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このドキュメントでは、次のトピックのテンプレートに関する一般的な情報を提供します。
「テンプレート」という用語は、ドメインの作成または拡張に必要なファイルとスクリプトを含む Java アーカイブ (JAR) ファイルを指します。テンプレートには次の種類があります。
製品をインストールすると、事前定義済みの Basic WebLogic Server Domain テンプレートもインストールされます。このテンプレートには、管理サーバや基本的なコンフィグレーション情報など、ドメイン内の中核的なリソース セットが定義されています。詳細については、「Basic WebLogic Server Domain テンプレート」を参照してください。
また、Domain Template Builder または pack
コマンドを使用して、既存のドメインからカスタム ドメイン テンプレートを作成することもできます。Domain Template Builder を使用すると、既存のテンプレートからカスタム ドメイン テンプレートを作成することもできます。
製品をインストールすると、事前定義済みの拡張テンプレートもいくつかインストールされます。拡張テンプレートの概要については、「テンプレートの概要」を参照してください。
また、Domain Template Builder を使用すると、既存のドメインまたはテンプレートからカスタム拡張テンプレートを作成することもできます。
Worklist 拡張テンプレートを使用して、9.2 Worklist ドメインに 8.1x 下位互換性を追加することができます。詳細については、「WebLogic Integration Worklist 拡張テンプレート」および「WebLogic Integration Worklist (互換性) 拡張テンプレート」を参照してください。
pack
コマンドを使用すると、カスタム管理対象サーバ テンプレートを作成できます。詳細については、『pack および unpack コマンドを使用したテンプレートとドメインの作成』を参照してください。
以下の表は、製品のインストールにより提供される事前定義済みのテンプレートの場所を示しています。BEA_HOME
は製品のインストール ディレクトリを指します。
次の表に、テンプレートの作成に使用できるツールと、テンプレートを使用してドメインの作成や拡張を実行できるツールを示します。
注意 : | ドメインの作成や拡張に使用されるすべてのツールは、一般に「コンフィグレーション ウィザード フレームワーク」と呼ばれる基底の共通インフラストラクチャを利用しています。 |
pack/unpack
コマンドの使用方法の詳細については、『pack および unpack コマンドを使用したテンプレートとドメインの作成』を参照してください。
以下の表は、製品のインストール環境で提供される事前定義済みテンプレートの概要を示しています。
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拡張テンプレートからリソースを追加する前に、WebLogic Server リソースがドメイン内に設定済みである必要があります。拡張テンプレートを選択すると、必須リソースが利用可能かどうかのチェックがコンフィグレーション ウィザード フレームワークで行われます。
事前定義済みの Basic WebLogic Server Domain テンプレートで基本的な WebLogic ドメインを作成できます。または、Basic WebLogic Domain を作成して、拡張テンプレートで段階的に拡張することもできます。以下の表は、テンプレートと作成されたドメインの関係を示しています。
どのテンプレートにも含まれる基本的なファイルは config.xml
と template-info.xml
です。ドメインの作成と拡張の基本となる事前定義済みのテンプレートにはその他のファイルも存在します。以下の表は、ドメインまたは拡張テンプレートに通常含まれているファイルを示しています。
製品をインストールすると、事前定義済みの Basic WebLogic Server Domain テンプレートが 1 つインストールされます。事前定義済みの他のテンプレートはどれも拡張テンプレートであり、基本的な WebLogic Server ドメインにリソース、サービス、およびアプリケーションを追加するために使用できます。これらの事前定義済みテンプレートをコンフィグレーション ウィザードまたは WLST とともに使用すると、ドメインの作成や拡張を簡単に行うことができます。
Basic WebLogic Server Domain テンプレートでは、簡単な WebLogic Server ドメインを作成できます。デフォルトでは、Basic WebLogic Server Domain テンプレートを使用すると、必須コンポーネント (管理サーバと単一管理ユーザ) のみで構成されるドメインが生成されます。必要なアプリケーションは、このドメイン内で作成およびコンフィグレーションする必要があります。
以下の表は、Basic WebLogic Server Domain テンプレートで生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルの定義を示しています。特に指定がない限り、コンフィグレーション ウィザード フレームワークではデフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\base_domain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
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以下の表は、Basic WebLogic Server Domain テンプレートで作成されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。
AdminServer ) とは別の名前にする場合、名前は手動でコンフィグレーションする必要がある。拡張テンプレートを適用した後には名前の変更はできない。
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コンフィグレーション ウィザードを使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して WebLogic Integration ドメインを作成できます。それには、WebLogic Integration で提供されるリソースとサービスを追加します。
次の表は、WebLogic Integration 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。特に指定がない限り、コンフィグレーション ウィザードでは、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\base_domain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
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以下の表は、WebLogic Integration BPM 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。ドメインを拡張する前に、WebLogic Integration BPM 拡張テンプレートでは、WebLogic Advanced Web Services (wls_webservices) テンプレートと Workshop for WebLogic 拡張 (workshop_wl) テンプレートをドメインに適用する必要があります。
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基本の WebLogic Server ドメインから生成された基本の Integration ドメインを WebLogic Integration Worklist で拡張したものです (WebLogic Personalization 拡張テンプレートおよび Workshop for WebLogic 拡張テンプレートで拡張する必要もあります)。
