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Oracle Reportsチュートリアル
10g リリース2(10.1.2)
B19374-01
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グラフのソース・コードの確認

予想完了時間: 5分

第6章「Webレポートのグラフの作成」では、JSPベースのWebレポートにグラフを追加しました。この章では、グラフに追加するソース・コードについて説明します。

7.1 Reports Builderでのソースの表示

第6章「Webレポートのグラフの作成」で作成したレポートemprevb_自分のイニシャル.jspのWebソース・ビューをオープンします。

7.2 rw:graphタグの確認

rw:graphタグはグラフ情報を囲み、グラフをデータ・ソースにリンクします。また、このタグはカテゴリやデータ・フィールドも識別します。

  1. Webソース・ビューで、<rw:graph> JSPタグを見つけます。

    rw:graphタグ内のコードはXMLです。

    <rw:graph id="graph" src="G_EMPLOYEE_ID" series="EMPLOYEE_ID" dataValues="SALARY">
    
    

    このseriesタグは、X軸上にある値のソースを定義し、dataValuesタグはY軸上にあるデータのソースを定義します。これらのパラメータは、第6章「Webレポートのグラフの作成」で設定します。

  2. rw:graphタグの下にある、次のようなSeriesItemsタグを見つけます。

    <SeriesItems>
    <Series id="0" color="#cc66cc"/>
    </SeriesItems>
    
    

    このタグは、第6章「Webレポートのグラフの作成」で変更した「行1」の「色」を示します。別のカラーを選択した場合は、colorタグに別の値が表示されます。

  3. ここで、カラー値#cc66ccがX軸上にある最初の棒に適用されることがわかります。

    図7-1    最初の行で色分けされているグラフ


    画像の説明

  4. 次のような<Title>タグを見つけます。

    </SeriesItems>
    <Title visible="true" text="Employees by Salary"/>
    
    

    このタグは、次のように、Webレポートにグラフ・タイトルを追加します。

    図7-2    タイトルがあるグラフ


    画像の説明

  5. 次のような</rw:graph> JSPタグを見つけます。

    </Graph>
    
    -->
    </rw:graph></p>
      <p></p>
    ...
    
    

    グラフを作成するXMLは、終了の</rw:graph> JSPタグの前に終了します。


    注意: グラフ・ウィザードはリエントラントです。そのため、グラフを変更する場合は、rw:graphタグ間のXMLにカーソルを移動し、「編集」「設定」をクリックします。グラフ・ウィザードは、第6章「Webレポートのグラフの作成」で選択したオプションとともに表示されます。 

7.3 まとめ

お疲れ様でした。新規のグラフのソース・コードを確認できました。Webレポートの作成、レポート・ブロックやデータの追加、およびグラフの作成の詳細は、Oracle Reportsのオンライン・ヘルプを参照してください。


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