Oracle Identity Manager デザイン・コンソール・ガイド リリース9.0 B31964-01 |
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この章では、Oracle Identity Managerのロギング機能について説明します。次の内容について説明します。
Oracle Identity Managerには、アプリケーションで実行されるアクティビティに関連するログ・ファイルの作成機能があらかじめインストールされています。これらのログ・ファイルに記録される情報のレベル、ログ・ファイルの場所、およびログ・ファイルへの情報のアーカイブ頻度は、構成ファイルでカスタマイズできます。また、Oracle Identity Managerでは、標準のエラーおよび標準の出力メッセージを含むファイルも提供しています。
Oracle Identity Managerで作成されるログ・ファイルを使用して、アプリケーションの様々なモジュール(Adapter FactoryやTask Schedulerなど)で実行されるアクティビティを追跡したり、エラー・メッセージやデータベースに対して実行される問合せを監視できます。このような追跡と監視のアクティビティは、発生の可能性がある問題のトラブルシューティングや、予測されるアプリケーションの動作のテストに役立ちます。
制御可能な項目は次のとおりです。
デフォルトでは、Oracle Identity Managerの実行時に6つのログ・ファイルが自動的に作成されます。そのうち3つは、専用の.cfg
ファイルで制御されます。
ログ・ファイルの場所とそのプロパティは、xlclient_home¥config¥log.properties
にあるプロパティ・ファイルによって制御されます。
次の表に、.cfg
ファイルを使用して制御されるログ・ファイルの全般的な動作の設定方法を示します。
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