Oracle Database Clientインストレーション・ガイド 10gリリース2(10.2)for Solaris Operating System(x86-64) B28449-01 |
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この付録では、グローバリゼーション・サポートに関する次のトピックについて説明します。
Oracleが提供するグローバリゼーション・サポートにより、ユーザーは希望のロケールおよびキャラクタ・セット設定でデータベースと対話できます。NLS_LANG
環境変数を設定することで、Oracleソフトウェアのロケール動作を指定できます。この変数により、クライアント・アプリケーションおよびデータベース・サーバーで使用される言語および地域が設定されます。また、SQL*Plusなどのクライアント・プログラムによりデータを入力および表示するためのキャラクタ・セットも設定されます。
NLS_LANG
環境変数では、次の書式が使用されます。
NLS_LANG=
language_territory.characterset
項目の説明
NLS_LANG
環境変数は、すべてのUNIXベース・プラットフォームでシェルに対するローカル環境変数として設定されます。たとえば、オペレーティング・システムのロケール設定がen_US.UTF-8
である場合、対応するNLS_LANG
環境変数はAMERICAN_AMERICA.AL32UTF8
に設定される必要があります。
次の表に、NLS_LANG
環境変数の有効な値の一部を示します。
デフォルトでは、Oracle Universal Installerはオペレーティング・システムの選択済言語で動作します。Oracle Universal Installerは、次の言語でも実行できます。
Oracle Universal Installerを別の言語で実行するには、次のいずれかの方法を使用します。
runInstaller
ファイルが含まれているディレクトリ)に変更した後、次のようなコマンドを使用します。
# LANG=language_territory.characterset
./runInstaller
たとえば、Oracle Universal Installerをドイツ語で実行するには、次のコマンドを使用します。
# LANG=de_DE.UTF-8 ./runInstaller
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