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この節では、次のクイック リファレンス資料を示します。これらの資料は、2 つの基本的なタスクを実行するための手順を示し、グラフィカル インタフェースで使用されるアイコンおよびラベルについて説明するためのものです。
この節は、BEA カスタマサポートから提供されたプライベート パッチを取得および適用するための手順を説明するクイックリファレンス エイドです。
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プライベート パッチを取得してインストールするには、次の手順を実行します。
[スタート] メニューから [スタートプログラム
BEA Products
Smart Update] を選択します。
パッチを適用する際には、適用するパッチと、すでに対象インストールに適用されている他のパッチとの間で衝突が発生するかどうかが検証されます。衝突が検出されなかった場合、Smart Update には次のダイアログ ボックスが表示されます。[OK] をクリックします。
Smart Update には、BEA カスタマサポートに問題を報告する際に送付するための、BEA Products インストールに関する情報をキャプチャするメカニズムが用意されています。この情報は、メンテナンス スナップショットと呼ばれます。この節では、メンテナンス スナップショットを作成するための手順を説明します。
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メンテナンス スナップショットを作成するには、次の手順を実行します。
[スタート] メニューから [スタートプログラム
BEA Products
Smart Update] を選択します。
メンテナンス スナップショットは、単純な ASCII テキスト ファイルです。
クラスパスまたはライブラリ パスのパッチの適用範囲を特定のドメインまたはサーバ インスタンスに限定する場合は、次の作業を実行する必要があります。
この節は、これらの作業を実行する手順について説明するクイックリファレンス エイドです。例として、パッチをプロダクション用ドメインに組み込む前に、テスト エンジニアが品質検査用ドメインを使用してパッチをテストする場合の作業内容を示します。
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カスタム パッチ プロファイルを作成し、そのプロファイルに適用したパッチが特定のドメインまたはサーバから参照されるようにするには、次の手順を実行します。
例 : 品質検査用ドメインは、プロダクション用ドメインと同じパッチ メンテナンス レベルに、手順 2 でダウンロードしたパッチを追加した状態で実行する必要があります。そこで、テスト エンジニアは QADomainProfile というカスタム パッチ プロファイルを作成し、デフォルト パッチ プロファイルの内容のクローンを作成して QADomainProfile に設定します。このカスタム パッチ プロファイルが、ダウンロードしたパッチの適用先となります。
インストール全体に対して有効になるパッチがすでに対象インストールに適用されている場合、それらのパッチは、新しいカスタム パッチ プロファイルにもデフォルトで含まれます。
[作成] をクリックすると、デフォルト パッチ プロファイルのタブの隣のタブに、カスタム パッチ プロファイルが表示されます。
例 : テスト エンジニアは、手順 2 でダウンロードしたパッチを、カスタム パッチ プロファイル QADomainProfile に適用します。
domain_home
はドメインのルート ディレクトリへのパスを表しています。
例 : テスト エンジニアは、QA ドメインからカスタム パッチ プロファイルを参照する必要があるため、setDomainEnv.cmd
スクリプトを開きます。このスクリプトは、そのドメインに限り、すべてのサーバの環境を設定します。パッチの適用範囲を特定のサーバ インスタンスに制限する必要がない限り、通常は setDomainEnv
を使用してカスタム パッチ プロファイルを参照することをお勧めします。
例 : 品質検査用ドメインでテストするパッチは、WebLogic システム クラスパスの先頭に挿入されるパッチ JAR に収められているものとします。この場合、ドメインからカスタム パッチ プロファイルを参照するために定義する必要のあるパッチ パス変数は、PATCH_CLASSPATH
です。
テスト エンジニアは、setDomainEnv.cmd
スクリプト内で次の行を検索します。
@REM set PATCH_CLASSPATH=[myPatchClasspath] (windows)
この行を、起動スクリプト エディタの下部パネル内に生成された次のコードで置き換えます。
SET PATCH_CLASSPATH=%
BEA_HOME
%\patch_weblogic920\profiles\QADomainProfile\sys_manifest_classpath\weblogic_patch.jar
次の例は、テスト エンジニアが setDomainEnv.cmd
スクリプトに対して行う変更を示しています。
setDomainEnv
スクリプトにパッチ パス変数の定義を追加する場合は、必ず commEnv
スクリプトに対する呼び出しの前に追加します。
WL_HOME
\common\bin\commEnv
スクリプトや、Configuration Wizard によって作成される他の既定のスクリプトを呼び出さない環境でカスタム スクリプトを使用する場合は、その環境のクラス パスおよびライブラリ パスを設定するスクリプト内のステートメントも変更して、定義した環境変数をそれらのステートメントに正しく挿入する必要があります。
たとえば、WebLogic のシステム クラスパスを設定して、カスタム パッチ プロファイル内のパッチ JAR が、クラスパスで後ろに表示される同じ名前のクラスよりも優先されるようにするには、変数 PATCH_CLASSPATH
を次の例の太字部分で示すように追加します。
set WEBLOGIC_CLASSPATH=
%PATCH_CLASSPATH%;%JAVA_HOME%\lib\tools.jar;
%WL_HOME
%\server\lib\weblogic_sp.jar;%WL_HOME%\server\lib\weblogic.jar;%
WL_HOME
%\server\lib\webservices.jar
パッチを有効にするには、そのパッチを使用するすべてのサーバ インスタンスを再起動する必要があります。
例 : テスト エンジニアによる品質検査用ドメインでのテストに合格したパッチは、プロモートされてプロダクション用ドメインで使用されます。パッチをプロモートするために、テスト エンジニアは次の作業を実行します。
表 1 に、Smart Update グラフィカル インタフェースで使用される記号およびラベルの説明を示します。
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