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Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.2) for Linux Itanium

B50696-01

Oracle® Database

クイック・インストレーション・ガイド

10gリリース2(10.2) for Linux Itanium

部品番号: B50696-01

2009年1月

1 はじめに

このマニュアルで説明されている各種サービスは日本オラクル社から提供されるサービスです。サービスは、製品をご購入された日本オラクル正規代理店各社から提供される場合もありますが、サービス内容はこのマニュアルの説明と異なることがあります。

このマニュアルでは、Oracle Database 10gをLinux Itaniumシステムにすばやくインストールする方法を説明します。次の内容について説明します。

  1. このマニュアルの概要

  2. rootとしてのシステムへのログイン

  3. ハードウェア要件の確認

  4. ソフトウェア要件の確認

  5. 必要なオペレーティング・システム・グループおよびユーザーの作成

  6. カーネル・パラメータの構成

  7. 必要なディレクトリの作成

  8. oracleユーザーの環境の構成

  9. 製品ディスクのマウント

  10. Oracle Databaseのインストール

  11. Oracle Database 10g Companion CDからの製品のインストール

  12. インストール後の作業

  13. 追加情報

  14. ドキュメントのアクセシビリティについて

2 このマニュアルの概要

このマニュアルでは、デフォルトのインストール・オプションを使用してOracle Databaseをインストールする方法を説明します。

このマニュアルで説明するタスク

このマニュアルでは、次のタスクを説明します。

正しくインストールされた場合の結果

Oracle Databaseのインストールに成功すると、次の状態になります。

このマニュアルで説明しないタスク

このマニュアルでは、「基本インストール」の使用例を取り上げますが、次のタスクの実行方法は説明しません。

追加インストール情報の入手先

このマニュアルで説明されていない情報を含むOracle Databaseのインストール方法の詳細は、次のいずれかのマニュアルを参照してください。

この2つのマニュアルは製品ディスクに収録されています。これらのマニュアルにアクセスするには、Webブラウザを使用して、インストール媒体のトップレベル・ディレクトリにあるwelcome.htmファイルを開き、「ドキュメント」タブを選択します。

3 rootとしてのシステムへのログイン

Oracle Databaseをインストールする前に、rootユーザーとしていくつかのタスクを実行する必要があります。rootユーザーとしてログインするには、次の手順の1つを実行します。


注意

ソフトウェアは、X Window Systemワークステーション、X端末またはXサーバー・ソフトウェアがインストールされているPCまたはその他のシステムからインストールする必要があります。 


4 ハードウェア要件の確認

システムは、少なくとも次のハードウェア要件を満たしている必要があります。

システムがこれらの要件を満たしていることを確認するには、次の手順を実行します。

  1. 物理RAMのサイズを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # grep MemTotal /proc/meminfo
    
    

    システムにインストールされている物理RAMのサイズが必要なサイズに満たない場合は、追加のメモリーをインストールしてから続行してください。

  2. 構成されているスワップ領域のサイズを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # grep SwapTotal /proc/meminfo
    
    

    追加のスワップ領域の構成方法は、必要に応じてご使用のオペレーティング・システムのマニュアルを参照してください。

  3. 使用可能なRAMおよびスワップ領域を調べるには、次のコマンドを入力します。

    # free
    
    
  4. /tmpディレクトリ内の空きディスク領域の量を調べるには、次のコマンドを入力します。

    # df -k /tmp
    
    

    /tmpディレクトリで使用できるディスク領域が400MB未満の場合は、次の手順の1つを実行します。

    • /tmpディレクトリから不要なファイルを削除します。

    • oracleユーザーの環境を設定する場合(後述します)は、TEMPおよびTMPDIR環境変数を設定します。

    • /tmpディレクトリを含むファイル・システムを拡張します。ファイル・システムの拡張方法は、必要に応じてシステム管理者に確認してください。

  5. システムで使用できる空きディスク領域の量を調べるには、次のコマンドを入力します。

    # df -k
    
    

    次の表に、各インストール・タイプにおけるソフトウェア・ファイルのディスク領域の要件(概算)を示します。

    インストール・タイプ  ソフトウェア・ファイルの要件(GB) 

