ヘッダーをスキップ
Oracle Configuration Managerインストレーションおよび管理ガイド
リリース10.3.1
B51059-03
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

2 Oracle Configuration Managerのインストール

この章では、Oracle Configuration Managerのインストール手順について詳細に説明します。構成収集用にデータベースを準備する手順についても説明します。内容は次のとおりです。

2.1 インストール前の要件

Oracle Configuration Managerをインストールする前に、次のインストール前の要件が満たされていることを確認します。

  1. 共有Oracleホームを使用する必要があるかどうかを判断します。インストール先のOracleホームが共有Oracleホームとしてインストールされている場合のみ、Oracle Configuration Managerを共有Oracleホームとしてインストールします。構成ファイルを共通の実行可能ファイルとは別の場所に置く必要がある場合にのみ、共有Oracleホームを使用します。

  2. JDKの必須バージョン(UNIXの場合は1.2.2以降、Windowsの場合は1.3.1以降)がOracle Configuration ManagerをインストールするシステムのOCM_INSTALL_ROOTディレクトリにあるか、JAVA_HOME環境変数が適切なJDKディレクトリを指していることを確認する必要があります。

  3. 接続構成には、次のいずれかの方法で資格証明を指定します。設定プロセスで資格証明情報を指定しないと、Oracle Configuration Managerは匿名で登録されます(2.2.7.2.2項「パラメータを使用しない対話型インストール」を参照してください)。

    • 引数を指定せずにsetupCCRコマンドを実行してOracle Configuration Managerを構成する場合に必要となるため、My Oracle Supportユーザー名(電子メール・アドレス)およびパスワードを用意します。

      または

    • カスタマ・サポートID(CSI)、My Oracle Supportユーザー名および国コードを用意します。

      国コードはカスタマ・サポートIDに関連付けられています。登録に失敗し、正しい国コードを指定したかどうかが不明な場合は、My Oracle Supportのサイト(http://metalink.oracle.com)を参照してください。My Oracle Supportユーザー名に関連付けられている国は、「Licenses」リンクの「Profile」セクションに表示されます。有効な国コードのリストは、付録A「国コード」を参照してください。

  4. インターネットに接続するために必要な場合は、プロキシ・サーバー、ポートおよびパスワード情報を用意します。

2.2 Oracle Configuration Managerのインストール

Oracle Configuration Managerは次のいずれかの方法でインストールできます。

インストール後、configCCRスクリプトを使用することにより、プロキシ・サーバーおよび登録資格証明の再構成、その他のインスタンス・ホームやその他のホストの追加、接続モードと非接続モードの切替えができます。登録資格証明は、My Oracle Supportユーザー名およびパスワードの資格証明か、CSI、My Oracle Supportユーザー名および国コードの資格証明のいずれかです。詳細は、5.19項「configCCR」を参照してください。

2.2.1 クローン・ホームでのOracle Configuration Managerの設定

Oracle Configuration Managerを含むOCM_INSTALL_ROOTのクローニング後、新しいOCM_INSTALL_ROOT用にOracle Configuration Managerを設定する必要があります。

  • Oracle Configuration Managerが元来のOCM_INSTALL_ROOTにインストールおよび構成されていた場合は次のようにします。

    1. クローン・ホームのOCM_INSTALL_ROOT/ccr/hostsのサブディレクトリを削除することで、構成されている以前のホストを削除します。

    2. クローニングされたOCM_INSTALL_ROOTでconfigCCRコマンドを実行します。

  • Oracle Configuration Managerが元来のOCM_INSTALL_ROOTにインストールされていたが構成されていなかった場合、setupCCRコマンドを実行してクローニングされたOCM_INSTALL_ROOTに設定します。setupCCRコマンドの詳細は、2.2.7項「コマンドライン・インタフェースを使用したOracle Configuration Managerのインストール」を参照してください。

2.2.2 Oracle E-Business Suiteのインストールに関する考慮事項

Oracle E-Business Suiteリリース11iのインストールでは、Oracle Configuration ManagerをiAS OracleホームおよびデータベースOracleホームにインストールし、構成する必要があります。Oracle Configuration Managerのインストール後、2.3.2項「構成収集用のデータベースのインストルメント」にあるとおり、構成収集用にデータベースおよびOracle E-Businessのスキーマをインストルメントします。


注意:

Oracle Configuration ManagerをAPPL_TOPまたは8.0.6 Oracleホームにインストールしないでください。詳細は、My Oracle Support Note 372826.1を参照してください。


重要:

リリース10.2.6以前のOracle Configuration Managerを使用または構成するR12 Oracle E-Business Suiteカスタマの場合、次に従ってください。

