBus Kernel

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。アプリケーションには、/ (スラッシュ) WAR および kerneladmin EJB モジュールがあり、これも AdminServer の対象になる。

ファイル ストア

FileStore

JMS サーバである wlsbJMSServer 用の永続ストアとして使用されるファイル ストアを追加する。

JDBC データ ソース

wlsbjmsrpDataSource

JDBC データ ソースを wlsbjmsrpDataSource システム リソースとして識別する。

JDBC システム リソース

wlsbjmsrpDataSource

JDBC データ ソースと接続プール設定を JDBC システム リソース用に使用するように識別し、リソースを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS 接続ファクトリ

weblogic.wlsb.jms.transporttask.QueueConnectionFactory

JMS 接続ファクトリを jmsResources システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

wli.reporting.jmsprovider.NonXAConnectionFactory

JMS 接続ファクトリを jmsResources システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

wli.reporting.jmsprovider.XAConnectionFactory

JMS 接続ファクトリを jmsResources システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS キュー

QueueIn

JMS キューを JMS サーバである wlsbJMSServer に追加する。

wlsb.internal.transport.task.queue.email

JMS キューを JMS サーバである wlsbJMSServer に追加する。

wlsb.internal.transport.task.queue.file

JMS キューを JMS サーバである wlsbJMSServer に追加する。

wlsb.internal.transport.task.queue.ftp

JMS キューを JMS サーバである wlsbJMSServer に追加する。

wli.reporting.jmsprovider.queue

JMS キューを JMS サーバである wlsbJMSServer に追加する。

wli.reporting.jmsprovider_error.queue

JMS キューを JMS サーバである wlsbJMSServer に追加する。

wli.reporting.purge.queue

JMS キューを JMS サーバである wlsbJMSServer に追加する。

JMS サーバ

wlsbJMSServer

JMS サーバを jmsResources システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS システム リソース

jmsResources

JMS サーバ、接続ファクトリ、およびキューを JMS システム リソース用に使用するように識別し、リソースを管理サーバである AdminServer の対象とする。

セキュリティ レルム

myrealm

基本的な WebLogic Server ドメインで提供されるセキュリティ レルムを使用する。

Web サービス セキュリティ

__SERVICE_BUS_INBOUND_WEB_SERVICE_SECURITY_MBEAN__

default_x509_handler トークン ハンドラおよび default_ut_handler トークン ハンドラや、ServiceBusProviderUNT 資格プロバイダおよび ServiceBusProviderX509 資格プロバイダなどの着信 Web サービス セキュリティ コンフィグレーションを追加する。

__SERVICE_BUS_OUTBOUND_WEB_SERVICE_SECURITY_MBEAN__

default_x509_handler トークン ハンドラおよび default_ut_handler トークン ハンドラや、ServiceBusProviderUNTServiceBusProviderX509alsb_saml_credential_provider 各資格プロバイダなど、発信 Web サービス セキュリティ コンフィグレーションを追加する。


 

 


Avitek Medical Records Sample Domain テンプレート

コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して Avitek Medical Records Sample ドメインを作成することが簡単にできます。これは、Avitek Medical Records Sample Domain 拡張テンプレートで提供されるリソースやサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって行います。

Avitek Medical Records サンプル アプリケーションの詳細については、『BEA WebLogic Server® 9.1 アプリケーション サンプルおよびチュートリアル』を参照してください。

生成されるドメイン出力

次の表は、Avitek Medical Records Sample Domain 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME\user_projects\domains\base_domain ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。

表 10 Avitek Medical Records Sample 拡張テンプレートを適用した後の基本的なドメイン 

ディレクトリ

ファイル

説明

user_projects\applications\base_domain\

build\

各種

Avitek Medical Records 分割ディレクトリ デプロイメントを含む。

console-extension\

各種

WebLogic Server Administration Console を異なるルック アンド フィールで拡張を説明するために使用する各種ファイルを含むサブディレクトリがある。

dist\

各種

展開 (アーカイブされていない) ディレクトリ形式の Avitek Medical Records アプリケーションの各種ファイルを含むサブディレクトリがある。

doc\

各種

Avitek Medical Records オンライン ドキュメントを含むディレクトリとファイル。

lib\

各種

Avitek Medical Records サンプルをサポートするライブラリ ファイルを含むサブディレクトリがある。

setup\

build.xml

Avitek Medical Records サンプル用のデータベースを設定するための対応するスクリプトで使用される Ant ビルド ファイル。

setup\db\

medrec_mysql.ddl
medrec_mysql_data.sql
medrec_oracle.ddl
medrec_oracle_data.sql
medrec_pointbase.ddl
medrec_pointbase_data.sql

Avitek Medical Records サンプルで使用できる異なるデータベースの設定に使用できる SQL スクリプト。

src\

各種

Java、XML、JSP、HTML といった各種ファイルなどの Avitek Medical Records ソース コードを含むサブディレクトリがある。

user_projects\domains\base_domain\


democa.pem

ドメイン内でのサンプルの SSL プロトコル サポートを提供する。

fileRealm.properties

互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。

log4jConfig.xml

MedRecApp.log ファイルなどの Avitek Medical Records Log4j 実装をコンフィグレーションする。

pointbase.ini

PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

autodeploy\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では自動デプロイメントのプレースホルダとして機能する。

bin\

setDomainEnv.cmd

setDomainEnv.sh

Windows および UNIX システムの開発環境をそれぞれ設定するために使われるスクリプト。

startManagedWebLogic.cmd

startManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startPointBaseConsole.cmd

startPointBaseConsole.sh

Windows および UNIX システムで PointBase コンソールを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopManagedWebLogic.cmd

stopManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopWebLogic.cmd

stopWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

config\

config.xml

管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」を参照。

config\deployments\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、アプリケーションのステージング モードが「staged」の場合に、アプリケーションのステージング用に使用される。

config\diagnostics\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、WebLogic 診断フレームワーク (WLDF) のインスツルメンテーションに関連付けられたシステム モジュールを格納するために使用される。

