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Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド
10g リリース2(10.2)for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium

B50695-01

Oracle® Database

クイック・インストレーション・ガイド

10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium

部品番号: B50695-01

2009年5月

このマニュアルでは、64ビットWindowsシステムにOracle Database Client製品をすばやくインストールする方法を説明します。次の内容について説明します。

  1. このマニュアルの概要

  2. 管理者権限を使用したシステムへのログイン

  3. ハードウェア要件の確認

  4. ソフトウェア要件の確認

  5. Oracle Databaseソフトウェアのインストール

  6. Oracle Database Companion CDからの製品のインストール

  7. インストール後の作業

  8. 追加情報

  9. ドキュメントのアクセシビリティについて

1 このマニュアルの概要

このマニュアルでは、デフォルトのインストール・オプションを使用してOracle Databaseを新しいOracleホームにインストールする方法を説明します。

このマニュアルで説明するタスク

このマニュアルでは、次のタスクを説明します。

正しくインストールされた場合の結果

Oracle Databaseのインストールに成功すると、次の状態になります。

このマニュアルで説明しないタスク

このマニュアルでは、次のタスクの実行方法は説明しません。

追加インストール情報の入手先

このマニュアルで説明されていない情報を含むOracle Databaseコンポーネントのインストール方法の詳細は、次のいずれかのマニュアルを参照してください。

この2つのマニュアルは、Oracle Databaseのインストール・メディアに収録されています。これらのマニュアルにアクセスするには、Webブラウザを使用して、DVDのdatabaseディレクトリにあるwelcome.htmファイルを開き、「ドキュメント」タブを選択します。

Oracle Database Companion CDコンポーネントのインストール方法の詳細は、次のマニュアルのいずれかを参照してください。

これらのマニュアルは、Oracle Databaseのインストール・メディアのcompanionディレクトリにあります。

2 管理者権限を使用したシステムへのログイン

Oracleコンポーネントをインストールするコンピュータに、Administratorsグループのメンバーとしてログオンします。Primary Domain Controller(PDC)またはBackup Domain Controller(BDC)にインストールする場合は、Domain Administratorsグループのメンバーとしてログオンします。

3 ハードウェア要件の確認

Oracle Databaseには次のハードウェア・コンポーネントが必要です。

表 1 ハードウェア要件 
要件  最小値 

物理メモリー(RAM) 

1GB以上、4GB推奨 

仮想メモリー 

RAMの2倍 

ディスク領域 

合計: 4.77GB

詳細は、を参照してください。 

ビデオ・アダプタ 

256色 

プロセッサ 

Intel Itanium 2以上 

3.1 ハード・ディスク領域の要件

にNTFSの領域要件を示します。初期データベースには1.03GBのディスク領域が必要です。この表の数値には、初期データベースが含まれています。FAT32の領域要件は若干大きくなります。

表 2 NTFSのディスク領域要件 
インストール・
タイプ
 
TEMP領域  C:¥Program Files¥Oracle  Oracleホーム  データ・ファイル *  合計 

基本インストール 

125MB 

100MB 

3.5GB 

1.05GB 

4.77GB 

拡張インストール: Enterprise Edition 

125MB 

100MB 

3.5GB * 

1.05GB * 

4.77GB ** 

拡張インストール: Standard Edition 

125MB 

100MB 

3.5GB * 

1.05GB * 

4.77GB ** 

拡張インストール: Personal Edition 

125MB 

100MB 

3.5GB * 

1.05GB ** 

4.77GB ** 

* ORACLE_BASEディレクトリのadminflash_recovery_areaおよびoradataディレクトリの内容を参照してください。

** このサイズは、言語や追加コンポーネントなど、選択したインストール・オプションによって大きくなる場合があります。自動バックアップを有効にしてOracle Databaseをインストールする場合は、データファイル・ディスク領域用に少なくとも2GBを余分に含めてください。

関連項目

『Oracle Databaseプラットフォーム・ガイドfor Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium』のNTFSファイル・システムおよびWindowsレジストリ権限に関する項 

