14 Oracle Internet Directoryプロビジョニング・コンソールによる管理
この章では、Oracle Internet Directoryプロビジョニング・コンソールを使用した管理の方法について説明します。内容は次のとおりです。
プロビジョニング・コンソールによるユーザーの管理
この項では、プロビジョニング・コンソールを使用してユーザーを管理する方法について説明します。内容は次のとおりです。
プロビジョニング条件に基づくユーザーの検索
プロビジョニング条件に基づいてユーザーを検索するには、次の手順を実行します。
- 「ディレクトリ」タブをクリックし、「ユーザー」を選択します。「ユーザー」ページで、「プロビジョニング検索」をクリックします。「プロビジョニング検索」ウィンドウが表示されます。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- 次のオプションのいずれかを選択し、ユーザーの検索方法を決定します。
- すべての条件に一致するユーザーを表示します。
- 任意の条件に一致するユーザーを表示します。
- ユーザーのプロビジョニング・ステータスを検索する各アプリケーションの右側にある
1番目のボックスから、次の条件のいずれかを選択します。
- 次に一致する(デフォルト)
- 次に一致しない
- 存在する
- 存在しない
- 検索する各アプリケーションの右側にある2番目のボックスから、次のプロビジョニング・ステータスのいずれかを選択します。
- 保留
- リクエストなし
- 成功
- 失敗
- 進行中
- プロビジョニング解除が保留中です
- 正常にプロビジョニング解除されました
- プロビジョニング解除に失敗しました
- プロビジョニング解除が進行中です
- アップグレードが保留中です
- アップグレードが進行中です
- アップグレードに失敗しました
- 別の検索属性を追加するには、「さらに追加」ボックスから属性名を選択し、「追加」をクリックします。
- 「実行」をクリックすると、入力した条件に一致するエントリが表示されます。
プロビジョニング・コンソールによるユーザーの作成
プロビジョニング・コンソールでユーザーを作成するには、次の手順を実行します。
- Oracle Internet Directoryセルフ・サービス・コンソールで、「ディレクトリ」タブを選択し、「ユーザー」をクリックします。「ユーザーの検索」ウィンドウが表示されます。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- 「作成」をクリックして一般プロビジョニング・ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- 一般プロビジョニング・ウィンドウで、適切な情報を入力します。既存ユーザー・エントリのパスワードをリセットするには、「パスワード」フィールドに新しい値を入力します。
注意
「ユーザーID」フィールドには、空白または& ' % ? \ / + = ( ) * ^ , ; | ' ~のいずれの文字も使用することはできません。
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- 「次へ」をクリックして、アプリケーション・プロビジョニング・ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- アプリケーション・プロビジョニング・ウィンドウで、ユーザー・エントリをプロビジョニングするアプリケーションを選択します。このウィンドウに表示される使用可能なアプリケーションは、環境に応じて変化します。デフォルト・プロビジョニング・ポリシーにより、新規ユーザーの作成時にデフォルトでプロビジョニングされるアプリケーションが決定されます。デフォルト・ポリシーによっては、1つ以上のアプリケーションのポリシーを上書きすることが可能です。ポリシーを上書きできない場合、デフォルト設定に応じて表示される「プロビジョニング」または「プロビジョニングしない」列は、グレー表示されます。
アプリケーションのデフォルト・プロビジョニング・ポリシーを変更するには、「プロビジョニング・コンソールによるアプリケーションの管理」の説明に従ってください。
注意
Oracle Application Server 10g(10.1.4.0.1)の場合、プロビジョニング・コンソールでプロビジョニングできるのは、Oracle Collaboration Suiteに属するコンポーネントのみです。
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- 「次へ」をクリックして「アプリケーション属性」ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- 「アプリケーション属性」ウィンドウで、ユーザー・エントリをプロビジョニングするために選択したアプリケーションの属性値を入力します。アプリケーションの構成状況によっては、一部の属性にデフォルト値が入力されている場合があります。
- 「次へ」をクリックしてプロビジョニングの確認ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- ユーザー・エントリのプロビジョニング・オプションの確認後、「終了」をクリックします。
プロビジョニング・コンソールによるユーザーのプロビジョニングとプロビジョニング解除
プロビジョニング・コンソールでユーザーをプロビジョニングまたはプロビジョニング解除するには、次のようにします。
- Oracle Internet Directoryセルフ・サービス・コンソールで、「ディレクトリ」タブをクリックし、「ユーザー」を選択します。「ユーザーの検索」ウィンドウが表示されます。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- 「ユーザーの検索」フィールドに、ユーザーの姓、名、電子メール・アドレスまたはユーザーIDの最初の数文字を入力します。たとえば、Anne Smithを検索する場合、
Ann