MedRecWLDF.xml

Avitek Medical Records 診断インスツルメンテーションの診断記述子情報。

config\jdbc\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JDBC モジュールを格納するために使用される。

MedRecGlobalDataSource-jdbc.xml

Avitek Medical Records ドメイン用のグローバルな非 XA JDBC データ ソース モジュール。

MedRecGlobalDataSourceXA-jdbc.xml

Avitek Medical Records ドメイン用のグローバルな XA JDBC データ ソース モジュール。

config\jms\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JMS モジュールを格納するために使用される。

MedRec-jms.xml

Avitek Medical Records ドメイン用のグローバル JMS モジュール。

config\lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、サーバの Java 仮想マシンが開始したときにサーバのシステム クラスパスに追加される JAR ファイルを格納するために使用される。

config\nodemanager\

nm_password.properties

ノード マネージャ パスワード プロパティの値を含むファイル。

config\security\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、セキュリティ フレームワーク用のシステム モジュールを格納するために使用される。このディレクトリには、ドメインの現在のレルムにおける各タイプのセキュリティ プロバイダごとに 1 つずつのセキュリティ プロバイダ コンフィグレーション拡張が含まれる。

config\startup\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、起動プランを含んだシステム モジュールを格納するために使用される。起動プランは、サーバ起動の一部に使用できるシェル スクリプトを生成するために使用される。

console-ext\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では WebLogic Server Administration Console に対するカスタム拡張用のプレースホルダとして機能する。

incoming¥

StJohnHospital.xml

Avitek Medical Records サンプル アプリケーションの Administration アプリケーションによってアップロードされる架空の患者名を含む XML ファイルの場所。

init-info\

domain-info.xml

ドメインの作成と拡張の情報を識別するために使用されるファイル。情報は、ドメイン内のコンポーネントの ID、ドメインで使用される JDK とアプリケーション ディレクトリの場所、ドメインの作成と拡張に使用されるテンプレートなどである。

security.xml

ドメイン リソースへの ID とアクセスを確立するユーザ グループとロールを作成するために使用されるファイル。

startscript.xml

ドメインのルート ディレクトリおよび bin ディレクトリに配置される *.cmd ファイルおよび *.sh ファイルを作成するために使用されるファイル。

tokenValue.properties

起動スクリプトで指定されたトークンを置き換える実際の値を含んでいるファイル。

lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではドメインのライブラリ用のプレースホルダとして機能する。このディレクトリ内の JAR ファイルは、サーバ起動時にサーバ クラスパスの最後に動的に追加される。

log4j.jar

wllog4j.jar

Avitek Medical Records ドメインに使用されるライブラリ。

medrecWseeFileStore\


Avitek Medical Records アプリケーションで使用されるファイル ストア。

physicianFileStore\


Physician アプリケーションで使用されるファイル ストア。

rmfilestore¥


システム リソースで使用されるファイル ストア。

security\

DefaultAuthenticatorInit.ldift

DefaultAuthorizerInit.ldift

DefaultRoleMapperInit.ldift

XACMLAuthorizerInit.ldift

XACMLRoleMapperInit.ldift

認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。

注意 : このリリースを使用して作成した WebLogic ドメインには、新しい XACML プロバイダがデフォルトで含まれている。それらの XACML プロバイダは、WebLogic 認可プロバイダ (DefaultAuthorizer) および WebLogic ロール マッピング プロバイダ (DefaultRoleMapper) で作成したポリシーやロールに対して互換性がある。詳細については、『WebLogic セキュリティについて』の「WebLogic セキュリティ プロバイダ」を参照。

MedRecDBMSPlugin.jar

Avitek Medical Records サンプル アプリケーション用の DBMS に対してユーザとパスワードを検証するために使用される CustomDBMSAuthenticatorPlugin

SerializedSystemIni.dat

暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。

servers\AdminServer\security\

boot.properties

サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。

このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバの起動と停止」にある「サーバの起動と停止を行うユーザ資格の指定」を参照。

user_staged_config\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では、管理者がドメイン内の管理対象サーバにコピーするために必要に応じてステージングするコンフィグレーション情報のプレースホルダとして機能する。

コンフィグレーションされるリソースとサービス

以下の表は、Avitek Medical Records Sample 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。

表 11 Avitek Medical Records Domain でコンフィグレーションされるリソース 

リソースの種類

名前

拡張の結果

管理サーバ

AdminServer

基本的な WebLogic Server ドメインで提供される管理サーバを使用する。ドメイン作成時に名前を変更しない限り、デフォルト名は AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは MedRecServer である。

ドメイン作成時に管理サーバの名前を変更する方法については、「コンフィグレーションされるリソースとサービス」を参照。

アプリケーション デプロイメント

InitEAR

InitEAR Web アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

MedRecEAR

MedRecEAR Web アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

PhysicianEAR

PhysicianEAR Web アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

StartBrowserEAR

StartBrowserEAR Web アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

ファイル ストア

FileStore

ファイル ストアを追加し、そのファイル ストアを管理サーバである AdminServer の対象とする。

MedRecWseeFileStore

JMS サーバである MedRecWseeJMSServer 用の永続ストアとして使用するためにファイル ストアを追加し、そのファイル ストアを管理サーバである AdminServer の対象とする。

PhysicianFileStore

ファイル ストアを追加し、そのファイル ストアを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JDBC データ ソース

MedRecGlobalDataSource

JDBC データ ソースを MedRecGlobalDataSource システム リソースとして識別する。

MedRecGlobalDataSourceXA

JDBC データ ソースを MedRecGlobalDataSourceXA システム リソースとして識別する。

JDBC ストア

MedRecJMSJDBCStore

JDBC データ ソースである MedRecGlobalDataSource および JMS サーバである MedRecJMSServer の永続ストアとして使用するように JDBC ストアを追加し、そのデータ ストアを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JDBC システム リソース

