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Oracle Identity Management 統合ガイド
10g(10.1.4.2)

E05894-01
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14 Oracle Internet Directoryプロビジョニング・コンソールによる管理

この章では、Oracle Internet Directoryプロビジョニング・コンソールを使用した管理の方法について説明します。内容は次のとおりです。

プロビジョニング・コンソールによるユーザーの管理

この項では、プロビジョニング・コンソールを使用してユーザーを管理する方法について説明します。内容は次のとおりです。

プロビジョニング条件に基づくユーザーの検索

プロビジョニング条件に基づいてユーザーを検索するには、次の手順を実行します。

  1. ディレクトリ」タブをクリックし、「ユーザー」を選択します。「ユーザー」ページで、「プロビジョニング検索」をクリックします。「プロビジョニング検索」ウィンドウが表示されます。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  2. 次のオプションのいずれかを選択し、ユーザーの検索方法を決定します。

    • すべての条件に一致するユーザーを表示します。

    • 任意の条件に一致するユーザーを表示します。

  3. ユーザーのプロビジョニング・ステータスを検索する各アプリケーションの右側にある
    1番目のボックスから、次の条件のいずれかを選択します。

    • 次に一致する(デフォルト)

    • 次に一致しない

    • 存在する

    • 存在しない

  4. 検索する各アプリケーションの右側にある2番目のボックスから、次のプロビジョニング・ステータスのいずれかを選択します。

    • 保留

    • リクエストなし

    • 成功

    • 失敗

    • 進行中

    • プロビジョニング解除が保留中です

    • 正常にプロビジョニング解除されました

    • プロビジョニング解除に失敗しました

    • プロビジョニング解除が進行中です

    • アップグレードが保留中です

    • アップグレードが進行中です

    • アップグレードに失敗しました

  5. 別の検索属性を追加するには、「さらに追加」ボックスから属性名を選択し、「追加」をクリックします。

  6. 実行」をクリックすると、入力した条件に一致するエントリが表示されます。

プロビジョニング・コンソールによるユーザーの作成

プロビジョニング・コンソールでユーザーを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Internet Directoryセルフ・サービス・コンソールで、「ディレクトリ」タブを選択し、「ユーザー」をクリックします。「ユーザーの検索」ウィンドウが表示されます。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  2. 作成」をクリックして一般プロビジョニング・ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  3. 一般プロビジョニング・ウィンドウで、適切な情報を入力します。既存ユーザー・エントリのパスワードをリセットするには、「パスワード」フィールドに新しい値を入力します。


    注意

    ユーザーID」フィールドには、空白または& ' % ? \ / + = ( ) * ^ , ; | ' ~のいずれの文字も使用することはできません。 


  4. 次へ」をクリックして、アプリケーション・プロビジョニング・ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  5. アプリケーション・プロビジョニング・ウィンドウで、ユーザー・エントリをプロビジョニングするアプリケーションを選択します。このウィンドウに表示される使用可能なアプリケーションは、環境に応じて変化します。デフォルト・プロビジョニング・ポリシーにより、新規ユーザーの作成時にデフォルトでプロビジョニングされるアプリケーションが決定されます。デフォルト・ポリシーによっては、1つ以上のアプリケーションのポリシーを上書きすることが可能です。ポリシーを上書きできない場合、デフォルト設定に応じて表示される「プロビジョニング」または「プロビジョニングしない」列は、グレー表示されます。

    アプリケーションのデフォルト・プロビジョニング・ポリシーを変更するには、「プロビジョニング・コンソールによるアプリケーションの管理」の説明に従ってください。


    注意

    Oracle Application Server 10g(10.1.4.0.1)の場合、プロビジョニング・コンソールでプロビジョニングできるのは、Oracle Collaboration Suiteに属するコンポーネントのみです。 


  6. 次へ」をクリックして「アプリケーション属性」ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  7. 「アプリケーション属性」ウィンドウで、ユーザー・エントリをプロビジョニングするために選択したアプリケーションの属性値を入力します。アプリケーションの構成状況によっては、一部の属性にデフォルト値が入力されている場合があります。

    関連項目

    「プロビジョニング・コンソールによるアプリケーションの管理」 

  8. 次へ」をクリックしてプロビジョニングの確認ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  9. ユーザー・エントリのプロビジョニング・オプションの確認後、「終了」をクリックします。

