G.2.2 Oracleサーバーの条件
Oracleサーバーの条件を使用するときは、次の点に注意してください。
- 表AとBを複数の結合条件で結合する場合は、その全条件でプラス(+)演算子を使用する必要があります。
- プラス演算子は、列にのみ適用でき、任意の式には適用できません。ただし、任意の式には、プラス演算子でマークされた列を含めることができます。
- プラス演算子を含む条件は、OR論理演算子を使用する別の条件とは結合できません。
- 条件では、IN比較演算子を使用して、プラス演算子でマークされた列と別の式を比較することはできません。
- 条件では、プラス演算子でマークされた列と副問合せは比較できません。
- WHERE句に表Bの列と定数を比較する条件が含まれている場合は、プラス演算子をその列に適用し、この列に対してNULLが生成された行が表Aから返されるようにする必要があります。
- 3つ以上の表の外部結合を実行する問合せでは、1つの表は、他の1つの表のみに対してNULLが生成される表として指定できます。このため、表AとBの結合条件と、表BとCの結合条件において、表Bの列にプラス演算子を適用することはできません。