MedRecGlobalDataSource

MedRecGlobalDataSourceXA

JDBC データ ソースと接続プール設定を非 XA および XA JDBC システム リソース用に使用するように識別し、リソースを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS キュー

weblogic.wsee.reliability.wseeMedRecDestinationQueue

JMS キューを JMS サーバである MedRecWseeJMSServer に追加する。

JMS サーバ

MedRecJMSServer

JMS サーバを MedRec-jms システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

MedRecWseeJMSServer

JMS サーバを MedRec-jms システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS システム リソース

MedRec-jms

JMS サーバ、接続ファクトリ、およびキューを JMS システム リソースとして使用するように追加し、リソースを管理サーバである AdminServer の対象とする。

メール セッション

mail/MedRecMailSession

メール セッションを追加する。

SAF エージェント

MedRecSAFAgent

この SAF (ストアアンドフォワード) エージェントを追加する。このエージェントはファイル ストアである MedRecWseeFileStore を使用し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

セキュリティ レルム

myrealm

基本的な WebLogic Server ドメインで提供されるセキュリティ レルムを使用する。

WLDF システム リソース

MedRecWLDF

仕分けインジェクション用の WLDF システム リソースと定義された WLDF インスツルメンテーション モニタを追加し、それらを管理サーバである AdminServer の対象とする。


 

 


WebLogic Beehive 拡張テンプレート

コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して WebLogic Beehive を使用するために必要なリソースを含めることが簡単にできます。これは、WebLogic Beehive および WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートに用意されているリソースとサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって達成することができます。

注意 : グラフィカル モードでコンフィグレーション ウィザードを使用すると、[ドメイン ソースの選択] ウィンドウの [Apache Beehive] チェック ボックスをチェックすることで新しい WebLogic Beehive ドメインを簡単に作成することができます。結果は、基本的な WebLogic Server ドメインを先に作成してからそのドメインを WebLogic Beehive と WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートの両方で拡張する場合と同じになります。WebLogic Beehive ドメインを作成するために必要なテンプレートの詳細については、「テンプレート間の関係」を参照してください。

生成されるドメイン出力

次の表は、WebLogic Beehive 拡張テンプレートと WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME\user_projects\domains\base_domain ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。

表 12 WebLogic Beehive 拡張テンプレートと WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレート適用後の基本的なドメイン 

ディレクトリ

ファイル

説明

user_projects\applications\base_domain\


該当なし

作成するカスタム アプリケーション ファイルのプレースホルダとして機能するディレクトリ。

user_projects\domains\base_domain\


fileRealm.properties

互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。

pointbase.ini

PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

URLs.dat

JDBC データベースの URL を格納したファイル。

autodeploy\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では自動デプロイメントのプレースホルダとして機能する。

bin\

setDomainEnv.cmd

setDomainEnv.sh

Windows および UNIX システムの開発環境をそれぞれ設定するために使われるスクリプト。

startManagedWebLogic.cmd

startManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startPointBaseConsole.cmd

startPointBaseConsole.sh

Windows および UNIX システムで PointBase コンソールを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopManagedWebLogic.cmd

stopManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopWebLogic.cmd

stopWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

config\

config.xml

管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」を参照。

config\deployments\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、アプリケーションのステージング モードが「staged」の場合に、アプリケーションのステージング用に使用される。

config\diagnostics\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、WebLogic 診断フレームワーク (WLDF) のインスツルメンテーションに関連付けられたシステム モジュールを格納するために使用される。

config\jdbc\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JDBC モジュールを格納するために使用される。

cgDataSource-jdbc.xml

会話型 Web サービス用にコンフィグレーションされるドメインのグローバル XA JDBC データ ソース。

cgDataSource-nonXA-jdbc.xml

会話型 Web サービス用にコンフィグレーションされるドメインのグローバル非 XA JDBC データ ソース。

config\jms\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JMS モジュールを格納するために使用される。

conversational-jms.xml

会話型 Web サービス用にコンフィグレーションされるドメイン用のグローバル JMS モジュール。

config\lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、サーバの Java 仮想マシンが開始したときにサーバのシステム クラスパスに追加される JAR ファイルを格納するために使用される。

config\nodemanager\

nm_password.properties

ノード マネージャ パスワード プロパティの値を含むファイル。

config\security\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、セキュリティ フレームワーク用のシステム モジュールを格納するために使用される。このディレクトリには、ドメインの現在のレルムにおける各タイプのセキュリティ プロバイダごとに 1 つずつのセキュリティ プロバイダ コンフィグレーション拡張が含まれる。

config\startup\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、起動プランを含んだシステム モジュールを格納するために使用される。起動プランは、サーバ起動の一部に使用できるシェル スクリプトを生成するために使用される。

console-ext\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では WebLogic Server Administration Console に対するカスタム拡張用のプレースホルダとして機能する。

init-info\

domain-info.xml

ドメインの作成と拡張の情報を識別するために使用されるファイル。情報は、ドメイン内のコンポーネントの ID、ドメインで使用される JDK とアプリケーション ディレクトリの場所、ドメインの作成と拡張に使用されるテンプレートなどである。

security.xml

ドメイン リソースへの ID とアクセスを確立するユーザ グループとロールを作成するために使用されるファイル。

startscript.xml

ドメインのルート ディレクトリおよび bin ディレクトリに配置される *.cmd ファイルおよび *.sh ファイルを作成するために使用されるファイル。

tokenValue.properties

起動スクリプトで指定されたトークンを置き換える実際の値を含んでいるファイル。

lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではドメインのライブラリ用のプレースホルダとして機能する。このディレクトリ内の JAR ファイルは、サーバ起動時にサーバ クラスパスの最後に動的に追加される。

security\

DefaultAuthenticatorInit.ldift

DefaultRoleMapperInit.ldift

XACMLRoleMapperInit.ldift

認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。

注意 : このリリースを使用して作成した WebLogic ドメインには、新しい XACML プロバイダがデフォルトで含まれている。それらの XACML プロバイダは、WebLogic 認可プロバイダ (DefaultAuthorizer) および WebLogic ロール マッピング プロバイダ (DefaultRoleMapper) で作成したポリシーやロールに対して互換性がある。詳細については、『WebLogic セキュリティについて』の「WebLogic セキュリティ プロバイダ」を参照。