システムがこれらの要件を満たしていることを確認するには、次の手順を実行します。

  1. 物理RAMのサイズを確認します。たとえば、Windows 2003を使用しているコンピュータの場合は、Windowsの「コントロール パネル」で「システム」を開き、「全般」タブを選択します。システムにインストールされている物理RAMのサイズが必要なサイズに満たない場合は、追加のメモリーをインストールしてから続行してください。

  2. 構成されている仮想メモリー(ページング・ファイル・サイズとも呼ばれます)のサイズを確認します。たとえば、Windows 2003を使用しているコンピュータの場合は、「コントロール パネル」の「システム」を開き、「詳細」タブを選択して、「パフォーマンス」セクションの「設定」をクリックします。次に、「詳細」タブを選択します。仮想メモリーは、「仮想メモリ」セクションに表示されます。

    追加の仮想メモリーの構成方法は、必要に応じてご使用のオペレーティング・システムのマニュアルを参照してください。

  3. システムの空きディスク領域の量を確認します。たとえば、Windows 2003を使用しているコンピュータの場合は、「マイ コンピュータ」を開き、Oracleソフトウェアをインストールするドライブを右クリックして、「プロパティ」を選択します。

  4. tempディレクトリで使用できるディスク領域の量を確認します。これは、空きディスク領域の合計量から、インストールされるOracleソフトウェアに必要な量を引いた値になります。

    tempディレクトリで使用できるディスク領域が125MB未満の場合は、まず不要なファイルをすべて削除してください。削除後もtempディスク領域が125MB未満の場合は、TEMPまたはTMP環境変数を別のハード・ドライブを指すように設定します。たとえば、Windows 2003を使用しているコンピュータの場合は、「コントロール パネル」の「システム」を開き、「詳細」タブを選択して、「環境変数」をクリックします。

4 ソフトウェア要件の確認

にOracle Databaseのソフトウェア要件を示します。

表 3 ソフトウェア要件 
要件   

システム・アーキテクチャ 

プロセッサ: Intel Itanium 2以上

注意: Oracle Database for Windowsには、32ビット(x86)、64ビット(Itanium)および64ビット(x64)の各バージョンがあります。 このインストレーション・ガイドで説明する64ビット(Itanium)データベース・バージョンは、Itaniumハードウェアの64ビット・バージョンのWindowsで実行されます。詳細は、OracleMetaLinkを参照してください。

http://metalink.oracle.com
 

オペレーティング・システム 

Oracle Database for 64-bit Windowsは、次のオペレーティング・システムでサポートされています。

  • Windows Server 2003 Datacenter Edition for 64-bit Itanium 2 Systems

  • Windows Server 2003 Enterprise Edition for 64-bit Itanium 2 Systems

Windows Multilingual User Interface Packは、Windows 2003でサポートされています。

Windows XPはサポートされていません。 

コンパイラ 

次のコンポーネントは、Windows 2003 Microsoft Platform SDK以上のコンパイラおよびIntel Compiler v7.1およびv8.1でサポートされています。

  • Oracle C++ Call Interface

  • Oracle Call Interface

  • 外部コールアウト

  • PL/SQLのネイティブ・コンパイル

  • Pro*C

  • XDK

GNU Compiler Collection(GCC)、Object Oriented COBOL(OOCOBOL)仕様およびPro*COBOLはサポートされていません。 

ネットワーク・プロトコル 

Oracle Net Foundationレイヤーでは、次の業界標準のネットワーク・プロトコルと通信するために、Oracleプロトコル・サポートが使用されます。

  • TCP/IP

  • SSL付きTCP/IP

  • 名前付きパイプ

 

Oracle Database Client 

次の条件が存在する場合、10gリリース2(10.2)より前のリリースのOracle Database ClientからOracle Database 10gリリース2(10.2)に接続できません。

  • Oracle Database 10gリリース2(10.2)と同じコンピュータ上でOracle Database Clientが実行されている場合。

  • Oracle Database Clientと同じコンピュータ上でMicrosoft Windowsターミナル サービスが実行されていない場合。 通常、ターミナル サービスはMicrosoft Windows 2003とともにインストールおよび構成されます。

  • Oracle Database Clientのバージョンが8.0、9.0〜9.2.0.6または10.1〜10.1.0.3の場合。

  • Oracle Database ClientがAdministratorとして実行されていない場合。

 

