Oracle Application Server Reports Services レポートWeb公開ガイド 10gリリース2(10.1.2) B25067-01 |
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環境変数とは、Oracle Reports環境を構成するパラメータです。関連する環境変数には、Oracle Application Serverのインストーラによって自動的にデフォルト値が定義されます。環境変数の設定を編集してデフォルトの動作を変更します。
reports.sh
)を修正して実行することで、環境変数を編集します。この場合、変更前のreports.sh
ファイルのバックアップを作成してください。この付録に記載されている情報は、Oracle Reportsのオンライン・ヘルプにも記載されています。このオンライン・ヘルプは、「はじめに」の「関連ドキュメント」の説明のように、Reports BuilderまたはOracle Technology Network(OTN)から表示できます。
表B-1では、すべてのOracle Reports環境変数をアルファベット順に要約したリストと、その有効値およびデフォルト値を示しています。
表B-1では、すべてのOracle Reports環境変数をアルファベット順に要約したリストと、その有効値およびデフォルト値を示しています。
キーワード | 有効値 | デフォルト |
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任意のドライブのディレクトリ |
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任意のドライブのディレクトリ |
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AMERICAN_AMERICA.WE8ISO8859P1 |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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任意のドライブのディレクトリ |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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デフォルトのプリンタ名 |
定義されていません |
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定義されていません |
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定義されていません |
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WebページまたはHTMLファイルへの有効なURL |
デフォルトのヘルプ画面がブラウザに表示されます |
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マップ・ファイルへの有効なパス |
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デフォルト値は必須です。いずれかのエントリが削除されると、Oracle Reports実行可能ファイルが正しく動作しなくなる場合があります。ユーザー定義ディレクトリまたはJavaクラスが含まれたJARファイルをパスに追加することができます。 |
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任意の分数 |
30 |
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特別の認証アクションを含むHTMLファイル(デフォルト値の使用が推奨されます) |
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72〜200までの任意の値 |
Oracle Reportsによって決定される画面解像度 |
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任意の暗号化鍵 |
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72 |
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JVMコマンドライン構文のJVMオプションのリスト |
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セミコロンで区切ったマッピング・ペアのセット。最初の値には生成されるエンコードを指定し、2番目の値にはマッピング値を指定します。
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定義されていません |
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設定しません |
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任意のドライブのディレクトリ |
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任意のドライブのディレクトリ |
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任意のReports Serverサービス・エントリ名 |
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Solaris 2.9の場合は |
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設定しません |
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有効なポート番号 |
443 |
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特別の認証アクションを含むHTMLファイル(デフォルト値の使用が推奨されます) |
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Oracle Reportsタグ・ライブラリを参照する任意の"uri" |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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任意のユーザー・イグジットDynamic Link Library(絶対パス) |
定義されていません |
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有効なディレクトリ名 |
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PRINTコマンドと使用しているUNIXに応じたすべての必要なキーワード。これには次の要素が含まれます。
この文字列は、
Solaris: |
定義されていません |
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プリンタ名の この環境変数が設定されていない場合、Oracle Reportsでは、組込みのデフォルト値が使用されます。