SerializedSystemIni.dat

暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。

servers\AdminServer\security\

boot.properties

サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。

このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバの起動と停止」にある「サーバの起動と停止を行うユーザ資格の指定」を参照。

user_staged_config\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では、管理者がドメイン内の管理対象サーバにコピーするために必要に応じてステージングするコンフィグレーション情報のプレースホルダとして機能する。


 

コンフィグレーションされるリソースとサービス

以下の表は、WebLogic Beehive 拡張テンプレートと WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートで拡張されたドメインでコンフィグレーションされるリソースとサービスを識別します。

表 13 WebLogic Beehive ドメインでコンフィグレーションされるリソース 

リソースの種類

名前

拡張の結果

管理サーバ

AdminServer

基本的な WebLogic Server ドメインで提供される管理サーバを使用する。ドメイン作成時に名前を変更しない限り、デフォルト名は AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは cgServer である。

ドメイン作成時に管理サーバの名前を変更する方法については、「コンフィグレーションされるリソースとサービス」を参照。

JDBC データ ソース

cgDataSource

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された XA JDBC データ ソースを使用する。XA JDBC データ ソースを cgDataSource システム リソースとして識別する。

cgDataSource-nonXA

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された非 XA JDBC データ ソースを使用する。非 XA JDBC データ ソースを cgDataSource-nonXA システム リソースとして識別する。

JDBC ストア

cgJMSStore

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された JDBC ストアを使用する。JDBC ストアは JDBC データ ソースである cgDataSource-nonXA と JMS サーバである cgJMSServer を永続ストアとして使用し、管理サーバである AdminServer を対象とする。

JDBC システム リソース

cgDataSource

cgDataSource-nonXA

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された JDBC データ ソースと接続プール設定を使用する。これらの JDBC システム リソースは、管理サーバである AdminServer を対象としている。

JMS 接続ファクトリ

cgQueue

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された JMS 接続ファクトリを使用する。JMS 接続ファクトリを conversational-jms システム リソースとして識別し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS キュー

cgJWSQueue

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された JMS キューを使用する。JMS キューを JMS サーバである cgJMSServer の対象とする。

wlwJWSBuffer

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された JMS キューを使用する。JMS キューを JMS サーバである cgJMSServer の対象とする。

wlwJWSErrors

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された JMS キューを使用する。JMS キューを JMS サーバである cgJMSServer の対象とする。

JMS サーバ

cgJMSServer

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された JMS サーバを使用する。JMS サーバを conversational-jms システム リソースとして識別し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS システム リソース

conversational-jms

WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートによって提供された JMS システム リソースを使用する。

セキュリティ レルム

myrealm

基本的な WebLogic Server ドメインで提供されるセキュリティ レルムを使用する。

デプロイされたライブラリ

weblogic-beehive-1.0#1.0@1.0

WebLogic Beehive 拡張テンプレートによって提供される WebLogic Beehive Version 1.0 ライブラリを追加し、それらの管理サーバである AdminServer の対象とする。ライブラリには Beehive およびシステム制御が含まれる。

beehive-netui-1.0#1.0@1.0

WebLogic Beehive 拡張テンプレートによって提供される Apache Beehive NetUI Version 1.0 ライブラリを追加し、それらの管理サーバである AdminServer の対象とする。これらのライブラリはページ フロー開発をサポートし、struts-1.1.war および weblogic-beehive-1.0.ear に含まれるライブラリによって異なる。

jstl-1.1#1.1@1.0

WebLogic Beehive 拡張テンプレートによって提供される Java standard tagging (JSTL) Version 1.1 ライブラリを追加し、それらの管理サーバである AdminServer の対象とする。

struts-1.1#1.1@1.0

WebLogic Beehive 拡張テンプレートによって提供される Apache Struts Version 1.1 ライブラリを追加し、それらの管理サーバである AdminServer の対象とする。

struts-1.2#1.2@1.0

WebLogic Beehive 拡張テンプレートによって提供される Apache Struts Version 1.2 ライブラリを追加し、それらの管理サーバである AdminServer の対象とする。


 

 


WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレート

コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して会話型 Web サービスを使用するために必要なリソースを含めることが簡単にできます。これは、WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートで提供されるリソースやサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって行います。

生成されるドメイン出力

次の表は、WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME\user_projects\domains\base_domain ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。

