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このドキュメントでは、スタンドアロン アプリケーションとしてインストールする方法について説明します。以下の内容について説明します。
注意 : | JRockit Mission Control は任意のアプリケーションで使用することができ、Oracle レジストリとの対話や、Oracle レジストリの作成はしません。 |
このドキュメントでは、Oracle JRockit JDK、Oracle JRockit JRE、および Oracle JRockit JVM を含む JRockit Mission Control のインストール方法について説明します。Oracle JRockit JVM は、Oracle の複数の製品としてインストールします。 インストール指示については、これらの製品のマニュアルを参照します。
サポート対象のコンフィグレーションのリストについては、以下を参照してください。
http://edocs.bea.com/jrockit/jrdocs/suppPlat/supp_plat.html
このドキュメントでは、以下の表記を使用して、JRockit Mission Control バージョンが定義されています。
jrmc-<jrmc_version>-<java_version>
jrmc-3.1.0-1.6.0
この例では、製品は、JRockit Mission Control 3.1.0 for Java SE 6 です。
この節では、以下のプラットフォームにおいて、GUI モードでの JRockit Mission Control のスタンドアロンのインストール方法およびアンインストール方法について説明します。
注意 : | Linux および Solaris バージョン上にインストールする場合、「システム プリファレンスのデフォルトの場所」を参照して、システム プリファレンスについての情報を取得します。 |
次の手順では、自己インストール型の実行可能ファイル (Windows) または自己解凍型のバイナリ ファイル (Solaris または Linux) を実行します。このスクリーンショットは、JRockit Mission Control の Windows インストールから取得されます。表 1 は、インストーラを示しています。
注意 : | Linux または Solaris で、JRockit Mission Control をインストールする場合は、「実行可能なインストーラの確認」を参照してください。 |
インストール プロセスが始まり、Oracle インストーラ ウィンドウが表示されます。その後、[Welcome] ウィンドウが表示されます。
[Choose Product Installation Directories] ウィンドウが表示されます。(図 1 を参照。)
注意 : | インストール先として別のディレクトリを指定するには、[Browse] をクリックして目的のディレクトリを選択するか、または [Product Installation Directory] フィールドに目的のディレクトリを入力します。[Discard Changes] をクリックすると、選択内容がデフォルト ディレクトリにリセットされます。 |
[Optional Components] ウィンドウが表示されます (図 2 を参照)。
[Install Public JRE] ウィンドウが表示されます (図 3 を参照)。
Public JRE をインストールするために [Yes] を選択すると、[Choose Product Installation Directories] ウィンドウが再表示されます。このとき、Public JRE のデフォルト インストール ディレクトリを表示します。インストール ディレクトリを変更することもできるし、デフォルトのままにしておくこともできます。
[Oracle Installer] ウィンドウが表示され、インストール プロセスが続行されます。その進行状況はウィンドウ右下のプログレス バーに表示されます (図 4 を参照)。
インストールが正常に完了すると、[Installation Complete] ウィンドウが表示されます。
これで JRockit Mission Control がインストールされました。
[スタート] メニューから Oracle JRockit Mission Control 3.1.0 を起動します。
JRockit Mission Control をインストールした後は、JRockit Mission Control をパスに追加する必要があります。
注意 : | 次の例では、Windows コマンド プロンプト (DOS) または互換コマンド シェルを使用し、デフォルトの製品インストール ディレクトリを選択していることを前提としています。 |
set PATH=%ProgramFiles%\Java\jrmc-<jrmc_version>-<java_version>\bin;%PATH%
Linux および Solaris プラットフォーム用のコマンド :
注意 : | 次の例では、UNIX bash シェルまたは互換コマンド シェルを使用し、デフォルトの製品インストール ディレクトリを選択していることを前提としています。 |
export PATH=$HOME/jrmc-<jrmc_version>-<java_version>/bin:$PATH
この節では、JRockit Mission Control の Windows、Linux および Solaris バージョンのアンインストール方法について説明します。
JRockit Mission Control をアンインストールするには、以下の手順に従います。
JRockit Mission Control がコンピュータから削除されます。
コマンドラインで JRockit Mission Control をアンインストールするには、コンソール ウィンドウで以下を実行します。
%SystemRoot%\Installer\Oracle\jrmc-<jrmc_version>-<java_version>-<arch>\uninstall.exe
JRockit Mission Control の Linux 版および Solaris 版をアンインストールするには、次の手順に従います。
JRockit Mission Control がコンピュータから削除されます。
この節では、GUI を使用せずにコンソール モードで JRockit Mission Control をインストールする方法を説明します。