System V:
その他: |
定義されていません |
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デフォルトのプリンタ名 |
定義されていません |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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任意のドライブのディレクトリ |
定義されていません |
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有効なOracleユーザー名( |
定義されていません |
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この環境変数は、グローバル設定ファイル、CAGPREFS.ORA
の位置を指定します。グローバル設定はネットワーク・ユーザー間で共有されます。Oracle Reportsでは、CA_GPREFS
で指定されたディレクトリのみでなく、CAGPREFS.ORA
ファイルの現行ディレクトリも検索されます。
CAGPREFS.ORA
ファイルは、Oracle Installerによって自動的に作成されます。グローバル設定ファイルの内容を変更するには、メモ帳などのテキスト・エディタを使用して、ファイルを手動で編集します。このCAGPREFS.ORA
ファイルのグローバル設定よりも、CA_UPREFS
で定義されるローカル設定ファイル、CAUPREFS.ORA
が優先します。
任意のドライブのディレクトリ
ORACLE_HOME
CA_GPREFS=C:¥orawin
この環境変数は、ユーザー設定ファイル、CAUPREFS.ORA
の位置を指定します。CAUPREFS.ORA
ファイルでは、製品内で「ツール」→「オプション」を選択して設定したプリファレンスが保持されます。Oracle Reportsでは、CA_UPREFS
で指定されたディレクトリのみでなく、CAUPREFS.ORA
ファイルの現行ディレクトリも検索されます。
Oracle製品の中には、その設定情報がCAUPREFS.ORA
ファイルに書き込まれるものもあります。ユーザー設定の内容を手動で変更するには、メモ帳などのテキスト・エディタを使用して、そのファイルを編集します。このCAUPREFS.ORA
ファイルのユーザー設定は、CA_GPREFS
で定義されるCAGPREFS.ORA
ファイルのグローバル設定よりも優先します。
任意のドライブのディレクトリ
ORACLE_HOME
CA_UPREFS=C:¥orawin
この環境変数は、デリミタ付き出力の行末にデリミタ付き文字を出力するかどうかを指定します。
YES|NO
YES
この環境変数は、オンライン・ヘルプを含むオンライン・ドキュメント・ファイルの位置を指定します。
任意のドライブのディレクトリ
ORACLE_HOME
¥tools¥doc
DOC=C:¥myreports_1012¥tools¥doc
この環境変数は、レポートの言語を指定します。この環境変数とその有効な値の詳細は、第18章「グローバリゼーションと双方向のサポートの実装」を参照してください。
この環境変数は、使用するカレンダー・システムを指定します。
この環境変数は、正の通貨値を示す文字列を指定します。
この環境変数は、各国の通貨記号を指定します。
この環境変数は、日付に使用するデフォルトの書式を指定します。
この環境変数は、日付に使用するデフォルトの言語を指定します。
この環境変数は、負の通貨値を示す文字列を指定します。
この環境変数は、ISO通貨記号を指定します。
この環境変数は、次のような言語と設定を指定します。
この環境変数とその有効値の詳細は、第18章「グローバリゼーションと双方向のサポートの実装」を参照してください。
NLS_LANG=
language_territory
:
charset
language
は、メッセージおよび月と曜日の名前を表示する言語とその表記規則を指定します。
territory
は、週番号と曜日番号の計算に使用される地域とその表記規則を指定します。
charset
は、UPPER
、LOWER
およびINITCAP
関数に使用されるキャラクタ・セットと、ORDER BY
問合せによって使用されるソートのタイプを指定します。この引数は、メッセージの表示に使用するキャラクタ・セットも制御します。
Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technology/index.html)の『Oracle Application Serverグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。
AMERICAN_AMERICA.WE8ISO8859P1
アプリケーションをフランス語で実行するとします。まず、アプリケーションをフランスで使用し、データをWE8ISO8895P1
キャラクタ・セットで表示するとします。この場合、NLS_LANG
を次のように設定します。
NLS_LANG=French_France.WE8ISO8895P1
今度は、アプリケーションを同じフランス語で実行しますが、スイスで使用するとします。この場合、NLS_LANG
を次のように設定します。
NLS_LANG=French_Switzerland.WE8ISO8895P1
その他の例
NLS_LANG=Norwegian_Norway.NDK7DE
C
NLS_LANG=Norwegian_Norway.WE8ISO8895P1
NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16SJIS
NLS_LANG=Arabic_Egypt.AR8MSWIN1256
NLS_LANG=American_America.AR8MSWIN1256
NLS_LANG=American_America.WE8ISO8859P1
この環境変数は、リスト内の項目を区切るための文字を指定します。
この環境変数は、通貨値用の小数点文字と3桁区切りを指定します。
この環境変数は、数値用の小数点文字と桁グループ・セパレータを指定します。
この環境変数は、文字データに使用されるソートのタイプを指定します。
この環境変数は、AFMファイルの位置を指定します。TK_AFMの後に、ORACLE_AFM
が参照されます。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORACLE_HOME/guicommon/tk/admin/AFM
この環境変数は、Windows Oracle製品がインストールされるホーム・ディレクトリを指定します。このディレクトリは、Oracleディレクトリ階層の中の最上位ディレクトリです。
任意のドライブのディレクトリ
C:¥orawin
ORACLE_HOME=C:¥orawin
この環境変数は、HPDファイルの位置を指定します。TK_HPDの後に、ORACLE_HPD
が参照されます。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORACLE_HOME/guicommon/tk/admin/HPD
この環境変数は、Reports Runtimeで参照されるファイルの検索パスを指定します。ただし、ORACLE_PATH
で指定されたディレクトリは、REPORTS_PATH
で指定されたディレクトリの後に検索されます。
ORACLE_PATH
では、複数のディレクトリを指定できます。パス・リスト内でディレクトリ名を区切るには、セミコロン(;)を使用します。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORACLE_PATH=C:¥oracle¥apps¥forms;C:¥oracle¥apps¥reports
