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Oracle Identity Manager デザイン・コンソール・ガイド
リリース9.1.0

E05904-02
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C フォーム・バージョン制御ユーティリティ

この付録では、フォーム・バージョン制御(FVC)ユーティリティの有効範囲、コンテンツおよび説明を示します。次の内容について説明します。

FVCユーティリティの有効範囲

次の表に、このユーティリティで実装される機能の有効範囲を示します。

機能  実装(○/×)  コメント 

プロセス・フォーム・バージョンのアップグレード 

○ 

ターゲット・フォーム・バージョンが存在し、かつアクティブなフォーム・バージョンであることを確認してください。 

子フォーム・バージョンのアップグレード 

○ 

子フォーム・バージョンは、アクティブな親フォームに属する子フォームに、自動的にアップグレードされます。 

親フォームの値のアップグレード 

○ 

ターゲット・フォーム・バージョンが存在し、かつアップグレード対象の値を持つフィールドが含まれていることを確認してください。 

子フォームの値のアップグレード 

○ 

ターゲット子フォームが存在し、かつユーザーに対してその子フォームがプロビジョニングされていることを確認してください。 

子フォームの値の挿入 

○ 

アクティブな親フォームに属する子フォーム・バージョンに、挿入対象のフィールドが存在することを確認してください。 

FVCユーティリティのコンテンツ

次の表に、FVCユーティリティを構成するファイルの名前とパス、および説明を示します。

ファイル名(パス付き)  説明 
OIM_DC_HOME¥xlclient¥lib¥xlFvcUtil.jar
 

このJARファイルには、フォーム・バージョン制御ユーティリティを実行するのに必要な、このユーティリティのクラスが含まれます。 

OIM_DC_HOME¥xlclient¥xlFvcUtil.ear
 

このEARファイルには、フォーム・バージョン制御ユーティリティを実行するのに必要な、このユーティリティのクラスが含まれます。このEARファイルは、IBM WebSphere Application Server launchClientユーティリティとともに実行するために同梱されています。 

OIM_DC_HOME¥xlclient¥fvc.properties
 

このファイルには、ソースおよびターゲットのフォーム・バージョン、それらのフィールドと値、および子フォームの情報に関するすべての構成プロパティが含まれます。 

OIM_DC_HOME¥xlclient¥fvcutil.cmdOIM_DC_HOME¥
xlclient¥fvcutil_websphere.cmd
 

これらのスクリプトは、Microsoft Windowsシステムでフォーム・バージョン制御ユーティリティを実行するために使用されます。このスクリプトを実行する場合、次のコマンドに示すように、Oracle Identity Manager管理者のユーザー名およびパスワードを指定する必要があります。

OIM_DC_HOME¥xlclient¥fvcutil.cmd xelsysadm password

OIM_DC_HOME¥xlclient¥fvcutil_websphere.cmd xelsysadm password 

FVCユーティリティの説明

フォーム・バージョン制御ユーティリティは、カスタム・プロセス・フォームのバージョン番号フィールドおよび追加のプロセス・フォーム・フィールドのデータを更新するように設計されています。このユーティリティは、コマンド・コンソールから起動され、ログイン用のコマンドライン・パラメータおよびプロパティ・ファイルを使用して動作します。このパラメータのプロパティおよびユーザーのログインとパスワードの妥当性が検証され、エラーが発生した場合には、それを通知する適切なエラー・メッセージが作成されます。

FVCユーティリティの機能

FVCユーティリティの概要は次のとおりです。


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