| Oracle Access Manager インストレーション・ガイド 10g(10.1.4.2.0) E05811-01 |
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この章では、Microsoft Internet Information Server(Windows環境の場合はIIS Webサーバーを使用するOracle Access Manager 10g(10.1.4.0.1) Webコンポーネント(WebPass、ポリシー・マネージャ、WebGate)の構成時に実行する必要があるアクティビティの概要を説明します。次の項目について説明します。
ISAPIは、IIS Webサーバーと通信するWebサーバー・コンポーネント(WebPass、ポリシー・マネージャ、WebGate)の識別にOracle Access Managerで使用される、インターネットWebサーバーの拡張機能です。たとえば、IISに対応するWebGateをインストールするには、次のパッケージが必要です。
Oracle_Access_Manager10_1_4_0_1_Win32_ISAPI_WebPass
Oracle_Access_Manager10_1_4_0_1_Win32_ISAPI_Policy_Manager
Oracle_Access_Manager10_1_4_0_1_Win32_ISAPI_WebGate
Oracle Access Manager Webコンポーネントのインストール時には、IIS Webサーバー構成ファイルを更新する必要があります。IIS Webサーバーの場合、構成の更新には、ISAPIフィルタの追加およびOracle Access Managerで必要な拡張機能の作成によるWebサーバーの直接の更新が含まれます。IIS Webサーバー構成ファイルは、Oracle Access Manager Webコンポーネントのインストール中に自動的に更新することをお薦めします。自動更新には数分以上かかることがあります。一方、IIS Webサーバー構成ファイルの手動更新は自動更新より時間がかかり、意図しないエラーが発生する場合あります。
詳細なガイドラインは、次を参照してください。
WebPassは、ポリシー・マネージャと同じディレクトリ・レベルで、ポリシー・マネージャと同じWebサーバー・インスタンス上にインストールする必要があります。WebPassインストーラでは、複数のWebサーバー・インスタンスを更新できません。複数のIIS Webサーバー・インスタンスがインストールされている場合は、各Webサーバー・インスタンスに個別のWebPassをインストールしてください。
Webサーバーは、WebPassと連動するように構成する必要があります。WebPassのインストール中に、自動的にWebサーバー構成を更新することをお薦めします。
ポリシー・マネージャは、WebPassと同じディレクトリ・レベルで、WebPassと同じWebサーバー・インスタンス上にインストールする必要があります。ポリシー・マネージャのインストーラでは、複数のWebサーバー・インスタンスを更新できません。複数のIIS Webサーバー・インスタンスがインストールされている場合は、各Webサーバー・インスタンスに個別のポリシー・マネージャをインストールしてください。
IIS Webサーバーに対応するポリシー・マネージャのインストールに次を使用する場合は、注意してください。
Everyoneという名前のグループに¥tempディレクトリおよび¥tempディレクトリが属するドライブ(CやDなど)への完全なアクセス権があることを確認してください。TEMP変数は、システム全体またはIISユーザーに対して、有効なディレクトリを指すように設定する必要があります。TEMP変数はシステム全体に対して設定することをお薦めします。
IIS Webサーバーにインストールされたポリシー・マネージャは、レジストリに依存して¥PolicyManager_install_dirを取得します。1台のコンピュータ上に2つのポリシー・マネージャ(1つはIIS Webサーバーとともに、もう1つはSun Webサーバーとともに)をインストールする場合のレジストリ内の競合を回避するため、次の手順で説明しているようにポリシー・マネージャをインストールする必要があります。
ポリシー・マネージャのインストールの詳細は、第7章を参照してください。
Apache v2、OHS2およびIHS v2に対応するOracle Access Manager WebGateは、インストール内の1つのWebGateとすることも、他のWebGateと混在させることも可能です。詳細は、「アクセス・システムのガイドライン」を参照してください。