    Enterprise Edition 

    1.85 

    Standard Edition 

    1.85 

    カスタム(最大値) 

    1.99 

  6. システム・アーキテクチャがソフトウェアを実行できるかどうかを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # grep "model name" /proc/cpuinfo
    
    

    このコマンドにより、プロセッサ・タイプが表示されます。プロセッサのアーキテクチャが、インストールするOracleソフトウェアのリリースと一致していることを確認します。予想していた出力が表示されない場合、このシステムにソフトウェアをインストールすることはできません。

5 ソフトウェア要件の確認

ご使用のオペレーティング・システムのディストリビューションおよびバージョンごとに、システムが少なくとも次のソフトウェア要件を満たしている必要があります。


注意

Oracle Universal Installerは、記載されている要件を満たしているかどうか確認するために、システムのチェックを実行します。これらのチェックが確実に成功するように、Oracle Universal Installerを起動する前に要件を確認してください。 


インストールするOracle製品について、システムは次の製品固有の要件を満たしている必要があります。

システムがこれらの要件を満たしていることを確認するには、次の手順を実行します。

  1. Linuxのディストリビューションおよびバージョンを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # cat /etc/issue
    


    注意

    この項で前述したディストリビューションおよびバージョンのみがサポートされます。その他のバージョンのLinuxにソフトウェアをインストールしないでください。 


  2. 必要なカーネルのバージョンがインストールされているかどうかを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # uname -r
    
    

    次に、Red Hat Enterprise Linux 3.0システムでこのコマンドを実行して取得されたサンプル出力を示します。

    2.4.21-27.EL
    
    

    この例では、出力はカーネル・バージョン()およびエラータ・レベル(27.EL)を示しています。

  3. 必要なパッケージがインストールされているかどうかを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # rpm -q package_name
    
    

    パッケージがインストールされていない場合、またはバージョンが必要なバージョンに満たない場合は、ご使用のLinuxの配布媒体からインストールするか、または必須パッケージをLinuxのベンダーのWebサイトからダウンロードしてください。

  4. CSD for WebSphere MQが必要な場合は、ダウンロードおよびインストールの情報について次のWebサイトを参照してください。

    http://www.ibm.com/software/integration/mqfamily/support/summary/lin.html

6 必要なオペレーティング・システム・グループおよびユーザーの作成

Oracle Databaseをインストールする場合、次のローカル・オペレーティング・システム・グループおよびユーザーが必要です。

これらのグループおよびユーザーがすでに存在しているかどうかを調べる場合、または必要に応じて作成する場合は、次の手順に従います。

  1. oinstallグループが存在しているかどうかを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # more /var/opt/oracle/oraInst.loc
    
    

    このコマンドの出力結果がoinstallグループ名を示している場合、そのグループはすでに存在しています。

    oraInst.locファイルが存在する場合、このコマンドの出力結果は次のようになります。

    inventory_loc=/u01/app/oracle/oraInventory
    inst_group=oinstall
    
    

    inst_groupパラメータは、Oracleインベントリ・グループの名前oinstallを示しています。

  2. dbaグループが存在しているかどうかを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # grep dba /etc/group
    
    

    このコマンドの出力結果がdbaグループ名を示している場合、そのグループはすでに存在しています。

  3. 必要に応じて次のコマンドを入力し、oinstallグループおよびdbaグループを作成します。

    # /usr/sbin/groupadd oinstall
    # /usr/sbin/groupadd dba
    
    
  4. oracleユーザーが存在し、正しいグループに属しているかどうかを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # id oracle
    
    

    oracleユーザーが存在する場合は、このコマンドにより、ユーザーが属しているグループに関する情報が表示されます。出力結果は次のようになります。oinstallがプライマリ・グループで、dbaがセカンダリ・グループであることが示されています。

    uid=440(oracle) gid=200(oinstall) groups=201(dba),202(oper)
    
    
  5. 必要に応じて、次の処理の1つを実行します。

    • oracleユーザーが存在していても、プライマリ・グループがoinstallではないか、そのユーザーがdbaグループのメンバーではない場合は、次のコマンドを入力します。

