Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド 10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows (32-bit) B50694-01 |
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10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows (32-bit)
部品番号: B50694-01
2008年8月
このマニュアルでは、32ビットWindowsシステムにOracle Database Client製品をすばやくインストールする方法を説明します。次の内容について説明します。
このマニュアルでは、デフォルトのインストール・オプションを使用してOracle Databaseを新しいOracleホームにインストールする方法を説明します。
このマニュアルでは、次のタスクを説明します。
Oracle Databaseのインストールに成功すると、次の状態になります。
このマニュアルでは、次のタスクの実行方法は説明しません。
このマニュアルで説明されていない情報を含むOracle Databaseコンポーネントのインストール方法の詳細は、次のいずれかのマニュアルを参照してください。
このマニュアルでは、RACインストールの前提条件であるOracle Clusterwareのインストール方法も説明しています。単一インスタンスのOracle Databaseインストールを使用してOracle Clusterwareを使用することもできます。
この2つのマニュアルは、Oracle Databaseのインストール・メディアに収録されています。 これらのマニュアルにアクセスするには、Webブラウザを使用して、DVDのdatabase
ディレクトリにあるwelcome.htm
ファイルを開き、「ドキュメント」タブを選択します。
Oracle Database Companion CDコンポーネントのインストール方法の詳細は、次のマニュアルのいずれかを参照してください。
これらのマニュアルは、Oracle Databaseのインストール・メディアのcompanion
ディレクトリにあります。
Oracleコンポーネントをインストールするコンピュータに、Administratorsグループのメンバーとしてログオンします。 Primary Domain Controller(PDC)またはBackup Domain Controller(BDC)にインストールする場合は、Domain Administratorsグループのメンバーとしてログオンします。
Oracle Databaseには次のハードウェア・コンポーネントが必要です。
要件 | 最小値 |
---|---|
物理メモリー(RAM) |
256MB以上、512MB推奨 |
仮想メモリー |
RAMの2倍 |
ディスク領域 |
詳細は、表を参照してください。 |
ビデオ・アダプタ |
256色 |
プロセッサ |
550MHz以上 |
表にNTFSの領域要件を示します。 初期データベースには1.03GBのディスク領域が必要です。 この表の数値には、初期データベースが含まれています。 FAT32の領域要件は若干大きくなります。
* ORACLE_BASE
ディレクトリのadmin
、flash_recovery_area
およびoradata
ディレクトリの内容を参照してください。
** このサイズは、言語や追加コンポーネントなど、選択したインストール・オプションによって大きくなる場合があります。 自動バックアップを有効にしてOracle Databaseをインストールする場合は、データファイル・ディスク領域用に少なくとも2GBを余分に含めてください。
システムがこれらの要件を満たしていることを確認するには、次の手順を実行します。
追加の仮想メモリーの構成方法は、必要に応じてご使用のオペレーティング・システムのマニュアルを参照してください。
temp
ディレクトリで使用できるディスク領域の量を確認します。 これは、空きディスク領域の合計量から、インストールされるOracleソフトウェアに必要な量を引いた値になります。 temp
ディレクトリで使用できるディスク領域が125MB未満の場合は、まず不要なファイルをすべて削除してください。 削除後もtempディスク領域が125MB未満の場合は、TEMP
またはTMP
環境変数を別のハード・ドライブを指すように設定します。 たとえば、Windows 2003を使用しているコンピュータの場合は、「コントロール パネル」の「システム」を開き、「詳細」タブを選択して、「環境変数」をクリックします。
表にOracle Databaseのソフトウェア要件を示します。
Oracle Databaseソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行します。
ORACLE_HOSTNAME
システム環境変数を作成します。 Oracle Databaseをインストールするコンピュータのホスト名を指すように、この変数を設定します。
database
ディレクトリに移動します。 または、インストール・ファイルをダウンロードまたはコピーしたディレクトリに移動します。 サポートされているすべてのWindowsプラットフォームにOracle Databaseをインストールする場合、同じインストール・メディアを使用します。
setup.exe
をダブルクリックして、Oracle Universal Installerを起動します。
表に示すように、その後表示されるウィンドウは、選択したインストール方法によって異なります。 ウィンドウが表示される順序は、選択したオプションによって異なります。
パスワードの長さは4〜30文字になるようにします。
パスワードの文字にデータベース・キャラクタ・セットを使用します。これには、アンダースコア(_)、ドル記号($)および#記号の文字が含まれます。
パスワードの先頭は数字にしないでください。
パスワードにユーザー名を使用しないでください。
パスワードにOracleの予約語を使用しないでください。
SYS
アカウント・パスワードにchange_on_install
を使用しないでください。
SYSTEM
アカウント・パスワードにmanager
を使用しないでください。
SYSMAN
アカウント・パスワードにsysman
を使用しないでください。
DBSNMP
アカウント・パスワードにdbsnmp
を使用しないでください。
すべてのアカウントに同じパスワードを使用する場合、change_on_install
、manager
、sysman
またはdbsnmp
をパスワードとして使用しないでください。
パスワードには、1文字以上の英字、数字および句読点文字を含めてください。
welcome
、account
、database
およびuser
など、単純または明白な単語をパスワードに使用しないでください。
データベース・コンフィギュレーション・アシスタントまたはOracle Netコンフィギュレーション・アシスタントを対話型モードで使用するときにアシスタントが必要な場合は、任意のウィンドウの「ヘルプ」をクリックします。
SYS
、SYSTEM
またはSYSMAN
としてログインできます。 SYS
としてログインした場合は、AS
SYSDBA
に接続する必要があります。 インストール時にアカウントに指定したパスワードを入力します。
OraInstall
date_time
ディレクトリを削除します。 OraInstall
date_time
ディレクトリは、約45MBのファイルを保持しています。 このディレクトリは、TEMP
環境変数によって設定された場所に作成されます。コンピュータを再起動すると、OraInstall
date_time
ディレクトリも削除されます。
表4 Oracle Universal Installerの画面
Oracle Database Companion CDには、Oracle Databaseのパフォーマンスを向上させたり、Oracle Databaseを補完する製品が含まれています。 ほとんどのインストールについて、Companion CDからOracle Database 10g製品をインストールすることをお薦めします。
Oracle Databaseのこのリリースについて理解するために、次のタスクを実行することをお薦めします。
Oracle Enterprise Manager Database Controlは、1つのOracleデータベースの管理に使用できるWebベースのアプリケーションです。 Database ControlのデフォルトのURLは次のとおりです。
http://host.domain:port/em/
ユーザー名SYSMAN
を使用してログインします。 Oracle Databaseのインストール時にこのユーザーに対して指定したパスワードを使用します。
このマニュアルは、新しいOracle DBAを対象としており、Oracle Enterprise Manager Database Controlを使用して、Oracleデータベース・インストールのあらゆる面を管理する方法を説明します。また、インストール時に構成しなかった可能性がある、電子メール通知および自動バックアップを使用可能にする方法も説明しています。
この項では、次の内容について説明します。
このメディア・パックに含まれている製品は、トライアル・ライセンス契約に基づき、30日間、インストールおよび評価できます。 ただし、30日間の評価期間後もいずれかの製品の使用を継続する場合、プログラム・ライセンスをご購入いただく必要があります。
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/index.html http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Program のWeb サイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
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部品番号: B50694-01
Oracle Database Quick Installation Guide, 10g Release 2 (10.2) for Microsoft Windows (32-bit)
原本部品番号: B14318-01
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