 

この問題を解決するには、最新のOracle Databaseファミリのパッチセット(9.2.0.7または10.1.0.4以上)を使用してOracle Database Clientをアップグレードしてください。 このパッチセットは、次のOracleMetaLinkのパッチおよび更新情報のセクションからダウンロードできます。

http://metalink.oracle.com
 

5 Oracle Databaseソフトウェアのインストール

Oracle Databaseソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 複数の別名を使用するマルチホーム・コンピュータにOracle Databaseをインストールする場合は、「コントロール パネル」の「システム」を使用して、ORACLE_HOSTNAMEシステム環境変数を作成します。Oracle Databaseをインストールするコンピュータのホスト名を指すように、この変数を設定します。

  2. Oracle Databaseのインストール・メディアを挿入して、databaseディレクトリに移動します。または、インストール・ファイルをダウンロードまたはコピーしたディレクトリに移動します。

    サポートされているすべてのWindowsプラットフォームにOracle Databaseをインストールする場合、同じインストール・メディアを使用します。

  3. setup.exeをダブルクリックして、Oracle Universal Installerを起動します。

  4. 「ようこそ」ウィンドウで「基本インストール」または「拡張インストール」を選択し、必要に応じてプロンプトに応答します。

    関連項目

    基本および拡張インストール方法の詳細は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium』の第1章を参照してください。 

    に示すように、その後表示されるウィンドウは、選択したインストール方法によって異なります。ウィンドウが表示される順序は、選択したオプションによって異なります。

  5. 次のガイドラインを使用して、インストールを完了します。

    • Oracle9i以前のソフトウェアを含む既存のOracleホームにOracle Database 10gリリース2(10.2)ソフトウェアをインストールしないでください。

    • Oracle Database 10gリリース2(10.2)クライアント・ソフトウェアをすでに含むOracleホーム・ディレクトリにOracle Database 10gリリース2(10.2)をインストールした場合、リスナーは作成されません。リスナーを作成するには、インストール後にOracle Netコンフィギュレーション・アシスタントをインストールして実行します。Oracle Databaseの前にAdministratorクライアントがインストールされている場合、Oracle Netコンフィギュレーション・アシスタントはすでにインストールされています。

    • Oracle Universal Installerウィンドウに表示される手順に従います。追加情報が必要な場合は、「ヘルプ」をクリックします。

    • パスワードのプロンプトが表示された場合は、次のガイドラインを使用します。

      パスワードの長さは4〜30文字になるようにします。

      パスワードの文字にデータベース・キャラクタ・セットを使用します。これには、アンダースコア(_)、ドル記号($)および#記号の文字が含まれます。

      パスワードの先頭は数字にしないでください。

      パスワードにユーザー名を使用しないでください。

      パスワードにOracleの予約語を使用しないでください。

      SYSアカウント・パスワードにchange_on_installを使用しないでください。

      SYSTEMアカウント・パスワードにmanagerを使用しないでください。

      SYSMANアカウント・パスワードにsysmanを使用しないでください。

      DBSNMPアカウント・パスワードにdbsnmpを使用しないでください。

      すべてのアカウントに同じパスワードを使用する場合、change_on_installmanagersysmanまたはdbsnmpをパスワードとして使用しないでください。

      パスワードには、1文字以上の英字、数字および句読点文字を含めてください。

      welcomeaccountdatabaseおよびuserなど、単純または明白な単語をパスワードに使用しないでください。


      注意

      指定するパスワードを覚えておく必要があります。 


    • オラクル社カスタマ・サポート・センターが提供するパッチを使用する場合を除き、Java Runtime Environment(JRE)を変更しないでください。Oracle Universal Installerでは、Oracleが提供するバージョンのJREが自動的にインストールされます。このバージョンは、Oracle Universal Installerおよび複数のOracleアシスタントを実行するために必要です。

    • ソフトウェアのインストール時またはリンク時にエラーが発生した場合、トラブルシューティングに関する情報は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium』の付録Gを参照してください。