この環境変数は、PPDファイルの位置を指定します。TK_PPDの後に、ORACLE_PPD
が参照されます。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORACLE_HOME/guicommon/tk/admin/PPD
この環境変数は、TFMファイルの位置を指定します。TK_TFM
の後に、
ORACLE_TFM
が参照されます。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORACLE_HOME/guicommon/tk/admin/TFM
この環境変数では、オンライン・ドキュメントの目次と索引の位置を指定します。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORAINFONAV_DOCPATH=C:¥orawin¥oin
この環境変数は、デフォルトのプリンタ名を指定します。
デフォルトのプリンタ名
定義されていません
TK_PRINTER
は、PRINTER
よりも優先します。つまり、両方の変数が設定されている場合は、TK_PRINTER
が最初に参照されます。PRINTER
が参照されるのは、TK_PRINTER
に有効なプリンタが指定されていない場合のみです。TK_PRINTER
とPRINTER
の両方に、有効なプリンタが設定されていない場合は、Oracle Reportsではuiprint.txt
ファイルの最初のエントリが使用されます。REPORTS_NO_DUMMY_PRINTER
が設定されており、uiprint.txt
ファイルに有効なエントリが含まれていない場合は、uiscreenprint.txt
に指定されているscreenprinter.ppd
が使用されます。
(Windowsのみ)この環境変数は、プリンタのハードウェアベースの左マージンを設定するかどうかを指定します。デフォルトでは、このマージンは無視されます。印刷は印刷可能領域ではなく、実際の用紙の左上隅(0、0)を起点として開始されます。そのため、プリンタ・ハードウェアのマージンに依存しないレポートを容易に設計できます。これらのレポートは、様々なプリンタに配布できます。
それまではプリンタの印刷可能領域が使用されていたため、プリンタの機種によって、レポート出力の位置が異っていました。
必要に応じて、以前の動作に戻すことができます。その場合は、レジストリ変数REPORTS_ADD_HWMARGIN
をYES
に設定します。
REPORTS_ADD_HWMARGIN
レジストリ変数を設定するには、次の手順を実行します。
regedit.exe
)を使用してWindowsのレジストリを編集します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ORACLE¥HOMEn
nは、このインストールが格納されているORACLE_HOME
の数です。
REPORTS_ADD_HWMARGIN
という新しい文字列値を追加し、この値をYES
に設定します。
YES|NO
NO
この環境変数は、アラビア語のPDF出力での数値の書式を指定します。この環境で有効な値は、ARABIC
(アラビア数字)、HINDI
(ヒンディー数字)またはCONTEXT
(コンテキストに応じてアラビア数字またはヒンディー数字)です。この環境変数では、大文字と小文字は区別されません。
ARABIC|HINDI|CONTEXT
ARABIC
(インド-アラビア数字)
この環境変数は、双方向(BiDi)言語(アラビア語やヘブライ語など)の双方向レイアウト・アルゴリズムを切り替えます。この環境変数では、大文字と小文字は区別されません。
Unicode BiDiアルゴリズムの詳細は、http://www.unicode.org/reports/tr9/を参照してください。
ORACLE
この環境変数は、rwcgi
診断およびデバッグ出力の<BODY>
タグに追加するHTML属性を指定します。たとえば、この環境変数を使用して、テキストと背景色または背景イメージを設定できます。
この環境変数には下位互換性があります。
<BODY>
タグへの有効なHTML属性
定義されていません
この環境変数は、Common Gateway Interface(CGI)レポートの下位互換性のため、またはSingle Sign-Onが使用されていない場合のために、Oracle Reportsでサポートされています。
REPORTS_CGIDIAGBODYTAGS="bgcolor="#CC3366""
この環境変数は、rwcgi
診断およびデバッグ出力の<HEAD>タグと</HEAD>タグの間に挿入するHTMLタグを指定します。たとえば、この環境変数を使用して<TITLE>または<META>タグを設定できます。
<HEAD>タグと</HEAD>タグの間で有効なHTMLタグ
定義されていません
REPORTS_CGIDIAGHEADTAGS="<title>Employee List</title>"
この環境変数は、rwcgi
が次に示す空のリクエストで起動された場合に表示されるrwcgi
ヘルプ・ファイルのURLおよびURIを指定します。
この環境変数には下位互換性があります。
http://your_webserver/rwcgi?
WebページまたはHTMLファイルへの有効なURL
デフォルトのヘルプ画面がブラウザに表示されます
ブラウザにwww.yahoo.com
ページを表示するには、次のように指定します。
REPORTS_CGIHELP=http://www.yahoo.com
ブラウザにmyhelpfile.htm
というHTMLファイルを表示するには、次のように指定します。
REPORTS_CGIHELP=http://your_webserver/myhelpfile.htm
この環境変数は、マップ・ファイル構成を使用する場合に、rwcgi
マップ・ファイルの完全修飾ファイル名および位置を指定します。
この環境変数には下位互換性があります。
マップ・ファイルへの有効なパス
ORACLE_HOME
¥reports¥conf¥cgicmd.dat
REPORTS_CGIMAP=c:¥orawin¥reports¥conf¥cgicmd.dat
この環境変数は、help
やshowmap
などの、rwcgi
からのデバッグおよび診断出力をすべて無効にするかどうかを指定します。
この環境変数には下位互換性があります。
YES|NO
NO
REPORTS_CGINODIAG=YES
に設定されていると、次のリクエストが機能しなくなります。
http://your_webserver/rwcgi/help?
この環境変数は、Oracle Reports実行可能ファイルで起動する場合に、Java Virtual Machine(JVM)が使用するJARファイルとディレクトリのリストを指定します。このリストを追加するのは通常、レポートの設計時に独自のクラスを追加する必要がある場合(たとえば、プラッガブル・データソース(PDS)を追加したり、PL/SQL-Javaブリッジを使用する場合など)です。
デフォルト値は必須です。いずれかのエントリが削除されると、Oracle Reports実行可能ファイルが正しく動作しなくなる場合があります。ユーザー定義ディレクトリまたはJavaクラスが含まれたJARファイルをパスに追加することができます。
%ORACLE_HOME%¥reports¥jlib¥rwbuilder.jar;%ORACLE_HOME%¥reports¥jlib¥rwrun.jar;%ORACLE_
