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Oracle Business Intelligence Discoverer Desktop ユーザーズ・ガイド
10gリリース2(10.1.2.1)for Microsoft Windows
B25102-01
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用語集

End User Layer

基礎となるデータベースの複雑さと詳細を隠すためにDiscoverer Desktopで使用される、情報の層。End User Layerにより、データが特定のビジネスエリアを反映するように編成されるため、クエリーを簡単かつ迅速に作成できる。また、同じデータを複数のビジネス状況に使用できる。End User Layerは、Discoverer Administrator Editionを使用して定義される。「データベース(database)」、「ビジネスエリア(business area)」を参照。

SQL

Structured Query Language(構造化照会言語)の略語。この言語は、データベース内のデータを定義および操作するために使用される。「表示」メニューから「SQLインスペクタ」を選択すると、特定のワークシートの現行のSQL文を表示できる。

アイテム (item)

End User Layerに定義されている、フォルダ内の情報の特定のカテゴリ。クエリー用に選択したアイテムは、結果を示すワークシートの列軸と行軸に表示される。「フォルダ(folder)」を参照。

階層 (hierarchy)

アイテム間の関係。関連するアイテムにドリルアップまたはドリルダウンできる。

概念上同一のオブジェクト (conceptually identical object)

同じビジネス・オブジェクト(フォルダ、アイテム・クラス、階層など)を参照する異なるEUL内の要素。Discoverer Desktopでは、概念的に同一のオブジェクトを識別するときに、見出しまたは識別子を使用して要素が照合される。

行軸 (side axis)

ワークシートの左側の縦の軸。クロス集計にのみ適用される。「軸(axis)」、「軸アイテム(axis item)」を参照。

グループ・ソート (group sort)

アイテムの重複値を抑制するフォーマット。テーブル・レイアウトのワークシートにのみ適用される。たとえば、アイテムRegionをグループ・ソートすると、情報はEast、West、NorthおよびSouthなどの見出しの下にグループ化されて表示される。グループ・ソートは、区切りフォーマットとも呼ばれる。

クロス集計 (crosstab)

アイテムが行と列のマトリックスに配置されるワークシート・レイアウト。アイテムは行軸と列軸の両方に表示される。クロス集計を使用してサマリー情報を表示し、地域別の月間売上高など、アイテム間の関係を示す。クロス集計はマトリックスとも呼ばれる。「テーブル(table)」を参照。

識別子 (identifier)

Discoverer Desktopでワークブックの識別に使用される一意名。Discoverer Desktopでは、異なるEULに共通する要素を一致させるときに、異なるEUL内で同じビジネス・オブジェクト(概念上同一のオブジェクト)を参照する要素を検索するために、識別子が使用される。

たとえば、EUL 'A'内のフォルダ'Sales'が、EUL 'B'内の同じフォルダを'Sales Figures'という名前で参照している場合がある。両方のフォルダの識別子は同じであるため、同じフォルダを参照しているものとして識別できる。

(axis)

ワークシートの3つの方向のいずれか1つ。軸には、クエリーで選択したアイテムが表示される。「列軸(top axis)」、「行軸(side axis)」、「ページ軸(page axis)」、「軸アイテム(axis item)」を参照。

軸アイテム (axis item)

ワークシートの列軸、行軸またはページ軸に表示されるアイテム。テーブルの場合、アイテムは列軸またはページ軸にのみ表示でき、クロス集計の場合、アイテムは任意の軸に表示できる。「軸(axis)」、「データ・アイテム(data item)」を参照。

条件 (condition)

ワークシートに表示されるデータを抽出するための基準。Discoverer Desktopでは、複数の条件を組み合せて使用できる。

ソート (sort)

アイテム内のデータの順序を指定すること。たとえば、アイテムを昇順(A〜Z)または降順(Z〜A)で並べ替えて表示できる。

総計 (total)

ワークシートのデータを集約した結果。総計には、最小値、最大値、平均値、合計値などがある。

データ・アイテム (data item)

行軸アイテムと列軸アイテムの関係を表すアイテム。共通のデータ・アイテムを持つアイテムのみを、行軸と列軸に相互に表示できる。クロス集計レイアウトにのみ適用される。データ・アイテムはメジャーとも呼ばれる。「軸アイテム(axis item)」、「データ・ポイント(datapoint)」を参照。

データベース (database)

すばやくアクセスできるように編成された関連データの集まり。

データ・ポイント (datapoint)