表 14 WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレート適用後の基本的なドメイン 

ディレクトリ

ファイル

説明

user_projects\applications\base_domain\


該当なし

作成するカスタム アプリケーション ファイルのプレースホルダとして機能するディレクトリ。

user_projects\domains\base_domain\


fileRealm.properties

互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。

pointbase.ini

PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

URLs.dat

JDBC データベースの URL を格納したファイル。

autodeploy\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では自動デプロイメントのプレースホルダとして機能する。

bin\

setDomainEnv.cmd

setDomainEnv.sh

Windows および UNIX システムの開発環境をそれぞれ設定するために使われるスクリプト。

startManagedWebLogic.cmd

startManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startPointBaseConsole.cmd

startPointBaseConsole.sh

Windows および UNIX システムで PointBase コンソールを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopManagedWebLogic.cmd

stopManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopWebLogic.cmd

stopWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

config\

config.xml

管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」を参照。

config\deployments\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、アプリケーションのステージング モードが「staged」の場合に、アプリケーションのステージング用に使用される。

config\diagnostics\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、WebLogic 診断フレームワーク (WLDF) のインスツルメンテーションに関連付けられたシステム モジュールを格納するために使用される。

config\jdbc\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JDBC モジュールを格納するために使用される。

cgDataSource-jdbc.xml

会話型 Web サービス用にコンフィグレーションされるドメインのグローバル XA JDBC データ ソース。

cgDataSource-nonXA

会話型 Web サービス用にコンフィグレーションされるドメインのグローバル非 XA JDBC データ ソース。

config\jms\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JMS モジュールを格納するために使用される。

conversational-jms.xml

会話型 Web サービス用にコンフィグレーションされるドメイン用のグローバル JMS モジュール。

config\lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、サーバの Java 仮想マシンが開始したときにサーバのシステム クラスパスに追加される JAR ファイルを格納するために使用される。

config\nodemanager\

nm_password.properties

ノード マネージャ パスワード プロパティの値を含むファイル。

config\security\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、セキュリティ フレームワーク用のシステム モジュールを格納するために使用される。このディレクトリには、ドメインの現在のレルムにおける各タイプのセキュリティ プロバイダごとに 1 つずつのセキュリティ プロバイダ コンフィグレーション拡張が含まれる。

config\startup\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、起動プランを含んだシステム モジュールを格納するために使用される。起動プランは、サーバ起動の一部に使用できるシェル スクリプトを生成するために使用される。

console-ext\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では WebLogic Server Administration Console に対するカスタム拡張用のプレースホルダとして機能する。

init-info\

domain-info.xml

ドメインの作成と拡張の情報を識別するために使用されるファイル。情報は、ドメイン内のコンポーネントの ID、ドメインで使用される JDK とアプリケーション ディレクトリの場所、ドメインの作成と拡張に使用されるテンプレートなどである。

security.xml

ドメイン リソースへの ID とアクセスを確立するユーザ グループとロールを作成するために使用されるファイル。

startscript.xml

ドメインのルート ディレクトリおよび bin ディレクトリに配置される *.cmd ファイルおよび *.sh ファイルを作成するために使用されるファイル。

tokenValue.properties

起動スクリプトで指定されたトークンを置き換える実際の値を含んでいるファイル。

lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではドメインのライブラリ用のプレースホルダとして機能する。このディレクトリ内の JAR ファイルは、サーバ起動時にサーバ クラスパスの最後に動的に追加される。

security\

DefaultAuthenticatorInit.ldift

DefaultRoleMapperInit.ldift

XACMLRoleMapperInit.ldift

認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。

注意 : このリリースを使用して作成した WebLogic ドメインには、新しい XACML プロバイダがデフォルトで含まれている。それらの XACML プロバイダは、WebLogic 認可プロバイダ (DefaultAuthorizer) および WebLogic ロール マッピング プロバイダ (DefaultRoleMapper) で作成したポリシーやロールに対して互換性がある。詳細については、『WebLogic セキュリティについて』の「WebLogic セキュリティ プロバイダ」を参照。

SerializedSystemIni.dat

暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。

servers\AdminServer\security\

boot.properties

サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。

このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバの起動と停止」にある「サーバの起動と停止を行うユーザ資格の指定」を参照。

user_staged_config\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では、管理者がドメイン内の管理対象サーバにコピーするために必要に応じてステージングするコンフィグレーション情報のプレースホルダとして機能する。


 

コンフィグレーションされるリソースとサービス

以下の表は、WebLogic Conversational Web Services 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。

表 15 WebLogic Conversational Web Services ドメインでコンフィグレーションされるリソース 

リソースの種類

名前

拡張の結果

管理サーバ

AdminServer

基本的な WebLogic Server ドメインで提供される管理サーバを使用する。ドメイン作成時に名前を変更しない限り、デフォルト名は AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは cgServer である。

ドメイン作成時に管理サーバの名前を変更する方法については、「コンフィグレーションされるリソースとサービス」を参照。

JDBC データ ソース

cgDataSource

XA JDBC データ ソースを cgDataSource システム リソースとして識別する。

cgDataSource-nonXA

非 XA JDBC データ ソースを cgDataSource-nonXA システム リソースとして識別する。

JDBC ストア

cgJMSStore

JDBC ストアを JDBC データ ソースである cgDataSource-nonXA と JMS サーバである cgJMSServer を永続ストアとして使用するために追加し、管理サーバである AdminServer を対象とする。

JDBC システム リソース

cgDataSource

cgDataSource-nonXA

JDBC データ ソースと接続プール設定を JDBC システム リソース用に使用するように識別し、リソースを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS 接続ファクトリ

cgQueue

JMS 接続ファクトリを conversational-jms システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS キュー

cgJWSQueue

JMS キューを JMS サーバである cgJMSServer に追加する。

wlwJWSBuffer

JMS キューを JMS サーバである cgJMSServer に追加する。

wlwJWSErrors

JMS キューを JMS サーバである cgJMSServer に追加する。

JMS サーバ

cgJMSServer

JMS サーバを conversational-jms システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS システム リソース

conversational-jms

JMS システム リソース用に使用される JMS サーバ、接続ファクトリ、およびキューを識別する。

セキュリティ レルム

myrealm

基本的な WebLogic Server ドメインで提供されるセキュリティ レルムを使用する。


 

 


WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレート

コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張してデフォルト WebLogic Server ドメインを使用するために必要なリソースを含めることが簡単にできます。これは、WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレートで提供されるリソースやサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって行います。

注意 : WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレートを基本的な WebLogic ドメインに適用することは、WebLogic Server Examples 拡張テンプレートを使用するための前提条件です。テンプレート間の関係の詳細については、「テンプレート間の関係」 を参照してください。