Oracle Configuration Managerをリリース12の環境に手動でダウンロードし、インストールしないでください。Oracle E-Business Suiteリリース12のインストールにOracle Configuration Managerをインストールするには、高速ウィザードやAutoConfigを使用してOracle Configuration Managerをインストールおよび構成します。この処理とE-Business Suiteユーザーに関する既知の問題とその他の考慮事項は、My Oracle Support Note 406369.1に記載されています。

リリース10.2.7以降のOracle Configuration Managerを使用または構成するR12 Oracle E-Business Suiteのカスタマがネイティブ統合を利用する場合、My Oracle Support Note 727157.1を参照してください。


2.2.3 Oracle Retail製品ラインのインストールに関する考慮事項

Oracle Retail 13.0製品ラインのインストールでは、Oracle Configuration Managerをアプリケーションに対応したインストール・ディレクトリにインストールして構成する必要があります。

次のOracle Retail製品のアプリケーションzipファイルには、Oracle Configuration Managerのインストーラzipファイルが含まれています。

  • Oracle Retail Merchandising System(Formsアプリケーションzip)

  • Oracle Retail Price Management(Javaアプリケーションzip)

  • Oracle Retail Invoice Matching(Javaアプリケーションzip)

  • Oracle Retail Allocation(Javaアプリケーションzip)

  • Oracle Retail Integration Bus(RIBカーネル・ディストリビューション)

  • Oracle Retail Store Inventory Management(Javaアプリケーションzip)

  • Oracle Retail Central Office

  • Oracle Retail Back Office

  • Oracle Retail Labels and Tags

  • Oracle Retail Predictive Application Server

  • Oracle Retail Advanced Inventory Planning(Javaアプリケーションzip)

  • Oracle Retail Workspace(ORWアプリケーションzip)

このインストールの実行方法の詳細は、My Oracle Support Note 559539.1を参照してください。

2.2.4 Oracle Business Intelligence Enterprise Editionのインストールに関する考慮事項

Oracle Business Intelligence Enterprise Edition(BI EE)のインストールでは、Oracle Configuration ManagerをBusiness Intelligence製品のインストール・ディレクトリ(SAROOTDIR)とデータベース・ホームにインストールし、構成する必要があります。

構成収集は、BIスタックのAnalytics Server、Presentation Server、Analytics Web Plugin、Scheduler、Cluster ControllerおよびDACコンポーネントを対象とします。Oracle Configuration Managerの現行リリースは、Business Intelligenceの7.8.4および10.1.3.2リリースで動作が保証されています。

使用中のCustomer Support Identifier(CSI)に国コードが付いていなかった場合、登録での国コードとしてUSを使用します。

Oracle Configuration Managerのインストール後、2.3.2項「構成収集用のデータベースのインストルメント」にあるとおり、構成収集用にデータベースおよびOracle Business Intelligence Enterprise Editionのスキーマをインストルメントします。

2.2.5 Siebel Customer Relationship Managementのインストールに関する考慮事項

Siebel Customer Relationship Management(CRM)のインストールでは、Oracle Configuration ManagerをCRMのSiebel ServerおよびSiebel Gatewayのホームにインストールし、構成する必要があります。

Oracle Configuration Managerの現行リリースは、CRMの7.7, 7.8および8.0リリースで動作が保証されています。

使用中のCustomer Support Identifier(CSI)に国コードが付いていなかった場合、登録での国コードとしてUSを使用します。

Oracle Configuration Managerのインストール後、2.3.2項「構成収集用のデータベースのインストルメント」にあるとおり、構成収集用にデータベースおよびOracle Business Intelligence Enterprise Editionのスキーマをインストルメントします。

2.2.6 JD Edwards EnterpriseOneのインストールに関する考慮事項

JD Edwards EnterpriseOne Toolsリリース8.97のインストールでは、Oracle Configuration Managerのインストールは、JD Edwards Server Managerコンソールを介してのみ可能で、このマニュアルで説明されているOracle Configuration Managerコマンドライン・インストールではサポートされていません。


注意:

Oracle Configuration Managerでは現在のところJD Edwards iSeriesプラットフォームはサポートされていません。

JD Edwards EnterpriseOneでのOracle Configuration Managerのインストールおよび管理の詳細は、PeopleSoft Customer ConnectionのWebサイト(https://www.peoplesoft.com/corp/en/login.jsp)にある「JD Edwards EnterpriseOne Tools Release 8.97 Server Manager Guide」を参照してください。

2.2.7 コマンドライン・インタフェースを使用したOracle Configuration Managerのインストール

コマンドライン・インタフェースを使用してOracle Configuration Managerをインストールするには、次のようにします。

2.2.7.1 インストール前の手順

インストールを開始する前に、次の手順を行います。

  1. OCM_INSTALL_ROOTディレクトリの所有者としてログインします。

  2. UNIXベースのシステムでは、次のコマンドを発行して解凍済のファイルを保護します。

    umask 077
    
  3. 次のようにOracle Configuration Managerの配布ファイルをOCM_INSTALL_ROOTディレクトリに解凍します。

    $unzip -d OCM_INSTALL_ROOT ccr-Production-10.3.1.0.0-<OS_NAME>-<CHIP_ARCH>.zip
    

    Oracle Configuration Managerのプラットフォーム固有の配布ファイルの名前は、ccr-Production-10.3.1.0.0-<OS_NAME>-<CHIP_ARCH>.zipと表されています。OS_NAMEはLinux、AIX、Windowsなどのオペレーティング・システムの名前で、<CHIP_ARCH>はi386x86などのベース・アーキテクチャです。