      # /usr/sbin/usermod -g oinstall -G dba oracle
      
      
    • oracleユーザーが存在しない場合は、次のコマンドを入力して作成します。

      # /usr/sbin/useradd -g oinstall -G dba oracle
      
      

      このコマンドによりoracleユーザーが作成され、プライマリ・グループとしてoinstall、セカンダリ・グループとしてdbaが指定されます。

  6. 次のコマンドを入力して、oracleユーザーのパスワードを設定します。

    # passwd oracle
    
    
  7. nobodyユーザーが存在しているかどうかを調べるには、次のコマンドを入力します。

    # id nobody
    
    

    このコマンドにnobodyユーザーに関する情報が表示される場合、ユーザーを作成する必要はありません。

    nobodyユーザーが存在しない場合は、次のコマンドを入力して作成します。

    # /usr/sbin/useradd nobody
    
    

7 カーネル・パラメータの構成

次の表のカーネル・パラメータが、表の推奨値以上の値に設定されていることを確認します。表の後の手順で、値の検証および設定方法を説明します。

パラメータ    ファイル 

semmsl

semmns

semopm

semmni 

250

32000

100

128 

/proc/sys/kernel/sem 

shmall 

2097152 

/proc/sys/kernel/shmall 

shmmax 

物理メモリーのサイズの半分(バイト) 

/proc/sys/kernel/shmmax 

shmmni 

4096 

/proc/sys/kernel/shmmni 

file-max 

65536 

/proc/sys/fs/file-max 

ip_local_port_range 

最小値: 1024

最大値: 65000 

/proc/sys/net/ipv4/ip_local_port_range 

rmem_default 

1048576 

/proc/sys/net/core/rmem_default 

rmem_max 

1048576 

/proc/sys/net/core/rmem_max 

wmem_default 

262144 

/proc/sys/net/core/wmem_default 

wmem_max 

262144 

/proc/sys/net/core/wmem_max 


注意

この表に記されている値よりも高い値がいずれかのパラメータに設定されている場合、その値を変更しないでください。 


これらのカーネル・パラメータに現在指定されている値を表示し、必要に応じて変更するには、次の手順を実行します。

  1. カーネル・パラメータの現在の値を表示するには、次のようなコマンドを入力します。


    注意

    現在の値を書き留め、変更する必要のある値を特定してください。 


    パラメータ  コマンド 

    semmsl、semmns、semopmおよびsemmni 

    # /sbin/sysctl -a | grep sem

    このコマンドにより、セマフォ・パラメータの値がリストされている順序で表示されます。 

    shmall、shmmaxおよびshmmni 

    # /sbin/sysctl -a | grep shm 

    file-max 

    # /sbin/sysctl -a | grep file-max 

    ip_local_port_range 

    # /sbin/sysctl -a | grep ip_local_port_range 

    rmem_default 

    # /sbin/sysctl -a | grep rmem_default 

    rmem_max 

    # /sbin/sysctl -a | grep rmem_max 

    wmem_default 

    # /sbin/sysctl -a | grep wmem_default 

    wmem_max 

    # /sbin/sysctl -a | grep wmem_max 

  2. いずれかのカーネル・パラメータの値が推奨値と異なる場合、次の手順を実行します。

    任意のテキスト・エディタを使用して、/etc/sysctl.confファイルを作成または編集し、次のように行を追加または変更します。


    注意

    変更するカーネル・パラメータの値の行のみを含めてください。セマフォ・パラメータ(kernel.sem)の場合、4つの値すべてを指定する必要があります。ただし、現在の値が推奨値よりも大きい場合、大きい方の値を指定してください。  


    kernel.shmall = 2097152
    kernel.shmmax = 2147483648
    kernel.shmmni = 4096
    kernel.sem = 250 32000 100 128
    fs.file-max = 65536
    net.ipv4.ip_local_port_range = 1024 65000
    net.core.rmem_default = 1048576
    net.core.rmem_max = 1048576
    net.core.wmem_default = 262144
    net.core.wmem_max = 262144
    
    