HOME%¥jlib¥zrclient.jar;%ORACLE_HOME%¥j2ee¥home¥oc4j.jar;%ORACLE_HOME%¥j2ee¥home¥lib¥ojsp.jar
CLASSPATH
定義に従っている必要があります。例
REPORTS_CLASSPATH=%ORACLE_HOME%¥reports¥jlib¥rwbuilder.jar; %ORACLE_HOME%¥reports¥jlib¥rwrun.jar;%ORACLE_HOME%¥jlib¥zrclient.jar;%ORACLE_
HOME%¥j2ee¥home¥oc4j.jar;%ORACLE_HOME%¥j2ee¥home¥lib¥ojsp.jar
REPORTS_CLASSPATH
環境変数(レジストリ)の値が511文字を超えると、Reports Builderは正しく動作しません。この問題を解決するには、CLASSPATH
環境変数(システム)を使用して511文字を超える値を指定します。
この環境変数は、Oracle Reportsで、サポートされているすべての出力フォーマットで、HTMLフォーマット・タグが解釈されるかどうかを指定します。
YES
の場合、Oracle Reportsでは、「HTMLタグを含む」プロパティが「はい」に設定されているすべてのオブジェクトで、HTMLタグが解釈されます。
NO
の場合、Oracle Reportsでは、オブジェクトの「HTMLタグを含む」プロパティの設定に関係なく、そのレポートに対してHTMLタグは解釈されません。出力がHTMLおよびHTMLCSSの場合は、ブラウザによってHTMLフォーマット・タグが解釈されます。それ以外の出力フォーマットの場合は、HTMLタグ自体がそのままの形でレポート出力に表示されます。Oracle ReportsでHTMLフォーマット・タグが解釈されないようにして、以前のリリースの動作を保持する場合は、この環境変数をNO
に設定します。YES
コマンドライン・キーワードCONTAINSHTMLTAGS
は、この環境変数の値よりも優先されます。
この環境変数は、指定されたReports Serverセッション内のCookieの存続期間を指定します。
Single Sign-Onを使用せずに、Reports Serverのセキュリティ保護されたインスタンスへユーザーがアクセスする場合、Oracle Reports 6iの場合と同様に、独自の認証メカニズムを使用してrwservlet
により識別情報を提供する必要があります。HTTP 1.0プロトコルはステートレスであるため(つまり、サーバーへの各コールは、事実上独立しているので)、Cookieが保持されていないかぎり、レポート・リクエストのたびにユーザーの認証が必要になる場合があります。
セッションごとに1度の認証で済むように、rwservlet
には独自のクライアント側のCookieであるauthid
Cookieが保存されます。ここには、現行セッションに必要な認証情報が格納されます。一度ユーザーが認証されると、暗号化されたCookieがブラウザで作成され、ユーザーはリクエストごとに認証を受けることなく、複数のレポート・ジョブを実行できます。ユーザーがブラウザ・セッションを終了するとauthid
Cookieも終了しますが、この方法だけでCookieを終了するのは十分とはいえません。REPORTS_COOKIE_EXPIRE
環境変数を使用して、セッション内のCookieの存続期間を制限する必要があります。たとえば、ユーザがログインし、昼食のためにブラウザ・セッションを起動したまま席を外したとします。管理者がReports ServerでREPORTS_COOKIE_EXPIRE
環境変数を定義しておけば、そのような潜在的セキュリティ侵害を最小限に抑えることができます。rwservelet
でジョブ・リクエストが受信されると、Cookieに保存された時間と現在のシステム時間が比較されます。この時間が環境変数で定義された時間(たとえば、30分)を超えていると、Cookieは否定され、ユーザには認証情報を提供する必要が生じます。
任意の分数
30
この環境変数は、Common Gateway Interface(CGI)レポートの下位互換性のため、またはSingle Sign-Onが使用されていない場合のために、Oracle Reportsでサポートされています。
REPORTS_COOKIE_EXPIRE=30
この環境変数は、データベースにログインするためのデータベース認証テンプレートを指定します。この環境変数には下位互換性があります。
特別の認証アクションを含むHTMLファイル(デフォルト値の使用が推奨されます)
dbauth.htm
この環境変数は、Common Gateway Interface(CGI)レポートの下位互換性のため、またはSingle Sign-Onが使用されていない場合のために、Oracle Reportsでサポートされています。
REPORTS_DB_AUTH=dbauth.htm
この環境変数は、Oracle Reports 10gリリース1(9.0.4)で導入された次の機能を実装するかどうかを指定します。
DISPLAY
変数への依存性の排除(UNIXのみ)
screenprinter.ppd
)の使用。これによって、Reports Runtimeに対して有効なプリンタを定義すること(PRINTER
およびTK_PRINTER
環境変数を有効なプリンタに設定すること。またはuiprint.txt
の有効なエントリ)への依存性が排除されます(UNIXのみ)。
詳細は、第3.10.2項「拡張イメージングのサポート」を参照してください。
YES|NO
YES
REPORTS_DEFAULT_DISPLAY=YES
に設定することにより、
REPORTS_OUTPUTIMAGEFORMAT
環境変数とOUTPUTIMAGEFORMAT
コマンドライン・キーワードで導入される拡張イメージング・サポートが有効になります。画面解像度は、screenprinter.ppd
ファイルのエントリで制御できます。REPORTS_DEFAULT_DISPLAY=NO
に設定すると、イメージング・サポートは、GIF形式(PDF出力、HTML、HTMLCSSの場合)およびBMP形式(RTF出力の場合)に制限されます。
REPORTS_DEFAULT_DISPLAY=YES
は、DISPLAY
変数で設定された値よりも優先されます。DISPLAY
変数が定義されている場合でもX-Windows表示画面はデフォルトでは使用されません。画面解像度は、screenprinter.ppd
のエントリで制御できます。Oracle Reports 10gリリース1(9.0.4)より前のリリースからアップグレードする場合、この変更が、既存のレポートの外観、ページ数、出力ファイル・サイズまたはパフォーマンスに影響を与えることがあります。
DISPLAY
への依存が依然として存在します。
DISPLAY
に依存するように戻し、スクリーン・フォント(従来のフォント検索アルゴリズム)を使用する手順は次のとおりです。
この環境変数は、レポートをHTML出力で生成する場合に、表示サーバーのデフォルトのピクセル・サイズより優先されるピクセル・サイズを指定します。通常、Oracle Reportsでは表示サーバーのピクセル・サイズが使用されます。以前のレポートで作業しており、そのレポートに表示サーバーと異なるピクセル・サイズ(たとえば、ピクセル・サイズ80)が使用されている場合、この変数を使用すれば以前のレポートと同じ動作を再現できます。
72〜200までの任意の値
Oracle Reportsで決定される画面解像度
REPORTS_DEFAULT_PIXEL_SIZE
