Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイド 10g リリース2(10.2) for Linux on POWER B25810-01 |
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この章では、システムからOracleソフトウェアを削除する方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。
Oracle HTML DBをインストールすると、コンフィギュレーション・アシスタントにより、インストール時に指定したデータベースにデータベース・オブジェクトが作成されます。Oracle HTML DBを完全に削除するには、ソフトウェアを削除した後、そのデータベースからデータベース・オブジェクトを削除する必要があります。データベースからOracle HTML DBデータベース・オブジェクトを削除する手順は、次のとおりです。
SYS
またはSYSTEM
ユーザーでデータベースに接続します。
$ sqlplus "SYS/SYS_password AS SYSDBA"
SQL> ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = flows_010600; SQL> EXEC wwv_flow_upgrade.drop_public_synonyms; SQL> ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYSTEM; SQL> DROP USER flows_010600 CASCADE; SQL> DROP USER flows_files CASCADE; SQL> DROP USER htmldb_public_user CASCADE;
Oracle Workflowを削除する手順は、次のとおりです。
SYS
ユーザーでデータベースにログインし、次のようにコマンドを入力します。
drop user Workflow_schema_name cascade
次に例を示します。
drop user owf_mgr cascade
Oracle Universal Installerを使用してOracleソフトウェアを削除する手順は、次のとおりです。
oracle
ユーザーとしてログインします。
$ su - oracle
ORACLE_HOME
環境変数を設定して、削除するOracleホームのパスを指定します。
$ORACLE_HOME/oui/bin/runInstaller
「インベントリ」画面に、システム上のすべてのOracleホームと各Oracleホームにインストールされている製品が表示されます。
選択した製品および依存コンポーネントの削除の確認を求める確認画面が表示されます。
ソフトウェアの削除中には処理の進捗を示すインジケータが表示されます。
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