Oracle Database Vault インストレーション・ガイド 10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows(32-bit) B40063-02 |
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次のいずれかに当てはまる場合は、新しいOracle Database Vaultデータベースを作成した後に、Database Vaultコンフィギュレーション・アシスタント(DVCA)を実行する必要があります。
DV_OWNER
アカウントおよびオプションのDV_ACCTMGR
アカウントを作成し、データベースに対してDatabase Vault Administratorアプリケーションを配布します。
次の構文を使用して、DVCAユーティリティを実行します。
C:¥> ORACLE_HOME¥bin¥dvca -action option [-racnode host_name] -oh oracle_home -jdbc_str jdbc_connection_string -sys_passwd SYS_password -owner_account DV_owner_account_name -owner_passwd DV_owner_account_password [-acctmgr_account DV_account_manager_account_name] [-acctmgr_passwd DV_account_manager_password] [-logfile .¥dvca.log] [-silent] [-nodecrypt][-lockout] [-languages {["en"],["de"],["es"],["fr"],["it"],["ja"],["ko"],["pt_BR"],["zh_CN"],["zh_TW"]}]
詳細は次のとおりです。
action
: 実行するアクションです。option
は、Database Vaultスキーマ・オブジェクトを作成し、DV_OWNER
アカウントとオプションのDV_ACCTMGR
アカウントを作成し、Database Vault Administratorアプリケーションを配布します。
racnode
: アクションを実行しているReal Application Clusters(RAC)ノードのホスト名です。ホスト名にドメイン名を含めないでください。このオプションは、RACデータベースの場合に使用します。
oh
: データベースのOracleホームです。
jdbc_str
: データベースへの接続に使用するJDBC接続文字列です。たとえば、jdbc:oracle:oci:@orcl1
のようになります。orcl1
は、tnsnames.ora
ファイル(ORACLE_HOME
¥network¥admin¥tnsnames.ora
)に含まれるネット・サービス名です。
sys_passwd
: ユーザーSYS
のパスワードです。
owner_account
: Database Vault所有者アカウントの名前です。
owner_passwd
: Oracle Database Vault所有者アカウントのパスワードです。
acctmgr_account
: (オプション)Oracle Database Vaultアカウント・マネージャのユーザーです。
acctmgr_passwd
: Oracle Database Vaultアカウント・マネージャのパスワードです(ユーザー名が指定されている場合)。
logfile
: 必要に応じて、ログ・ファイルの名前および場所を指定します。絶対パス、またはORACLE_HOME
¥bin
ディレクトリからの相対パスを入力できます。
silent
: xtermウィンドウでDVCAを実行していない場合は必須です。
nodecrypt
: コマンドラインに渡される平文パスワードを読み取ります。コマンドに平文パスワードを渡す場合は、このオプションを使用する必要があります。
lockout
: SYSDBA
のオペレーティング・システム認証を無効にします。
languages
: ロードする言語コンテンツを宣言します。デフォルト値は"en"
(英語)です。複数の言語を指定できます。その場合は、各言語を引用符で囲み、次の言語との間にカンマを入れます。また、全体を中カッコで囲みます。たとえば、-languages {"en","fr","ja"}
のようになります。 言語キーは次のとおりです。
dvca
コマンドでlockout
オプションを使用する場合、SYSDBA
接続を正常にロックアウトするには、HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ORACLE¥KEY_
ORACLE_HOME_NAME
の下のMicrosoft Windowsレジストリに次の値を追加する必要があります。
名前 | タイプ | データ |
---|---|---|
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RACデータベースの場合、インストールを実行したノードを除くすべてのノードでdvca -action optionrac
コマンドを実行する必要もあります。詳細は、「DVCAの実行によるインスタンス・パラメータの設定およびSYSDBAセッションのロックアウト(RACのみ)」を参照してください。
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