はレジストリで設定されます。UNIXの場合、コマンド・プロンプトまたはシェル・スクリプトから設定されます。
REPORTS_DEFAULT_DISPLAY
= YES
(デフォルト)の場合、Oracle ReportsのHTML出力には、REPORTS_DEFAULT_PIXEL_SIZE
で指定された値が使用されます。ただし、値がREPORTS_DEFAULT_PIXEL_SIZE
で明示的に設定されていない場合は、第5章「UNIXでのOracle Reportsによる印刷」に記載されているとおり、画面解像度はscreenprinter.ppd
ファイルのエントリで制御できます。
この環境変数は、ユーザー名とパスワードの暗号化に使用する暗号化鍵を指定します。
任意の暗号化鍵
reports9i
この環境変数は、Common Gateway Interface(CGI)レポートの下位互換性のため、またはSingle Sign-Onが使用されていない場合のために、Oracle Reportsでサポートされています。
REPORTS_ENCRYPTION_KEY=oraclereports10g
この環境変数は、レポートを生成するときに拡張TTFフォント・サブセット機能を含めるかどうかを指定します。この環境変数はデフォルトではYES
に設定されており、この設定で生成されるPDFファイルはアクセス可能で検索可能になります。
YES|NO
YES
Oracle Reportsでは、デフォルトでは拡張フォント・サブセットの実装が使用されます。REPORTS_ENHANCED_SUBSET=NO
を設定した場合、Oracle Reportsは、Oracle Reports 10gリリース2(10.1.2)よりも前のリリースで使用されているType 3フォント・サブセットの実装に戻ります。
PDFフォント・サブセットの詳細は、第6.1.2.2項「フォント・サブセット」を参照してください。
この環境変数は、PDFファイルまたはプリンタにグラフを出力する際のインチ当たりのドット数(DPI)を指定します。この環境変数のデフォルト値は、72 DPIに設定されています。これは、レポートのファイル・サイズを小さくするとともに、レポートの生成に要する時間を最小化するためです。
72 DPIより高い値を指定すると、PDFファイルやプリンタに出力されるグラフのイメージ解像度が向上します。ただし、これにより、ファイル・サイズが大きくなるだけでなく、レポート出力の生成に、より時間がかかります。
72
〜300
72
reports.sh
で環境変数を設定します。
Out Of Memory
が表示されないようにする必要があります。
この環境変数は、レポートにイメージの物理サイズ(通常は解像度とピクセル・サイズ)を格納できる特定のイメージ形式が含まれている場合に役立ちます。イメージが物理サイズに拡大縮小されないようにするために、この環境変数をYES
に設定し、Oracle Reportsでイメージ解像度情報が無視され、イメージのピクセル・サイズのみが使用されるようにできます。これによって、データベース列のこのタイプのイメージが、サムネイルで表示されるかわりに適切に表示されるようになります。
YES
の場合、Oracle Reportsでイメージ解像度情報が無視され、そのイメージのピクセル・サイズのみが使用されます。
NO
の場合、Oracle Reportsでそのイメージのイメージ解像度情報は無視されません。
NO
この環境変数は、JPEGイメージに適した画質のレベルを指定します。JPEGイメージの画質とイメージのサイズのトレードオフが制御されます。通常は、イメージの画質がよいほど、イメージ・ファイル・サイズが大きくなります。
0
〜100
100
(最高画質)
reports.sh
で環境変数を設定します。
REPORTS_JPEG_QUALITY_FACTOR
が指定されていないか不適切な値(文字列や範囲外の値など)に設定されている場合、デフォルト値が使用されます。
75
の値を指定すると、イメージの画質もよく、圧縮率も適切になります。
この環境変数は、Reports Builder、Reports RuntimeまたはReports ConverterがJVMを起動するときのJVMオプションを指定します。たとえば、この環境変数を使用してJVMの開始ヒープ・サイズと最大ヒープ・サイズ、追加のCLASSPATHエントリなどを指定できます。
JVMコマンドライン構文のJVMオプションのリスト
-Xmx256M
-Xmx256M
では、JVMヒープ・サイズが256MBに設定されており、大きなグラフ付きのレポートやサイズの大きいレポートを実行したときに、エラー・メッセージOut of memory
が表示されないように考慮されています。
server_name
.conf
ファイルのengine
要素にあるjvmoptions
属性で指定されているJVMオプションがチェックされます。詳細は、第3.2.1.4項「engine」を参照してください。server_name
.conf
でJVMオプションが設定されている場合は、それがREPORTS_JVM_OPTIONS
環境変数の値よりも優先されます。server_name
.conf
でJVMオプションが指定されていない場合は、Oracle Reportsでは、REPORTS_JVM_OPTIONS
環境変数で指定されたJVMオプションが使用されます。
REPORTS_JVM_OPTIONS
環境変数を使用して設定できません。Reports Serverの場合、JVMオプションはコマンドラインでJVMOPTIONSコマンドライン・キーワードを使用して設定します。詳細は、第A.3.46項「JVMOPTIONS」を参照してください。
REPORTS_JVM_OPTIONS
環境変数で指定されたJVMオプションよりも優先されます。
この環境変数は、rwclient
、rwrqm
、rwcgi
またはOracleAS Forms Servicesで、カスタム・ネットワーク構成ファイルを使用する場合にのみ設定します。この環境変数が設定されていない場合、これらの実行可能ファイルでは、デフォルトのネットワーク構成ファイル(rwnetwork.conf
)が使用されます。rwnetwork.conf
の詳細は、第3.3.1項「ネットワークの構成要素(rwnetworkconf.dtd)」を参照してください。
ORACLE_HOME
¥reports¥conf
にある有効なカスタム・ネットワーク構成ファイル
rwnetwork.conf
この環境変数により、レポートをXML形式で保存する場合に使用するキャラクタ・セットのエンコードを優先的に定義するオプションが提供されます。この設定が必要になるのは、NLS_LANG
とXML IANA定義のキャラクタ・セット間で使用されるキャラクタ・セット・マッピングで、思いどおりの結果が得られない場合のみです。
XMLパーサーがXMLファイル内の文字を認識できるようにするために、Oracle Reportsでは次のことが実行されます。
NLS_CHARACTERSET
(NLS_LANG
変数のキャラクタ・セット部分)の値に基づき、XML宣言にエンコード属性が追加されます。
NLS_LANG
キャラクタ・セットとして設定されている値(たとえば、JA16SJIS
)が、XML仕様で想定されている値(たとえば、Shift_JIS
)に変換されます。
このマッピングは、REPORTS_NLS_XML_CHARSET
にエントリを追加することによって無効にできます。
セミコロンで区切ったマッピング・ペアのセット。最初の値には生成されるエンコードを指定し、2番目の値にはマッピング値を指定します。
<old_name>=<new_name>[;<old_name>=<new_name>][;<old_name>=<new_name>]...