    /etc/sysctl.confファイルで値を指定することにより、システムを再起動した後も値が維持されます。

    SUSEシステムの場合のみ、次のコマンドを入力し、システムの再起動時に/etc/sysctl.confファイルを読み込ませます。

    # /sbin/chkconfig boot.sysctl on
    
    

oracleユーザーのシェルの制限の設定

ソフトウェアのパフォーマンスを向上するには、次に示す、oracleユーザーのシェルの制限を増加する必要があります。

シェルの制限  limits.confの項目  強い制限 

オープンなファイル記述子の最大数 

nofile 

65536 

シングル・ユーザーに対して使用可能なプロセスの最大数 

nproc 

16384 

シェルの制限を増加するには、次の手順を実行します。

  1. 次の行を/etc/security/limits.confファイルに追加します。

    oracle           soft    nproc   2047
    oracle           hard    nproc   16384
    oracle           soft    nofile  1024
    oracle           hard    nofile  65536
    
    
  2. 次の行が/etc/pam.d/loginファイルに存在しない場合は追加します。

    session    required     pam_limits.so
    
    
  3. oracleユーザーのデフォルトのシェルに応じて、デフォルトのシェル起動ファイルに次のいずれかの変更を加えます。

    • Bourne、BashまたはKornシェルの場合、次の行を/etc/profileファイル(SUSEシステムの場合は/etc/profile.localファイル)に追加します。

      if [ $USER = "oracle" ]; then
              if [ $SHELL = "/bin/ksh" ]; then
                    ulimit -p 16384
                    ulimit -n 65536
              else
                    ulimit -u 16384 -n 65536
              fi
      fi
      
      
    • Cシェルの場合、次の行を/etc/csh.loginファイル(SUSEシステムの場合は/etc/csh.login.localファイル)に追加します。

      if ( $USER == "oracle" ) then
              limit maxproc 16384
              limit descriptors 65536
      endif
      

8 必要なディレクトリの作成

次のような名前のディレクトリを作成し、それらのディレクトリに、適切な所有者、グループおよびアクセス権を指定します。

Oracleベース・ディレクトリには3 GBの空きディスク領域、Oracleデータファイル・ディレクトリを別に作成しない場合は、4 GBの空きディスク領域が必要です。

Oracleベース・ディレクトリを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを入力して、マウントされているすべてのファイル・システムに関する情報を表示します。

    # df -k
    
    
  2. 表示された情報から、この項で前述したディスク領域要件を満たす1つまたは2つのファイル・システムを特定します。

  3. 特定した各ファイル・システムのマウント・ポイント・ディレクトリの名前を書き留めます。

  4. 次のようなコマンドを入力して、特定したマウント・ポイント・ディレクトリに推奨サブディレクトリを作成し、適切な所有者、グループおよび許可を設定します。

    # mkdir -p /mount_point/app/oracle_sw_owner
    # chown -R oracle:oinstall /mount_point/app/oracle_sw_owner
    # chmod -R 775 /mount_point/app/oracle_sw_owner
    
    

    たとえば、特定したマウント・ポイントが/u01で、Oracleソフトウェア所有者のユーザー名がoracleの場合、推奨されるOracleベース・ディレクトリ・パスは次のようになります。

    /u01/app/oracle
    

9 oracleユーザーの環境の構成

Oracle Universal Installerは、oracleアカウントから実行します。ただし、Oracle Universal Installerを起動する前に、oracleユーザーの環境を構成する必要があります。環境を構成するには、次の設定が必要です。

oracleユーザーの環境を設定するには、次の手順を実行します。

  1. X端末(xterm)など、新しいターミナル・セッションを開始します。

  2. X Windowアプリケーションがこのシステムで表示できることを確認するために、次のコマンドを入力します。

    $ xhost fully_qualified_remote_host_name
    
    
  3. 次の手順の1つを実行します。

    • ターミナル・セッションがソフトウェアのインストール先のシステムに接続されていない場合は、そのシステムにoracleユーザーとしてログインします。

    • ターミナル・セッションがソフトウェアのインストール先のシステムに接続されている場合は、ユーザーをoracleに切り替えます。

      $ su - oracle
      
      
  4. oracleユーザーのデフォルトのシェルを調べるには、次のコマンドを入力します。

    $ echo $SHELL
    
    
  5. oracleユーザーのシェル起動ファイルをテキスト・エディタで開きます。

    • Bourneシェル(sh)、Bashシェル(bash)、またはKornシェル(ksh)の場合:

      $ vi .bash_profile
      
      
    • Cシェル(cshまたはtcsh)の場合:

      % vi .login
      
      
  6. シェル起動ファイルで次の行を入力または編集して、デフォルトのファイル・モード作成マスクに値022を指定します。

    umask 022
    
    
  7. ORACLE_SIDORACLE_HOMEまたはORACLE_BASE環境変数がファイルで設定されている場合は、ファイルから対応する行を削除します。

  8. ファイルを保存して、エディタを終了します。

  9. シェルの起動スクリプトを実行するには、次のコマンドを入力します。

    • Red Hat上のBashシェルの場合:

      $ . ./.bash_profile
      
      
    • Bourneシェル、SUSE上のBashシェル、またはKornシェルの場合:

      $ . ./.profile
      
      
    • Cシェルの場合:

      % source ./.login
      
      
  10. ソフトウェアのインストール先がローカル・システムではない場合は、ローカル・システムに表示するために、次のようなコマンドを入力して、Xアプリケーションに指示します。

    • Bourne、BashまたはKornシェルの場合:

      $ DISPLAY=local_host:0.0 ; export DISPLAY
      
      
    • Cシェルの場合:

      % setenv DISPLAY local_host:0.0
      
      

    この例でlocal_hostは、Oracle Universal Installerの表示に使用するシステム(ワークステーションまたはPC)のホスト名またはIPアドレスです。

  11. ハードウェア要件を確認したときに/tmpディレクトリの空きディスク領域が不十分と判断した場合は、必要な空き領域があるファイル・システムを特定して、TMPおよびTMPDIR環境変数を次のように設定します。

    1. df -kコマンドを使用して、十分な空き領域がある適切なファイル・システムを特定します。

    2. 必要に応じて、次のようなコマンドを入力して、特定したファイル・システム上に一時ディレクトリを作成し、そのディレクトリに適切な許可を設定します。

      $ su - root
      # mkdir /mount_point/tmp
      # chmod a+wr /mount_point/tmp
      # exit
      
      
    3. 次のようなコマンドを入力して、TMPおよびTMPDIR環境変数を設定します。

      Bourne、BashまたはKornシェルの場合:

      $ TMP=/mount_point/tmp
      $ TMPDIR=/mount_point/tmp
      $ export TMP TMPDIR
      
      

      Cシェルの場合:

      % setenv TMP /mount_point/tmp
      % setenv TMPDIR /mount_point/tmp
      
      
  12. ORACLE_HOMEおよびTNS_ADMIN環境変数が設定されていないことを確認するために、次のコマンドを入力します。

    • Bourne、BashまたはKornシェルの場合:

      $ unset ORACLE_HOME
      $ unset TNS_ADMIN
      
      
    • Cシェルの場合:

      % unsetenv ORACLE_HOME
      % unsetenv TNS_ADMIN
      
      
  13. 環境が正しく設定されたことを確認するには、次のコマンドを入力します。

    $ umask
    $ env | more
    
    

    umaskコマンドにより値22022または0022が表示されていること、およびこの項で設定した環境変数に適切な値が設定されていることを確認します。

10 製品ディスクのマウント

ほとんどのLinuxシステムでは、製品ディスクをドライブに挿入すると自動的にマウントされます。ディスクが自動的にマウントされない場合は、次の手順を実行してマウントします。

  1. ユーザーをrootに切り替えます。

    $ su - root
    
    
  2. 必要に応じて、次のようなコマンドを入力して現在マウントされているディスクを取り出し、ドライブから取り除きます。

    • Red Hatの場合:

      # eject /mnt/dvd
      
    • SUSEの場合:

      # eject /media/dvd
      
      