WebLogic Server Examples ドメインで利用可能なサンプルの詳細については、『BEA WebLogic Server® 9.1 アプリケーション サンプルおよびチュートリアル』を参照してください。

生成されるドメイン出力

次の表は、WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME\user_projects\domains\base_domain ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。

表 16 WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレート適用後の基本的なドメイン 

ディレクトリ

ファイル

説明

user_projects\applications\base_domain\

server\docs\

各種

オンライン ドキュメントをサポートするためのスタイル シートとグラフィック ファイルを含むサブディレクトリがある。

server\examples\build\

各種

WebLogic Server サンプル デプロイメントを含む。

server\examples\src\

各種

WebLogic Server サンプルのソース コードと指示を含む。

user_projects\domains\base_domain\


fileRealm.properties

互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。

pointbase.ini

PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。

setExamplesEnv.cmd

setExamplesEnv.sh

Windows および UNIX システムで WebLogic Server Examples を使用する開発環境をそれぞれ設定するスクリプト。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startWebLogicEx.cmd

startWebLogicEx.sh

Windows および UNIX システムで WebLogic Server Examples ドメイン用の管理サーバを起動するためにそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

autodeploy\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では自動デプロイメントのプレースホルダとして機能する。

bin\

setDomainEnv.cmd

setDomainEnv.sh

Windows および UNIX システムの開発環境をそれぞれ設定するために使われるスクリプト。

startManagedWebLogic.cmd

startManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startPointBaseConsole.cmd

startPointBaseConsole.sh

Windows および UNIX システムで PointBase コンソールを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopManagedWebLogic.cmd

stopManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopWebLogic.cmd

stopWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

config\

config.xml

管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」を参照。

config\deployments\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、アプリケーションのステージング モードが「staged」の場合に、アプリケーションのステージング用に使用される。

config\diagnostics\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、WebLogic 診断フレームワーク (WLDF) のインスツルメンテーションに関連付けられたシステム モジュールを格納するために使用される。

config\jdbc\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JDBC モジュールを格納するために使用される。

examples-demo-jdbc.xml

WebLogic Server デフォルト ドメイン用のグローバルな非 XA JDBC データ ソース モジュール。

examples-demoXA-jdbc.xml

WebLogic Server デフォルト ドメイン用のグローバルな XA JDBC データ ソース モジュール。

config\jms\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JMS モジュールを格納するために使用される。

config\lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、サーバの Java 仮想マシンが開始したときにサーバのシステム クラスパスに追加される JAR ファイルを格納するために使用される。

config\nodemanager\

nm_password.properties

ノード マネージャ パスワード プロパティの値を含むファイル。

config\security\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、セキュリティ フレームワーク用のシステム モジュールを格納するために使用される。このディレクトリには、ドメインの現在のレルムにおける各タイプのセキュリティ プロバイダごとに 1 つずつのセキュリティ プロバイダ コンフィグレーション拡張が含まれる。

config\startup\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、起動プランを含んだシステム モジュールを格納するために使用される。起動プランは、サーバ起動の一部に使用できるシェル スクリプトを生成するために使用される。

console-ext\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では WebLogic Server Administration Console に対するカスタム拡張用のプレースホルダとして機能する。

init-info\

domain-info.xml

ドメインの作成と拡張の情報を識別するために使用されるファイル。情報は、ドメイン内のコンポーネントの ID、ドメインで使用される JDK とアプリケーション ディレクトリの場所、ドメインの作成と拡張に使用されるテンプレートなどである。

security.xml

ドメイン リソースへの ID とアクセスを確立するユーザ グループとロールを作成するために使用されるファイル。

startscript.xml

ドメインのルート ディレクトリおよび bin ディレクトリに配置される *.cmd ファイルおよび *.sh ファイルを作成するために使用されるファイル。

tokenValue.properties

起動スクリプトで指定されたトークンを置き換える実際の値を含んでいるファイル。

lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではドメインのライブラリ用のプレースホルダとして機能する。このディレクトリ内の JAR ファイルは、サーバ起動時にサーバ クラスパスの最後に動的に追加される。

security\

DefaultAuthenticatorInit.ldift

DefaultAuthorizerInit.ldift

DefaultRoleMapperInit.ldift

XACMLAuthorizerInit.ldift

XACMLRoleMapperInit.ldift

認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。

注意 : このリリースを使用して作成した WebLogic ドメインには、新しい XACML プロバイダがデフォルトで含まれている。それらの XACML プロバイダは、WebLogic 認可プロバイダ (DefaultAuthorizer) および WebLogic ロール マッピング プロバイダ (DefaultRoleMapper) で作成したポリシーやロールに対して互換性がある。詳細については、『WebLogic セキュリティについて』の「WebLogic セキュリティ プロバイダ」を参照。

SerializedSystemIni.dat

暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。

servers\AdminServer\security\

boot.properties

サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。

このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバの起動と停止」にある「サーバの起動と停止を行うユーザ資格の指定」を参照。

user_staged_config\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では、管理者がドメイン内の管理対象サーバにコピーするために必要に応じてステージングするコンフィグレーション情報のプレースホルダとして機能する。


 

コンフィグレーションされるリソースとサービス

以下の表は、WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。

表 17 WebLogic Server デフォルト ドメインでコンフィグレーションされるリソース 

リソースの種類

名前

拡張の結果

管理サーバ

AdminServer

基本的な WebLogic Server ドメインで提供される管理サーバを使用する。ドメイン作成時に名前を変更しない限り、デフォルト名は AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは examplesServer である。

ドメイン作成時に管理サーバの名前を変更する方法については、「コンフィグレーションされるリソースとサービス」を参照。

アプリケーション デプロイメント

ejb20BeanMgedEar

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

examplesWebApp

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

jdbcRowSetsEar

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

jspSimpleTagEar

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

mainWebApp

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

webappCachingEar

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

webservicesJwsSimpleEar

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

xmlBeanEar

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JDBC データ ソース

examples-demo

JDBC データ ソースを examples-demo システム リソースとして識別する。

examples-demoXA

JDBC データ ソースを examples-demoXA システム リソースとして識別する。

JDBC システム リソース

examples-demo

examples-demoXA

JDBC データ ソースと接続プール設定を非 XA および XA JDBC システム リソース用に使用するように識別し、リソースを管理サーバである AdminServer の対象とする。

セキュリティ レルム

myrealm

基本的な WebLogic Server ドメインで提供されるセキュリティ レルムを使用する。

.


