リリース ノート

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はじめに

このドキュメントでは、Oracle WebLogic Integration (WLI) 10g Release 3 (10.3) に関する以下の情報を提供します。

 


Oracle WebLogic Integration の概要

WebLogic Integration (WLI) は、システム、データ、およびユーザを統合するための一貫性および拡張性のあるアプローチを提供する、Java ベースの統合ソリューションです。WLI では、エンタープライズ リソース プランニング (Enterprise Resource Planning : ERP)、カスタマ リレーションシップ マネジメント (Customer Relationship Management : CRM)、レガシー アプリケーション、ビジネス ユーザ、サプライ チェーン、トレーディング パートナなど、アプリケーションおよびエンタープライズ統合のさまざまな要素が結合されます。

Oracle WebLogic Integration 10g Release 3 (10.3) は、WLI. の最新バージョンです。このバージョンでは、WLI 10.2 の機能と利点を拡張し、絶えず変化するビジネス環境での統合の要求に対応する最新かつ効率的な方法をお客様に提供します。

Oracle WebLogic Integration 10g Release 3 (10.3) には、以下のような特徴があります。

詳細については、『Oracle WebLogic Integration の概要』を参照してください。

 


サポート対象のコンフィグレーション

詳細については、『アップグレード ガイド』を参照してください。

 


インストールと必要なパッチ

グラフィカル モード、コンソール モード、サイレント モードのいずれかでインストールできます。インストール プログラムでは、システムとコンフィグレーションに関する特定の情報の入力を求められます。詳細については、『インストール ガイド』を参照してください。

Oracle WebLogic Integration 10g Release 3 (10.3) をインストールすると、必要なパッチ (表 1-1 を参照) も自動的にインストールされます。これらの必要なパッチをアンインストールして再インストールする必要がある場合は、Smart Update ユーティリティとともに表 1-1 の情報を使用して、パッチの再インストールおよび適用を行ってください。Smart Update の使い方については、『パッチおよびメンテナンス パックのインストール』を参照してください。

表 1-1 10g Release 3 (10.3) の必要なパッチのリスト
パッチ
パスコード
2GLK
IILM29PJ
2LR5
JS484GZV
3L6X
UTWGCRT3
6V9X
LMX2IKAH
8PPJ
3VETHS8L
CRB1
KCEMHQND
D3YH
LSYU6SCD
D4TQ
X1YAPFFB
DU61
8FN3RHEP
ET7A
HEZ9M4L9
F1HX
J2K6ELDA
FCMI
TJBDD6RG
HW67
3ISW9IXH
LFMA
M4SKBRZV
LULD
86DUK61T
QJIZ
JU5N7P7U
R6VX
NTAYD7MD
R8FE
L1MRQ649
SWX2
DFK2LYU6
WB4R
BXWBVYN8
XT7H
MLI1PFWV

 


アプリケーションのアップグレード

WLI 8.1 (SP4、SP5、SP6)、WLI 8.5 (SP5、SP6)、WLI 9.2、および WLI 10.2 のアプリケーションは、アップグレード ツールを使用して Oracle WebLogic Integration 10g Release 3 (10.3) にアップグレードできます。詳細については、『アップグレード ガイド』を参照してください。

注意 : アップグレード プロセスには多数のファイルが関係するため、大量のメモリが必要になる場合があります。アップグレード プロセスを開始する前に、JVM 上で Oracle Workshop for WebLogic が使用できるメモリ量の最大値を、一時的に大きくしておいてください。推奨されるメモリの最大値は 1GB です。
注意 : メモリの最大値は、workshop.ini ファイルの -Xmx 値を設定することで変更できます。このファイルは、デフォルトでは BEA_HOME\workshop_10.3\ フォルダに格納されています。たとえば、メモリの最大値を -Xmx768m (デフォルト) から -Xmx1G (1 GB) に変更できます。
注意 : アプリケーションのアップグレードが完了したら、メモリの最大値を開発作業に適したレベルに戻してください。

 


入門チュートリアル

Oracle WebLogic Integration の実際の操作を体験するには、以下のチュートリアルを試してみることをお勧めします。

また、Workshop のチュートリアルもお試しください。


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