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Oracle Service Bus サンプルについて

 


Oracle Service Bus サンプルとは

Oracle Service Bus サンプルでは、Oracle Service Bus プロキシ サービスを使用した実行時機能を設計環境で簡単に使ってみることができます。このサンプルは、Oracle Service Bus を使用してビジネス サービスとの通信を行う、ユーザ主導のコンフィグレーション済みのシナリオです。サンプルの内容は、クライアントとビジネス プロセス間の通信にプロキシ サービスを使用することによって利点が得られる一般的なビジネス シナリオに基づいています。サンプルを実行して Oracle Service Bus の実行時環境での動作を確認したり、サンプルを開発環境で構築してプロキシ サービスのコンフィグレーションの方法を詳しく知ることができます。サンプル シナリオと類似したソリューションを構築する場合は、Oracle Service Bus チュートリアルに示す手順に従ってください。

 


サンプルの説明

次のサンプルは Oracle Service Bus にバンドルされています。

 


Oracle Service Bus サンプルの使用

サンプルを実行するための前提条件

Oracle Service Bus はサンプル ドメインで実行する必要があります。

サンプルの実行

サンプルは Oracle Service Bus インストールの一部として自動的にインストールされます。インストール先は次のディレクトリです。

ALSB_HOME\samples\servicebus\examples

Windows システムに Oracle Service Bus をインストールすると、インストール プログラムによりショートカット ファイルが自動的に [スタート] メニューに作成されます。[スタート] メニューに登録されるオプションは、インストールしたコンポーネントに応じて異なります。

サンプルを実行するには
  1. 次のいずれかの方法でサンプル サーバを起動します。
    • Windows の [スタート] メニューから、次のように選択します。
    • [スタート|すべてのプログラム|Oracle WebLogic|Oracle Service Bus 10gR3|
      Examples|Start Examples Server
      ]

    • 次のように startWebLogic コマンドを実行します。
    • Windows の場合 :

      ALSB_HOME\samples\domains\servicebus\startWebLogic.cmd
      UNIX の場合 :

      ALSB_HOME/samples/domains/servicebus/startWebLogic.sh

      ALSB_HOME は、ホーム ディレクトリの名前を表します。

      これでサンプル サーバが起動し、ブラウザ ウィンドウが開いて、Oracle Service Bus のサンプルのページが表示されるので、そこからサンプルを実行できます。このページには、それぞれのサンプルの説明、すべてのサンプルをロードするための情報とリンク、3 つのサンプルそれぞれを実行するためのリンクがあります。Oracle Service Bus の詳細について説明するその他のリソースへのリンクもあります。

      注意 : サンプル サーバの実行中は、ブラウザのアドレス フィールドに次の URL を入力すると、サンプルの起動ページが表示されます。

      http://
      host:port/examplesWebApp/index.jsp

      host:portサンプル サーバを実行するホストおよびポートを表します。通常は、localhost:7021/examplesWebApp/index.jsp です。
  2. Oracle Service Bus のサンプル ページでは、[サンプルをロード] をクリックして、ドメインにサンプルのデータをロードします。以前にサンプルをロードしている場合は、[サンプルを再ロード] オプションが表示されます。ドメインを変更した場合のみ、[サンプルを再ロード] をクリックします。
  3. 注意 : Oracle Service Bus サンプルのページの手順 1 で説明されているように、ドメインで最初に使用するときのみ、サンプルをロードする必要があります。ドメインを変更した場合のみサンプルを再ロードする必要があります。
  4. 実行するサンプルの [サンプルを実行] をクリックします。ブラウザが開き、アプリケーションの使用とテストの方法が表示されます。

Oracle Service Bus Console の実行

Oracle Service Bus Console をサンプル ドメインで起動できます。

  1. 次のいずれかの方法で Oracle Service Bus Console を起動します。
    • Windows の [スタート] メニューから、次のように選択します。
    • [スタート|すべてのプログラム|Oracle WebLogic|Oracle Service Bus 10gR3|Service Bus Console]

    • ブラウザのアドレス フィールドに次の URL を入力します。

      http://
      host:port/sbconsole/

      host:port はサーバを実行するホストおよびポートを表します。通常は、localhost:7021/sbconsole/ です。
  2. サンプル ドメインのユーザ名とパスワード (weblogic/weblogic) を入力します。

サンプルの内容

Oracle Service Bus のサンプルは、エンタープライズ環境でのメッセージ ルーティングを Oracle Service Bus で管理する融資申し込み要求シナリオに基づいています。

サンプルでは、Oracle Service Bus のルーティング、トランスフォーメーション、検証の各機能を実行します。プロキシ サービスを使用してクライアントとビジネス サービスとの対話を管理し、融資申し込みから取得した情報に基づいてメッセージをルーティングする方法を学習できます。

サンプルを実行すると、プロキシ サービスを使用してクライアントとビジネス サービスとの通信を行うアプリケーションが起動します。サンプルを実行すると、プロンプトが表示されてパラメータ設定を変更できます。そのパラメータの変更に応じて Oracle Service Bus に定義されたプロキシ サービスの動作が変わります。変更可能なフィールドはサンプルページで強調表示されます。各ページにはサンプルを実行するための基本的な手順も示されます。

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Oracle Service Bus のサンプルおよびチュートリアル


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