Oracle Database インストレーション・ガイド 10gリリース2(10.2)for HP-UX PA-RISC(64-bit) B25032-02 |
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この付録の内容は、次のとおりです。
Oracleのグローバリゼーション・サポートにより、ユーザーは選択したロケールおよびキャラクタ・セット設定でデータベースと対話できます。Oracleソフトウェアのロケール動作を指定するには、NLS_LANG
環境変数を設定します。この変数では、クライアント・アプリケーションとデータベース・サーバーに使用する言語と地域を設定します。また、SQL*Plusなどのクライアント・プログラムでデータの入力と表示に使用されるキャラクタ・セットも設定されます。
NLS_LANG
環境変数の書式は、次のとおりです。
NLS_LANG=
language_territory.characterset
各項目の意味は次のとおりです。
NLS_LANG
環境変数は、すべてのUNIXベース・プラットフォームでシェルのローカル環境変数として設定します。たとえば、オペレーティング・システムのロケール設定がen_US.UTF-8
の場合は、対応するNLS_LANG
環境変数をAMERICAN_AMERICA.AL32UTF8
に設定する必要があります。
次の表に、NLS_LANG
環境変数に有効な値の一部を示します。
デフォルトでは、Oracle Universal Installerはオペレーティング・システムで選択した言語で実行されます。Oracle Universal Installerは次の言語で実行することもできます。
Oracle Universal Installerを別の言語で実行するには、次の方法があります。
# LANG=language_territory.characterset
./runInstaller
たとえば、Oracle Universal Installerをドイツ語で実行するには、次のコマンドを使用します。
# LANG=de_DE.UTF-8 ./runInstaller
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