2.2.7.2 単一ホームへのOracle Configuration Managerのインストール

ファイルを解凍すると、スクリプト化されたインストールまたは対話型のインストールのいずれかを開始できます。


注意:

My Oracle Supportユーザー名およびパスワードは、以前にMetaLinkユーザー名およびパスワードと呼ばれていたものです。

2.2.7.2.1 スクリプト化されたインストール

すべての登録情報が含まれているレスポンス・ファイルが作成されていることを確認します。OCM_INSTALL_ROOT/ccr/binディレクトリから次のコマンドを入力してOracle Configuration Managerをインストールし、構成を完了します。

setupCCR -R <response file>

パラメータ

  • -Rパラメータは、インストールで、すべての必須入力にemocmrspユーティリティにより作成されたレスポンス・ファイルの内容が使用されていることを表します。-Rパラメータは、-d(非接続モード)、-s(承認済署名)、およびCSI、My Oracle Supportユーザー名および2文字の国コードのいずれの修飾子とも一緒に使用できません。

2.2.7.2.2 パラメータを使用しない対話型のインストール

OCM_INSTALL_ROOT/ccr/binディレクトリからsetupCCRコマンドを入力してOracle Configuration Managerをインストールし、構成を完了します。

setupCCR [-s]

注意:

Oracle Configuration Managerを接続モードで設定し、登録にMy Oracle Supportユーザー名(電子メール・アドレス)を使用する場合、コマンドラインでは何も指定しません。My Oracle Supportユーザー名およびパスワードが要求されます。

ライセンス契約を確認するには、http://www.oracle.com/support/policies.htmlを参照してください。

次のいずれかが発生した場合は、匿名で登録されます。

  • 正しいMy Oracle Supportの資格証明(ユーザー名/パスワード、またはCSI、My Oracle Supportユーザー名および国コード)の指定に3回失敗した場合

  • My Oracle Supportユーザー名に関連するパスワードの入力を要求されたときに、データを指定せずに[Enter]キーを押した場合

匿名で登録された場合、データはアップロードされますが、アクセスは不可能、つまりデータはどの組織にも関連付けられていません。

2.2.7.2.3 パラメータを使用した対話型のインストール

ファイルの解凍後、OCM_INSTALL_ROOT/ccr/binディレクトリから次のコマンドを入力してOracle Configuration Managerをインストールし、構成を完了します。

setupCCR [-s] [-d] [<CSI>] [<MyOracleSupportUserName>] [<Country-Code>]

注意:

Oracle Configuration Managerを接続モードで設定し、カスタマ・サポートID(CSI)を使用して登録する場合、少なくともCSIを指定する必要があります。

パラメータ

  • -sパラメータは、Oracle Configuration Managerのライセンス契約への同意を表します。このパラメータはオプションです。このパラメータを指定しない場合、ライセンス契約の一部が表示されます。ライセンス契約への同意を要求されます。Oracle Configuration Managerのインストールを開始し、構成し、使用するには、契約に同意する必要があります。

  • -dパラメータを使用した場合、Oracle Configuration Managerは非接続モードでインストールされます。このモードでは、構成データは自動的に収集されません。コンピュータがインターネット・アクセスに対応していない場合、このモードを使用します。データは、emCCR collectオプションを使用して手動で収集できます。詳細は、5.3項「emCCR collect」を参照してください。-dパラメータと一緒にCSI、My Oracle Supportユーザー名および国コードのパラメータが指定された場合、これらのパラメータは無視されます。

  • CSIカスタマ・サポートIDです。CSI番号は、My Oracle Supportの「Licenses」リンクの「Profile」セクションに表示されます。CSIを指定すると、My Oracle Supportユーザー名および国コードが要求されます。

  • MyOracleSupportUserNameはMy Oracle Supportのユーザー名です。

  • Country-Codeは顧客の国コードです。有効な国コードのリストは、付録A「国コード」を参照してください。

正しい資格証明の指定に3回失敗すると、匿名が使用されます。

インターネット・アクセス

インターネット・アクセスが必要な場合、プロキシ情報を要求されます。インターネットにアクセスできない場合、プロンプトでNONEと入力すると、Oracle Configuration Managerが非接続モードで構成されます。正しい情報またはNONEを入力するまで、入力を要求されます。

