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Oracle Identity Manager WebSphere用インストレーション・ガイド
リリース9.0.3.1
E05489-01
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8 Oracle Identity Managerサーバーの起動

この章では、Oracle Identity Managerサーバーの起動と停止の方法、および管理およびユーザー・コンソールのアクセス方法を示します。この章では次の項目について説明します。


注意:

Oracle Identity Managerを起動する前に、関連するすべてのインストール後の手順を完了する必要があります。詳細は、「Oracle Identity ManagerおよびWebSphereのインストール後の構成」を参照してください。

起動または再起動後のバックアップxlconfig.xmlファイルの削除

Oracle Identity Managerの任意のコンポーネントを最初に起動した後、またはxlconfig.xmlのパスワードの変更後に起動した後は、パスワードが暗号化されて保存されます。ただし、Oracle Identity Managerによって、パスワードの保存前に、xlconfig.xmlのバックアップ・コピーも作成されます(ファイル名はxlconfig.xml.<x>。xlconfig.xml.0、xlconfig.xml.1など、xは最新の番号)。このバックアップ・ファイルxlconfig.xml.<x>には、パスワードがプレーン・テキストで格納されています。


注意:

Oracle Identity Managerの任意のコンポーネントを最初に起動した後、またはxlconfig.xmlのパスワードの変更後に再起動した後は、新しいパスワードが正常に機能していることを確認したら、バックアップ・ファイルを必ず削除してください。

Oracle Identity Managerサーバーの起動

ここでは、WindowsおよびUNIXまたはLinuxでのOracle Identity Managerサーバーの起動方法について説明します。

Oracle Identity Managerサーバーを起動するには、次のようにします。

  1. データベースが起動されて実行していることを確認します。

  2. WebSphereアプリケーション・サーバーを起動して、Oracle Identity Managerサーバーを起動します。オペレーティング・システムに応じて次のいずれかのスクリプトを実行し、WebSphereアプリケーション・サーバーおよびOracle Identity Managerを起動します。

    Windowsの場合

    <WEBSPHERE_HOME>\bin\startServer.bat <server name>
    
    

    UNIXまたはLinuxの場合

    <WEBSPHERE_HOME>/bin/startServer.sh <server name>
    
    

Oracle Identity Managerサーバーの停止

ここでは、WindowsおよびUNIXまたはLinuxでのOracle Identity Managerサーバーを正常に停止する方法について説明します。Oracle Identity Managerサーバーを正常に停止するには、オペレーティング・システムに応じて次のいずれかのスクリプトを実行し、WebSphereアプリケーション・サーバーを停止します。

Windowsの場合

<WEBSPHERE_HOME>\bin\stopServer.bat <server name>

UNIXまたはLinuxの場合

<WEBSPHERE_HOME>/bin/stopServer.sh <server name>

管理およびユーザー・コンソールのアクセス

WebSphereアプリケーション・サーバーとOracle Identity Managerを起動すると、次の手順に従って管理およびユーザー・コンソールにアクセスできます。

管理およびユーザー・コンソールにアクセスするには、次のようにします。

  1. Webブラウザを起動して次のURLにアクセスします。

    http://<hostname>:<port>/xlWebApp
    
    

    <hostname>は、アプリケーション・サーバーのホスト・マシンの名前です。<port>は、サーバーがリスニングしているポートです。WebSphereのデフォルト・ポート番号は9080です。


    注意:

    アプリケーション名xlWebAppでは大文字と小文字が区別されます。

    例:

    http://localhost:9080/xlWebApp
    
    
  2. Oracle Identity Managerのログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを使用してログインします。

インストールを確認するための診断ダッシュボードの使用

診断ダッシュボードでは、インストール後の環境で次の項目をテストして各コンポーネントを確認します。

診断ダッシュボードは、パッケージと一緒にコンポーネントのサポート対象バージョンすべてについてもチェックします。


注意:

診断ダッシュボードのインストールおよび使用方法の詳細は、「診断ダッシュボードの使用方法」を参照してください。