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Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README
10g リリース2(10.2)
B19227-09
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Oracle Data Provider for .NET

原典情報: %ORACLE_HOME%\product\10.2.0\db_1\odp.net\doc\readme.txt



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このREADMEでは、Oracle Data Provider for .NET(ODP.NET)のドキュメントの補足情報を提供します。

ドキュメントの追加事項

データベース変更通知

OracleCommandがChange Notificationを登録すると、その実行に対する文キャッシュは無効になります。

標準XMLスキーマに基づいたXMLのDATEおよびTIMESTAMP

Oracle Database 10gリリース2以降、生成されるXMLのDATEおよびTIMESTAMPの形式はデータベース・サーバー設定に基づきません。標準のXMLスキーマ形式に基づくようになります。

XMLスキーマ仕様におけるXMLのDATEおよびTIMESTAMPの形式の詳細は、http://www.w3.org/TR/2004/REC-xmlschema-2-20041028/datatypes.html#isoformatsを参照してください。

生成されるXMLでのDATEおよびTIMESTAMPの形式の詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。

ヒント、制限事項および既知の問題

  1. OracleDbType.Singleパラメータ型では、6つの精度がサポートされています。

  2. オプティマイザ・ヒント構文として/*+ ... */を使用します。ヒント構文--+ ...はサポートされていません。

  3. オープン・サーバー・カーソル数を最小限に抑えるには、OracleCommandオブジェクト、OracleRefCursorオブジェクトおよびOracleDataReaderオブジェクトを明示的に配置します。

  4. SQLでFOR UPDATE句またはRETURNING句を使用する場合、明示的なトランザクションを使用します。グローバル・トランザクションを使用している場合は不要です。

  5. 分散トランザクションの場合、ODP.NETでは、OraMTS制限により、クライアント・パスワードのないプロキシ認証はサポートされません。

  6. プーリングが有効化されている場合でも、OS認証済接続はODP.NETによりプールされません。

  7. Thread.Abort()は使用しないでください。非管理リソースが解放されないまま残り、メモリー・リークが発生したりハングする可能性があるためです。

  8. UTF8データベースからLONGデータをフェッチするときに、データ切捨てエラーが発生する場合があります。 [Bug#2573580]

  9. PL/SQL LONGデータ型、LONG RAWデータ型、RAWデータ型、VARCHARデータ型は、32512バイトを超えてバインドできません。 [Bug#3772804、3639234]

  10. OracleCommandのCancelメソッドを起動するか、またはOracleCommandのCommandTimeoutプロパティ値の期限切れによってコマンドの実行を終了すると、本来戻されるORA-01013ではなくORA-00936またはORA-00604が戻される場合があります。 [Bug#3715959]

  11. 変更通知が不正なポート番号に登録されたときに例外がスローされません。[Bug#4129077]