定義されていません
WISO-8859-8=ISO-8859-8-1;CSEUCKR=EUC-KR;WINDOWS-949=EUC-KR;EUC-CN=GBK;WINDOWS-936=GBK
この環境変数は、他のプリンタおよび表示環境変数および設定とともに、プリンタのかわりにシステムの画面とフォントを使用するかどうかを指定します。
TRUE|設定しません
TRUE
REPORTS_NO_DUMMY_PRINTER
はデフォルトで設定され、常に設定されている必要があります。これが設定されていない場合は(ユーザーが変更した結果)、有効なプリンタが検出されず、REP-1800
エラー・メッセージが表示されます。代替として、有効なプリンタがない場合は、
TK_PRINT_STATUS
を使用することもできます。有効なプリンタからのレスポンスは、ファイルに出力している場合でも、Oracle Reportsが出力を生成するために必要です。 Oracle Reports 10g以降、uiprint.txt
ファイルに有効なエントリが含まれていない(有効なプリンタが定義されていない)が、REPORTS_NO_DUMMY_PRINTER
が設定されている場合、Oracle Reportsでは、uiscreenprint.txt
で指定されたscreenprinter.ppd
が使用されます。この環境変数の設定を解除する必要があるのは、有効なプリンタが存在せず、Oracle Reportsでscreenprinter.ppd
ドライバを使用しない場合のみです。
この環境変数は、HTMLまたはHTMLCSSの出力時に、空白を
で置き換えないかどうかを指定します。
Oracle Reportsでは、フィールドに取得したデータのHTMLメタデータ・キャラクタが適切なエンコードにマッピングされます。つまり、Oracle Reportsは、<
を<
に、"
を"
に自動的にマッピングします。通常は、ブラウザで正しい結果が生成され、スペースも適切に処理されます。しかし、ブラウザのスペース処理で、思いどおりの結果が得られないこともあります。たとえば、ユーザーがデータの前にインデントを入れた場合などに起こります。ブラウザでは複数のスペースが1つのスペースとして処理されるため、インデントは失われます。
YES|
設定しません
設定しません
に置き換わります。この場合、ブラウザでスペースに改行を入れるとき、出力で問題が発生します。また、生成されるHTMLファイルのサイズも増加します。
REPORTS_NO_HTML_SPACE_REPLACE
がYES
に設定されている場合、[Typical data output]
文の出力は次のようになります。
[ Typical data output]
そして、次のように表示されます(先頭のスペースは無視されます)。
[Typical data output]
この環境変数を設定しない場合は、次のように出力が変換されます。
[ Typical data output]
そして、次のように表示されます(先頭のスペースは維持されます)。
[ Typical data output]
この環境変数は、レポートで使用するデフォルトのイメージ形式を指定します。
GIF|JPEG|JPG|PNG|BMP
JPEG
OUTPUTIMAGEFORMAT
コマンドライン・キーワードの値が優先します。詳細は、第3.10.2項「拡張イメージングのサポート」を参照してください。
この環境変数は、Reports Runtimeで参照されるファイルの検索パスを指定します。REPORTS_PATH
で指定されたディレクトリが最初に検索され、その後でORACLE_PATH
で指定されたディレクトリが検索されます。この環境変数を使用することにより、レポートと、レポートに使用する外部オブジェクト(PL/SQLライブラリ、外部問合せ、外部ボイラープレートなど)を検索できます。そのため、ディレクトリ・パスをハードコーティングしなくても、オペレーティング・システム間で容易に移動可能なレポートを作成できます。
REPORTS_PATH
は、オペレーティング・システムの他の環境変数と同じ方法で定義し、パス長などのプラットフォーム固有のルールに従ってください。
setenv REPORTS_PATH /home/tkostin/pay:/home/tkostin/receive
Reports Builderでは、最初にディレクトリ/home/tkostin/pay
が検索されます。そして、該当するファイルが見つからなかった場合は、/home/tkostin/receive
が検索されます。
任意のドライブのディレクトリ
%ORACLE_HOME%¥REPORT¥TEMPLATES; %ORACLE_HOME%¥REPORT¥samples¥demo; %ORACLE_HOME%¥REPORT¥integ;%ORACLE_HOME%¥REPORT¥Printers
REPORTS_PATH
の最大入力文字数は256文字です。
server_name
.conf
)に含まれるengine
要素のsourceDir
属性にパスを指定すると、ここに設定した値よりもsourceDir
値が優先されます。
REPORTS_PATH=C:¥oracle¥apps¥reports;C:¥myfiles
この環境変数は、レポートに必要なリソース・ファイルの位置を指定します。リソース・ファイルの位置を指定する際には、このパスにグローバリゼーション・サポート・ディレクトリの展開先を含む必要があります。
任意のドライブのディレクトリ
%ORACLE_HOME%¥reports¥res¥US¥
ロケールを変更するには、NLS_LANG
以外に、この環境変数も変更する必要があります。
米語ファイルの場合:
REPORTS_RESOURCE = %ORACLE_HOME%¥reports¥res¥US¥
日本語ファイルの場合:
REPORTS_RESOURCE = %ORACLE_HOME%¥reports¥res¥JA¥
この環境変数は、RTF出力で複数行テキストの切捨てを防止する機能を有効化するかどうかを指定します。
NO
この環境変数は、Web CartridgeまたはWeb CGIリクエストに対するデフォルトのReports Serverを指定します。この環境変数が設定されているときは、レポート・リクエストでSERVER
コマンドライン・キーワードを指定せず、デフォルトのReports Serverを使用してリクエストを処理できます。または、SERVER