 

 


WebLogic Server Examples 拡張テンプレート

コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して WebLogic Server Examples ドメインを作成することが簡単にできます。これは、WebLogic Server Default 拡張テンプレートおよび WebLogic Server Examples 拡張テンプレートの両方に用意されているリソースとサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって達成することができます。

WebLogic Server Examples ドメインで利用可能なサンプルの詳細については、『BEA WebLogic Server® 9.1 アプリケーション サンプルおよびチュートリアル』を参照してください。

生成されるドメイン出力

WebLogic Server Examples ドメインは、個々の J2EE API のコーディングにおけるベスト プラクティスを示すサンプル集と、これらのサンプルを実行する一連のスクリプトで構成されています。WebLogic Server Default 拡張テンプレートが基本的なドメインに適用されると、WebLogic Server Examples 拡張テンプレートに適用することによって、WebLogic Server Examples ドメインを作成できるようになります。詳細については、「テンプレート間の関係」を参照してください。

表 18 WebLogic Server Default 拡張テンプレートと WebLogic Server Examples 拡張テンプレート適用後の基本的なドメイン 

ディレクトリ

ファイル

説明

user_projects\applications\base_domain\

server\

wls_samples_overview.html

WebLogic Server サンプル オンライン ドキュメント ビューアを開くファイル。

server\docs\

各種

WebLogic Server examples サンプル ドキュメント ビューアをサポートするディレクトリとファイル。

server\examples\build\

各種

WebLogic Server のサンプルを構築して操作するために使用する各種 Java ファイルと XML ファイルを含むサブディレクトリがある。

server\examples\src\

各種

WebLogic Server のサンプルを構築して操作するために使用する各種 Java、XML、HTML ファイルを含むサブディレクトリがある。

user_projects\domains\base_domain\


client2certs.pem

clientkey.pem

デモ用の証明書ファイルとキーストア ファイル。

fileRealm.properties

互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。

pointbase.ini

PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。

setExamplesEnv.cmd

setExamplesEnv.sh

Windows および UNIX システムで WebLogic Server Examples を使用する開発環境をそれぞれ設定するスクリプト。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startWebLogicEx.cmd

startWebLogicEx.sh

Windows および UNIX システムで WebLogic Server Examples ドメイン用の管理サーバを起動するためにそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

autodeploy\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では自動デプロイメントのプレースホルダとして機能する。

bin\

setDomainEnv.cmd

setDomainEnv.sh

Windows および UNIX システムの開発環境をそれぞれ設定するために使われるスクリプト。

startManagedWebLogic.cmd

startManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startPointBaseConsole.cmd

startPointBaseConsole.sh

Windows および UNIX システムで PointBase コンソールを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

startWebLogic.cmd

startWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopManagedWebLogic.cmd

stopManagedWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

stopWebLogic.cmd

stopWebLogic.sh

Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。

config\

config.xml

管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」を参照。

config\deployments\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、アプリケーションのステージング モードが「staged」の場合に、アプリケーションのステージング用に使用される。

config\diagnostics\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、WebLogic 診断フレームワーク (WLDF) のインスツルメンテーションに関連付けられたシステム モジュールを格納するために使用される。

config\jdbc\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JDBC モジュールを格納するために使用される。

examples-demo-jdbc.xml

WebLogic Server Examples ドメイン用のグローバルな非 XA JDBC データ ソース モジュール。

examples-demoXA-2-jdbc.xml

examples-demoXA-jdbc.xml

examples-multiDataSource-demoXAPool-jdbc.xml

examples-oracleXA-jdbc.xml

WebLogic Server Examples ドメイン用のグローバルな XA JDBC データ ソース モジュール。

config\jms\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、(JSR-88 とは異なり) JMX から直接コンフィグレーションできるグローバル JMS モジュールを格納するために使用される。

examples-jms.xml

WebLogic Server Examples ドメイン用のグローバル JMS モジュール。

config\lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、サーバの Java 仮想マシンが開始したときにサーバのシステム クラスパスに追加される JAR ファイルを格納するために使用される。

config\nodemanager\

nm_password.properties

ノード マネージャ パスワード プロパティの値を含むファイル。

config\security\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、セキュリティ フレームワーク用のシステム モジュールを格納するために使用される。このディレクトリには、ドメインの現在のレルムにおける各タイプのセキュリティ プロバイダごとに 1 つずつのセキュリティ プロバイダ コンフィグレーション拡張が含まれる。

config\startup\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではプレースホルダとして機能し、その後、起動プランを含んだシステム モジュールを格納するために使用される。起動プランは、サーバ起動の一部に使用できるシェル スクリプトを生成するために使用される。

console-ext\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では WebLogic Server Administration Console に対するカスタム拡張用のプレースホルダとして機能する。

init-info\

domain-info.xml

ドメインの作成と拡張の情報を識別するために使用されるファイル。情報は、ドメイン内のコンポーネントの ID、ドメインで使用される JDK とアプリケーション ディレクトリの場所、ドメインの作成と拡張に使用されるテンプレートなどである。