それ以外の場合、プロキシ・サーバーのホスト、ポートおよび認証情報(必要な場合)を指定する必要があります。形式は次のとおりです。

[<proxy-user>@]<proxy-host>:<proxy-port>

次のことに注意してください。

  • proxy-userが指定されている場合、パスワードの入力を求められます。

  • proxy-userが指定されていない場合(<proxy-host>:<proxy-port>)、プロキシ・サーバーは接続に使用されますが、認証されません。

  • デフォルトのproxy-portが使用される場合、次のいずれも有効なプロキシ文字列です。

    <proxy-host>
    <proxy-user>@<proxy-host>
    

プロキシ情報を使用した例は、「プロキシ・サーバーを使用したsetupCCRコマンドの出力例(接続モード)」を参照してください。

2.2.7.3 データベース・インスツルメンテーション・スクリプトの実行

構成の完了後、Oracle Configuration Managerで構成情報の自動収集およびアップロードを開始します。OCM_INSTALL_ROOTディレクトリにデータベースがある場合、データベース・インスツルメンテーション・スクリプトを実行する必要があります。データベースがOracle E-BusinessインストールまたはOracle Enterprise Manager Grid Controlインストールによって使用されている場合、追加のデータベース・インスツルメンテーション・スクリプトを実行し、この種のインストールに特有の構成データの収集を有効にする必要があります。詳細は、2.3.2項「構成収集用のデータベースのインストルメント」を参照してください。

2.2.7.4 setupCCRコマンドの出力例

この項では、接続および非接続の両モードでのsetupCCRコマンドの出力例を示します。

My Oracle Supportユーザー名およびパスワードを使用したsetupCCRコマンドの出力例(パラメータの使用なし)

OCM_INSTALL_ROOT/ccr/bin/setupCCR

Provide your email address to be informed of security issues, install and
initiate Oracle Configuration Manager. Easier for you if you use your My Oracle Support
Email address/User Name.
Visit http://www.oracle.com/support/policies.html for details.
Email address/User Name: jdoe@company.com
Provide your My Oracle Support password to receive security updates via your My Oracle Support account.
Password (optional):

** Installing base package **
Deploying core - Version 10.3.1.0.0

** Registering installation with Oracle Configuration Manager server(s) **
Deploying engines - Version 10.2.7.1.0
Deploying metricdata - Version 10.2.4.0.3
Deploying scripts - Version 10.3.1.0.0

** Getting package updates from ContentServer **

** Starting the Oracle Configuration Manager Scheduler **
Oracle Configuration Manager - Release: 10.3.1.0.0 - Production
Copyright (c) 2005, 2009, Oracle.  All rights reserved.
------------------------------------------------------------------
Starting Oracle Configuration Manager...
Waiting for status from Oracle Configuration Manager....
Start Date               06-Jan-2009 12:49:53
Last Collection Time     -
Next Collection Time     07-Jan-2009 12:49:00
Collection Frequency     Daily at 12:49
Collection Status        scheduled collection running
Log Directory            /scratch/jdoe/test/ccr/hosts/myhost/log
Registered At            06-Jan-2009 12:49:05
Automatic Update         On
Collector Mode           Connected

Oracle Configuration Manager successfully started.

Oracle Configuration Manager has been configured in connected mode. If the
target ORACLE_HOME is running a database, please refer to the
"Post-installation Database Configuration" section of the OCM Installation
and Administration Guide
(http://www.oracle.com/technology/documentation/ocm.html) to complete the
installation.

View configuration data reports and access valuable configuration best
practices by going to My Oracle Support.

CSIを使用したsetupCCRコマンドの出力例

OCM_INSTALL_ROOT/ccr/bin/setupCCR 12345678

Configuration requires the following pieces(s) of information.
    Oracle My Oracle Support User Name: john.doe@company.com
    The two character country code: us

** Installing base package **
Deploying core - Version 10.3.1.0.0

** Registering installation with Oracle Configuration Manager server(s) **
Deploying engines - Version 10.2.7.1.0
Deploying metricdata - Version 10.2.4.0.3
Deploying scripts - Version 10.3.1.0.0

** Getting package updates from ContentServer **

** Starting the Oracle Configuration Manager Scheduler **
Oracle Configuration Manager - Release: 10.3.1.0.0 - Production
Copyright (c) 2005, 2009, Oracle.  All rights reserved.
------------------------------------------------------------------
Starting Oracle Configuration Manager...
Waiting for status from Oracle Configuration Manager....
Start Date                06-Jan-2009 12:49:53
Last Collection Time     -
Next Collection Time     07-Jan-2009 12:49:00
Collection Frequency     Daily at 12:49
Collection Status        scheduled collection running
Log Directory            /scratch/jdoe/test/ccr/hosts/myhost/log
Registered At            06-Jan-2009 12:49:05
Automatic Update         On
Collector Mode           Connected

Oracle Configuration Manager successfully started.