コマンドライン・キーワードを使用してデフォルトより優先することもできます。
この環境変数には下位互換性があります。
任意のReports Serverサービス・エントリ名
この環境変数は、Common Gateway Interface(CGI)レポートの下位互換性のため、またはSingle Sign-Onが使用されていない場合のために、Oracle Reportsでサポートされています。
注意
CGIのサポートにかわり、JavaServer Pages(JSP)またはサーブレットの機能が実装されています。デフォルトのReports Server名は、第3.4.11項「インプロセス・サーバーの識別」の説明のように、Reports Servlet( |
REPORTS_SERVER=my_rep_server
この環境変数は、Solaris 2.9上のネイティブMotifライブラリとJDK UIパッケージとの間の同期の問題を解決します。REPORTS_SOLARIS_9=YES
を設定した場合、Reports Builderは想定されたとおりに応答します。Solaris 2.9環境でREPORTS_SOLARIS_9=NO
を設定した場合、レポート・ウィザードまたはデータ・ウィザードを起動したときにReports Builderが応答を停止することがあります。
YES|NO
Solaris 2.9の場合はYES
、他のプラットフォームの場合はNO
この環境変数は、空白をデリミタとして処理するかどうかを指定します。Oracle Reportsには、単語が1行に収まらない場合に、その行を適切に折り返すアルゴリズムが採用されています。このワード・ラップ・アルゴリズムでは、デフォルトで空白をデリミタとして処理します。
YES|NO
YES
この環境変数をNO
に設定するのは、日本語や中国語のようなマルチバイト・キャラクタ・セットを使用するアジア系言語の場合のみです。これにより、Oracle Reportsでは、空白がデリミタとして処理されず、マルチバイト・キャラクタ・セットの言語に必要なワード・ラップ機能が適切に実行されます。
この環境変数は、SRW.RUN_REPORT
組込みプロシージャを使用してレポートを実行するときに、SERVER
またはUSERID
キーワードを許可するかどうかを指定します。
YES|
設定しません
設定しません
SERVER
およびUSERID
をSRW.RUN_REPORT
とともに使用することは薦められません。これらのキーワードをSRW.RUN_REPORT
とともに使用するレポートを以前のリリースで作成した場合は、REPORTS_SRWRUN_TO_SERVER=YES
を設定して、これらのレポートを引き続きOracle Reports 10gリリース2(10.1.2)で実行できます。
この環境変数は、SSLを使用する場合のポート番号を指定します。
有効なポート番号
443
この環境変数は、Common Gateway Interface(CGI)レポートの下位互換性のため、またはSingle Sign-Onが使用されていない場合のために、Oracle Reportsでサポートされています。
REPORTS_SSLPORT=442
この環境変数は、制限付きReports Serverに対してレポート・リクエストを実行する場合に、ユーザー名とパスワードの認証に使用する認証テンプレートを指定します。
特別の認証アクションを含むHTMLファイル(デフォルト値の使用が推奨されます)
sysauth.htm
この環境変数は、Common Gateway Interface(CGI)レポートの下位互換性のため、またはSingle Sign-Onが使用されていない場合のために、Oracle Reportsでサポートされています。
REPORTS_SYS_AUTH=sysauth.htm
この環境変数は、JSPベースのレポートのWebソースに使用されるタグ接頭辞の位置を指定します。これにより、.jspファイルのタグ・ライブラリ(TAGLIB)宣言のReports URIが定義されます。これは、通常次のように定義されています。
<%@ taglib uri="/WEB-INF/lib/reports_tld.jar" prefix="rw" %>
Oracle Reportsが環境変数と一致する"uri"を見つけると、対応する接頭辞属性を使用して、.jspファイル内のOracle Reportsタグを識別します。
Oracle Reportsタグ・ライブラリを参照する任意の"uri"
/WEB-INF/lib/reports_tld.jar
通常、デフォルト値は変更しません。これは、JDeveloperとOracle Reportsのどちらのレポート・ファイルでも同様です。接頭辞属性を変更して、"uri"属性に依存しないように、ネーミングの競合を回避できす。
この環境変数は、Reports Builder一時ファイルの保存先ディレクトリを指定します。この目的において、Reports Builderが使用するディレクトリは1つのみであるため、2つ以上定義しないでください。
REPORTS_TMP
は、基本オペレーティング・システムの他の環境変数と同じ方法で定義し、パス長などのプラットフォーム固有のルールに従ってください。REPORTS_TMP
を定義しない場合は、デフォルトで現行の作業ディレクトリが使用されます。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
REPORTS_TMP=C:¥tmp
この環境変数は、Oracle Reportsによって使用されるライブラリを指定します。これらのライブラリは、ユーザーが作成したプログラム・モジュールで、Oracle Reportsによってコールされます。
REPORTS_USEREXITS
では、複数のライブラリを指定できます。Windowsでは、パス内でディレクトリを区切るには円記号(¥)を使用し、パスを区切るにはセミコロン(;)を使用します。UNIXでは、パス内でディレクトリを区切るにはスラッシュ(/)を使用し、パスを区切るにはコロン(:)を使用します。
この値が明示的に設定されない場合、Oracle Reportsでは、システムのパス変数に従ってrwxtb.dll
が検索されます。
任意のユーザー・イグジット・ライブラリ(絶対パス)
定義されていません
Windowsの場合:
REPORTS_USEREXITS=C:¥mydll.dll;d:¥mynew.dll;e:¥bin¥speed.dll