表 1-12 は、WebLogic Integration Worklist 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。WebLogic Integration Worklist 拡張テンプレートには、Personalization 拡張テンプレート (p13n) と Workshop for WebLogic 拡張テンプレートが必要です。
基本の WebLogic Server ドメインから生成された基本の Integration ドメインを WebLogic Integration Worklist (互換性) テンプレートで拡張したものです。互換性テンプレートは、WebLogic Integration Worklist 拡張テンプレートと、その依存するすべてのテンプレートで拡張する必要もあります。
このテンプレートは、9.2 ワークリスト ドメインに 8.1.x 下位互換性を追加するために使用されます。デフォルトでは、下位互換性をサポートするのに必要なアプリケーションと他のリソースは WebLogic Integration ドメインにデプロイされません。これをサポートするために、ドメインに Worklist (互換性) 拡張を適用できます。このテンプレートの名前は wli_worklist81x.jar
です。
以下の表は、WebLogic Integration Worklist 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。WebLogic Integration Worklist 拡張テンプレートには、Personalization 拡張テンプレート (p13n) と Workshop for WebLogic 拡張テンプレートが必要です。
コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して AquaLogic Service Bus ドメインを作成することが簡単にできます。これは、AquaLogic Service Bus 拡張テンプレートで提供されるリソースやサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって行います。
注意 : | グラフィカル モードでコンフィグレーション ウィザードを使用すると、[ドメイン ソースの選択] ウィンドウの [AquaLogic Service Bus] チェック ボックスをチェックすることで新しい AquaLogic Service Bus ドメインを簡単に作成することができます。結果は、基本的な WebLogic Server ドメインを先に作成してからそのドメインを AquaLogic Service Bus テンプレートで拡張する場合と同じになります。AquaLogic Service Bus ドメインを作成するために必要なテンプレートの詳細については、「テンプレート間の関係」を参照してください。 |
次の表は、AquaLogic Service Bus 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。特に指定がない限り、コンフィグレーション ウィザードでは、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\base_domain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
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以下の表は、AquaLogic Service Bus 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。
AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは xbusServer である。
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コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して Avitek Medical Records Sample ドメインを作成することが簡単にできます。これは、Avitek Medical Records Sample Domain 拡張テンプレートで提供されるリソースやサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって行います。
Avitek Medical Records サンプル アプリケーションの詳細については、「BEA WebLogic Server 9.2 アプリケーション サンプルおよびチュートリアル」を参照してください。
次の表は、Avitek Medical Records Sample Domain 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。特に指定がない限り、コンフィグレーション ウィザードでは、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\base_domain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
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以下の表は、Avitek Medical Records Sample 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。
AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは MedRecServer である。
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コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して WebLogic Beehive を使用するために必要なリソースを含めることが簡単にできます。これは、WebLogic Beehive および WebLogic Advanced Web Services 拡張テンプレートに用意されているリソースとサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって達成することができます。
注意 : | グラフィカル モードでコンフィグレーション ウィザードを使用すると、[ドメイン ソースの選択] ウィンドウの [Apache Beehive] チェック ボックスをチェックすることで新しい WebLogic Beehive ドメインを簡単に作成することができます。結果は、基本的な WebLogic Server ドメインを先に作成してからそのドメインを WebLogic Beehive と WebLogic Advanced Web Services 拡張テンプレートの両方で拡張する場合と同じになります。WebLogic Beehive ドメインを作成するために必要なテンプレートの詳細については、「テンプレート間の関係」を参照してください。 |
次の表は、WebLogic Beehive 拡張テンプレートと WebLogic Advanced Web Services 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。特に指定がない限り、コンフィグレーション ウィザードでは、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\base_domain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
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以下の表は、WebLogic Beehive 拡張テンプレートと WebLogic Advanced Web Services 拡張テンプレートで拡張されたドメインでコンフィグレーションされるリソースとサービスを識別します。
AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは cgServer である。