Oracle Configuration Manager has been configured in connected mode. If the
target ORACLE_HOME is running a database, please refer to the
"Post-installation Database Configuration" section of the OCM Installation
and Administration Guide
(http://www.oracle.com/technology/documentation/ocm.html) to complete the
installation.

View configuration data reports and access valuable configuration best
practices by going to My Oracle Support.

プロキシ・サーバーを使用したsetupCCRコマンドの出力例(接続モード)

OCM_INSTALL_ROOT/ccr/bin/setupCCR

Provide your email address to be informed of security issues, install and
initiate Oracle Configuration Manager. Easier for you if you use your My Oracle Support Email address/User Name.
Visit http://www.oracle.com/support/policies.html for details.
Email address/User Name: jdoe@company.com
Provide your My Oracle Support password to receive security updates via your MetaLink account.
Password (optional):

Unable to establish a network connection to Oracle. If your systems require a
proxy server for outbound Internet connections, enter the proxy server details
in this format:
    [<proxy-user>@]<proxy-host>[:<proxy-port>]
If you want to remain uninformed of critical security issues in your
configuration, enter NONE
Proxy specification: abc@host.com:8083
Proxy Password:
Proxy information verified, validating specified email value(s).

** Installing base package **
Deploying core - Version 10.3.1.0.0

** Registering installation with Oracle Configuration Manager server(s) **
Deploying engines - Version 10.2.7.1.0
Deploying metricdata - Version 10.2.4.0.3
Deploying scripts - Version 10.3.1.0.0

** Getting package updates from ContentServer **

** Starting the Oracle Configuration Manager Scheduler **
Oracle Configuration Manager - Release: 10.3.1.0.0 - Production
Copyright (c) 2005, 2009, Oracle.  All rights reserved.
------------------------------------------------------------------
Starting Oracle Configuration Manager...
Waiting for status from Oracle Configuration Manager....
Start Date               06-Jan-2009 12:49:53
Last Collection Time     -
Next Collection Time     07-Jan-2009 12:49:00
Collection Frequency     Daily at 12:49
Collection Status        scheduled collection running
Log Directory            /scratch/jdoe/test/ccr/hosts/myhost/log
Registered At            06-Jan-2009 12:49:05
Automatic Update         On
Collector Mode           Connected

Oracle Configuration Manager successfully started.

Oracle Configuration Manager has been configured in connected mode. If the
target ORACLE_HOME is running a database, please refer to the
"Post-installation Database Configuration" section of the OCM Installation
and Administration Guide
(http://www.oracle.com/technology/documentation/ocm.html) to complete the
installation.

View configuration data reports and access valuable configuration best
practices by going to My Oracle Support.

setupCCRコマンドの出力例(非接続モード)

OCM_INSTALL_ROOT/ccr/bin/setupCCR -s -d

** Installing base package **
Deploying core - Version 10.3.1.0.0
Deploying engines - Version 10.2.7.1.0
Deploying metricdata - Version 10.2.4.0.3
Deploying scripts - Version 10.3.1.0.0

注意:

UNIXシステムを使用していて、CRONにアクセスできない場合、Oracle Configuration Managerのインストール時に問題が起きる可能性があります。この問題を回避するには、環境変数CCR_DISABLE_CRON_ENTRYを任意の値に設定し、インストールを再試行します。これは、CRONTABが制限付き処理の場合にのみ行う必要があります。

CRONTABが制限されており、回避策を行わない場合、インストールは失敗します。インストールの失敗は、失敗メッセージが示されるログ・ファイルで特定します。

失敗メッセージの例は次のとおりです。

** Installing base package **
Deploying core - Version 10.3.1.0.0
Error encountered in package deployment.
Check the contents of the deployment log -
/u01/app/oracle/products/10.2.0.4/database/ccr/log/install-core-03-02-2007_10.42.45.892950000.log

このログにはインストール時の出力が含まれ、失敗の理由がわかります。


2.2.7.5 共有OracleホームへのOracle Configuration Managerのインストール

インストール先のOracleホームが共有Oracleホームとしてインストールされている場合のみ、Oracle Configuration Managerを共有Oracleホームとしてインストールします。構成ファイルを共通の実行可能ファイルとは別の場所に置く必要がある場合にのみ、共有Oracleホームを使用します。

Oracle Configuration Managerを共有Oracleホームにインストールするには、2.2.7項「コマンドライン・インタフェースを使用したOracle Configuration Managerのインストール」の手順に従い、次の手順を行います。