UNIXの場合:
REPORTS_USEREXITS=/usr/oracle/mylib.so:/usr/oracle/myfolder/speed.so
この環境変数は、NLS_LANG
キャラクタ・セットのかわりにUTF8
キャラクタ・セットを使用するかどうかを指定します。この環境変数が有効になるのは、エンコード属性が「XML Prolog値」プロパティで指定されていない場合のみです(「XML Prolog値」プロパティの説明は、Oracle Reportsのオンライン・ヘルプを参照してください)。
YES
の場合、UTF8
キャラクタ・セットを割り当てます(「XML Prolog値」プロパティが設定されていない場合)。
NO
の場合、NLS_LANG
(またはIANA定義)のキャラクタ・セットを割り当てます(「XML Prolog値」プロパティが設定されていない場合)。
YES
この環境変数は、ORACLE_HOME
内のレポート固有のディレクトリを指定します。
有効なディレクトリ名
%ORACLE_HOME%¥reports(
Windows)
$ORACLE_HOME/reports(
UNIX)
(UNIXのみ)この環境変数は、UNIXで動作するOracle Reports 6iの印刷コマンドを指定します。Oracle Reportsの後のリリースでは、TK_PRINT
は廃止されました。同じ結果を得るには、印刷スクリプト・ファイルORACLE_HOME
/bin/rwlpr.sh
を使用します。このスクリプトでは、デフォルトでlp
とlpr
コマンドがサポートされます。ご使用のマシンに他の印刷コマンドを使用している場合は、それに合せてこのファイルを変更する必要があります。
PRINTコマンドと使用しているUNIXに応じたすべての必要なキーワード。これには次の要素が含まれます。
この文字列は、printf()
書式とほぼ同じです。この環境変数が設定されていない場合、Oracle Reports 6iは、プラットフォームの標準のデフォルト値を使用します。プラットフォームごとのデフォルト値の例を次に示します。
System V:
lp -s -d'%n' -n%c
Solaris:
lpr -P'%n' -#%c -s
定義されていません
TK_PRINT
に設定する必要があります。
(UNIXのみ)この環境変数は、プリンタを有効化するために実行するコマンドを指定します。プリンタを有効化するには、このコマンドを実行し、その出力からunknown、non-existentまたはinvalidの文字列を検索します。このいずれかの文字列が出力に表示された場合、プリンタは無効で、選択できません。そうでない場合は、プリンタはOracle Reportsで使用できます。
プリンタ名の%n
を含める必要があります(TK_PRINT
も参照)。
この環境変数が設定されていない場合、Oracle Reportsでは、ビルトインのデフォルト値が使用されます。
System V: /usr/bin/lpstat -p'%n' 2>&1
その他: /usr/etc/lpc status '%n' 2>&1
定義されていません
TK_PRINT_STATUS=echo
を設定し、uiprint.txt
ファイルにダミー・エントリを指定できます。これにより、Oracle Reportsでは、プリンタの確認時に有効なレスポンスを得ることができます。
REPORTS_NO_DUMMY_PRINTER
が設定されていても、uiprint.txt
ファイルに有効なエントリが含まれていない場合は、uiscreenprint.txt
に指定されているscreenprinter.ppd
が使用されます。
(UNIXのみ)この環境変数は、デフォルトのプリンタ名を指定します。
デフォルトのプリンタ名
定義されていません
TK_PRINTER
は、
PRINTER
よりも優先します。つまり、両方の変数が設定されている場合は、TK_PRINTER
が最初に参照されます。PRINTER
が参照されるのは、TK_PRINTER
に有効なプリンタが指定されていない場合のみです。TK_PRINTER
と PRINTER
の両方に、有効なプリンタが設定されていない場合は、Oracle Reportsではuiprint.txt
ファイルの最初のエントリが使用されます。REPORTS_NO_DUMMY_PRINTER
が設定されており、uiprint.txt
ファイルに有効なエントリが含まれていない場合は、uiscreenprint.txt
に指定されているscreenprinter.ppd
が使用されます。
この環境変数は、AFMファイルの位置を指定します。TK_AFM
の後で、ORACLE_AFM
が参照されます。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORACLE_HOME/guicommon/tk/admin/AFM
この環境変数は、HPDファイルの位置を指定します。TK_HPD
の後で、ORACLE_HPD
が参照されます。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORACLE_HOME/guicommon/tk/admin/HPD
この環境変数は、PPDファイルの位置を指定します。TK_PPD
の後で、ORACLE_PPD
が参照されます。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORACLE_HOME/guicommon/tk/admin/PPD
この環境変数は、TFMファイルの位置を指定します。TK_TFM
の後で、ORACLE_TFM
が参照されます。
任意のドライブのディレクトリ
定義されていません
ORACLE_HOME/guicommon/tk/admin/TFM
この環境変数は、デフォルトのログオン・アカウントを指定します。USERNAME
の設定の詳細は、ご使用のデータベースのドキュメントを参照してください。
有効なOracleユーザー名(OPS$
接頭辞なし)
定義されていません
USERNAME=dsanvita
この環境変数は、Oracle Reports Runtimeコンポーネントの言語を指定します。この環境変数とその有効値の詳細は、第18章「グローバリゼーションと双方向のサポートの実装」を参照してください。
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