WebGateをインストールする前に、IIS Webサーバーがロックダウン・モードでないことを確認してください。ロックダウン・モードの場合、サーバーが再起動されてメタベースが再初期化されるまで、つまり、ロックダウン後に発生したアクティビティをIISが無視するまで、処理が進行しているように表示されます。
NTFSをサポートするファイル・システムにインストールする場合にのみ、IIS WebGateでは、/accessディレクトリに対する様々な権限の設定が必要です。たとえば、FAT32ファイル・システムを実行しているWindows 2000コンピュータに、シンプル・モードまたは証明書モードでISAPI WebGateをインストールするとします。最後のインストール・パネルには、FAT32ファイル・システム上で設定できない様々な権限を手動で設定するための指示が表示されます。この場合、この指示は無視してください。
各IIS仮想Webサーバーには、独自のWebGate.dllファイルを仮想レベルでインストールするか、全サイトに影響を与える1つのWebGateをサイト・レベルでインストールできます。WebGate.dllをサイト・レベルでインストールしてすべての仮想ホストを制御するか、1つまたはすべての仮想ホスト用にWebGate.dllをインストールします。
postgate.dllファイルをコンピュータ・レベルでインストールする必要がある場合もあります。postgate.dllは、「IIS Web Server上におけるpostgate.dllのインストール」で説明されているように、¥WebGate_install_dirにあります。インストールを複数回実行すると、このファイルの複数のバージョンが作成され、異常なOracle Access Managerの動作が発生する場合があります。この場合は、webgate.dllおよびpostgate.dllがそれぞれ1つずつ存在することを確認してください。
他のOracle Access Manager Webコンポーネントの場合と同様に、WebGateと連動するようにWebサーバーを構成する必要があります。インストール中に、自動的にWebサーバー構成を更新することをお薦めします。この他にも、次のことに留意してください。
WebGateの詳細は、第9章を参照してください。
最新のサポート情報は、次のサイトの「Certify」タブを参照してください。
WebPassをインストールしてWebサーバー構成を更新した場合、WebPassのインストール・ディレクトリに正常に実行するための適切な権限があることを確認する必要があります。
\WebPass_install_dir\identity\oblix\apps\webpass\bin
"IUSR_<computer_name>"
"IWAM_<computer_name>"
"NETWORK SERVICE"
"IIS_WPG"(IIS 6.0のみ)
構成をポリシー・マネージャのインストール中に自動的に更新する場合、または手動で更新する場合のいずれも、ディレクトリ権限がOracle Access Managerに対して正しく設定されていることを容易に検証できます。
\PolicyManager_install_dir\access\oblix\lang\langTag\docs\config.htm
IIS WebサーバーでWebGateのインストールを完了するには、インストールの完了後に次のアクティビティを行います。
次の手順をガイドとして使用します。これはIIS v5用の手順です。
設定中にクライアント証明書認証を選択する場合、ISAPIフィルタの1つとしてcert_authn.dllも追加する必要があります。
¥WebGate_install_dir¥access¥oblix¥apps¥webgate¥bin
WebGate ISAPIフィルタが正しい順序で含まれていることを確認する必要があります。
次に例を示します。
cert_authn.dll
webgate.dll
oblixlock.dll
transfilter.dll
WebGateのインストールに従い、postgate.dllを手動でインストールする必要がある場合があります。WebGateの拡張メソッド(WebGateがフォームのアクションの場合)の使用時、IIS Webサーバー上のフォーム・ログイン中のパススルーのためにPOSTデータが必要です。つまり、IIS Webサーバー上のフォーム認証スキームはパススルー・オプションにより構成され、ログイン・フォームのターゲットは、フォームによりポストされたデータを必要とし、WebGate拡張メソッド(WebGate DLLがフォームのアクションの場合)は使用できません。そのかわり、WebGateのフィルタ・メソッド(フォームのアクションがWebGate DLLでない保護されたURLの場合)を使用する必要があり、postgate DLLをインストールおよび有効化する必要があります。