ワークシートのセルに表示されているデータ・アイテムの値。データ・ポイントには、クロス集計で交差している軸アイテム間の関係が反映される。「データ・アイテム(data item)」を参照。

テーブル (table)

アイテムを列に配置する、ワークシートのレイアウト。アイテムは列軸に表示される。「先月の売上データ一覧」などのクエリー基準を満たす情報すべてを表示する場合に、テーブル・レイアウトを使用する。「クロス集計(crosstab)」を参照。

クエリー (query)

指定した基準に従ってデータベースから情報を取り出すための検索。基準には、アイテム、レイアウト、フォーマット、条件およびユーザー定義アイテムが含まれる。クエリーの結果はワークシートに表示される。

クエリー時間予測 (query prediction)

クエリーで情報を取り出すために必要な時間を予測するDiscoverer Desktopの機能。クエリー時間予測はクエリーの開始前に表示されるため、クエリーを取り消すかどうかの判断ができる。

閉じる (collapse)

選択したアイテムより下位のレベルから、関連するアイテムすべてを非表示にすること。具体的には、ドリルダウンを取り消すこと。「ドリルダウン(drill down)」を参照。

ドリル (drill)

あるアイテムを拡張して、そのアイテムに関連するアイテムを表示すること。Discoverer Desktopは、データベースに再びクエリーを行う場合もある。「ドリルダウン(drill down)」、「ドリルアップ(drill up)」を参照。

ドリルアップ (drill up)

あるアイテムを拡張して、そのアイテムより上位の階層にある関連アイテムを表示すること。Discoverer Desktopは、データベースに再びクエリーを行う場合もある。「ドリル(drill)」、「ドリルダウン(drill down)」、「閉じる(collapse)」を参照。

ドリルダウン (drill down)

あるアイテムを拡張して、そのアイテムより下位の階層にある関連アイテムを表示すること。Discoverer Desktopは、データベースに再びクエリーを行う場合もある。「ドリル(drill)」、「ドリルアップ(drill up)」、「閉じる(collapse)」を参照。

ビジネスエリア (business area)

一般的なビジネスに関連する情報の集まり。フォルダ単位で編成される。Discoverer Administratorを使用してEnd User Layerに定義される。「End User Layer」、「フォルダ(folder)」を参照。

ピボット (pivot)

アイテムを、ある軸から他の軸に(クロス集計のみ)、またはある軸から「ページ・アイテム」ボックスにドラッグすること。行軸アイテムは列軸アイテムまたはページ・アイテムに、列軸アイテムまたはページ軸アイテムは行軸アイテムになる。ピボットすると、よりコンパクトにデータを表示でき、より明確にアイテム間の関係を示すことができる。

フォルダ (folder)

ビジネスエリア内の関連するアイテムの集まり。フォルダは、Discoverer Administratorを使用してEnd User Layerに定義される。「アイテム(item)」、「ビジネスエリア(business area)」を参照。

ページ・アイテム (page item)

データを特定の観点から表示するためのアイテム。ページ・アイテムはワークシート全体に適用される。ある軸アイテムまたはデータ・アイテムからページ・アイテムを作成すると、Yearに対する1997など、値が一度に1つずつ表示される。「ページ・アイテム」ボックスの選択可能な値のリストから選択して、1997、1998または1999など、ページ・アイテムの値を変更できる。アイテムは、列軸または行軸から「ページ・アイテム」ボックスにドラッグできる。

ページ軸 (page axis)

ページ・アイテムが表示される軸。ページ軸は列軸の上に表示される。

マテリアライズド・ビュー (materialized view)

Oracle Enterprise Editionデータベースで使用されている集計メカニズム。マテリアライズド・ビューにより、SQLクエリーに使用できるように集計データが事前に計算されて格納される。

ユーザー定義アイテム (calculation)

1つ以上のアイテムに対して実行される計算式。Discoverer Desktopでは、複合ユーザー定義アイテムを作成できる。

例外 (exception)

ユーザーが定義した基準と一致するデータをハイライトするフォーマット。たとえば、割当てを超えている営業担当名を青でハイライトできる。Discoverer Desktopでは、一度に複数の例外を表示できる。

列軸 (top axis)

ワークシート上部に水平に表示される軸。「行軸(side axis)」、「軸アイテム(axis item)」を参照。

ワークシート (sheet)

ワークブック・ウィンドウ内のタブ。1つ以上のクエリーの結果が表示される。

ワークブック (workbook)

一括して作成され、保存される1つ以上のワークシート。各ワークシートはワークブックの個々のタブに表示される。


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