    • データベース・コンフィギュレーション・アシスタントおよびOracle Netコンフィギュレーション・アシスタントを対話型モードで実行するインストール・タイプを選択した場合、データベースおよびネットワークの構成に関する詳細情報を指定する必要があります。

      データベース・コンフィギュレーション・アシスタントまたはOracle Netコンフィギュレーション・アシスタントを対話型モードで使用するときにアシスタントが必要な場合は、任意のウィンドウの「ヘルプ」をクリックします。


      注意

      デフォルト・インストールを選択した場合、データベース・コンフィギュレーション・アシスタントおよびOracle Netコンフィギュレーション・アシスタントは非対話型で実行されます。  


  6. 構成ツールの完了後、「終了」をクリックし、「はい」をクリックして、Oracle Universal Installerを終了します。

  7. Oracle Enterprise Manager Database ControlでWebブラウザを開き、インストール時に作成したユーザー名とパスワードを入力します。

    SYSSYSTEMまたはSYSMANとしてログインできます。SYSとしてログインした場合は、AS SYSDBAに接続する必要があります。インストール時にアカウントに指定したパスワードを入力します。

  8. インストール・プロセスで作成された一時ファイルを削除する場合は、オプションでOraInstalldate_timeディレクトリを削除します。OraInstalldate_timeディレクトリは、約45MBのファイルを保持しています。このディレクトリは、TEMP環境変数によって設定された場所に作成されます。

    コンピュータを再起動すると、OraInstalldate_timeディレクトリも削除されます。

  9. Oracle Databaseのインストール後に実行する必要があるインストール後の作業の詳細は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium』の第4章を参照してください。

    表 4 Oracle Universal Installerの画面 
    画面  推奨するアクション 

    インストール方法の選択 

    次のいずれかを選択し、「次へ」をクリックします。

    • 基本インストール: 最小限の入力でOracle Databaseをすばやくインストールできます。これによりソフトウェアがインストールされ、このウィンドウで指定した情報を使用して、オプションで汎用データベースが作成されます。

    • 拡張インストール: アカウントごとの個別のパスワードの作成、特定のタイプの初期データベース(トランザクション処理またはデータ・ウェアハウス・システム用など)の作成、異なる言語グループの指定など、より複雑なインストールを実行できます。

     

    インストール・タイプの選択 

    「Enterprise Edition」「Standard Edition」「Personal Edition」または「カスタム」を選択します。「次へ」をクリックします。 

    ホームの詳細の指定 

    「インストール先」セクションで、デフォルト値を受け入れるか、OracleコンポーネントをインストールするOracleホーム名およびディレクトリ・パスを入力します。ディレクトリ・パスには空白を含めないでください。

    「次へ」をクリックします。  

    使用可能な製品コンポーネント 

    「インストール・タイプ」に「カスタム」を選択した場合、このウィンドウが表示されます。リストから選択して、「次へ」をクリックします。各コンポーネントの詳細は、コンポーネント名の上にマウスを置くと表示されます。 

    製品固有の前提条件のチェック 

    このウィンドウを使用して、システムがインストールの最小要件を満たしていることを確認します。「次へ」をクリックします。 

    既存のデータベースをアップグレードします。 

    更新可能な以前のバージョンのOracle Databaseまたは自動ストレージ管理がインストールされている場合、このウィンドウが表示されます。自動ストレージ管理が実行されている配置済のデータベース・インストールの場合、ASMが自動的にアップグレードされます。

    アップグレードする場合は「はい」、アップグレードしない場合は「いいえ」をクリックします。「はい」をクリックすると、「サマリー」ウィンドウが表示されます。

    アップグレードの詳細は、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください。 

    構成オプションの選択 

    次のいずれかを選択します。

    • データベースの作成: 「汎用目的」「トランザクション処理」「データ・ウェアハウス」のいずれかのデータベース・タイプを使用してデータベースを作成する場合、このオプションを選択します。「詳細」オプションを選択すると、データベース作成の構成オプションを詳細に設定するためにデータベース・コンフィギュレーション・アシスタントが起動されます。

     

     