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コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して BEA Workshop for WebLogic Platform を使用するために必要なリソースを簡単に含めることができます。これは、BEA Workshop for WebLogic Platform テンプレートで提供されるリソースやサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって行います。
注意 : | グラフィカル モードでコンフィグレーション ウィザードを使用すると、[ドメイン ソースの選択] ウィンドウの [BEA Workshop for WebLogic Platform] チェック ボックスをチェックすることで新しい BEA Workshop for WebLogic Platform ドメインを簡単に作成することができます。結果は、基本的な WebLogic Server ドメインを先に作成してからそのドメインを BEA Workshop for WebLogic Platform 拡張テンプレートで拡張する場合と同じになります。BEA Workshop for WebLogic Platform ドメインを作成するために必要なテンプレートの詳細については、「テンプレート間の関係」を参照してください。 |
次の表は、BEA Workshop for WebLogic Platform テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。特に指定がない限り、コンフィグレーション ウィザードでは、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\base_domain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
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以下の表は、BEA Workshop for WebLogic Platform テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。
AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは cgServer である。
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コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して高度な Web サービスを使用するために必要なリソースを簡単に含めることができます。これは、WebLogic Advanced Web Services 拡張テンプレートで提供されるリソースやサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって行います。
次の表は、WebLogic Advanced Web Services 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。特に指定がない限り、コンフィグレーション ウィザードでは、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\base_domain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
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以下の表は、WebLogic Advanced Web Services 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。
AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは cgServer である。
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コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張してデフォルト WebLogic Server ドメインを使用するために必要なリソースを含めることが簡単にできます。これは、WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレートで提供されるリソースやサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって行います。
注意 : | WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレートを基本的な WebLogic ドメインに適用することは、WebLogic Server Examples 拡張テンプレートを使用するための前提条件です。テンプレート間の関係の詳細については、「テンプレート間の関係」を参照してください。 |
WebLogic Server Examples ドメインでサポートされるサンプルの詳細については、「BEA WebLogic Server 9.2 アプリケーション サンプルおよびチュートリアル」を参照してください。
次の表は、WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレートを基本的な WebLogic Server ドメインに適用した後で生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルを示しています。特に指定がない限り、コンフィグレーション ウィザードでは、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\base_domain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
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以下の表は、WebLogic Server Default Domain 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。
AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは examplesServer である。
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コンフィグレーション ウィザードまたは WLST を使用すると、基本的な WebLogic Server ドメインを拡張して WebLogic Server Examples ドメインを作成することが簡単にできます。これは、WebLogic Server Default 拡張テンプレートおよび WebLogic Server Examples 拡張テンプレートの両方に用意されているリソースとサービスを基本的な WebLogic Server ドメインに追加することによって達成することができます。
WebLogic Server Examples ドメインでサポートされるサンプルの詳細については、「BEA WebLogic Server 9.2 アプリケーション サンプルおよびチュートリアル」を参照してください。
WebLogic Server Examples ドメインは、個々の J2EE API のコーディングにおけるベスト プラクティスを示すサンプル集と、これらのサンプルを実行する一連のスクリプトで構成されています。WebLogic Server Default 拡張テンプレートが基本的なドメインに適用されると、WebLogic Server Examples 拡張テンプレートに適用することによって、WebLogic Server Examples ドメインを作成できるようになります。詳細については、「テンプレート間の関係」を参照してください。
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以下の表は、WebLogic Server Examples 拡張テンプレートで拡張されるドメイン内でコンフィグレーションされるリソースとサービスを示しています。
AdminServer である。拡張テンプレートで参照される管理サーバは examplesServer である。
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