次の方法で、MaxLシェルに対話方式(キーボードでステートメントを入力)でログインできます。ログインのフラグに関する詳細は、MaxL起動要約を参照してください。
-u、-pおよび-sフラグ: ログイン・プロンプトおよびホスト名選択
フラグ、ファイル名または引数なしで起動されると、MaxLシェルは対話型モードで開始され、ユーザーがログインするまで待機します。Windowsユーザーへの注意: これは、ESSBASEPATH¥BINディレクトリにあるessmsh.exeをダブルクリックするのと同じです。
essmsh
Essbase MaxL Shell - Release 11.1.1
Copyright (c) 2000, 2008, Oracle and/or its affiliates.
All rights reserved.
MAXL> login Fiona identified by sunflower;
49 - User logged in: [Fiona].-aフラグを指定すると、MaxLシェルが対話モードで起動し、キーボードから位置パラメータを指定して参照されるスペースで区切られた引数を許容できます。
注：
スプーリングをオンにして対話モードで引数を使用すると、変数は入力されたとおりにログ・ファイルに記録されます(たとえば、$1、$2、$ARBORPATH)。
essmsh -a Fiona sunflower appname dbsname Essbase MaxL Shell - Release 11.1.1 Copyright (c) 2000, 2008, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. MAXL> spool on to 'D:¥output¥createapp.out'; MAXL> login $1 identified by $2; 49 - User logged in: [Fiona]. MAXL> create application $3; 30 - Application created: ['appname']. MAXL> create database $3.$4 as Sample.Basic; 36 - Database created: ['appname'.'dbsname']. MAXL> echo $ARBORPATH; C:\Hyperion\products\Essbase\EssbaseClient MAXL> spool off;
MAXL> login $1 identified by $2;
OK/INFO - 1051034 - Logging in user Fiona.
OK/INFO - 1051035 - Last login on Friday, January 18, 2008 4:09:16 PM.
OK/INFO - 1241001 - Logged in to Essbase.
MAXL> create application $3;
OK/INFO - 1051061 - Application appname loaded - connection established.
OK/INFO - 1054027 - Application [appname] started with process id [404].
OK/INFO - 1056010 - Application appname created.
MAXL> create database $3.$4 as Sample.Basic;
OK/INFO - 1056020 - Database appname.dbname created.
MAXL> echo $ARBORPATH;
C:\Hyperion\products\Essbase\EssbaseClient
MAXL> spool off;-lフラグに続いてユーザー名およびパスワードを指定した場合、MaxLシェルは、指定されたユーザー名およびパスワードを使用してログインし、対話型または非対話型モードで開始されます。ユーザー名およびパスワードは、-lの直後に、1つのスペースで区切って指定する必要があります。
essmsh -l Fiona sunflower
この例をコマンド・プロンプトで入力すると、MaxLシェルは対話モードで起動し、ユーザーFionaをログインさせます。その後、このユーザーはキーボードからMaxLステートメントを発行できます。
開始時にシェルにユーザー名およびパスワードを渡すために、-uおよび-p オプションを使用してMaxLシェルを対話型モードで起動できます。ユーザー名およびパスワードの両方が求められるようにするには、-sオプションをEssbaseサーバーのホスト名とともに使用します。
シェルに-s <host-name>を引き渡すと、MaxLでは、ユーザー名とパスワードを求めるメッセージが表示されます。パスワードは非表示になります。
例:
essmsh -s localhost Enter UserName> admin Enter Password> ******** OK/INFO - 1051034 - Logging in user admin. OK/INFO - 1051035 - Last login on Monday, January 28, 2003 10:06:16 AM. OK/INFO - 1241001 - Logged in to Essbase.
シェルに-u <username>を引き渡し、-p <password>を省略すると、MaxLではシェルによってパスワードを求めるメッセージが表示されます。パスワードは非表示になります。
例:
essmsh -u user1 Enter Password > ******
シェルに-p <password>を引き渡し、-u <ユーザー名>を省略すると、MaxLシェルでは、ユーザー名を求めるメッセージが表示されます。
例:
essmsh -p passwrd Enter Username > user1