    • 自動ストレージ管理(ASM)の構成: 自動ストレージ管理インスタンスのみを作成する場合、このオプションを選択します。ASMインスタンスを作成するには、ASM SYSパスワードを指定する必要があります。このパスワードを指定すると、Oracle Universal Installerを使用してASMディスク・グループを作成できます。このOracle Universal Installerセッションの完了後、Oracle Universal Installerを再実行して、ASMを使用する1つ以上のOracleデータベースをインストールおよび構成できます。

    • データベース・ソフトウェアのみインストール: データベース・ソフトウェアのみをインストールし、データベースの作成または自動ストレージ管理の構成を行わない場合、このオプションを選択します。

     

    ASM管理オプションの選択 

    「構成オプションの選択」ウィンドウから「自動ストレージ管理(ASM)の構成」を選択し、Oracle Enterprise Manager 10g Grid Controlがインストールされている場合、このウィンドウが表示されます。Grid Controlを使用して自動ストレージ管理を管理するかどうかによって、「はい」または「いいえ」を選択します。「はい」を選択した場合は、使用するEnterprise Managementエージェントのリストから選択します。  

    自動ストレージ管理の構成 

    「構成オプションの選択」ウィンドウから「自動ストレージ管理(ASM)の構成」を選択した場合に表示されます。ディスク・グループ名を入力します。ディスク・グループ・リストには、候補ディスクとメンバー・ディスクの両方が表示されます。「候補の表示」または「すべて表示」をクリックすると、表示をフィルタできます。次に、ディスク・グループの冗長性レベルとメンバー・ディスクを選択します。

    「冗長性レベル」については、次のいずれかを選択します。デフォルトは標準の冗長性です。

    • : ディスク・グループの内容は、デフォルトで3方向にミラー化されます。高い冗長性のディスク・グループを作成するには、少なくとも3つの障害グループ(3つのデバイスの最小値)を指定します。

     

     

    • 標準: デフォルトでは、ディスク・グループのデータ・ファイルは2方向にミラー化され、制御ファイルは3方向にミラー化されます。3方向にミラー化された、またはミラー化されていない特定のファイルを作成できます。標準の冗長性のディスク・グループを作成するには、2方向にミラー化するために少なくとも2つの障害グループ(2つのデバイスの最小値)を指定します。

    • 外部: ASMでは、ディスク・グループの内容はミラー化されません。このオプションを選択するのは、1)独自のデータ保護を提供するRAIDデバイスなどのデバイスがディスク・グループに含まれる場合、または2)適切なバックアップ計画がすでに機能しているなど、データベースがデータに連続してアクセスする必要がない場合です。

     

    データベース構成の選択 

    ニーズを満たすのに最適なデータベース構成(「汎用目的」、「トランザクション処理」、「データ・ウェアハウス」、「詳細」)を選択します。

    これらの事前に構成されたデータベース・タイプの詳細は、Oracle Universal Installerまたはデータベース・コンフィギュレーション・アシスタントが提供するオンライン・ヘルプを参照してください。

    「次へ」をクリックします。 

6 Oracle Database Companion CDからの製品のインストール

Oracle Database Companion CDには、Oracle Databaseのパフォーマンスを向上させたり、Oracle Databaseを補完する製品が含まれています。ほとんどのインストールについて、Companion CDからOracle Database 10g製品をインストールすることをお薦めします。

関連項目

  • 『Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium』

  • 『Oracle Database Companion CDクイック・インストレーション・ガイドfor Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium』

 

7 インストール後の作業

Oracle Databaseのこのリリースについて理解するために、次のタスクを実行することをお薦めします。

8 追加情報

この項では、次の内容について説明します。

製品のライセンス

このメディア・パックに含まれている製品は、トライアル・ライセンス契約に基づき、30日間、インストールおよび評価できます。 ただし、30日間の評価期間後もいずれかの製品の使用を継続する場合、プログラム・ライセンスをご購入いただく必要があります。

サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html
製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3
その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html


注意

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。  


9 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Program のWeb サイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。


Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド, 10gリリース2(10.2)for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium

部品番号: B50695-01

Oracle Database Quick Installation Guide, 10g Release 2 (10.2) for Microsoft Windows (64-Bit) on Intel Itanium

原本部品番号: B25888-01

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