POSTデータは、AzMan許可プラグインのルール・パラメータを含む許可決定で使用されます。この場合、postgate.dllをインストールする必要があります。
次の手順は、IIS Webサーバーのコマンドを理解していることを前提としています。2つの手順が用意されています。
IIS 6 Webサーバーの場合のみ、WWWサービスをIIS 5.0分離モードで実行する必要があります。これは、ISAPIポストゲート・フィルタで必要となります。
1台のコンピュータ上で複数のWebGateのインストールを実行する場合、複数のバージョンのpostgate.dllファイルが作成され、異常なOracle Access Managerの動作が発生する場合があります。
コンピュータの(上位の)Webサイト・レベルで構成できるのは、1つのpostgate.dllのみです。上位レベルのWebサイトとは異なるレベルで複数のwebgate.dllを構成できます。ただし、これらは同一のpostgate.dllを共有します。次の順序でフィルタをインストールしてください。
次の手順は、ポストゲートISAPIフィルタをインストールおよび配置する場合のガイドです。
¥WebGate_install_dir¥access¥oblix¥apps¥webgate¥bin
次に例を示します。
postgate.dll
webgate.dll
oblixlock.dll
「デフォルトのWebサイト」が構成されていないIIS Webサーバー上にWebGateをインストールする場合、インストーラは「仮想ディレクトリ→アクセス」を作成しません。これは、次の手順を使用して手動で実行する必要があります。
WebGateをインストールしてIIS Webサーバー構成ファイルを更新した後、WebGate診断を使用してWebGateが適切にインストールされていることを確認できます。
http(s)://hostname:port/access/oblix/apps/webgate/bin/webgate.dll?progid=1
ここで、hostnameは、WebGateをホストするコンピュータの名前を、portは、Webサーバーのインスタンスのポート番号を表します。
Oracle Access Manager Webコンポーネントのインストールまたは設定中にIIS Webサーバーの再起動を求められた場合は、画面に表示されるすべての指示に従ってください。また、net stop iisadminおよびnet start w3svcの使用を検討してください。この方法はWebサーバーの停止および起動に適しています。これは、すべてのOracle Access Manager Webコンポーネント(特にポリシー・マネージャのインストール後)に当てはまります。netコマンドは、インストールに伴いメタベースが破損しないようにするために役立ちます。
詳細は、次に示すWebコンポーネント関連の章を参照してください。
インストール中に行ったWebサーバー構成の変更は、Oracle Access Managerコンポーネント(WebPass、ポリシー・マネージャ、WebGate)をアンインストールしてから手動で元に戻す必要があります。たとえば、IIS WebPassに対してISAPI transfilterがインストールされます。ただし、WebPassをアンインストールしてもこれは自動的には削除されません。また、作成されたWebサービス拡張機能と、IDディレクトリへのリンクも削除されません。このような情報は手動で削除する必要があります。これらは削除する必要がある情報の一例です。すべてではありません。
さらに、Oracle Access Managerコンポーネント(WebPass、ポリシー・マネージャ、WebGate)についてWebサーバー構成ファイルに手動で行ったすべての変更を削除する必要があります。各コンポーネントに追加される内容の詳細は、この章の他の項を参照してください。
WebGateおよび関連フィルタをIISから完全に削除するには、フィルタをIISのリストから削除するだけでなく、他の手順も必要になります。IISは、その設定をすべてメタベース・ファイルに保持します。Windows 2000以降では、これは手動で変更できるXMLファイルです。また、メタベースの編集に利用できるツール(MetaEdit)もあります。MetaEditはRegeditに類似しており、一貫性チェックとブラウザ/エディタの機能があります。WebGateをIISから完全に削除するには、MetaEditを使用してメタベースを編集します。
トラブルシューティングの詳細は、付録Eの次の項を参照してください。
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