  1. 同じホストの各追加インスタンスに対し、構成するインスタンスごとにORACLE_CONFIG_HOME変数を設定します。

  2. OCM_INSTALL_ROOT/ccr/bin/configCCR -aを実行します。資格証明が要求されます。構成情報については、5.19項「configCCR」を参照してください。

構成の完了後、Oracle Configuration Managerで構成情報の収集およびアップロードを開始します。OCM_INSTALL_ROOTディレクトリにデータベースがある場合、データベース収集スクリプトを実行する必要があります。データベースがOracle E-BusinessインストールまたはOracle Enterprise Manager Grid Controlインストールによって使用されている場合、データベース収集スクリプトを実行し、データベース構成データの収集を有効にする必要があります。詳細は、2.3.2項「構成収集用のデータベースのインストルメント」を参照してください。

2.2.8 Oracle Universal Installerを使用したOracle Configuration Managerのインストール

Oracle Configuration Managerは他の製品リリースまたはパッチセットにバンドルされている場合があり、Oracle Universal Installerを使用してインストールできます。Oracle Configuration Managerが含まれる製品リリースまたはパッチセットをインストールしている場合、図2-1が表示されます。

図2-1 「Oracle Configuration Manager登録」画面

「Oracle Configuration Manager登録」画面
「図2-1 「Oracle Configuration Manager登録」画面」の説明

2.2.8.1 電子メール・アドレスを入力しない

電子メール・アドレスを入力しない場合、セキュリティの更新を受信しないかを尋ねる確認ダイアログ・ボックスが表示されます。「はい」をクリックすると、インストールが続行され、Oracle Configuration Managerは構成されません。

2.2.8.2 電子メール・アドレスを入力し、パスワードは入力しない

Oracle Configuration Managerは、指定した電子メール・アドレスを使用して、匿名モードでインストールおよび構成されます。

2.2.8.3 電子メール・アドレスおよびパスワード両方を指定

電子メール・アドレスおよびパスワード両方を指定する場合、Oracle Configuration Managerでは指定した資格証明を検証するために接続を確認します。インターネットに直接接続できない場合、接続失敗ダイアログ・ボックスが表示され(図2-2)、プロキシ・サーバーを定義できます。

資格証明が確認されると、指定した資格証明を使用してOracle Configuration Managerがインストールおよび構成されます。

図2-2 Oracle Configuration Managerの接続失敗ダイアログ・ボックス

Oracle Configuration Managerの接続失敗ダイアログ・ボックス
「図2-2 Oracle Configuration Managerの接続失敗ダイアログ・ボックス」の説明

2.2.8.4 プロキシ・サーバーを使用した接続設定

Oracle Configuration Managerでインターネットへの接続が判別されない場合、接続失敗ダイアログ・ボックス(図2-2)が表示されます。プロキシ・サーバーの構成詳細を入力します。

接続失敗ダイアログ・ボックスで次の操作を行います。

  • プロキシ・サーバーのホスト名を入力します。たとえば、プロキシ・サーバーの設定を次のように指定できます。

    プロキシ・サーバー: www-proxy.example.com

  • プロキシ・サーバーのポート番号を入力します。たとえば、プロキシ・ポートを次のように指定できます。

    ポート: 98

  • プロキシ・サーバーで認証が必要な場合、「プロキシ・ユーザー名」および「パスワード」フィールドで資格証明を指定する必要があります。

  • 接続ができない場合、「構成におけるクリティカルなセキュリティの問題を知らせない」チェック・ボックスを選択します。これにより、Oracle Configuration Managerは非接続モードでインストールされます。

  • 「続行」をクリックして、オラクル社に接続できることを検証します。

    • 検証に失敗した場合は、接続失敗ダイアログ・ボックスのままです。正しいプロキシ・サーバー情報を入力するか、接続できない場合は、「構成におけるクリティカルなセキュリティの問題を知らせない」チェック・ボックスを選択します。Oracle Configuration Managerは非接続モードでインストールされます。

    • 検証に成功した場合は、Oracle Configuration Managerにより、My Oracle Supportユーザー名(電子メール・アドレス)およびMy Oracle Supportパスワードが検証されます。正しい資格証明の指定は3回まで許されます。3回を超えると、匿名として登録されることを示すエラーが表示されます。「サマリー」ページが表示されます。

    • My Oracle Supportの資格証明を指定しないと、Oracle Configuration Managerは匿名で構成されます。

インストールの最後にOracle Configuration Managerコンフィギュレーション・アシスタントが実行されます。コンフィギュレーション・アシスタントから、インストールの成功または失敗が示されます。インストールが失敗した場合、Oracleホーム・ディレクトリにあるインストール・ログ・ファイルを調べます。インストール後にコマンドOCM_INSTALL_ROOT/ccr/bin/setupCCRを起動して構成を再試行できます。

Oracle Configuration Managerの以前のリリースがOracleホーム・ディレクトリにインストールされている場合、Oracle Configuration Managerは自動的に最新リリースに更新されます。