コンソール モードで JRockit Mission Control をインストールするには、以下の手順に従います。
注意 : | Linux または Solaris で、JRockit Mission Control をインストールする場合は、「実行可能なインストーラの確認」を参照してください。 |
jrmc-<jrmc_version>-<java_version>-<platform>.<ext> -mode=console
ここで、<ext>
はファイルの拡張子を示します。この拡張子は、Windows 上に exe
で、Linux および Solaris 上に bin
です。
Extracting 0%....................................100%
解凍プロセスが完了すると、インストールの指示が表示されます。「JRockit Mission Control のインストールおよびアンインストール」で説明した手順を繰り返します。
注意 : | コマンドラインで -mode=console を指定しないと、インストーラは「JRockit Mission Control のインストールおよびアンインストール」で説明した GUI モードに戻ります。 |
Windows 版をアンインストールするには、「Windows 版のアンインストール」および「コマンドラインでの Windows 版のアンインストール」で説明した方法のいずれかを使用します。
Linux 版および Solaris 版をアンインストールするには、「コマンドラインでの Linux 版および Solaris 版のアンインストール」で説明した方法を使用します。
サイレント モードでは、インストールのコンフィグレーションを 1 回だけ行い、後はその設定を使用して、複数のマシンに複製してインストールすることができます。サイレント モードのインストール中、インストール プログラムは、インストールの開始前にユーザが作成する XML ファイル (「silent.xml ファイル」を参照) からインストール オプションを読み取りますインストールの途中、インストール オプションが表示されることは一切ありません。サイレント モードの詳細については、「サイレントモード インストールの概要」を『Oracle WebLogic Server インストール ガイド』で参照してください。
サイレント モード インストールを正常に行うには、silent.xml
ファイルを作成してコンピュータに格納する必要があります。このファイルには、セットアップに含める値、たとえば、パブリック JRE をインストールするかどうかなどを記述します。コード リスト 1 に、JRockit Mission Control 3.1.0 for Java SE 6 の silent.xml
ファイルの例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<domain-template-descriptor>
<!--
このサンプル silent.xml ファイルの値は、Windows 32 ビット x86O 上の
Oracle JRockit Mission Control 3.1.0 for Java SE 6 のデフォルトのインストール
に対応しています。
-->
<input-fields>
<!--
インストール ディレクトリ
製品をインストールするディレクトリの
絶対パス名。
このオプションはすべてのプラットフォーム上で使用可能です。
--
<data-value name="USER_INSTALL_DIR" value="c:\Program Files\Java\jrmc-3.1.0-1.6.0" />
<!--
デモとサンプルのオプションのインストール
このオプション コンポーネントをインストールするには、"true" または "yes" を使用します。
このオプション コンポーネントをスキップするには、"false" または "no" を使用します。 デフォルトは
"false" です。
このオプションはすべてのプラットフォーム上で使用可能です。
-->
<data-value name="INSTALL_DEMOS_AND_SAMPLES" value="false" />
<!--
ソース コードのオプションのインストール
このオプション コンポーネントをインストールするには、"true" または "yes" を使用します。
このオプション コンポーネントをスキップするには、"false" または "no" を使用します。 デフォルトは
"false" です。
このオプションはすべてのプラットフォーム上で使用可能です。
-->
<data-value name="INSTALL_SOURCE_CODE" value="false" />
<!--
Public JRE のオプションのインストール
このオプション コンポーネントをインストールするには、"true" または "yes" を使用します。
このオプション コンポーネントをスキップするには、"false" または "no" を使用します。デフォルトは
"true" です。
このオプションは Windows 上の Oracle JRockit Mission Control インストーラで
使用可能です
-->
<data-value name="INSTALL_PUBLIC_JRE" value="true" />
<!--
Public JRE のデフォルト インストール ディレクトリのオプションの上書き
このオプションは Windows 上の Oracle JRockit Mission Control インストーラで
使用可能です
-->
<data-value name="PUBLIC_JRE_INSTALL_DIR" value="c:\Program Files\Java\
jrockit-R27.6.3-jre1.6.0_11" />
</input-fields>
</domain-template-descriptor>
サイレント モードで JRockit Mission Control をインストールするには、以下の手順に従います。(ここでは、silent.xml
が JRockit Mission Control インストーラが存在するディレクトリと同じディレクトリに格納されていると想定しています)。
注意 : | Linux または Solaris で、JRockit Mission Control をインストールする場合は、「実行可能なインストーラの確認」を参照してください。 |