またはSmi
と入力します。ディレクトリにあるすべてのユーザーのリストを表示するには、このフィールドを空白のままにしてください。
- 「実行」をクリックして検索結果を表示します。
- プロビジョニングする(またはプロビジョニング解除する)ユーザーを選択し、「編集」をクリックして一般プロビジョニング・ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
注意
ユーザー・エントリを編集するための十分な権限がない場合、「編集」ボタンは表示されません。
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- 一般プロビジョニング・ウィンドウで、適切な情報を入力します。既存ユーザー・エントリのパスワードをリセットするには、「パスワード」フィールドに新しい値を入力します。
注意
「ユーザーID」フィールドには、空白または& ' % ? \ / + = ( ) * ^ , ; | ' ~のいずれの文字も使用することはできません。
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- 「次へ」をクリックして、アプリケーション・プロビジョニング・ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- アプリケーション・プロビジョニング・ウィンドウで、ユーザー・エントリをプロビジョニングする(またはプロビジョニング解除する)アプリケーションを選択します。このウィンドウに表示される使用可能なアプリケーションは、環境に応じて変化します。デフォルト・プロビジョニング・ポリシーにより、新規ユーザーの作成時にデフォルトでプロビジョニングされるアプリケーションが決定されます。アプリケーションの構成状況によっては、1つ以上のアプリケーションのポリシーを上書きすることが可能です。ポリシーを上書きできない場合、デフォルト設定に応じて表示される「プロビジョニング」または「プロビジョニングしない」列は、グレー表示されます。
アプリケーションのデフォルト・プロビジョニング・ポリシーを変更するには、「プロビジョニング・コンソールによるアプリケーションの管理」の説明に従ってください。
注意
Oracle Application Server 10g(10.1.4.0.1)の場合、プロビジョニング・コンソールでプロビジョニングできるのは、Oracle Collaboration Suiteに属するコンポーネントのみです。
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- 「次へ」をクリックして「アプリケーション属性」ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- 「アプリケーション属性」ウィンドウで、ユーザー・エントリをプロビジョニングするために選択したアプリケーションの属性値を入力します。環境によっては、一部の属性にデフォルト値が入力されている場合があります。
- 「次へ」をクリックしてプロビジョニングの確認ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- ユーザー・エントリのプロビジョニング・オプションの確認後、「終了」をクリックします。
プロビジョニング・コンソールによるアプリケーションの管理
この項では、プロビジョニング・コンソールを使用してアプリケーションを管理する方法について説明します。内容は次のとおりです。
アプリケーション・デフォルトの管理
この項では、プロビジョニング統合アプリケーションのデフォルト設定を管理する方法について説明します。使用可能なプロビジョニング対応アプリケーションは、環境に応じて異なります。
注意
Oracle Application Server 10g(10.1.4.0.1)の場合、プロビジョニング・コンソールでプロビジョニングできるのは、Oracle Collaboration Suiteに属するコンポーネントのみです。
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アプリケーション・デフォルトを管理するには、次の手順を実行します。
- 「ディレクトリ」タブを選択し、「アプリケーション」を選択して「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- 「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウで、デフォルトを管理するアプリケーションを選択します。
- 「管理」をクリックして「デフォルトの管理: 属性」ウィンドウを表示します。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- 「デフォルトの管理: 属性」ウィンドウで、「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウで選択したアプリケーションの属性フィールドにデフォルト値を入力します。
- 「送信」をクリックします。
アプリケーション・キャッシュのリロード
アプリケーション・キャッシュにより、プロビジョニング・コンソールで使用可能なプロビジョニング統合アプリケーションが決定されます。Oracle Internet Directoryでプロビジョニング統合アプリケーションが有効化または無効化された場合は、常にアプリケーション・キャッシュをリロードする必要があります。
アプリケーション・キャッシュをリロードするには、次の手順を実行します。
- プロビジョニング・コンソールで、「ディレクトリ」タブを選択し、「アプリケーション」を選択します。「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウが表示されます。
このウィンドウの詳細は、『Oracle Identity Management委任管理ガイド』を参照してください。
- 「デフォルトの管理: アプリケーションの選択」ウィンドウで、「リフレッシュ」をクリックします。