security.xml

ドメイン リソースへの ID とアクセスを確立するユーザ グループとロールを作成するために使用されるファイル。

startscript.xml

ドメインのルート ディレクトリおよび bin ディレクトリに配置される *.cmd ファイルおよび *.sh ファイルを作成するために使用されるファイル。

tokenValue.properties

起動スクリプトで指定されたトークンを置き換える実際の値を含んでいるファイル。

lib\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態ではドメインのライブラリ用のプレースホルダとして機能する。このディレクトリ内の JAR ファイルは、サーバ起動時にサーバ クラスパスの最後に動的に追加される。

security\

DefaultAuthenticatorInit.ldift

DefaultAuthorizerInit.ldift

DefaultRoleMapperInit.ldift

XACMLAuthorizerInit.ldift

XACMLRoleMapperInit.ldift

認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。

注意 : このリリースを使用して作成した WebLogic ドメインには、新しい XACML プロバイダがデフォルトで含まれている。それらの XACML プロバイダは、WebLogic 認可プロバイダ (DefaultAuthorizer) および WebLogic ロール マッピング プロバイダ (DefaultRoleMapper) で作成したポリシーやロールに対して互換性がある。詳細については、『WebLogic セキュリティについて』の「WebLogic セキュリティ プロバイダ」を参照。

SerializedSystemIni.dat

暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。

servers\AdminServer\security\

boot.properties

サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。

このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバの起動と停止」にある「サーバの起動と停止を行うユーザ資格の指定」を参照。

user_staged_config\

readme.txt

ディレクトリに関する情報を提供するファイル。このディレクトリは初期状態では、管理者がドメイン内の管理対象サーバにコピーするために必要に応じてステージングするコンフィグレーション情報のプレースホルダとして機能する。

WseeFileStore\


システム リソースのファイル ストアに使用されるディレクトリ。


 

コンフィグレーションされるリソースとサービス

以下の表は、WebLogic Server Examples 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。

表 19 WebLogic Server Examples ドメインでコンフィグレーションされるリソース 

リソースの種類

名前

拡張の結果

管理サーバ

AdminServer

基本的な WebLogic Server ドメインで提供される管理サーバを使用する。ドメイン作成時に名前を変更しない限り、デフォルト名は AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは examplesServer である。

ドメイン作成時に管理サーバの名前を変更する方法については、「コンフィグレーションされるリソースとサービス」を参照。

アプリケーション デプロイメント

ejb20BeanMgedEar

基本的な WebLogic Server ドメインに適用された WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって提供されるアプリケーションを使用する。

examplesWebApp

基本的な WebLogic Server ドメインに適用された WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって提供されるアプリケーションを使用する。

jdbcRowSetsEar

基本的な WebLogic Server ドメインに適用された WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって提供されるアプリケーションを使用する。

jspSimpleTagEar

基本的な WebLogic Server ドメインに適用された WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって提供されるアプリケーションを使用する。

mainWebApp

基本的な WebLogic Server ドメインに適用された WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって提供されるアプリケーションを使用する。

SamplesSearchWebApp

アプリケーションを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

webappCachingEar

基本的な WebLogic Server ドメインに適用された WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって提供されるアプリケーションを使用する。

webservicesJwsSimpleEar

基本的な WebLogic Server ドメインに適用された WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって提供されるアプリケーションを使用する。

xmlBeanEar

基本的な WebLogic Server ドメインに適用された WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって提供されるアプリケーションを使用する。

ファイル ストア

WseeFileStore

ファイル ストアを JMS サーバである WseeJMSServer と SAF エージェントである ReliableWseeSAFAgent に対する永続ストアとして使用するように追加し、ストアを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JDBC データ ソース

examples-demo

examples-demoXA

基本的な WebLogic Server ドメインに適用される WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって用意される非 XA データ ソースおよび XA JDBC データ ソースを使用する。

examples-oracleXA

XA JDBC データ ソースを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

examples-demoXA-2

XA JDBC データ ソースを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

examples-multiDataSource-demoXAPool

XA JDBC マルチ データ ソースを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。examples-demoXA および examples-demoXA-2 データ ソースにマップされる。

JDBC ストア

exampleJDBCStore

JDBC データ ソースである examples-demo および JMS サーバである examplesJMSServer の永続ストアとして使用するように JDBC ストアを追加し、そのデータ ストアを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JDBC システム リソース

examples-demo

examples-demoXA

基本的な WebLogic Server ドメインに適用される WebLogic Server Default 拡張テンプレートによって用意される JDBC データ ソースおよび接続プール設定を使用する。

examples-demoXA-2

examples-oracleXA

examples-multiDataSource-demoXAPool

JDBC データ ストアと接続プール設定を追加し、それらを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS システム リソース

examples-jms

JMS システム リソース用に使用される JMS サーバ、接続ファクトリ、キュー、およびトピックを識別する。

JMS 接続ファクトリ

exampleTopic

exampleTrader

weblogic.examples.jms.QueueConnectionFactory

JMS 接続ファクトリを examples-jms システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS サーバ

examplesJMSServer

JMS サーバを examples-jms システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

WseeJMSServer

JMS サーバを examples-jms システム リソースとして追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

JMS キュー

exampleQueue

JMS キューを JMS サーバである examplesJMSServer に追加する。

jms/MULTIDATASOURCE_MDB_QUEUE

JMS キューを JMS サーバである examplesJMSServer に追加する。

weblogic.wsee.wseeExamplesDestinationQueue

JMS キューを JMS サーバである WseeJMSServer に追加する。

JMS トピック

exampleTopic

JMS トピックを JMS サーバである examplesJMSServer に追加する。

quotes

JMS トピックを JMS サーバである examplesJMSServer に追加する。

SAF エージェント

ReliableWseeSAFAgent

SAF エージェントを追加し、それを管理サーバである AdminServer の対象とする。

セキュリティ レルム

myrealm

基本的な WebLogic Server ドメインで提供されるセキュリティ レルムを使用する。


 

 

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