jrmc-<jrmc_version>-<java_version>-<platform>.<ext> -mode=silent -silent_xml="silent.xml"
ここで、<ext>
はファイルの拡張子を示します。この拡張子は、Windows 上に exe
で、Linux および Solaris 上に bin
です。
Windows での正常なインストールを確認するには、[スタート] メニューで [Oracle JRockit Mission Control [version]] を探します。
注意 : | インストール ログを作成する場合は、コマンドの最後に -log=log.log オプションを追加します。 |
Windows 版をアンインストールするには、「Windows 版のアンインストール」および「コマンドラインでの Windows 版のアンインストール」で説明した方法のいずれかを使用します。
Linux 版および Solaris 版をアンインストールするには、「コマンドラインでの Linux 版および Solaris 版のアンインストール」で説明した方法を使用します。
JRockit Mission Control を Linux または Solaris マシンにインストールする場合は、次の情報に注意します。
Linux または Solaris で .bin
ファイルを使用して JRockit Mission Control をインストールする場合は、そのファイルが実行可能でなければなりません。chmod +x <filename>
を使用すると実行可能に設定できます。
Linux または Solaris でJRockit Mission Control を /usr/local
などのシステム全体の場所にインストールする場合は、まず必要なパーミッションを取得するために root になる必要があります。ルート アクセス権がない場合は、書き込みパーミッションのあるディレクトリ (たとえば自分のホーム ディレクトリ) に、JRockit Mission Control をインストールします。
Linux および Solaris 上にインストールする場合、システム プリファレンスのデフォルトの場所は次のとおりです。
ここで [JAVA_HOME]=[INSTALL_DIR]/jre
です。
ただし、ユーザが「root」の場合は /etc/.java/.systemPrefs
が使用されます。
JRockit Mission Control 3.1.0 以降は、各製品インストール ディレクトリが Oracle ホームとしても機能し、追加の製品を Oracle セントラル インベントリに登録できます。 セントラル インベントリには同一のホスト上にインストールされているすべての Oracle 製品に関する情報が格納され、これは Oracle Universal Installer を実行することで管理できます。
注意 : | この例では Oracle Universal Installer がすでに別の Oracle 製品の一部として直接的または間接的にインストールされていることを前提としています。Oracle Universal Installer の起動方法の詳細については、以下を参照してください。 |
注意 : | サンプル内の Oracle ホーム名は同一のホスト上にインストールされているすべての Oracle 製品間でユニークであると想定されます。この名前は、デフォルトの製品インストール ディレクトリ名から、ダッシュをアンダースコアで置換し、製品バージョン番号のドットを削除し、アーキテクチャ名を追加することで取得されます。 |
JRockit Misson Control をインストールしたら、Oracle Universal Installer を使用してセントラル インベントリにアタッチできます。
注意 : | 次の例では、Windows コマンド プロンプト (DOS) または互換コマンド シェルを使用し、デフォルトの製品インストール ディレクトリを選択していることを前提としています。 |
setup.exe -noconsole -attachHome \
ORACLE_HOME="%ProgramFiles%\Java\jrmc-<jrmc_version>-<java_version>" \
ORACLE_HOME_NAME="jrmc_<jrmc_version_compact>_<java_version_compact>_<arch>"
Linux および Solaris プラットフォーム用のコマンド :
注意 : | 次の例では、UNIX bash シェルまたは互換コマンド シェルを使用し、デフォルトの製品インストール ディレクトリを選択していることを前提としています。 |
./runInstaller -attachHome \
ORACLE_HOME="$HOME/jrmc-<jrmc_version>-<java_version>" \
ORACLE_HOME_NAME="jrmc_<jrmc_version_compact>_<java_version_compact>_<arch>"
JRockit Misson Control をアンインストールする前に、セントラル インベントリからデタッチされていることを確認する必要があります。
注意 : | 次の例では、Windows コマンド プロンプト (DOS) または互換コマンド シェルを使用し、デフォルトの製品インストール ディレクトリを選択していることを前提としています。 |
setup.exe -noconsole -detachHome \
ORACLE_HOME="%ProgramFiles%\Java\jrmc-<jrmc_version>-<java_version>" \
ORACLE_HOME_NAME="jrmc_<jrmc_version_compact>_<java_version_compact>_<arch>"
Linux および Solaris プラットフォーム用のコマンド :
注意 : | 次の例では、UNIX bash シェルまたは互換コマンド シェルを使用し、デフォルトの製品インストール ディレクトリを選択していることを前提としています。 |
./runInstaller -detachHome \
ORACLE_HOME="$HOME/jrmc-<jrmc_version>-<java_version>" \
ORACLE_HOME_NAME="jrmc_<jrmc_version_compact>_<java_version_compact>_<arch>"
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