2.3 インストール後のデータベースの構成

Oracle Configuration Managerをデータベースが含まれるホームにインストールした場合、構成収集用にデータベースをインストルメントするスクリプトを実行する必要があります。接続モードか非接続モードかに関係なく、このスクリプトを実行する必要があります。これによって、ORACLE_OCMというデータベース・アカウントが作成されます。このアカウントには構成情報を収集するPL/SQLプロシージャが用意されています。このアカウントは、収集を行うデータベース管理システム(DBMS)ジョブを所有します。アカウントの設定後、ログイン権限が不要になるため、アカウントがロックされます。


注意:

  • 収集された構成データはデータベースに格納されないため、データベース用に追加のディスク領域は必要ありません。

  • データベースの構成収集は、データベース・ジョブを使用して行われるため、10gより前のデータベースの場合のみjob_queue_process初期化パラメータを0より大きい値にする必要があります。


2.3.1 9.2より前のデータベースの準備

9.2より前のデータベースの場合、installCCRSQL.sh(UNIX)またはinstallCCRSQL.exe(Windows)スクリプトを実行して構成収集用にデータベースを準備する前に、次の手順を実行する必要があります。

  1. init<sid>.oraファイル(sidはデータベース・システム識別子)を編集し、ディレクトリの1つとしてOCM_CONFIG_HOME/stateを含むようUTL_FILE_DIRパラメータを設定します。

    サーバー・パラメータ・ファイル(spfile)を使用している場合、次のSQL*Plusコマンドを使用してUTL_FILE_DIRパラメータを変更します。

    SQL>alter system set utl_file_dir=<value> scope=spfile
    

    ここでvalueはOCM_CONFIG_HOME/stateです。

  2. データベースを再起動します。

2.3.2 構成収集用のデータベースのインストルメント

リリース10.2.0.4より前のデータベースにOracle Configuration Managerをインストールする場合にのみ次の手順を実行します。Oracle Databaseリリース10.2.0.4から、データベースは自動的にインストルメントされます。

構成収集用にデータベースを構成するには、次の手順を行います。

  • 次のスクリプトを実行します。SYSDBA-USERパスワードが要求されます。

    OCM_INSTALL_ROOT/ccr/admin/scripts/installCCRSQL.sh collectconfig -s <SID> -r <SYSDBA-USER>
    

    installCCRSQL.sh(UNIX)またはinstallCCRSQL.exe(Windows)スクリプトによって、Oracle Configuration Managerユーザーが作成され、ORACLE_SIDによって定義されたデータベースにPL/SQLプロシージャがロードされます。次の例のように、コマンドラインで-sオプションを使用することにより、データベース<SID>を指定することもできます。この例では<SID>orclです。

    OCM_INSTALL_ROOT/ccr/admin/scripts/installCCRSQL.sh collectconfig -s orcl
    

    デフォルトでは、データベースへの接続にはOS認証の"/as sysdba"が使用されます。別のSYSDBAユーザーとパスワードを指定するには、次のオプションを使用します。

    -r <SYSDBA-USER>: SYSDBAユーザーのログイン名

    対応するパスワードが要求されます。

  • Oracle Real Application Cluster(RAC)データベースの場合、1つのインスタンスに対してのみデータベース・スクリプトを実行しますが、Oracle Configuration Managerはすべてのインスタンス・ホームにインストールする必要があります。


注意:

  • installCCRSQL.shスクリプトの実行時にOracle Configuration Managerアカウントがすでにある場合、アカウントは削除され、再作成されます。

  • Oracle Configuration Managerのインストール後に9.xのデータベースを10.xにアップグレードした場合、installCCRSQL.shスクリプトを再度実行し、アップグレード版をインストルメントする必要があります。


2.3.2.1 E-Business Suite用の追加手順

データベースがOracle E-Business Suiteのリポジトリとして使用されている場合、E-BusinessデータベースがホストされているOCM_INSTALL_ROOTディレクトリから次のスクリプトを実行する必要もあります。

OCM_INSTALL_ROOT/ccr/admin/scripts/installCCRSQL.sh ebs_collectconfig -u <Oracle_Applications_User>

-uパラメータは必須です。このパラメータを指定しないと、Oracle Applicationsユーザーが要求されます。-uパラメータを指定した場合、Oracle Applicationsパスワードが要求されます。

インストールを自動化するには、追加の-wオプションでOracle Applicationsパスワードを指定してinstallCCRSQL.shスクリプトを実行するスクリプトを作成します。次に例を示します。

OCM_INSTALL_ROOT/ccr/admin/scripts/installCCRSQL.sh ebs_collectconfig -u <Oracle_Applications_User> -w <Oracle_Applications_Password>


警告:

パスワードを含むスクリプトの作成は、データベース・セキュリティのリスクになる可能性があります。


-s <SID>コマンドを追加し、Oracle Applications DatabaseインスタンスのSIDを指定できます。

データベースの接続にOS認証を使用していない場合、-rパラメータを使用して次の指定を行う必要があります。

-r <SYSDBA-USER>: SYSDBAユーザーのログイン名。対応するパスワードが要求されます。

2.3.2.2 Oracle Enterprise Manager Grid Control用の追加手順

Grid Controlリリース10.2.0.5から、この手順は自動的に実行されます。

データベースがOracle Enterprise Manager Grid Controlのリポジトリとして使用されている場合、次のスクリプトも実行する必要があります。

