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Oracle Identity Manager WebLogic用インストレーション・ガイド
リリース9.0.3.1
E05490-01
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8 Oracle Identity Managerサーバーの起動

この章では、Oracle Identity Managerサーバーの起動と停止の方法、および管理およびユーザー・コンソールのアクセス方法を示します。この章では次の項目について説明します。


注意:

Oracle Identity Managerを起動する前に、第7章「Oracle Identity ManagerおよびWebLogicのインストール後の構成」で説明している、関連するすべてのインストール後の手順を完了する必要があります。

起動または再起動後のバックアップxlconfig.xmlファイルの削除

Oracle Identity Managerの任意のコンポーネントを最初に起動した後、またはxlconfig.xmlのパスワードの変更後に起動した後は、パスワードが暗号化されて保存されます。ただし、Oracle Identity Managerによって、パスワードの保存前に、xlconfig.xmlのバックアップ・コピーも作成されます(ファイル名はxlconfig.xml.<x>。xlconfig.xml.0、xlconfig.xml.1など、xは最新の番号)。このバックアップ・ファイルxlconfig.xml.<x>には、パスワードがプレーン・テキストで格納されています。


重要:

Oracle Identity Managerのいずれかのコンポーネントを最初に起動した後、またはxlconfig.xmlのパスワードを変更して再起動した後は、新しいパスワードが正常に機能していることを確認したら、バックアップ・ファイルを必ず削除してください。

Oracle Identity Managerサーバーの起動

ここでは、WindowsおよびUNIXまたはLinuxでのOracle Identity Managerサーバーの起動方法について説明します。

Oracle Identity Managerサーバーを起動するには、次のようにします。

  1. データベースが起動されて実行していることを確認します。

  2. デプロイに応じて次のいずれかのスクリプトを実行して、Oracle Identity Managerサーバーを起動します。Oracle Identity Managerサーバーの起動スクリプトを実行すると、WebLogicアプリケーション・サーバーも起動されます。

    Windows

    Windowsで管理サーバーを起動するには、<XL_HOME>\xellerate\bin\xlStartServer.batスクリプトを実行します。

    UNIXまたはLinux

    UNIXまたはLinuxで管理サーバーを起動するには、<XL_HOME>/xellerate/bin/xlStartServer.shスクリプトを実行します。

Oracle Identity Managerサーバーの停止

ここでは、WindowsおよびUNIXまたはLinuxでのOracle Identity Managerサーバーの停止方法について説明します。管理サーバーまたは管理対象サーバーを停止するには、次のようにします。

  1. Webブラウザで次のURLにアクセスし、WebLogic管理サーバー・コンソールにログインします。

    http://<hostname>:7001/console

  2. 左側のナビゲーションの「Servers」オプションを開きます。

  3. 停止するserver nameを右クリックし、リストから「Start/Stop Server」オプションを選択します。

  4. メイン・ウィンドウで「Graceful shutdown of this server」オプションを選択してサーバーを停止します。

    メイン・ウィンドウの下部の「Status」セクションでサーバーが停止したことを確認します。

管理およびユーザー・コンソールのアクセス

WebLogicアプリケーション・サーバーとOracle Identity Managerを起動してから、管理およびユーザー・コンソールにアクセスできます。

管理およびユーザー・コンソールにアクセスするには、次のようにします。

  1. Webブラウザを起動して次のURLにアクセスします。

    http://<hostname>:<port>/xlWebApp

    <hostname>は、アプリケーション・サーバーのホスト・マシンの名前です。<port>は、サーバーがリスニングしているポートです。WebLogicのデフォルト・ポート番号は7001です。


    注意:

    アプリケーション名xlWebAppでは大文字と小文字が区別されます。

    次に例を示します。

    http://localhost:7001/xlWebApp

  1. Oracle Identity Managerのログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを使用してログインします。

インストールを確認するための診断ダッシュボードの使用

診断ダッシュボードでは、インストール後の環境で次の項目をテストして各コンポーネントを確認します。

診断ダッシュボードは、パッケージと一緒にコンポーネントのサポート対象バージョンすべてについてもチェックします。


注意:

診断ダッシュボードのインストールおよび使用方法の詳細は、「診断ダッシュボードの使用方法」を参照してください。