    この例では、/mnt/dvdおよび/media/dvdはディスク・ドライブのマウント・ポイント・ディレクトリです。

  3. ディスクをディスク・ドライブに挿入します。

  4. ディスクが自動的にマウントされたことを確認するには、次のようなコマンドを入力します。

    • Red Hatの場合:

      $ ls /mnt/dvd
      
      
    • SUSEの場合:

      $ ls /media/dvd
      
      
  5. このコマンドによってディスクの内容が表示されない場合、次のようなコマンドを入力します。

    • Red Hatの場合:

      # mount -t iso9660 /dev/dvd /mnt/dvd
      
      
    • SUSEの場合:

      # mount -t iso9660 /dev/dvd /media/dvd
      
      

    この例では、/mnt/dvdおよび/media/dvdはディスク・ドライブのマウント・ポイント・ディレクトリです。

11 Oracle Databaseのインストール

oracleユーザーの環境を構成した後、次のようにしてOracle Universal Installerを起動し、Oracle Databaseをインストールします。


注意

DVDからソフトウェアをインストールする場合は、次のようなコマンドを使用します。

$ /mount_point/db/runInstaller
 

  1. Oracle Universal Installerを起動するには、次のコマンドを入力します。

    $ /mount_point/db/runInstaller
    
    

    Oracle Universal Installerが起動しない場合、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Linux Itanium』で、X Windowの表示エラーのトラブルシューティングに関する情報を参照してください。

  2. 次の表に、Oracle Universal Installerの各画面で推奨するアクションを説明します。次のガイドラインを使用して、インストールを完了します。

12 Oracle Database 10g Companion CDからの製品のインストール

Oracle Database 10g Companion CDには、インストール可能なその他の製品が収録されています。これらの製品のインストールが必要かどうかは、使用するOracle Database製品または機能によって異なります。次の製品または機能を使用する場合は、Companion CDからOracle Database 10g製品をインストールする必要があります。

Companion CDからソフトウェアをインストールする方法の詳細は、『Oracle Database Companion CDクイック・インストレーション・ガイドfor Linux Itanium』を参照してください。

13 インストール後の作業

Oracle Databaseのこのリリースについて理解するために、次のタスクを実行することをお薦めします。

14 追加情報

この項では、次の内容について説明します。

製品のライセンス

このメディア・パックに含まれている製品は、トライアル・ライセンス契約に基づき、30日間、インストールおよび評価できます。 ただし、30日間の評価期間後もいずれかの製品の使用を継続する場合、プログラム・ライセンスをご購入いただく必要があります。

サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html
製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3
その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html


注意

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。  


15 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Program のWeb サイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。


Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド, 10g リリース2(10.2)for Linux Itanium

部品番号: B50696-01

Oracle Database Quick Installation Guide, 10g Release 2 (10.2) for Linux Itanium

原本部品番号: B15675-01

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制限付権利の説明

このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)には、オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています。このプログラムの使用または開示は、オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています。

独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合、もしくは法律によって規定される場合を除き、このプログラムのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等は禁止されています。

このドキュメントの情報は、予告なしに変更される場合があります。オラクル社およびその関連会社は、このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます。これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き、プログラムを形式、手段(電子的または機械的)、目的に関係なく、複製または転用することはできません。

このプログラムが米国政府機関、もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は、次の注意が適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS

Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software--Restricted Rights (June 1987). Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このプログラムは、核、航空、大量輸送、医療あるいはその他の本質的に危険を伴うアプリケーションで使用されることを意図しておりません。このプログラムをかかる目的で使用する際、上述のアプリケーションを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。

Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、Siebelは米国Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称は、他社の商標の可能性があります。

このプログラムは、第三者のWebサイトへリンクし、第三者のコンテンツ、製品、サービスへアクセスすることがあります。オラクル社およびその関連会社は第三者のWebサイトで提供されるコンテンツについては、一切の責任を負いかねます。当該コンテンツの利用は、お客様の責任になります。第三者の製品またはサービスを購入する場合は、第三者と直接の取引となります。オラクル社およびその関連会社は、第三者の製品およびサービスの品質、契約の履行(製品またはサービスの提供、保証義務を含む)に関しては責任を負いかねます。また、第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。


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