この章のトピックは、次のとおりです。
Oracle Secure Enterprise Search(SES)は、複数のリポジトリ間にわたる統一された検索機能を提供します。
Oracle SESでは、クローラを使用してこれらのソースからデータを収集します。 クローラは、多数の組込みのソース・タイプと、新規タイプを追加するためのパブリッシュ済プラグイン(コネクタ)・アーキテクチャをサポートしています。 連携したソース(フェデレーテッド・ソース)・タイプを介して複数のOracle SESインスタンスでコンテンツを共有することもできます。
Oracle SESは、次のような多数の組込みソース・タイプをサポートしています。
Web: Webソースは、Webサイト上のコンテンツを表します。Webソースには、特定のWebサイトに対する保守クロール機能が備わっています。
電子メール: 電子メール・ソースでは、特定の電子メール・アドレスに送信された電子メールからコンテンツが導出されます。Oracle SESでは、電子メール・ソースのクロール時に、電子メール・アカウントに設定されている全フォルダ(草案、送信済アイテム、廃棄済電子メールなど)から電子メールが収集されます。
メーリング・リスト: メーリング・リスト・ソースでは、特定のメーリング・リストに送信された電子メールからコンテンツが導出されます。
OracleAS Portal: OracleAS Portalソースでは、Webページ、ディスク上のファイル、他のOracleAS Portalインスタンス上のページなど、複数のOracleAS Portalリポジトリにまたがって検索ができます。
Oracle Calendar: Oracle Calendarソースは、Oracle Calendarリポジトリ内のコンテンツを表します。 Oracle SESでは、Oracle Calendar内のコンテンツ(会議およびイベント)とメタデータをクロールでき、1つのOracle Calendarリポジトリ全体にわたるセキュアなフルテキスト検索を提供できます。 クロールするスレッドを複数指定できます。 削除されたアイテムは、増分クロール時に索引から削除されます。 タイトル、作成者、開始日または終了日(年、月、日)、イベント・タイプ、ステータスまたは場所に基づいて検索できます。
Oracle Content Database: Oracle Content Databaseソースは、Oracle Content Databaseリポジトリ内のコンテンツを表します。
Oracle Applications(Oracle E-Business Suite 11iおよびSiebel 8): Oracle E-Business Suite 11iソースまたはSiebel 8ソースを使用して、Oracle Applicationsを検索します。
フェデレーテッド: フェデレーテッド・ソースを使用すると、分散Oracle SESインスタンス間でセキュアなコンテンツを検索できます。
さらに、Oracle SES 10.1.8は、追加コーディングすることなく出荷状態のままで、他のどの企業向け検索エンジンよりも多くのアクセスを提供します。 次のものに含まれる情報を検索および検証できます。
Microsoft NTファイル・システム(NTFS)内のファイル
EMC Documentum Content ServerのDocBase
IMB Lotus Notesデータベース
FileNetコンテンツ・エンジンのオブジェクト・ストア
FileNet Image Servicesライブラリ
Open Text Livelink
Microsoft Exchange

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関連項目:
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Oracle Secure Enterprise Search(SES)クローラは、設定済のスケジュールに従ってアクティブ化されるJavaプロセスです。アクティブ化されたクローラは、各種ソースから情報をフェッチしてドキュメントを索引付けする、構成可能な数のプロセッサ・スレッドを起動します。この索引を使用してソースが検索されます。
クローラによりリンクがマップされ、関係が分析されます。 クローラはクロール中にHTML以外またはテキスト以外の埋込みドキュメントを検出すると、自動的にドキュメント・タイプを検出し、ドキュメントをフィルタして索引付けします。
Oracle Secure Enterprise Search管理ツールを使用して、Oracle SESコンポーネントを管理およびモニターします。次に例を示します。
ソースとクロール有効範囲の定義
検索アプリケーションの構成
クロールの進行状況と検索パフォーマンスのモニター
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関連項目:
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社内の情報は、複数のWebページ、データベース、メール・サーバーや他のコラボレーション・ソフトウェア、ドキュメント・リポジトリ、ファイル・サーバーおよびデスクトップに散在している場合があります。Oracle SESでは、すべてのデータが同じインタフェースを介して検索されます。 Oracle SESは完全にグローバル化されており、中国語、日本語、韓国語、アラビア語およびヘブライ語など、27の言語で動作します。
この項では、Oracle SESの機能について説明します。この項のトピックは、次のとおりです。
組織内の情報の大部分は、パブリックにアクセス可能です。誰でも情報を参照することが許可されます。したがって、その情報をクローラで検索して索引付けするのは比較的容易です。
ただし、保護されているソースも存在します。 保護されているソースは、特定のユーザーまたはユーザー・グループのみが参照できるようになっています。 たとえば、ユーザーが自分の電子メール・フォルダ内は検索できても、他のユーザーの電子メールは検索できないようになっているなどです。
保護されているソースの場合、Oracle SESクローラでは適切なアクセス制御リストを使用してドキュメントが索引付けされます。エンド・ユーザーが検索を実行すると、参照権限を付与されているドキュメントのみが戻されます。
Oracle SESには、固有のドキュメント・リポジトリと索引を持つ複数のOracle SESインスタンスを検索する機能が用意されています。 個別にクロール、索引付けおよび保守される異なったドキュメント・リポジトリを検索するための、統一されたフレームワークが提供されます。 フェレデーション・ブローカは、フェデレーション・エンドポイントをコールして、そのエンドポイントで管理されるソースについて、検索基準に一致するコンテンツを収集します。
フェデレーテッド検索では、すべてのOracle SESインスタンスにまたがって1つの問合せを実行できます。 検索結果は集計され、ユーザーには1つにまとめられた結果リストが表示されます。 問合せとともにユーザー資格証明が渡されるため、各フェデレーション・エンドポイントでは、ユーザーが、その固有のドキュメント・リポジトリに対して認証されます。
Oracle SES管理ツールのホーム - ソース・ページで、フェデレーテッド・ソースを作成します。
次のダイアグラムにOracle SESフェデレーション・アーキテクチャを示します。

Oracle SESには拡張可能なクローラ・プラグイン(コネクタ)・フレームワークが用意されており、独自のドキュメント・リポジトリをクロールして索引付けできます。
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関連項目:
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