ヘッダーをスキップ
Oracle Identity Manager Oracle Retail Warehouse Management System Connectorガイド
リリース9.0.4
E05813-01
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

4 テストおよびトラブルシューティング

コネクタをデプロイおよび構成した後、テストを行いコネクタが正常に機能することを確認する必要があります。この章では、コネクタのテストに関連する次のトピックについて説明します。

コネクタのテスト

テスト・ユーティリティを使用すると、ターゲット・システムへの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。

テスト・ユーティリティを使用するには、次のようにします。

  1. config.propertiesファイル内にパラメータ値を指定します。

    このファイルはOIM_home/xellerate/XLIntegrations/RWMS/test/configディレクトリにあります。

  2. 次のいずれかのファイルを実行します。

    UNIXプラットフォームの場合:

    OIM_home/xellerate/XLIntegrations/tests/scripts/rwms.sh
    
    

    Microsoft Windowsプラットフォームの場合:

    OIM_home\xellerate\XLIntegrations\tests\scripts\rwms.bat
    
    

部分リコンシリエーションおよびバッチ・リコンシリエーションのテスト

信頼できるモードまたは信頼できないモードのいずれでも、部分リコンシリエーションおよびバッチ・リコンシリエーションをテストするには、次のユーザー・リコンシリエーション属性に値を指定します。

  • BatchSize

  • NoOfBatches

  • FacilityID

  • DCDept

  • Operator

これらの属性については、「ユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスク」で説明しています。

これらの属性の値のサンプル・セットを次に示します。

  • BatchSize: 4

  • NoOfBatches: 2

  • FacilityID: AY

  • DCDept: Accounts

  • 演算子: AND

たとえば、信頼できないユーザー・リコンシリエーション用のスケジュール済タスクにこれらの値を指定したとします。そのタスクを実行すると、FacilityIDの値がAYで、DCDeptの値がAccountsであるすべてのターゲット・システム・レコードが、4レコードずつのバッチに分割されます。これらのバッチのうち、現行のリコンシリエーションの実行中には、最初の2つがリコンサイルされます。

コネクタの問題のトラブルシューティング

次の表に、コネクタに関して発生する一般的なエラーの一部を示します。

問題の詳細 解決方法
Oracle Identity ManagerでOracle Retail Warehouse Management Systemサーバーとの接続を確立できない。
  • Oracle Retail Warehouse Management Systemサーバーが稼働していることを確認します。
  • Oracle Identity Managerが稼働していることを確認します。

  • すべてのアダプタがコンパイルされていることを確認します。

  • 「ITリソース」フォームを使用して、Oracle Identity Managerレコードを調べます。すべてのITリソース・パラメータの値が正しく指定されていることを確認します。

Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールで、操作に失敗したという内容のメッセージが表示される。
  • 様々な属性値に区切り文字(空白)が含まれていないことを確認します。
  • 属性値が許可される長さを超えていないことを確認します。