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Oracle Reports レポート作成ガイド
10gリリース2(10.1.2)
B25068-01
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第IV部   
マトリックス・レポートの作成

第IV部の各章では、Oracle Reports Developerにおけるマトリックス・レポートの概要と、マトリックス・レポートの作成手順を説明します。マトリックス・レポートでは、情報がグリッド・フォーマットで表示されます。グリッド・フォーマットには、レポート内にネストしたグリッドとして情報を表示する、グループごとにグリッドを表示するなどのバリエーションがあります。

マトリックス・レポートはグリッドのようなスタイルであり、1つのラベル行と1つのラベル列、および行ラベルと列ラベルの両方に関連付けられたグリッド・フォーマット内の情報で構成されます。この種のレポートは、クロス集計レポートと呼ばれることもあります。

ネストしたマトリックス・レポートにはクロス積が含まれており、このクロス積によって、3つのディメンション(YEAR、DEPTNOなどの縦方向のディメンション2つと、JOBなどの横方向のディメンション1つ)に対して可能なすべての値が表示されます。

グループ上マトリックス・レポートは、マトリックスのレイアウトとグループ上のレイアウトを組み合せたものです。このレポートでは、グループごとにブレーク・グループ(部門番号など)がレコードの先頭に横方向に表示され、そのグループの詳細(従業員情報など)がマトリックス・フォーマットで表示されます。


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