OCM_INSTALL_ROOT/ccr/admin/scripts/installCCRSQL.sh collectemrep

このコマンドを実行すると、SYSMANパスワードが要求されます。インストールを自動化するには、SYSMANパスワードを指定してinstallCCRSQL.shスクリプトを実行するスクリプトを作成します。次に例を示します。

OCM_INSTALL_ROOT/ccr/admin/scripts/installCCRSQL.sh collectemrep -e <SYSMAN.PASSWORD>


警告:

パスワードを含むスクリプトの作成は、データベース・セキュリティのリスクになる可能性があります。


-s <SID>コマンドを追加し、Oracle Enterprise Manager Grid Control DatabaseインスタンスのSIDを指定できます。このスクリプトは、Oracle Enterprise Manager Grid ControlデータベースがホストされているOCM_INSTALL_ROOTから実行する必要があります。

データベースの接続にOS認証を使用していない場合、-rパラメータを使用して次の指定を行う必要があります。

-r <SYSDBA-USER>: SYSDBAユーザーのログイン名。対応するパスワードが要求されます。

2.4 Oracle Configuration Managerのアンインストール

Oracle Configuration Managerをアンインストールするには、次の項の手順に従います。

2.4.1 Oracle Configuration Managerインスツルメンテーションのデータベースからの削除

データベースを削除するには、次のようにします。

  1. OCM_INSTALL_ROOTディレクトリにデータベースが含まれている場合、次のようにOracle Configuration Managerユーザーと関連オブジェクトをデータベースから削除します。

    SQL> @ccr/admin/scripts/dropocm.sql;
    

    注意:

    この操作を行うには、SYSDBA権限を持っている必要があります。

  2. データベースがOracle E-Business Suiteのリポジトリである場合、データベースにSYSDBAユーザーとしてログインして、次のようにデータベースから追加のオブジェクトを削除します。

    SQL> @ccr/admin/scripts/ebs/dropccr.sql <Oracle_Applications_User>
    
  3. データベースがOracle Grid Controlのリポジトリである場合、データベースにSYSMANユーザーとしてログインして、次のようにデータベースから追加のオブジェクトを削除します。

    SQL> @ccr/admin/scripts/dropemrep_collect.sql;
    

2.4.2 共有Oracleホーム(10.2.7以上のインストール)でのOCMのアンインストール

Oracle Configuration Managerがインストールされ、共有Oracleホーム・システム環境をサポートするよう構成されている場合、ccrディレクトリを削除する前にすべてのインスタンス構成を解除する必要があります。

共有Oracleホームを削除するには、次のようにします。

  1. インスタンスごとにconfigCCR -rを実行し、そのインスタンスに対するOracle Configuration Manager構成を削除します。

    - インスタンスが別のホストにある場合、このコマンドを実行する前に必要な設定はありません。

    - インスタンスが同じホストにある場合、このコマンドを実行する前にORACLE_CONFIG_HOME環境変数がインスタンスを指すよう設定する必要があります。

  2. 次のコマンドを入力してccrディレクトリを削除します。

    $rm -rf OCM_INSTALL_ROOT/ccr (On UNIX)
    
    >rmdir /s/q OCM_INSTALL_ROOT\ccr (On Windows)
    

注意:

ベースにホスト・ディレクトリが含まれる場合、すべてのORACLE_CONFIG_HOMEを削除する必要があります。

まず、すべての共有Oracleホームを削除します。次に、ベースを削除し、ディレクトリを削除します。


2.4.3 単一インスタンス・ホーム(10.2.7より前のインストールからのアップグレード)でのOracle Configuration Managerのアンインストール

10.2.7より前のインストールからのアップグレードからOracle Configuration Managerを削除するには、次のようにします。

  1. スケジューラを停止し、サービスまたはcrontabエントリを削除するには、次のコマンドを入力します。

    OCM_INSTALL_ROOT/ccr/bin/deployPackages -d OCM_INSTALL_ROOT/ccr/inventory/core.jar
    

    注意:

    Windowsオペレーティング・システムでは、コマンドの完了時にメッセージ「Batch file not found」が表示されます。このメッセージは、Oracle Configuration Managerの主なコンポーネントがすべて削除されたことを示します。

  2. 次のコマンドを入力してccrディレクトリを削除します。

    $rm -rf OCM_INSTALL_ROOT/ccr (On UNIX)
    
    >rmdir /s/q %OCM_INSTALL_ROOT%\ccr (On Windows)
    

    Oracle Configuration Managerが正常にアンインストールされます。