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Oracle Identity Manager Toolsリファレンス・ガイド
リリース9.0.3

E05090-01
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8 エンティティの管理

ルール・ジェネレータ・アダプタと同様に、エンティティ・アダプタもフォーム・フィールドの値を自動的に生成、変更または検証し、その情報をOracle Identity Managerデータベースに保存します。しかし、ルール・ジェネレータとエンティティ・アダプタは、次の点で異なります。

  1. スケジュールの実行。Oracle Identity Managerでは、挿入前、更新前、削除前、挿入後、更新後または削除後に、エンティティ・アダプタをトリガーできます。ルール・ジェネレータ・アダプタは、挿入前および更新前にのみ実行できます。

  2. フィールド値の手動変更。アダプタは、エンティティ・アダプタがアタッチされたフォーム・フィールドを移入します。エンティティ・アダプタによって上書きされるため、Oracle Identity Managerユーザーはこの値を編集できません。結果として、変更内容はデータベースに保存されません。

    同様に、アダプタは、ルール・ジェネレータがアタッチされたフォーム・フィールドを移入します。しかし、ルール・ジェネレータ・アダプタが生成する値よりも変更内容が優先されるため、Oracle Identity Managerユーザーはこの値を編集できます。結果として、変更内容がデータベースに保存されます。

  3. フォーム・フィールドの背景色。ルール・ジェネレータをフォーム・フィールドにアタッチすると、フィールドは特定の色(たとえばピンクなど)で表示されます。これは、フィールドにルール・ジェネレータがアタッチされていることを視覚的に示すものです。一方、エンティティ・アダプタをフォーム・フィールドにアタッチした場合は、フィールドに背景色が付きません。


    注意

    Oracle Identity Managerフォームまたはプロビジョニング・プロセス(あるいはその両方)へのエンティティ・アダプタの値のマッピングの詳細は、第6章「ルール・ジェネレータについて」を参照してください。  



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