プロビジョニング・コンソールによるユーザーのプロビジョニングとプロビジョニング解除

プロビジョニング・コンソールでユーザーをプロビジョニングまたはプロビジョニング解除するには、次のようにします。

  1. Oracle Internet Directoryセルフ・サービス・コンソールで、「ディレクトリ」タブをクリックし、「ユーザー」を選択します。「ユーザーの検索」ウィンドウが表示されます。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  2. ユーザーの検索」フィールドに、ユーザーの姓、名、電子メール・アドレスまたはユーザーIDの最初の数文字を入力します。たとえば、Anne Smithを検索する場合、AnnまたはSmiと入力します。ディレクトリにあるすべてのユーザーのリストを表示するには、このフィールドを空白のままにしてください。

  3. 実行」をクリックして検索結果を表示します。

  4. プロビジョニングする(またはプロビジョニング解除する)ユーザーを選択し、「編集」をクリックして一般プロビジョニング・ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。


    注意

    ユーザー・エントリを編集するための十分な権限がない場合、「編集」ボタンは表示されません。 


  5. 一般プロビジョニング・ウィンドウで、適切な情報を入力します。既存ユーザー・エントリのパスワードをリセットするには、「パスワード」フィールドに新しい値を入力します。


    注意

    ユーザーID」フィールドには、空白または& ' % ? \ / + = ( ) * ^ , ; | ' ~のいずれの文字も使用することはできません。 


  6. 次へ」をクリックして、アプリケーション・プロビジョニング・ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  7. アプリケーション・プロビジョニング・ウィンドウで、ユーザー・エントリをプロビジョニングする(またはプロビジョニング解除する)アプリケーションを選択します。このウィンドウに表示される使用可能なアプリケーションは、環境に応じて変化します。デフォルト・プロビジョニング・ポリシーにより、新規ユーザーの作成時にデフォルトでプロビジョニングされるアプリケーションが決定されます。アプリケーションの構成状況によっては、1つ以上のアプリケーションのポリシーを上書きすることが可能です。ポリシーを上書きできない場合、デフォルト設定に応じて表示される「プロビジョニング」または「プロビジョニングしない」列は、グレー表示されます。

    アプリケーションのデフォルト・プロビジョニング・ポリシーを変更するには、「プロビジョニング・コンソールによるアプリケーションの管理」の説明に従ってください。


    注意

    Oracle Application Server 10g(10.1.4.0.1)の場合、プロビジョニング・コンソールでプロビジョニングできるのは、Oracle Collaboration Suiteに属するコンポーネントのみです。 


  8. 次へ」をクリックして「アプリケーション属性」ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  9. 「アプリケーション属性」ウィンドウで、ユーザー・エントリをプロビジョニングするために選択したアプリケーションの属性値を入力します。環境によっては、一部の属性にデフォルト値が入力されている場合があります。

    関連項目

    「プロビジョニング・コンソールによるアプリケーションの管理」 

  10. 次へ」をクリックしてプロビジョニングの確認ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  11. ユーザー・エントリのプロビジョニング・オプションの確認後、「終了」をクリックします。

プロビジョニング・コンソールによるアプリケーションの管理

この項では、プロビジョニング・コンソールを使用してアプリケーションを管理する方法について説明します。内容は次のとおりです。

アプリケーション・デフォルトの管理

この項では、プロビジョニング統合アプリケーションのデフォルト設定を管理する方法について説明します。使用可能なプロビジョニング対応アプリケーションは、環境に応じて異なります。


注意

Oracle Application Server 10g(10.1.4.0.1)の場合、プロビジョニング・コンソールでプロビジョニングできるのは、Oracle Collaboration Suiteに属するコンポーネントのみです。 


アプリケーション・デフォルトを管理するには、次の手順を実行します。

  1. ディレクトリ」タブを選択し、「アプリケーション」を選択して「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  2. 「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウで、デフォルトを管理するアプリケーションを選択します。

  3. 管理」をクリックして「デフォルトの管理: 属性」ウィンドウを表示します。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  4. 「デフォルトの管理: 属性」ウィンドウで、「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウで選択したアプリケーションの属性フィールドにデフォルト値を入力します。

  5. 送信」をクリックします。

アプリケーション・キャッシュのリロード

アプリケーション・キャッシュにより、プロビジョニング・コンソールで使用可能なプロビジョニング統合アプリケーションが決定されます。Oracle Internet Directoryでプロビジョニング統合アプリケーションが有効化または無効化された場合は、常にアプリケーション・キャッシュをリロードする必要があります。

アプリケーション・キャッシュをリロードするには、次の手順を実行します。

  1. プロビジョニング・コンソールで、「ディレクトリ」タブを選択し、「アプリケーション」を選択します。「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウが表示されます。

    このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。

  2. 「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウで、「リフレッシュ」をクリックします。


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