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Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06177-01
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1.27 RMU Librarianコマンド

バックアップしたOracle RdbデータベースをLibrarianユーティリティからリストしたり、削除できます。

形式



説明

RMU Librarianコマンドでは、バックアップしたOracle Rdbデータベースを、Oracle Media Managementインタフェースに準拠したLibrarianユーティリティからリストしたり、削除できます。

1つのコマンドで、リストと削除の両方の処理は行えません。


コマンド・パラメータ

backup-file-spec

以前にLibrarianユーティリティに格納したOracle Rdbデータベースのバックアップを指定します。Oracle RMU Backupコマンドで使用したのと同じバックアップ・ファイル名を使用します。何も指定しない場合、ファイル・タイプはデフォルトの.RBFとみなされます。バックアップ・ファイル名に指定したデバイス、ディレクトリまたはバージョン番号は無視されます。

Librarianユーティリティでワイルドカード文字がサポートされている場合、List修飾子を使用する際にバックアップ・ファイル名にワイルドカードを使用できます。ワイルドカード文字は、Remove修飾子には使用できません。


コマンド修飾子

List[=(Output=file-name),(options,...)]

Librarianユーティリティに格納されているOracle Rdbデータベースのバックアップを表示できます。Outputオプションを指定せずにList修飾子を使用した場合、デフォルト出力デバイスに出力されます。Outputオプションを使用した場合、指定したファイルに出力されます。指定したバックアップ名に対して生成されたLibrarian内のすべてのデータ・ストリームがリストされます。各データ・ストリームに対してリストされる情報は、次のとおりです。

Librarianユーティリティによっては、これらの項目がすべてリストされないものもあります。

List修飾子には、次のオプションを使用できます。

Remove[=[No]Confirm,(options...)]

特定のバックアップ・ファイルに対して生成されたLibrarianにあるすべてのデータ・ストリームを削除できます。このコマンドの使用には注意が必要です。このコマンドを使用する前に、データベースのより新しいバックアップがLibrarianに別の名前で存在することを確認する必要があります。Confirmオプションがデフォルトです。バックアップをLibrarianから削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。プロンプトが不要な場合は、Noconfirmオプションを使用します。確認プロンプトが表示されずに削除が行われます。

Remove修飾子には、次のオプションを使用できます。